新登場人物紹介回です。
それと、久し振りにアンケート。
「…皆さん、初めまして。
私は先日、諸事情で急遽この学園を去った漆原才治氏に代わり、本日より学園理事長を務める事になりました、浅野學峯と申します。」
壇上で新しい学園理事長を名乗る30半ばの男に、生徒達は どよめき立つ。
この浅野の横で整列している10数名が、先週から姿を消した教諭の代行なのは察する事が出来たが、まさか学園のトップまでが、その様になっていたのは初耳だった。
「(ボソ…)カルマ、あの人 知ってる?」
「(ボソ…)い~や、
そんな浅野を見て、サトルとカルマが小声で話す。
学園内の悪魔関係者を【日本神話】が次々と始末した後、表から裏から手を回し、その補充要員を宛がうのは聞いていた。
この
≫≫≫
「…そして此方の方々は、もう皆さんも気付いていると思いますが、やはり諸事情で学園を去る事になりました先生方に代わり、本日より皆さんの教鞭を取る…」
そして浅野新理事長は一通り、今後の学園に対する自身の方針等を語ると、次は自分の傍らに立っている、新しい教諭達を紹介していく。
「先ずは、木暮先生に代わり、1年E組の担任となる…
▼▼▼
全校集会が終わり、1-Eの教室では、白髪白髭の男に生徒達が注目していた。
一見 見た目は定年間近な老人だが、背広の上からでもハッキリと分かるガッシリした身体、そして猛禽類を思わせる鋭い目差しの長身の男だ。
「え~、皆さん、改めて初めまして。
先程も理事長先生に紹介されましたが、今日より皆さんのクラスの担任をさせて戴く、千葉滋です。
よろしく お願いします。」
「「「………………。」」」
低い声、丁寧な口調で話す千葉に、サトル、白音、カルマは何とも言えない表情を浮かべる。
浅野理事長と違い、此方の新しい担任教諭は知っている人物だった。
千葉滋。
現役『NIN=JA』の中では古参の部類に入る男である。
「千葉さんが纏め役として
「…アマテラス様、絶対に知ってて わざと黙ってました。」
「てゆーか、担任てのが絶対、あのヒトの仕込みだよね~?♪」
≫≫≫
キーン コーン…
「よーし、
白音、行こーか。」
「待てぃっ!」
グィッ!
「くびぃっ?!」
そして この日、4時限目が終わり、何時もの如く白音と共に昼食にと、 そして食後の大運動会へと 校舎屋上に繰り出そうとした時、そのサトルの襟首を後ろから引っ張り止める男が。
「な…何しやがる麝彦!」
「いや、朝に言ったろ?
昼休みに先輩が お前等を訪ねてくるから、今日は教室に居ろって。」
「「あ…」」
「忘れてたのかよ…」
林麝彦。
サトルのクラスメートであり、風紀委員である。
「ふっ、ふふふ…風紀委員が一体、何の用なのでしょうか?
も、もしかして、毎日 屋上で えっちしてたのがバレたとかかか??!」
「だ、大丈夫だ!
何時も結界は張っていたし、もし本当に そうだとしたら風紀委が出張るで無く、直接 生徒指導室に呼び出し食らって、散々とOHANASHIされた挙げ句、
≫≫≫
「ねーねー神代ぉ、風紀委員が直々に来るって、アンタ何やったの?」
「ななな…何も してねーしぃ??!」
「…何故に
動揺しまくりなサトルがクラスメート数人と食事しながら話していた時、
ガラ…
「失礼しますよ…」
「「「「「「「「き…きゃぁあぁぁああ~っ!!(/▽\)♪」」」」」」」」
「「「「「「「「うぉおおぉぉぉぉ~っ!!」」」」」」」」
教室の扉が開く。
そして入ってきた4人の男女を見て、クラス内からは男女問わずの大歓声が。
3年の風紀委員会委員長、伊河昂司。
同じく3年、副委員長の水鏡飃。
2年の鶴嘴秀之に鈴鹿晶。
オカルト研究部には一歩退くが、それでも学園にて高い
「はい!それで話ってのは何なのでしょうか、鈴鹿先輩!
…って、おら雪村、さっさと退きやがれ!
さささ、先輩、どうぞ此方の席に♡」
「神代ぉ~っ!?」
これはサトルも例外で無く、先程までの挙動不審は何処へやら、ミーハー全開で隣の席の女子を押し退け、訪ねてきた風紀委員で紅一点の美少女に着席を促す。
「テッメー神代!巫山戯てんなよ!」
「鈴鹿先輩から離れろ!」
「お前には東篠がいるだろーが!」
ブーブーブーブーブーブー!!
「るせー! それと これとは別問題だ!」
これにクラス男子の殆どと1部女子が、サトルに向けて大ブーイング。
しかしサトルには効果が無かった。
「そろそろ…話 始めて、良いかい?」
そんなカオスになりつつある空間を鎮めるべく、口を開いたのは風紀委員長の伊河だった。
「…林から聞いて知っていると思うが、支取達が いきなり学園を辞めた後、生徒会の仕事は今は
「はい。」
「ジャッ君も『忙し過ぎる!(怒&涙)』って、ブーたれてましたから。」
「でも、もう直ぐ それも終わりですよね?
今は新しく会長に立候補した人達が、選挙活動してるじゃないですか?」
そうなのだ。
支取蒼奈ことソーナ・シトリーと その下僕達が【日本神話】に亡命する形で学園を去った事で、生徒会執行部は完全に不在に。
現在は学園からの要請で、風紀委員会が その業務を代行している形なのだ。
この週末に新しい生徒会長を決める選挙が行われるのは決まっており、今は それに立候補した生徒達による
「…でもな、今の立候補した奴等、誰が当選しても 余計に俺達の仕事が増えそうな気がしてな。」
「そうですか?
…確かに
しかし風紀委員会からしたら、その立候補者達は全てが曲者らしく、余り歓迎していない様だった。
「…で、先輩?
結局それと俺達と、何の関係が?」
「率直に言おう。
俺達 風紀委員会が推薦するので神代君と東條さん。
君達も生徒会選挙に、立候補してみないk
「ごめんなさい。」
「丁重に お断りします。m(_ _)m 」
「早っ!?」
この伊灘の申し出をサトル達は即答。
「唐突過ぎますよ…ってか、何で俺達なんですか?」
屋上での不純異性行為がバレた訳では無いと知り、落ち着きを取り戻りしたサトルが、風紀委員長に質問する。
「
その時に生徒会の話をしたら、アイツが神代君と東條さんを推薦してきたんだ。」
「はぁあっ???!」
「にゃぁあっ??!」
≫≫≫
「麝ぁっ彦お~っ!
テっメー!この話、知ってて黙っていたな!?」
「そうですよジャッ君。最初から知っていたら、私達は逃げてました。
生徒会とか、そーゆー面倒なのは勘弁して欲しいです。」
結局サトルと白音は、風紀委員からの話を断る事に。
そして伊河達が教室を去った後、クラスメートの風紀委員に詰め寄るサトルと白音。
「だから黙ってたんだよ。
てゆーか、俺は お前等が支取先輩から推薦受ける程、付き合いが有るってのに驚いたよ。」
「ま、まぁ、それは…」
「色々と、有るんです…」
「???」
【日本神話】所属者と悪魔としては兎も角、駒王の生徒としては4月の兵藤への暴行事件で、少しだけ接点が有るだけ。
真実を言う訳には往かない2人は、明後日の方向に視線を反らし、言葉を濁すのだった。
≫≫≫
「全く…これはアレですよ。
サト君が例のスレでソーナさんを失礼極まり無いハンネで固定したから、その仕返しの意味の嫌がらせですね。」
「…だったら お前はアレか。
そのスレで生徒会長さん…今は もう違うか。
あの人を『無乳』呼ばわりしたからだな。
流石にアレは、酷いと思うぞ?」
「あ、アレは別に、そーゆー意味じゃないんです!本当です!」
その後、残り時間僅かとなった昼休み、
そんな2人に掲示板に張られている、生徒会立候補者3人のポスターが目に止まった。
「「…………………。」」
1人はサトル達と同じ1年生で、その1年とは思えない文武両道な能力と行動力、そして生来よりのカリスマで、1年生でありながら、全学年の生徒から、高い支持を得ていた。
1人は2年生で、前年度、つまりソーナの前の代の生徒会長の妹。
その姉は当時 男女共学となったばかりの学園にて男子生徒に余り良い感情を持っておらず、学園内での男子の完全監視体制を謳っていた。
この妹も その考えを引き継いでおり、それを全面にアピールしている形だ。
当然、これは男子からの支持は皆無で、女子からの評判も芳しいとは言えず。
1人は同じく2年で、やはり文武両道にして優れた行動力の持ち主。
そして天性の陽性なキャラクターとカリスマで、やはり男女を問わず高い支持を得ている。
【『学園生活は退屈か?ならば この私が劇的に してやろう!』:黒神めだか】
【『さあ、一緒に
【『わたしにします? わたしにします? それとも、わ・た・し?♡』:更識楯無】
「「…………………………。」」
その それぞれの謳い文句が記された顔写真付きポスターを見て、微妙な顔を浮かべる2人。
「実は俺、黒神と更識先輩から、当選した後の生徒会に誘われてたんだよな~。
…両方共、断ったけど。」
「…奇遇ですね。
実は私も、更識先輩から誘われていました。」
やはり その行為の是非は別として、女の敵である
▼▼▼
その日の夜。
学園旧校舎の1室に灯りが点る。
「この旧校舎は、私が浅野理事長から管理・責任の全てを任されました。
常時 人払いの結界を張っておりますから、一般人は立ち入る事は有りません。
今までは悪魔が拠点としていましたが、今後は学園内での【
「…てゆーか、サトル君が破壊した後に建て直したんだから、
「まぁ、古っぽさも再現してるし?
「…だとしても
其処で会話しているのはサトル、白音、カルマ、そして千葉。
ヴォ…
そんな中、この教室に複数の転移魔方陣が浮かび上がる。
「な…何なのだ?
この、何とも悪趣味と言うか、マニアックな部屋は?」
そして一番最初に現れた少女が開口一番、どん引きな顔で、この一室の感想を述べた。
「やっぱりラウラも、そう思うよね~?♪」
この眼帯で左眼を隠している、長い銀髪の少女にカルマが同意と話し掛ける。
「うわぁ~…」
「にゃ~…」
「……………………………。」
その後も転移で姿を見せた面々も、その部屋に対してはリアクションに困っている様子だ。
「やぁ、皆 揃ってr…って、何だか凄いなぁ、この部屋!?」
そして最後に、アマテラスも登場。
【日本神話】の主神も、この
「これは浅野君に頼んで、普通な教室にリフォームして貰おう。」
≫≫≫
「…それじゃ、僕からの説明は、こんな感じかな?」
「「「「「「「「………。」」」」」」」」
アマテラスの言葉に、彼女が選抜した、リアス・グレモリーに代わり、【日本神話】として駒王町の警護の任務に就いた者達が無言で頷く。
千葉をリーダーとして、サトル、白音、黒歌、カルマ。
才橋雀も その中に居る。
「ラウラちゃんは、学園の生徒には ならなかったのですね。」
「私は既に、博士号を修得しているからな。
今更 学生をする必要は無い。」
そしてドイツ人ながら『NIN=JA』の一員である少女、ラウラ・ボーデヴィッヒ。
年齢はサトル達と同じだが、彼女は もう学歴は必要無いからと、学園入りは していなかった。
「……………………。」
「無口ですね?」
「…多祥なりコミュ症の自覚は、有る。」
更には堕天使組織"
さしあたり この8人が今後、駒王町の管理を執り仕切っていくメンバーだ。
≫≫≫
「…でも、千葉さ…千葉先生が、教師として学園に入る必要って、有ったのですか?」
「いえ、色々と入り用が有るのですよ。
これなら『NIN=JA』とは別口で、学園からも給与が支払われますから。」
白音の素朴な?疑問に、千葉は やや俗な応え。
「まぁ、千葉君は仕方無いよね?
本当に入り用だから。」
これにフォローを入れるのはアマテラス。
「千葉君、今度 結婚するからね~。
色々とお金は必要なんだよ。
因みに お嫁さんは何と20歳前!
親娘処か お祖父ちゃんと孫娘な程の歳の差だぜ!
しかも金髪の外国人美少女!
そんな娘に毎晩、何処かの魔王みたいにメイドさんプレイを強要してるんだぜ♪」
…それはフォローと言えるかは、少し疑問だった。
「「「「「「「……………。」」」」」」」
ガサゴソ…
「すいません皆さん…
そのスマホを、仕舞っては くれませんか?」
①
浅野學峯…浅野學峯(暗殺教室)
千葉滋…セバス・チャン(オーバーロード)
ラウラ・ボーデヴィッヒ…ラウラちゃん(IS)
黒神めだか…めだかちゃん(めだかボックス)
栗原千代…千代ちゃん(監獄学園)
更識楯無…楯無ちゃん(IS)
…のイメージで。
因みにラウラたん、初登場は80話だったりします。
②すいません…
『魔王熟女達どうなった?』…は、次話以降で。
③もしもし、ポリスメン?www
感想、それと前書きでも触れましたが、アンケートよろしくです。
さて、駒王学園の新しい生徒会長は誰に しましょう?
-
めだかちゃん
-
千代ちゃん
-
盾無ちゃん