魔法少女まどか☆マギカ〜まだ誰も知らない物語〜 作:サウザンド・J
・2次創作
・まどマギレベルのグロ表現
・勝手な解釈
・おそらく間違えてる口癖
・リア充さやかちゃん
等が含まれております。
わけがわからないよという方はブラウザバック推奨です。
第1話「ぜんぶわすれて」
わたし、鹿目まどか。普通の中学3年生。
もうすぐ夏が始まるから、受験勉強も本格的になったの。
わたし、昔から得意な学科とか、人に自慢できる才能とか、何もないけど、憧れのマミさんと同じ高校に通いたいから頑張ってるみるんだ。
今は勉強で大変だけど、わたし、とっても幸せなの。こんな時間がいつまでも続けばいいのになって。
[通学路]
ま「行ってきまーす!」
いつも通り、父の鹿目知久が作る朝食を食べ登校した。彼女によると、父の朝食は世界一なのだそうだ。
??「まどかさん、おはようございます。」
ま「あっ、仁美ちゃんおっはよー!」
この少女は、まどかの親友の志筑仁美。今日もいつものように一緒に登校というわけだ。
ま「勉強の方はどう?」
仁「一応やってますわ。」
ま「あー、それ充実してる人が言う台詞だー。」
仁「ふふ。」
そんな毎日が宝物である実感は、この時は薄かった。
ま「あ、あれって。」
仁「上条君と美樹さんですわね。」
この世界のまどかと仁美は、さやかと深い関係はない。故に、仁美はさやかのことをさやかさんではなく美樹さんと呼んでいる。
ま「羨ましいなぁ。わたしも誰かと付き合ってみたいなぁ。」
仁「そうも言ってられませんわ。私たちは受験勉強があるんですもの。」
ま「そうだけどさー。」
さ「恭介、勉強はどうなの?」
恭「うーん、ヴァイオリンでちょっと忙しいから。」
さ「だーめ!ヴァイオリンばっかりしてないでちゃんと勉強する!」
恭「僕のヴァイオリンを認めてくれる高校に行くから大丈夫だよ。」
さ「勉強もしないとだめよ。教養がないと恥ずかしいからね。」
恭「さやかは僕を苛めてるのかい?」
さ「はぁ?あんたのためを思って言ってんでしょ!」
恭「うう、ごめん。」
さ「全く、あたしが付き合ってなかったらどうなってたのかしら。」
立場はまるで逆のようだ。
ま「…あれ?仁美ちゃん?」
仁「あ、なんでもないですわ。」
ま「…。」
まどかは思い出した。仁美もまた、上条 恭介に思いを寄せていたということを。
そんなことを考えていると、まどかは誰かとぶつかった。
ま「あ、ごめんなさい。」
???「また貴方ね。」
しかめっ面を浮かべるこの少女は暁美ほむら。まどかや仁美の同級生で同じクラスだが、まどかとはとても仲が悪い。
ほむ「私から半径1m以内に近づかないでくれるかしら。」
仁「そんな言い方はあんまりですわ。」
ま「いいんだよ仁美ちゃん。」
「暁美さん、次からそうするよ。」
ほむ「いい心がけね。そうしてちょうだい。」
ほむらの呼び方もほむらちゃんではない。
ま「でも暁美さん、わたし、いつも思うんだけど、なんで、辛そうなの?」
ほむ「何を言ってるの?」
ほむらがまどかに暴言を放つ時、無意識のうちに悲しそうな顔を浮かべていたのだ。
ほむ「ふん。」
ほむらは先に行ってしまった。
ま「行こっか。」
仁「そうですわね。」
こうして学校生活が始まった。
•••
[???]
ま「…あれ?」
気がつくと、見滝原の街は大災害にあったかのように壊滅していた。
ま「何これ。こんなの絶対おかしいよ。」
しかし、街が壊滅した理由は大災害などではないことがわかった。
何故なら、すぐそこにあるボロボロなビルの角から、全長が10mもある四足歩行の恐ろしい怪物が現れたからだ。
まどかには、わけがわからなかった。全てが突然起きたから無理もない。
距離はあるが、怪物がこちらに近づいてくる。
ま「や、やだよ…。来ないでよ。」
ビッ!!
その時、反対の角から光が飛び散った。
どうやらその光は攻撃を意味しているらしく、怪物はダメージを受けた。
まどかがそこへ目を向けると、一人の少女が弓を構えて怪物に近づいているではないか!
それだけではない。辺りを見回すと、マスケット銃を持った少女、剣を持った少女、槍を持った少女、盾を左腕に付けた少女、そして手にメリケンサックを付けた少女が怪物を囲んでいたのだ。
彼女らは、まどかが小さい頃絵本で読んだ魔法少女に似ている。
ま「あれって、もしかして…。」
驚くのも無理はない。弓を持った少女は、鏡で見た自分の姿に酷似していたからだ。
ま「わけわかんないよ…。え?」
盾の少女がこちらに目を向けた。なんと言っているかは聞き取れないが、口が動いている。
ま「ぜ ん ぶ わ す れ て?」
•••
[保健室]
ま「…ここは?」
仁「気がつきましたか?」
ま「? 仁美ちゃん?」
目を開けると、保健室のベッドで寝ていた。
さ「鹿目さんごめん!」
ま「へ?」
事情を聞いてみると、体育の授業で行ったバレーボールでさやかのスパイクが顔面に直撃し、気を失っていたらしい。
ま「いいよ、わたし、運動苦手だし。」
さ「ほんとにごめん!」
まどかは特に気にしなかった。大した怪我ではなかったし、あの夢が気になって仕方なかったからだ。
•••
[教室]
1日の授業が終わった。
ま「はぁ、疲れたよ。」
仁「お疲れ様です。」
ま「一緒に帰ろうよ。」
仁「ごめんなさい、これから塾がありますの。」
ま「そうなんだ。じゃあね。」
まどかは一人で帰ることにした。
さ「鹿目さん。」
ま「ん?なに?」
さやかに声をかけられた。
さ「明日日直だから忘れないでね。」
ま「わかった。ありがとう。」
ここでのまどかとさやかの関係はこの程度のものだ。
さ「…。」
恭「どうしたんだ?」
さ「なんか妙なんだよね〜。鹿目さんと話してると懐かしいっていうか…。」
恭「気のせいじゃないかな。」
さ「それもそうね。」
•••
[帰路]
ま「うーん気になるなぁ。」
夕暮れが街を照らす中、夢のことでずっとモヤモヤしていた。
ま「お母さんに聞いてみようかな。」
その時だった!
滴が水面に落ちたような音が響き、見える世界が一瞬歪んだ。
ま「え?なんで、空が明るいの?」
夕暮れだった筈が、昼の空になっていた。
変わったのは空だけではない。下校途中の他の生徒も一瞬にして姿を消したのだ。
ま「誰か!仁美ちゃん!」
返事は返ってこなかった。反応したのは、
ゴゴゴッ!!
ま「きゃっ!」
地中からコンクリートを破って現れた怪物であった。
ま「夢で出てきた怪物…!本当だったの?」
怪物が舌舐めずりをして見下ろす。しかし、腰が抜けてしまって逃げることができない!
ま「誰か、助けて…。」
食べられる、そう覚悟し目を瞑った。
が、食べられる感覚はなく、代わりに宙を舞う感覚があった。
ま「助かったの?」
??「危ないところだったぞ。」
目の前には、まどかを覗き込む黄緑色の髪の毛をした少女がいた。
?「お前、なんで避難してないんだ?」
ま「避難?」
?「しかも鹿目まどかのコスプレまでしてるとは。」
まどかは、返答するのをやめた。
?「ちょっと待ってろ。あいつはあたしが倒す。」
ま「えっ、待ってよ、怖いよ。」
答えず、怪物の目の前へ跳んだ。
?「メタルドンか。連中の情報は正しかったようだな。」
この怪物の名前らしい。
?「こいつは鈍(のろ)いから楽勝だな。」
「覚悟しろ!」
大口を開けたメタルドンにゆっくりと歩み寄り、
?「オラァっ!」
メ「ギィィィィッ!」
閉じようとした僅かな隙を突き、メリケンサックを付けた右の拳でアッパーをかました!
?「まだまだ!」
飛び上がって背中に乗り、両の拳でラッシュした!
?「だだだだっ!」
メタルドンの血が飛び散る。それが仇となった。
?「いっ!」
血が目に入り、目を開けられなくなってしまった。
メ「ギィッ!」
?「ぐっ!」
黄緑の少女は振り落とされ、メタルドンはその上にのしかかった!
ま「あっ!」
?「くそっ!」
両手は潰されないためにメタルドンを抑えているため、目も拭けない。
今気づいたのだが、メタルドンは全身が硬いためメリケンサックでは圧倒的に不利だった。
ま「どうしよう、このままじゃ、わたしを助けてくれたあの子が死んじゃう!…はっ!」
あの夢を思い出した。弓を持った少女は、この怪物の顎の横に矢を放っていたということを。
まどかは走り出し、黄緑の少女に力の限り叫んだ。
ま「顎の横を狙ってっ!」
?「はぁ?」
ま「早くっ!」
?「わかった!オラっ!」
やることが決まったおかげで、力も入りメタルドンを退けた。
そして、ハンカチで目を拭いた。
ま「危ないっ!」
目を拭き終わった直後、メタルドンが口を開け黄緑の少女を丸呑みしようとした!
?「だからお前は鈍いって、言ってんだろ!」
ドゴッ!!
ひらりと身を躱し、まどかの指示通り顎の横に右ストレートをかました!
様子から察するに、かなりのダメージを与えたようだ。
?「よし、トドメだ!」
途端にメリケンサックが光った。黄緑の少女は高く飛び上がり、メタルドンの後頭部目掛けて急降下し、
?;「メリケン・ハンマー」
?「はぁぁぁっ!」
右の拳がメタルドンを貫いた!
メ「ギィィィ…」
メタルドンはパァッ!と、光となって消えた。
ま「やったぁ!」
?「終わったな。」
光となって消えたメタルドンから、カプセルのようなものが現れた。
?「よし、これを持って報告だな。」
「あんた、助かったぞ。」
ま「こっちこそ、助けてくれてありがとう。」
「あの、貴女は何者なの?」
武「あたしか?あたしは武呂マリア、魔法少女だ!」
第2話へ、続く!!
というわけで、第1話でした!
キャラ名;「」の「」は技の名前を表してます。
当小説のほむほむはクーほむです。
武呂という苗字は実在します。
魔女文字の変換機能が欲しいです。
ここまでのご愛読、有難う御座いました!!