魔法少女まどか☆マギカ〜まだ誰も知らない物語〜   作:サウザンド・J

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この小説は、魔法少女まどか☆マギカの2次創作です。

・2次創作
・魔法少女データあり
・勝手な解釈
・シリアス重視
・オリジナル必殺技
等が含まれております。

オセェ、超オセェ!!と思った方々、申し訳ありませんでした。


第10話「もう一度、魔法少女に…!」

●怪魔データ●

 

⚪︎乱射兵器の怪魔 ガトリンガ

 

・その性質は殲滅

 

・幾度となく生物兵器の実験が行われ、その末に誕生した怪魔。

 

・身体の至る所に銃口が生えており、視界以外は感覚で撃ちまくっている。しかし、口径は対人サイズ以外にも様々であり、もし同じサイズの敵を相手にしても苦はないだろう。

 

・この怪魔に遠距離攻撃はあまり効かない。自分の弾でかき消してしまうからだ。

 

・戦績は輝かしく、累計で100人の魔法少女を倒した。

 

・この怪魔を倒したければ、これを超える殲滅力を持って闘うしかないだろう。尤(もっと)も、その力を持っていればの話である。

 

〜まだ誰も知らない物語〜 第10話

 

 

 

 

[見滝原中央区画]

 

アプリコットに攻撃できないまどかの闘いは、泥沼化していた。

 

まどかの攻撃はどちらに向けようが外すことになり、対する誠もまどかにダメージを与えられない。アプリコットの攻撃も、全て避けられている。

 

 

ま「仁美ちゃん!目を覚まして!」

 

忠「無駄ですって。」

 

忠;「マジックロープ」

 

忠「ハァッ!」

 

ドゴッ!!シュルルッ!!

 

 

両手を地面に叩きつけると、地面の至るところから太い紐が飛び出してきた!

 

 

ま「きゃっ!」

 

ギュッ!!

 

 

複数の紐を払いきれず、四肢に巻き付かれ、宙に吊るされた。

 

 

忠「今です!」

 

ア;「デモンズアロー」

 

ア「ア゛ア゛ア゛ッ!」

 

ビビッ!!

 

 

まどか目掛けて矢が放たれたが、

 

 

ま「う…、えぇいっ!」

 

ブチィッ!!

 

 

魔力を全身から解放し、紐を焼き切り躱した。

 

 

忠「! 何という魔力…!」

 

ま「はぁ…はぁ…。」

 

忠「だけど、もう長くはないようですね。」

 

ま「まだだよ。見滝原は、わたしが救うから!」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

戦場にいち早く駆けつけたのは、

 

 

ほむ「…。」

 

 

ほむらだった。

 

 

ほむ「あれは、間違いなくまどか。…まどか?」

 

 

今になって、自分が彼女を鹿目まどかではなくまどかと呼んでいることに気づいた。

 

 

ほむ「うっ!うう!!」

 

 

頭痛が走った。

 

周りに人は居ないため、心配する者は無い。そのせいで、ほむらは飛んでくる瓦礫に気づけなかった!

 

 

ドゴッ!!

 

ほむ「!」

 

 

瓦礫が当たる直前、まどかがほむらの前に立ち、瓦礫を破壊した。

 

 

ま「もう大丈夫だよ、ほむらちゃん。」

 

ほむ「なんで私なんかを助けるの?今まで酷いことばかり言ってきたのに。」

 

ま「だってほむらちゃんは、わたしの、最高の友達だもん。」

 

ほむ「!!」

 

 

ニッコリ笑い、再び怪魔に向かって跳んでいった。

 

 

ほむ「ゔゔゔゔゔっ!!」

 

パキッ!!

 

 

最高の友達、その言葉が頭に入り、今まで以上の頭痛が走った途端、ほむらの何かが壊れた。

 

そして、その亀裂に入り込んでくるかのように、失くした記憶が一度に押し寄せた。

 

 

右も左もわからなかった自分を助けてくれたのは、まどかであったこと。

 

まどかを救う自分になるために魔法少女になったこと。

 

まどかのためだけに強くなろうとした毎日を送っていたこと。

 

たった一人でも闘い続けたこと。

 

悪魔に身を堕とし、女神を引き裂いたこと。

 

 

マミは頼れる先輩だったということ。

 

時には杏子とよく話していたということ。

 

ある世界では、まどか、マミ、さやか、杏子の5人で魔女と闘ったこと。

 

どの世界でも、まどかに愛されていたということ。

 

そして、どの世界でも、まどかだけでも救われてほしいと願っていたということ。

 

 

それらの閉ざされた一つ一つの記憶が、流れ星のように頭に流れ込んだ!

 

 

 

ほむ「あ…。」

 

 

自分でも気づかなかったが、滝のように涙が溢れていた。

 

 

ほむ「なんで、私…。」

 

 

既に涙は大量に流したのだが、また泣きたくなった。

 

しかし、それをぐっと堪え、

 

 

ほむ「待っていてまどか。今、私も向かうわ…!」

 

 

闘う覚悟を決めた!

 

途端、すーっと全身が光り、胸からソウルジェムが現れた。今までにない輝きだ。これなら、闘える!

 

 

ほむ「もう一度、魔法少女に…!」

 

 

宙に浮くソウルジェムを勢いよく掴み、

 

 

ほむ「っ!!」

 

カァッ!!

 

 

変身した!!

 

当人は悪魔化を少し懸念したが、姿は魔法少女だった。

 

違うところと言えば、盾を付けているのに矢を出すこともできるということ。そして、自分から滲み出ているオーラは、まどかが究極の魔法少女になった時のものになっているというところである。色は紫である。

 

 

忠「なんですか、今の光は…!」

 

ア「ヴ?」

 

ま「? なに?」

 

忠「あれは…。」

 

 

誠が視認できた時には、とうに攻撃の構えができていた。

 

 

ほむ;「AT-4ロケットランチャー HOMURA」

 

バシュゥゥッ!!

 

忠「ナニっ!」

 

ア「ウ゛ウ゛!」

 

ドカーンッ!!

 

 

アプリコットが誠を庇った。

 

 

忠「まさか、暁美ほむらが」

 

ドガッ!!

 

忠「がっ!」

 

 

喋っている途中で、ほむらが誠の頬に重い蹴りを入れた!蹴り飛ばされた誠はビルに叩きつけられた。

 

 

ま「ほ、ほむらちゃん!?」

 

ほむ「待たせたわね、まどか。」

 

ま「で、でも、どうやって?」

 

ほむ「その話は後。まだ闘える?」

 

ま「な、なんとか。」

 

ほむ「流石まどかね。」

 

ア「ウ゛ウ゛ウ゛」

 

ほむ「この化け物は私が相手をするわ。あの魔法少女をお願い。」

 

ま「待ってほむらちゃん。その怪魔は仁美ちゃんなんだよ。」

 

ほむ「…わかっているわ。だからこそ、私が倒す。」

 

忠「おのれ、暁美ほむらァ!」

 

 

遂に、ほむらは本当の自分を思い出し、魔法少女に復活した。

 

仁美が変身している怪魔アプリコットを倒すことができるだろうか?

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

杏「やっと着いたな。」

 

巴「ええ。」

 

 

2人も到着した。

 

 

巴「1人増えてるわね。」

 

杏「あの紫のオーラの魔法少女が誰かわかるか?」

 

巴「ええ、暁美さんね。」

 

杏「やっぱりほむらか。」

 

巴「どうしてわかったの?あの子とは違う中学のはずよ。」

 

杏「何となくだよ。マミだってそうだろ?」

 

巴「まあね。あまり会ったことないけど、何故かはっきりわかるの。」

 

杏「笑っちまうよな。あんな化け物とまともにやりあえるなんて。」

 

「もっと可笑しいのがさ、アタシ達もそうだった気がするってこと。」

 

巴「間違いじゃないかもしれないわよ。」

 

「でも、今は見守っていましょうか。」

 

杏「ああ。」

 

 

少し離れた場所で見物することにした。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

ほむ;「超強化時限爆弾」

 

 

高く跳び、アプリコットの頭上に投げ込んだ。

 

 

ア「ア゛!」

 

ドカーンッ!!

 

ほむ「これでは倒せないわね。」

 

 

効いてはいるが、倒すまでには程遠かった。

 

 

ほむ「本気でやるしかない…!」

 

ほむ;「RPG-7 HOMURA」

 

バシュゥゥッ!!

 

ア「ウ゛!」

 

ア;「デモンズアロー」

 

ビビッ!!ドカーンッ!!

 

 

相殺された。

 

しかし、このたった一瞬がほむらには十分すぎた。

 

 

ほむ;「トマホーク HOMURA×18」

 

ドゴォッ!!ドゴォッ!!ドゴォッ!!

 

 

巨体故に全て命中した!

 

アプリコットは大きく吹っ飛び、仰向けに倒れた。

 

 

ア「ア゛、ア゛ア゛…」

 

ほむ「…。」

 

 

アプリコットの上を跳んだ、いや、飛んだ。

 

 

ほむ「貴女は、私が葬る。」

 

ほむ;「デビル・バースト」

 

 

浮いたまま左腕で光の弓を作り、右手で引いた!

 

 

ビリィィィッ!!

 

ア「ア゛ア゛ア゛ア゛! !」

 

ドッカーンッ!!

 

 

アプリコットは大破した。

 

 

ほむ「…ごめんなさい、志築さん。」

 

 

少しの時間だったが、共に尾行をした仲である仁美を倒すのは複雑だった。しかし、まどかにやらせるのはもっと辛かった。

 

 

ほむ「浮いてるわね。気づかなかったわ。」

 

 

今なお宙を舞っていた。

 

 

一方。

 

 

ま;「スターライトアロー」

 

ザクッ!!

 

忠「ガハっ!」

 

ゴッ!

 

 

体力が減っているとは言え、まどかの勝利は揺るがなかった。

 

誠は撃ち落とされ地面に激突した。

 

 

ほむ「まどか、怪我はない?」

 

ま「大丈夫だよ、ほむらちゃん。ほむらちゃんも勝ったんだね。その、ごめんね…。」

 

ほむ「私が倒すと決めたのよ。」

 

ま「そうだけど。」

 

ほむ「私の魔力を少し分けてあげるわ。」

 

 

まどかに魔力を分け与えた。そんなこともできるようだ。

 

 

ほむ「これで、万が一にも貴女は死なないわ。」

 

ま「ほむらちゃん。」

 

忠「な、何なんですかこれは!どうして、どうして伝説上の魔法少女が2人もいるんですか!」

 

ま「わざわざ殺したりしないよ。だから、もう諦めて。」

 

忠「まだです。」

 

ほむ「何か言ったかしら?」

 

忠「まだ終わりじゃありません。」

 

「こうなれば、この身を犠牲にしてでも…!」

 

 

ポケットに入れていた2つの怪魔カプセルを取り出した。マリアから奪ったメタルドンとケベフセヌエフのカプセルだ。

 

 

ほむ「それは…!」

 

 

仁美を呑み込んだカプセルにそっくりだ。

 

誠はカプセルのスイッチを押しながら、

 

 

パキッ!!ゴォォッ!!

 

 

カプセルを壊した。すると、中から溢れた瘴気が誠を呑み込んだ!

 

 

ま「な、なに!?」

 

ほむ「まどか!離れて!」

 

 

2人は距離をとった。

 

暫く様子を見ていると、瘴気から全長30mの、二足歩行の化け物が現れた!

 

胸部に誠が埋まっている。

 

 

忠「アハハハハッ!!2体の怪魔を取り込みマシタ。」

 

「サアサア、抗ってみてくださいヨォ!」

 

 

まどかとほむらは構えた。

 

 

ほむ「行くわよ、まどか。」

 

ま「うん。」

 

「見滝原は、貴女なんかに壊させない…!!」

 

 

第11話へ、続く…!!




というわけで、第10話でした!

公式さんが続きを作っている途中なのですが、今回はかなり踏み込んで書きました。よって、公式さんが作った続編によっては、当小説はパァになります。

本物の兵器と威力が全く違うので、ほむらの技に「HOMURA」を付けて強そうにしてみましたがどうでしょうか?(ガクブル)


ここまでのご愛読、有難う御座いました!!
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