魔法少女まどか☆マギカ〜まだ誰も知らない物語〜 作:サウザンド・J
・2次創作
・魔法少女データあり
・勝手な解釈
・オリジナル必殺技
等が含まれております。
誰だオマエ?と思った方々、どうか思い出してください!
●魔法少女データ●
⚪︎暁美 ほむら(ハイパーほむら)
・銃火器や軍事兵器を操り闘う魔法少女。
・容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。クールな性格。しかし、人を寄せ付けない雰囲気を纏っている。
・願いは、「鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」である。
・本作における彼女は、原作とは全く別の人物であり、「創られた世界」の人物である。まどかから「だってほむらちゃんは、私の、最高の友達だもん。」と言われるまで、自分が何者だったのかを思い出せなかったのがその証拠だ。
・記憶を取り戻し、願い無しで因果を繋いだほむらは、最後の願いを叶えたまどかと同じ力を宿し、究極の魔法少女として蘇った!
・ハイパーほむらとは、魔法少女暁美ほむらの究極形態のこと。
・いつの間にか魔力を分け与える方法を理解しており、魔力が減少したまどかを助けたのであった。
[見滝原中央区画]
ま;「スプレットアロー」
ま「えい!」
ビッ!!ビッ!!ビッ!!
怪魔と化した誠に連続攻撃した。
ダメージを与えたかのように見えたが、
忠「痛くナァイ!」
ゴキッ、ゴキッ
攻撃された部位が硬質化した。
ま「そんな…。」
ほむ「中途半端な攻撃は無駄みたいね。」
「それなら…」
ゴゴゴ
地面から巨大な3連装砲塔が現れた。
ほむ;「46センチ砲 HOMURA」
ほむ「耳を塞ぎなさい!」
ま「!」
ドオォォンッ!!
ゴォォンッ!!
砲弾は、巨大な怪魔に全て命中した!
ほむ「これで、どうかしら?」
忠「アケミホムラァァァ!」
絶命していなかった。しかし、ダメージは大きなもので、再生がやっとのようだ。
ほむ「無駄よ。まだ撃てるから。」
ドオォォンッ!!
忠「ッ!」
直前で何とか躱した。
忠「当てられなければ、何ともナイ!」
ほむ「はぁ…、はぁ…、まだよ…!」
ま「ほむらちゃん!」
まどかは攻撃出来なかった。ほむらのように強い魔法を使う余裕がなく、かと言って強くない魔法を使えばさらに敵を硬くしてしまうからだ。
勝てるかほむら!?
•••
杏「あの化け物、なんてデケぇんだ!」
巴「でも、魔法少女は負けないわ。負けるもんですか。」
杏「そうは言ってもよぉ。」
女の子「頑張れー!お姉ちゃんたちー!」
巴&杏「!?」
気がつくと、小さな女の子がすぐ側に居た。
杏「オイ、さっさと逃げろ。」
女の子「嫌だ!お姉ちゃんたちを応援するの!」
杏「はぁ?何言って」
男「頑張れ!化け物なんかに負けるなー!」
人々「頑張れー!」
巴「これは…。」
建物に隠れていた住人、さらに避難していた人々が戦場ギリギリまで近づき声援を送った。
杏「正気かテメェら。何を根拠に。」
巴「…誰もが、魔法少女の勝利を信じてる…。」
杏「へっ、なんでかな、くすぐってぇな。」
巴「魔法少女である自覚が芽生えた、とか?」
杏「そ、そんなわけねぇよ!」
巴「! 危ない!」
ヒュゥゥゥゥ
ほむらが放った内の1発の砲弾が上から飛んできた!
女の子「うわあ!」
杏「テメっ!」
ゴォォンッ!!
巴「そんな、佐倉さん…!」
母「! うちの子が…!」
だが!
杏「危ねぇって言っただろ。」
女の子「お姉ちゃん…。」
埃が晴れると、女の子のすぐ頭上で砲弾を生身で受け止めていた杏子の姿が現れた。
杏「よっと。」
砲弾を捨てると、砲弾はパッと消えた。
巴「佐倉さん、今のって。」
杏「今ので確信を持てた。行くぞ、マミ。」
巴「…えぇ。」
女の子「お姉ちゃん、ありがとう!」
母「うちの子を助けてくれてありがとうございます!」
杏「れ、礼なんていらねぇし!」
「ったくもう、調子狂うよな、ホント。」
女の子「お姉ちゃん、お姉ちゃんってもしかして。」
杏「さぁな。他の奴には言うなよ。」
女の子「う、うん。」
巴「行くわよ!」
杏「おう!」
バシュッ
跳んで向かった。
•••
[病院]
さ「何?何なの?」
恭介の病室でテレビをずっと観ていたさやかは、まどかやほむらの戦いを理解出来なかった。
アナ「信じられない光景です!突如現れた巨大生物になんと女の子2人が戦っております!」
さ「それさっきも言ってなかった?」
アナ「これは、子供向け番組に存在する魔法少女とでも言うのでしょうか?いえ、この映像からわかるその姿は魔法少女ではなくもはや魔女とでも言うべきでしょう!」
さ「あ、頭が、痛い…!」
さやかに頭痛が走った。〈魔法少女〉〈魔女〉、この言葉が何故か頭に引っかかる。
な「大丈夫なのですか?」
さ「あ、あんたは…。」
な「なぎさはなぎさなのです。思い出してくれたのですか?」
さ「思い出す?何を?」
な「ま、まだみたいなのです…。ほむらはもう思い出したのですよ。」
さ「ほむらが?って、え?」
暁美さんと呼んでいた筈が、無意識にほむらになった。
な「そろそろマミが着く頃なのです。」
さ「マミさんが?って、あれ?」
マミという人物も初めて聞いた筈なのに、何故かわかった。
2人はテレビをじっと観た。
•••
[見滝原中央区画]
マミと杏子は、怪魔の誠のすぐ側まで近づいた。
杏「まどか、ほむら、待たせたな。」
まどかとほむらの魔力の波動を受け、完全に記憶が蘇った。
優しかった父を助けるために魔法少女になったこと。
父が表で世界を救うなら、自分は裏で世界を救うんだと毎日闘っていたこと。
家族を失い、たった一人になっても闘い続けたこと。
自分のためだけに生きるつもりだったのに、殆どの世界では最期に誰かのために命を投げ打ったこと。
マミは頼れる先輩だったということ。
さやかともっと仲良くなりたいと思っていたということ。
ある世界では、まどか、マミ、さやか、ほむらの5人で魔女と闘ったこと。
そして、どの世界でも、結局は正義の味方であったということ。
それらの閉ざされた一つ一つの記憶が結集し、強固な記憶となった!
巴「鹿目さん、暁美さん、もう大丈夫よ。」
まどかとほむらの魔力の波動を受け、完全に記憶が蘇った。
交通事故に遭い死にかけた時、まだ死にたくないと願って魔法少女になったこと。
ひとりぼっちでも、必死に生きようと戦っていたこと。
家族を失い、たった一人になっても闘い続けたこと。
まどかとさやかを魔法少女に勧誘してしまったことを悔やんでいたこと。
1人でも多くの魔法少女が救われて欲しいと切実に願っていたこと。
杏子はパートナーだったということ。
振り返れば、仲間が居たということ。
ある世界では、まどか、さやか、杏子、ほむらの5人で魔女と闘ったこと。
そして、どの世界でも、頼れる先輩であったということ。
それらの閉ざされた一つ一つの記憶が集合し、完璧な記憶となった!
巴「あら佐倉さん、泣いてるの?」
杏「ウルセェ!マミも泣いてるじゃんか!」
巴「ほんとね。ひとりぼっちじゃないって思ったら、我慢出来なくなっちゃった。」
泣き笑いした。
杏「その、悪かったよ。コンビ勝手に解散しちまって。」
巴「いいのよ。さぁ、行くわよ、佐倉さん!」
杏「今度はアタシらが守る番だ!」
途端、すーっと全身が光り、胸からソウルジェムが現れた。今までにない輝きだ。
宙に浮くソウルジェムを勢いよく掴み、
巴&杏「っ!!」
カァッ!!
変身した!!
マミと杏子の身体から滲み出たオーラは、まどかが究極の魔法少女になった時のものになっていた。色は、それぞれ黄と赤である。
忠「アッ?」
ほむ「この光は…。」
ま「来てくれたんだね。マミさん、杏子ちゃん…!」
ギリギリだった。あと少し遅ければ、ほむらの魔力は尽きていた。
杏「あとはアタシらに任せな!」
巴「ゆっくり休んでちょうだい。」
ニッコリ笑うと、2人は誠に飛びかかった!
杏「こういう奴はな、足をすくっちまえばいいんだよ!」
ギュッ!!ドォンッ!!
槍を鎖に変化させ、怪魔の片足に巻き付け、凄まじい力で引っ張り転倒させた!
巴「暁美さんのさっきの魔法は参考になったわ!」
巴;「無限の魔弾」
数えきれないほどのマスケット銃が現れた。しかしよく見ると、
杏「あっ!マミ!」
ドドドドドッ!!
普通のマスケット銃のサイズではなかった。
街に大きなクレーターができてしまった。
杏「オイ、今の、ほむらと同じサイズの弾だっただろ。」
巴「ごめんなさいね、張り切っちゃって。」
反省の色は窺えない。
ま「す、すごい。マミさんと杏子ちゃん…。」
ほむ「流石は、ベテラン魔法少女ね。」
ま「ほむらちゃん、無理しないで。」
杏「大丈夫か?2人とも。」
巴「やっつけたわよ。」
ま「マミさん、杏子ちゃん、ありがとう…!」
杏「へっ。」
ほむ「その、ありがとう…。」
巴「無事で何よりよ。」
和やかになったが、
忠「勝手にオワルナァ!」
倒せていないようだ。
杏「しつこいなぁコイツ。」
巴「何処からでもかかってらっしゃい!」
忠「フンッ!」
巨体から2本の太い紐を放った。
いったい誠は、何をしようとしているのか?
第12話へ、続く!!
というわけで、第11話でした!
漸く更新できました。マギレコアニメも終わってしまったので申し訳ないと思っております。
多くてもあと2話で完結させる予定です。どうか最後までお付き合いください。
ここまでのご愛読、有難う御座いました!!