魔法少女まどか☆マギカ〜まだ誰も知らない物語〜 作:サウザンド・J
・2次創作
・魔法少女データあり(今回は2人)
・勝手な解釈
・オリジナル必殺技
等が含まれております。
やれやれ、やっとここか、と思った方々、お待たせしました。
●魔法少女データ●
⚪︎巴 マミ(ハイパーマミ)
・マスケット銃やリボンを操り闘う魔法少女。
・面倒見の良いお姉さんのような性格。しかし、独りは寂しいと考えている。
・願いは、「助けてほしい」である。
・本作における彼女は、原作とは全く別の人物であり、「創られた世界」の人物である。まどかやほむらの激闘を長く見物するまで、自分が何者だったのかを思い出せなかったのがその証拠だ。
・記憶を取り戻し、願い無しで因果を繋いだマミは、最後の願いを叶えたまどかと同じ力を宿し、究極の魔法少女として蘇った!
・ハイパーマミとは、魔法少女巴マミの究極形態のこと。
・見様見真似でほむらの渾身の魔法を再現してしまうあたり、流石は天才魔法少女だと言うべきである。
⚪︎佐倉 杏子(ハイパー杏子)
・多関節の槍を操り闘う魔法少女。
・周囲の被害を鑑みない利己主義な性格、ではなく本当は情が深い性格の持ち主。
・願いは、「みんなが父の話を真面目に聞いてくれますように」である。
・本作における彼女は、原作とは全く別の人物であり、「創られた世界」の人物である。まどかやほむらの激闘を長く見物し、小さな女の子を助けるために砲弾を防ぐまで、自分が何者だったのかを思い出せなかったのがその証拠だ。
・記憶を取り戻し、願い無しで因果を繋いだ杏子は、最後の願いを叶えたまどかと同じ力を宿し、究極の魔法少女として蘇った!
・ハイパー杏子とは、魔法少女佐倉杏子の究極形態のこと。
・堂々とお礼を言われると取り乱す、照れ屋な一面も窺えた。
[病院]
さ「あれってもしかして、マミさん?」
な「そうなのです。どうやら間に合ったみたいなのです。」
マミと杏子が魔法少女として蘇り、到着した時の中継が映されていた。
さ「それにあれは杏子!…杏、子?うっ!」
再び頭痛が襲った。
な「もう少しなのです!思い出すのです!」
さ「うっ、ぐっ…。」
恭「さや、か。」
さ「え?」
恭介がさやかを呼んだ。しかし、それは寝言だった。
さ「恭介。なんで、恭介がこんな目に…。」
泣きながら手を取った。
その時だった!
さ「ぁ」
パキッ!!
さやかの何かが壊れた。
そして、その亀裂に入り込んでくるかのように、失くした記憶が一度に押し寄せた。
愛している男の子の怪我を治すために魔法少女になったこと。
魔女と戦うだけでなく、大切な人を守るために毎日闘っていたこと。
失恋し、理解者が居なくなっても命の限り闘い続けたこと。
誰かのためだけに生きるつもりだったのに、殆どの世界では最期に自分を助けてほしいと密かに願っていたこと。
マミは頼れる先輩だったということ。
杏子ともっと仲良くなりたいと思っていたということ。
ある世界では、まどか、マミ、杏子、ほむらの5人で魔女と闘ったこと。
そして、どの世界でも、上条恭介を愛していたということ。
それらの閉ざされた一つ一つの記憶が結集し、鋼の記憶となった!
さ「あたし、何で…。」
涙が止まらなかった。尊い記憶をなくしていた衝撃の中でも、恭介と付き合えた記憶が少なかった。つまり、現在のこの環境は数少ない幸せな状況であり、当たり前ではなかったからだ。
な「やっと、思い出したのですね。」
さ「へへっ。グスっ、いやーまいったよねー。」
な「さやかはみんなの所に行くのです。病院はなぎさが守るから大丈夫なのです。」
さ「もうなぎさも変身できるっぽいよね。おっけー。」
と、作り笑いをして会話してみた。
病室を出る前に恭介の手を握り、
さ「待ってて、すぐにあの化け物をやっつけてくるからね。」
悲しみを振り払い、病室を扉から飛び出した。
•••
[見滝原中央区画]
シュルルッ!!ギュッ!!
誠が何かを掴んだようだ。
シュルルッ!!
ま「? 今のって。」
まどかは何かに気づいたようだ。
誠は伸ばした2本の紐を体内に取り込んだ。
ゴォォォ…バチバチッ!!…バチッ!!
巨体が黒煙に包まれたかと思うと、
杏「なんだありゃ!」
ま「こ、こんなのってないよ!」
ほむ「…」
巴「みんな、気をつけて!」
さらに大きく禍々しい怪魔が現れた!
身体の至る所が鉱物で覆われ、その割れ目全てから銃口が生え、腕2本、脚4本、高さ50m、横幅20m、天辺に誠が生えている、とんでもない怪魔だ!
忠「ウワァァッ!」
巴「なんて大きいの…!」
どうやら、アプリコットとガトリンガのカプセルを取り込んだらしい。
ま「ほむらちゃん!」
シュゥゥ
まどかがほむらのソウルジェムに手をかざすと、
ほむ「これは?」
ま「これで、また魔法を使えるよ。」
ソウルジェムの濁りが浄化された。
ほむ「でも、まどかは?」
ま「わたしは、大丈夫。」
ほむ「なら、まどかは下がってて。」
忠「オマエタチハゼッタイカテナイ!」
杏「上等じゃん。かかって来いよ!」
忠「オマエタチノジャクテンハ、ソウルジェムノニゴリ。」
「ダカラ、タオスノハカンタンデス。」
ボォオッ!!
右手に火の玉を出現させた。
杏「そんなもん弾いてやる!」
しかし。
ボッ!!
杏「なっ!」
ほむ「あっ!」
それを背後に投げた。その先にあるのは、病院だ!
忠「アハハハ!モエテシマエ!」
ほむ「…駄目!」
時を止めることを考えたが、病院を動かすことはできない上、相殺させても病院はただでは済まない。
巴「間に合わないわ!」
ま「いやぁ!」
だが。
カァッ!!
一同「!?」
病院が眩く光った!火の玉はかき消されている。
巴「あれは…!」
なんと、病院の屋上に魔法少女に変身したなぎさが立っていた!
なぎさの身体から滲み出たオーラは、まどかが究極の魔法少女になった時のものになっていた。色は白である。
な「マミー!こっちは大丈夫なのですー!」
巴「なぎさちゃん…!」
ほむ「でも、百江なぎさだけではなかった気がする。」
忠「キサマハ、モモエナギサ!キサママデーー!」
もう一度、火球を繰り出そうと手に力を込めたが、
ザッ!!
忠「ア゛!?」
突然腕が斬り落とされた!
ま「今の光…。」
杏「まさか!」
巨大怪魔の隣のビルに降りた、腕を斬り落としたその正体は…!
さ「みんな、おっ待たせー!」
見滝原の青の魔法少女、さやかだった!
ま「さやかちゃん!」
ほむ「美樹さやか…!」
巴「美樹さん!」
杏「さやかっ!!」
さやかの身体から滲み出たオーラは、まどかが究極の魔法少女になった時のものになっていた。色は青である。
さ「さあ!ガンガンいっちゃいましょう!」
杏「ったく、さやかって奴は。」
巴「あら佐倉さん、また泣いてるわよ。」
杏「ウルセェ!」
忠「オノレェェェ!!」
ガシッ!
忠「ナッ!ガァァッ!」
突如、誠が体内に引きずり込まれた!
ほむ「今度はなに?」
ま「やっぱり、マリアちゃんだ!」
巴「武呂さん?」
ま「カプセルを取り込む時、マリアちゃんが忍び込んだんですよ!」
ほむ「やるわね。」
杏「よっしゃ!このデカブツをたたくぞ!」
一同「うん!(ええ!)」
バシュッ!!
気がつくと、5人は全員空を飛んでいた。自由に飛びながら、敵を一方的に攻めるその姿は、裁きを下す女神そのものだった。
杏「行くぜさやか!」
さ「おう!」
ドルルルッ!!
キキキキッ!!
無数の機関銃の弾を弾き、
さ&杏「おらっ!」
ザクッ!!
かなりの硬度だったが、脚を1本斬った!
さ「やったぁ!」
杏「! さやか!」
さ「あっ」
火球が目の前まで来ていた。
しかし、
さ「え?」
ほむ「ちゃんと前を見なさい。」
さ「悪い悪い。」
ほむらが今度こそ時を止めて助けた。
さやかは今までほむらのことが気に入らなかったが、全ての記憶があるさやかにはどうでもよかった。
杏「今ならたぶん、使える…!」
杏;「ハイパー・ロッソ・ファンタズマ」
杏「ロッソファンタズマ!」
強くなった杏子は、50人にも分身できた!
杏×50「行くぜー!」
50人の杏子が一斉に攻撃した!
弾や火球や紐が入り乱れていたが、強くなった杏子が50人居れば何の問題もなかった。
巴「とびっきりを撃つわ!」
巴;「ハイパー・ティロ・フィナーレ」
巴「ティロ、フィナーレ!!」
ドオォォンッ!!
ドッゴォォンッ!!
さらに脚1本を消しとばした!
怪魔から無数の弾や火球が放出されていたが、それら全てをなぎさが魔法の泡で相殺していた。よって、更なる被害は出なかった。
怪魔は完全に動けなくなり、外殻もすでにボロボロだ。
ほむ「まどか、トドメを刺すわよ。」
ま「わかった!」
2人はそれぞれ弓を構え、
ま&ほむ;「コンビネーション・スターライトアロー」
ま&ほむ「はぁぁっ!」
ビッ!!
同時に穿った!
そして、怪魔の中心に命中し、
ドカーンッ!!
大破した。
5人は1カ所に集まった。
ま「みんな、大丈夫?」
ほむ「問題ないわ。」
さ「へーきへーき。」
巴「おかげさまでね。」
杏「みんなでかかれば楽勝だったな。」
ゴトッ
残骸から、傷だらけのマリアが現れた。
ま「マ、マリアちゃーん!」
武「ようまどか。無事みたいで何よりだぞ。」
ま「うわぁぁぁん!」
マリアに抱きついた。
巴「武呂さん、今までありがとう。」
武「マミさん、思い出したんですね。」
巴「ええ、この通り。」
杏「あいつはどうなったんだ?」
武「みんなのおかげで、トドメを刺せたぞ。」
一瞬静まり、
一同「やったぁぁ!!」
歓声を上げた。
ほむ「今度こそ、みんな生き残って、見滝原を守れたのね。」
さ「あ、あれ見て!」
怪魔の残骸から、大きな人魂のようなものが現れ、高く飛んだ。
忠「ユルサナイ。ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ!」
呪いを生み始めた!
さ「次は、魔女…!」
巴「まだ終わりじゃないみたいね。」
ま「…わたしが行きます。」
ほむ「!! まどか!」
ま「大丈夫だよ、ほむらちゃん。」
まどかは歩いてその人魂に近づいた。
その姿は、魔法少女から女神の姿へと変化していく。
ほむ「待って、まどか!!」
第13話へ、続く…。
というわけで、第12話でした!
技名が変だなと思った方は、よろしければコメントください。考慮します。
次回で一応最終回です。まどかはどうなってしまうのか?ほむらは黙ったままなのか?マリアは何故無事だったのか?さやかは恭介と離れ離れになるのか?お楽しみに!
ここまでのご愛読、有難う御座いました!!