魔法少女まどか☆マギカ〜まだ誰も知らない物語〜 作:サウザンド・J
・2次創作
・バレンタイン回
・勝手な解釈
・ほむらはレ(銃殺
等が含まれております。
バレンタインに縁はないという方(私がそう)は、是非ともお読みください!
ま「皆さん、いつも読んでくださりありがとうございます。」
「今日はバレンタイン!受験勉強は、ほむらちゃんのおかげで順調だから、わたしもパパやみんなにチョコを作ろうと思うの。マミさんには敵わないけど、わたしなりに頑張ってみる!」
ほむ「その意気よ、まどか。」
ま「ほむらちゃん!?」
ほむ「私もまどかのためだけにチョコを作るわ。」
ま「男の子にはあげないのかな。」
ほむ「考えたこともないわ。」
ま「ほむらちゃん…。」
武「よくわかんないけど、女が女を好きになることってレ」
ほむ「それ以上は私が許さない。」
武「悪かったって。」
ま「マリアちゃんまで!?」
ほむ「私はまどかを愛してるだけよ。」
武「えぇ…。」
ま「マリアちゃんは、チョコ作らないの?」
武「あたしもマミさんからいくらか教わってるから、ジムのおっちゃんたちに作るつもりだぞ。」
ま「そのおじさんたちと仲良しなんだね。」
武「まあな。」
ほむ「まどか、もう時間がないわ。」
ま「何の?」
ほむ「もうチョコを作らないといけないわ。」
ま「え?もう作ってるよ。」
武「待て待て、その日に作るもんじゃないのか?」
ま「流石にバタバタしちゃうし、前日までに作るよ。」
ほむ&武「…。」
ほむ「すぐに作るわ。」
ほむらはパッと消えた。
武「マミさーん!台所貸してくださーい!」
マリアは走って出て行った。
ま「大丈夫かな…?」
[鹿目邸]
ま「行ってきまーす。」
知「行ってらっしゃい。」
まどかは、魔法少女のメンバーとバレンタインパーティーをするため、マミの部屋へ向かった。この日は日曜日のため、基本的にはみんなお休みである。
ま「みんな、どんなチョコを持ってくるかな。ウェヒヒヒ」
胸を高鳴らせ、歩き出した。
•••
[マミマンション]
武「うおお!間に合ええ!」
巴「もう、お願いしても意味ないわよ。」
マリアは、冷凍庫に向かって叫びながら待機していた。普段から料理やお菓子作りをマミに叩き込まれていた為、手際よく作れていたのであった。しかし、固まるまではただ待つことしかできない。
武「だってもうすぐみんな来ますよ!あたしだけ出せないなんてダメです!」
巴「なんで前日までに作らなかったの?」
武「ばれんたいん?って日にみんなでチョコ作るんだと思ってまして…。」
巴「それならみんなと予定を合わせないとダ〜メ。」
武「すいません…。」
巴「別に謝ることじゃないけれど。」
な「お邪魔するのです!」
巴「なぎさちゃん、いらっしゃい。」
な「とは言え、マミの部屋はほとんどなぎさの別荘なのです。」
巴「もう、調子いいんだから。」
武「残念だったな。あたしの場合は実家だ。」
巴「胸を張って言うことじゃないと思うわよ。」
な「むむむ、いいのです。なぎさはマミのマブダチなのです。」
武「甘いな。あたしとマミさんは生活を共にするパートナーだ。遊びに来るだけのなぎさとは違うぞ。」
両者は一歩も譲らない。
巴「また喧嘩して…。仲直りしないとどっちも部屋に入れてあげないわよ。」
な「それは困るのです!」
武「いやあたしは死活問題だぞ!」
その時、インターホンが鳴った。
さ「おっ待たせー!」
武「師匠!早いな。」
巴「いらっしゃい、美樹さん。」
な「いらっしゃいなのです。」
さ「あんたの家じゃないでしょ。」
「マミさん、みんなはまだなんですね。」
巴「ええ、美樹さん早かったわよ。」
さ「張り切ってましたので!」
武「恭介にあげるんだもんな。」
さ「言わないでったら!」
な「マミは彼氏とかいないのですか?」
さ&武「あっ」
巴「ま、まぁ、そのうちね。」
な「え、マミなら絶対いると思ってたのです!」
さ「いや、それフォローになってないから。」
武「ほら、あたしにもいないので大丈夫ですって。」
さ「それもフォローになってないわよ!」
武「なっ、フォローになってないってどういうことだ!」
さ「あ、いや、そういう意味じゃなくて。」
そして、またインターホンが鳴った。
杏「邪魔するぜー。」
武「姐さん!」
巴「姐さん?」
杏「わっ、その呼び方やめろって!」
巴「そのことは後で聞くとして、佐倉さん、いらっしゃい。」
杏「勘弁してくれよ…。」
さ「杏子はどんなチョコ持ってきたの?」
杏「て、手作りチョコ、だけど。」
な「らしくないのです。」
杏「ウルセェ!」
さ「へー、美味しく出来たのかなぁ?」
杏「まぁ、不味くはないと思う。」
さやかはチョコ作りに慣れているため、杏子より上手く作れた自信がある。
巴「あとは鹿目さんと暁美さんね。」
な「一緒に来そうなのです。」
武「一緒に来るぞ。」
杏「ホントだな。」
さ「みんなのその魔力探知能力、ほんとに羨ましいわ。」
魔力探知においては自信がないようだ。
ま「お邪魔します。」
ほむ「お邪魔するわ。」
巴「いらっしゃい、2人とも。」
武「よおまどか。」
ま「マミさんこんにちは。マリアちゃん、久しぶり。」
さ「まどかとほむらも到着したことだし、パーティーを始めましょう!」
武「あ、ちょっと待ってくれ。…よし、ギリギリ出来たぞ!」
な「やれやれなのです。」
巴「それじゃあ、せーのっ」
一同「ハッピー、バレンタイン!」
さ「杏子、あんたなかなかやるじゃないの!」
杏「そ、そうか?」
ま「りんごチョコ美味しいよ、杏子ちゃん!」
杏「よ、よかったぜ。」
な「マリアのチョコは意外と綺麗なのです。もっとガサツだと思ってたのです。」
武「褒めてるかそれ。」
巴「美樹さんは流石ね。」
さ「マミさんに褒められるとかめちゃくちゃ嬉しいんだけど!」
な「でもマミには全然敵わないのです。」
さ「そういうこと言わないの。」
ほむ「どうかしら?私のチョコは。」
ま「すっごく美味しいよ、ほむらちゃん!」
ほむ「その笑顔を見れただけで、私は幸せよ。」
武「あたしにもくれよ。」
ほむ「残念だけど、これはまどか専用よ。」
武「いただきまーす。はむっ」
ほむ「ちょ。」
武「おっ、美味い。」
ま「美味しいよね!」
武「まどか専用に作ったのに全部ハート形って。やっぱほむらってレ」
ほむ「今度こそ許さないわよ。」
武「待て待て!時間を操れる魔法少女に勝てるわけないぞ!」
ほむ「わかればいいのよ。」
ま「ほむらちゃん…。」
こうして7人は、各々が持ってきたチョコを食べ合い、楽しいひと時を過ごしたのであった。
•••
[上条邸前]
恭「やあさやか。いらっしゃい。」
さ「あ、えっと、邪魔じゃなかった?」
恭「いいや、全然。何か用かい?」
さ「あんた、今日なんの日か知ってるでしょ。」
恭「ああ、そうだった。ということはもしかして。」
さ「そう。あんたに…、大好きなあんたに渡すものがあるのよ。」
恭「…ちょっといい?頼みがあるんだけど。」
さ「頼み?」
恭「ここじゃちょっと難しいから、上がってくれるかな?」
さ「い、いいけど。」
言われるがまま、恭介の家に上がった。そして連れてこられた場所は、恭介の部屋だった。
恭「さやか、ここで変身してくれないか?」
さ「ええ!なんでよ。」
恭「魔法少女の姿で渡して欲しいんだ。」
さ「ほんと恭介って魔法少女好きよね。」
恭介が魔法少女好きというこの設定、当小説オリジナルではなく、実は公式設定なのである(まどかマギカポータブルより)。なお、オタクのそれとは違うので注意していただきたい。
恭「だって魔法少女だよ!?見滝原を救った伝説の英雄だよ!?それが僕の彼女なんだよ!?」
さ「声が大きいってば!」
恭「大丈夫。今この部屋の近くには僕たちしか居ないよ。」
さ「うぅ…。恥ずかしい…。」
恭「お願い、聞いてくれないかな。」
さ「わ、わかったわよ。」
ハイパー状態にならない程度に変身した。
恭「さやか可愛いよ!!素敵だよ!!」
さ「毎回言わないでったら!」
恭「それじゃあ、頼むよ。」
さ「えっと…コホン。」
恭「…。」
さ「な、何よ。あたしにはこれが精一杯なんだけど…。」
恭「違うんだ。神々しくてつい黙り込んじゃった。」
さ「神々しいって…。そ、その…(恥ずかしすぎて死にそうなんだけど!)」
恭「さやか、ありがとう。さやかってチョコを作るのも上手なんだね。」
さ「たくさん練習したから、よ。」
恭「これは上条家の家宝にしよう!」
さ「今食べてよ!」
さやかは無事、ほんの少し酸っぱいがとても温かいバレンタインデーを過ごしたのであった。
これからも、この2人は末長く幸せに人生を歩むことであろう。
そう、彼女の言う通り、奇跡も、魔法も、あるのだから。
というわけで、第15話でした!
本当の続きを書いてしまいますと、やはり原作にかなり踏み込んでしまうので、続きはまだ出せません。ご理解の程よろしくお願いします(今年は何か動きがありそうですし)。
Pixivにて、ウルトラメダルとまどマギキャラを合わせたイラストを投稿しております。お時間がありましたら、是非ともご覧くださいませ。
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ここまでのご愛読、有難う御座いました!!