魔法少女まどか☆マギカ〜まだ誰も知らない物語〜   作:サウザンド・J

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この小説は、魔法少女まどか☆マギカの2次創作です。

・2次創作
・まどマギ程度のグロ表現
・勝手な解釈
等が含まれております。

(読むに)決まってんじゃんという方は、そのままお読みくださいませ。


第4話「これ以上のことはできないぞ」

●魔法少女データ●

 

⚪︎武呂 マリア

 

・メリケンサックを武器に闘う魔法少女。

 

・先輩には敬語を使うが、同い年と判断した相手には結構厚かましい。

 

・明るく勝気だがその反面、寂しがりな一面もある。

 

・何を願って魔法少女になったかはまだわからない。

 

・彼女がいる世界では、「魔法少女まどか☆マギカ」の一部のストーリーは小説の話で、そこの魔法少女の間ではかなりの知名度を誇っており、彼女も感化された一人だ。

 

・ひょんなことから別世界にやってきて、小説に登場した5人を魔法少女にするために勧誘するが…。

 

〜まだ誰も知らない物語〜 第4話

 

 

 

 

[まどかの教室]

 

マリアがやってきたからはや2週間。何事もなく時は流れ、もうすぐ夏休みが始まる季節となった。

 

 

ま「〜♪」

 

 

まどかは授業を聞かずに、ノートに落書きをしていた。

 

 

仁「まどかさん、授業を聞かないと駄目ですわよ。」

 

ま「え〜、でも暑くて勉強に集中できないよぅ。」

 

仁「まぁ!このままだと巴先輩の高校に行けませんわよ。」

 

ま「んー。」

 

 

まどかにはやる気がなかった。確かに暑さも影響しているが、ここ最近は単にモチベーションが上がらないのだ。

 

 

ま「はぁ(いいなぁ美樹さんは。誰からも注意されないし。)」

 

さ「zzz…」

 

 

さやかは、居眠りしているため授業を聞いていない。

 

 

ま「(わたしも暁美さんみたいに、何でもできる女の子になってみたいなぁ。)」

 

 

ほむらは勉強もスポーツもできる、いわゆる優等生だ。

 

 

ま「(わたしも、魔法少女とかだったら、こんな格好なのかなぁ。)」

 

仁「そう言えば、ノートに何を書いてますの?これってもしかして鹿目さん?」

 

ま「ち、違うよぅ!」

 

早乙女「鹿目さん、お静かに!」

 

ま「ふぇ、ごめんなさい。」

 

 

早乙女とは、このクラスの担任の先生だ。

 

 

ま「これは、昔あった魔法少女の番組に出てたやつで。」

 

仁「そうなのですね。」

 

 

勿論嘘だ。

 

 

ま「はぁ。」

 

 

ため息ばかりついた授業であった。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[屋上]

 

昼休憩の時間になり、いつも通り、まどかと仁美は屋上で弁当を食べようとしていた。

 

 

仁「あ、ごめんなさい。教室に単語帳を忘れたので取りに行きますわ。」

 

ま「え〜、お弁当食べながら勉強するの?」

 

仁「勿論ですわ。頑張らないと合格しませんもの。」

 

ま「えらいなぁ、仁美ちゃんは。」

 

 

仁美は小走りで教室へ行った。

 

階段を降りる途中、反射して光る何かを見つけた。

 

 

仁「これは、カプセル?」

 

 

何も書かれていないカプセルを拾った。

 

特に関心を持たなかったので、捨てようかと思ったが、ゴミを放置はできなかった。

 

何気なくポケットに入れ、教室に着くと、恭介とさやかが一緒に弁当を食べている光景が目に入った。

 

いつものことではあるが、さやかが一方的に話している様子だ。

 

 

仁「…。」

 

 

極力見ないようにしたため、2人はそんな仁美に気づかなかった。

 

 

仁「(上条君の隣は私が相応しいはず。なのに、何故美樹さんなのですの?)」

 

 

仁美は知らなかった。その思いを抱いた時、拾ったカプセルが禍々しいオーラを放っていたということを。

 

 

?「…。」

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[校門前]

 

武「お、まどか。」

 

ま「マリアちゃん。」

 

 

一日の授業が終わり帰ろうとしていると、マリアが待っていた。

 

仁美は今日も塾があるため、既に学校には居ない。

 

 

ま「マリアちゃんは、学校ないんだよね。」

 

武「元々、この世界にあたしは存在しないはずだからな。学校なんて行けない。」

 

ま「いいなぁ。」

 

武「そうか?あたしと同い年の魔法少女は、闘いたくないってよく言ってたぞ。」

 

ま「そうかなぁ。」

 

武「ま、あたしも闘う方が得意だからよくわかんないけど。」

 

ま「そう言えばマリアちゃんはいつも何してるの?」

 

武「マミさんの部屋の掃除したり、トレーニングルームに行ってるな。」

 

ま「へ〜。なんでトレーニングルームに行くの?」

 

武「変なこと聞くんだな。勿論鍛えるためだぞ。」

 

「いつ元の世界に戻っても、すぐに闘えるようにな。」

 

ま「マリアちゃんは頑張り屋さんだね。それに意外と女の子っぽいし。」

 

武「女の子っぽい?」

 

ま「掃除もするし、ちゃんとハンカチ持ってるし、マリアちゃんもやっぱり女の子だよ。」

 

武「て、照れ臭いな。」

 

ま「ティヒヒヒ」

 

武「ハハハッ」

 

 

微笑ましい会話を、

 

 

ゴォオッ!!

 

 

爆音がかき消した。

 

 

武「!」

 

ま「なにっ!?」

 

 

音がした方を向くと、煙が上がっていた。

 

あのビル街は、見滝原市の隣街の風見野市だ。

 

 

ま「あ!待ってよマリアちゃん!」

 

 

マリアは、燃える街へ走った。

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[風見野市街地]

 

人々「ウワァっ!!」

 

 

人々は逃げ惑う。各地で火事になっているからだ。

 

 

消防隊員「此方です!早く避難してください!」

 

 

懸命に声をかけ、消火活動をしているが、火はどんどん広がる。

 

 

消防隊員「なんだ、あれは…。」

 

 

炎に包まれたビル街に、巨人のような何かが立っていた。

 

 

??「…。」

 

消防隊員「これは、あいつの仕業だな。」

 

「軍に知らせなければ。此方消防隊、軍を派遣するよう連絡してくださ」

 

ボオォォッ!!

 

??「キィィ」

 

 

一瞬にして、消防隊員と消防車は消し炭になった!

 

 

 

 

•••

 

 

 

 

[縦浜中学校]

 

市街地の大火により、ここ縦浜中学校は、一時的に避難所になっていた。

 

 

杏「みんな!こっちだ!早く避難しろ!」

 

 

杏子は避難の手伝いをしていた。口は悪いが、一生懸命声をかけている。

 

 

武「この辺なら思いっきり闘えるぞ。」

 

ま「はぁ…はぁ…速いよ、マリアちゃん…」

 

武「何だかんだ言って、ちゃんと追いついてるじゃないか。」

 

 

まどかとマリアは、縦浜中学校付近の大きな交差点まで来ていた。

 

 

ま「マリアちゃん、なんで、街に行かなかったの?あっちの方が大変なことになってたのに。」

 

武「この事件は間違いなく怪魔の仕業だ。あそこまで燃え上がっていたら分が悪い。」

 

ま「でも、まだ残ってた人だってきっといたよ。マリアちゃんなら助けられた筈だよ?」

 

武「その人を助けられたとして、そのせいであたしが死んでしまえばもっとたくさんの人が死ぬことになる。」

 

「だから場所を選んだんだ。これ以上のことはできないぞ。」

 

ま「そんな…、そんなのって…」

 

武「! 来た!」

 

 

ビルの隙間から、爆炎が吹き出した!

 

近くにあった自動車は、燃料に引火し大破した。

 

 

武「まどか、お前もあの中学校に避難しろ。」

 

ま「…闘うんだね。」

 

武「あぁ。」

 

 

左腕に付けたブレスレットを胸にかざした途端、マリアが光り始めた。

 

 

武「行くぞっ!!」

 

カァッ!!

 

 

あっという間に、マリアは魔法少女へ変身した!

 

 

武「来いっ!」

 

 

炎の中から、身長10m、頭がハヤブサ、身体が人間でできた、槍を持った巨人のような怪魔が現れた!

 

 

Quebecenuev

 

武「お前は…、新種らしいな。」

 

??「ヒィィ」

 

武「お前、ケベフセヌエフっていうのか。」

 

 

マリアは怪魔の言葉がわかる。一般人にはわからない。

 

 

武「覚えたぞ。絶対、倒してやるぞ!」

 

ケ「キィィッ!」

 

ガキッ!!

 

 

マリアは頭部目掛けて跳び上がった。

 

右ストレートを決めようとしたが、槍で防がれた。

 

 

武「太い槍だな。」

 

「でも、あたしの攻撃を受け止めたとて、このあたしを倒すことはできないぞ!」

 

 

相手の槍に掴まり、踏み台にしさらに跳び出し、

 

 

ドゴッ!!

 

ケ「カッ!」

 

 

額に重い一撃を与えた!

 

追撃するために、まぶたに掴まり再度攻撃しようとしたが、ケベフセヌエフの左手に捕まってしまい、

 

 

ギュンッ!!ドゴォッ!!

 

武「ぐがっ!」

 

 

下へ投げつけられ、地面に叩きつけられた!

 

 

武「このっ!」

 

 

脅威の生命力ですぐに動き出し、敵の足下をパンチしようとしたが、

 

 

バサッ!!

 

武「な、なんだと!」

 

 

急に背中から翼が生え、飛び上がった。これでは闘うことができない。

 

 

杏「どういうことだオイ…。あんな化け物がこの世にいるのかよ。」

 

 

ケベフセヌエフが飛んだことで、そこまで距離がない縦浜中学校にいた杏子の目に入った。

 

 

ま「杏子ちゃん、無事だったんだね。」

 

杏「まどかか。あれ、どういうことかアンタは知ってるのか?」

 

ま「ごめん、わたしも、わけわかんなくて。」

 

 

人々の目には、夕方の空に悪魔が舞い降りたように見えたに違いない。

 

 

武「あたしだって、対空手段はあるぞ!」

 

 

両手を前に突き出し、拳を握りしめ、合わせた。

 

すると、両手が光り、

 

 

武;「メリケン・エネルギーガン」

 

武「はっ!」

 

ドンッ!!ドンッ!!

 

 

敵を狙って、光弾を発射した。そして、

 

 

ボンッ!!

 

ケ「キッ!」

 

 

腹に命中した。

 

 

武「? あまり効いてないのか?くそっ!」

 

ドンッ!!ドンッ!!

 

 

しかし、巨人が素早く飛行するせいでなかなか当たらない。

 

 

武「はぁ、はぁ。」

 

ケ「カカッ!」

 

 

疲労し、攻撃を一旦やめたこの一瞬が命取りとなった。

 

ケベフセヌエフは、紅蓮の炎に包まれた槍をマリアに向け、急降下したのだ。

 

 

武「突撃か。来いっ!」

 

 

その予測は間違いであった。

 

高さ15mの地点で、ケベフセヌエフは槍の先から火炎弾を放ち、自分は上へはね上がったのだ!

 

 

武「なにぃ!」

 

ドカーンッ!!

 

ま「きゃあっ!」

 

杏「うわっ!」

 

 

爆風により、縦浜中学校のグラウンドまで吹き飛ばされた。

 

 

杏「いってぇ。」

 

ま「マリア、ちゃん?」

 

 

先ほどまで穏やかだった交差点は、火の海になっていた。メラメラと燃えており、人があの中で生きているとは思えない。

 

 

ま「そんな、こんなのって…。」

 

杏「よしな。あの近くにいた人なんて、もう生きてはいないさ。」

 

ま「こんなの、あんまりだよ。」

 

 

泣きながら言った。

 

 

杏「友達がいたのか。その、残念だったな。」

 

ま「うぇぇん」

 

杏「とにかく、体育館に避難するぞ。早く逃げないと、いつさっきの化け物が現れるかわかったもんじゃ」

 

ドン

 

杏「なっ…」

 

ま「ぁ…ぁ…」

 

 

2人の目の前に、ケベフセヌエフが降り立った。

 

槍を持ったまま、じっと睨んでくる。

 

まどかは失禁してしまった。

 

 

杏「(ちくしょう、どうすれば…。)」

 

 

風見野市に突如現れた、謎の怪魔。

 

この怪魔は何なのか?

 

まどかと杏子はどうなってしまうのか?

 

 

第5話へ、続く…。




というわけで、第4話でした!

念のために言いますが、今作とブロリーは関係ありません。

何か質問等ありましたら、気軽にコメントください。


ここまでのご愛読、有難う御座いました!!
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