このバーが赤を維持できるような作品を書き続けたいです!!読者の皆様、ありがとう!!
あと、アンケートの結果マルース戦は描写ありとなりました。ご協力ありがとうございます!!
テンポよく進め、今回で妖精王国編は終了となります。
次回から何話か王国内での話を書きたいですね、あとがきはキャラ設定になってるので、ここで言いたいことは全部書いておきました。
それでは、本編どうぞ!!
『VS マルース+α 』
「はぁ、大見得きったものの、八対一なんだよなー」
戦闘に突入したものの、マルースのやる気は低かった。
「ぶっちゃけこうしているだけで俺の役割は果たしてるしな。
戦ったって、俺がタコ殴りにされて終わりじゃん」
「でーっちっち!!
マルちゃんの本領は魔法使いの仲間が居ないと駄目でちからね!!
謝るならまだ許してあげるでちよ!!」
「そんな風に言われて引き下がるのも男としてどうかと思うんだよなー。
一応ボス補正で二回行動できるし、やるだけやってみるか」
そんな掴みどころのない態度でマルースが一行に対峙していると。
「あ、居た!! あれがハグレ王国だよ!!」
「えーと、じゃああっちがマルちんだよね?
ヅッチーに言われて、応援に来たよ!!」
「うおっしゃー!! この先一歩も先に進ませんぞ、お前ら!!」
妖精が二人マルース側に現れたことにより、彼は俄然やる気を出した。
「もうダメだわこの人……。
しかし妖精なんか戦力になるのかねぇ」
「とりあえず戦ってみればわかるんじゃないかな」
エステルとローズマリーがそう言葉を交わし、戦いは始まった。
1ターン目。
ハグレ王国側の前衛は、ハオ、雪乃、ヤエ、デーリッチだった。
「なんだその面子は!! お前ら妖精嫌いか!! それとも二週目か!!
あからさまに投擲属性持ちを前に出しやがって!!」
「ええと、私達どうすればいいかな」
「あそこにデーリッチって鍵を持ったパンドラってガキがいるだろう? 真っ先にあいつを狙うんだ。
あと雷属性を軽減できる奴いないから、出来ればサンダーとか撃って!!」
「逆逆!! デーリッチが本体!!」
妖精二人にそんなことをのたまうマルースに、デーリッチが必死に主張した。
「ふーむ、お互いに手の内が分かっているのが厄介だな。
そっちがその気ならこっちも耐久力が低い妖精たちを狙わせてもらおう」
「させると思うか? マリちゃん」
マルースはレディースガードの構え!!
味方女性一人を全力でガード!! 男? 知らんな。
マルースはパラディンガードの構え!!
味方一人を庇い、聖なる守りが魔法を跳ね返す!!(自身にスタン付与)
「くたばりなさいロリコン!! 成敗!!」
「あ、ヤエちゃんマズイって!!」
しかしコマンド決定後にキャラは急に止まれない。
ヤエの放った不可視の力場は当人に跳ね返ってきた。
「ぎゃっふー!! っふふふ、流石ヤエちゃんのサイキックバインド……がくり」
「ヤエちゃーん!!」
きっちり二人分庇って三人分の魔法攻撃を跳ね返され、ヤエはあえなく撃沈。
「ヤエちゃんの仇ー!!」
飛んでいる妖精に向けての雪乃のカタナシュート!!
マルースは雪だるまの直撃を受け、雪まみれになりながらも妖精を守った!!
「えー、デーリッチもヤエちゃんの二の舞にならんといけないでちか?
駄目でちか、そうでちか……」
誰もがTP回収目的で覚えさせるであろう筆頭のクエイクの魔法を放つデーリッチ。
ぎゃんぎゃんぎゃん、ときっちり三倍になって跳ね返ってきた。
「敵に回ったのならハオは容赦しないハオ!!
マルちゃん、覚悟ー!!」
「割と投げ槍って喰らうとシャレにならないからな!!
ここはゲーム的表現でダメージだけってことにしといて!!」
ハオの投げ槍レーザー投法の直撃を受け、涙目のマルース。
「えーい、スパーク!!」
「トリプルショットッー!!」
迂闊な行動で自滅した面々、主にデーリッチに妖精たちはマルースの助言どおりに集中攻撃を浴びせた。
「ふぎゃー!!」
「デーリッチ!! 大丈夫かい?」
「TP溜まってないと撃てない技を最初のターンから連発するとかズルいでち……」
「そこはほら、ボス補正ってことで」
「くッ、ちゃんとTP依存で行動してくるボス敵も居るって言うのに」
「そうでもしないと勝負にならんでしょ!!」
きっちりデーリッチを戦闘不能にしつつ、お互いに次のターンを迎える。
「……やはり強力なスキルの後は反動で動けないのは変わりないか。
そっちがその気ならこっちも戦術を変えるだけさ。
特技で全体攻撃が出来る人は前に出るんだ!!
マルースさんの庇うは厄介だが、別に彼自身防御力が上がったりするわけじゃない。全体魔法を跳ね返されたように、こっちも全体物理攻撃で三倍のダメージを叩き込んでやれ!!」
「そういうことなら任せてください」
そう言うわけで、倒れたデーリッチの代わりにかなづち大明神が前に出た。更に雪乃もティーティー様と選手交代。
「どうやらこのターン、彼は動けないようですね。
妖精たちは耐久力に難が有る。片方を集中攻撃で倒してしまうのも手ですよ」
「かなちゃんズルーい!!」
「なんで私たちの弱点教えるのー!!」
かなづち大明神の助言に、妖精たちは批難轟々だ。
「あああ!! 妖精ちゃんがー!!」
反動スタンで動けないマルースは、魔法妖精が集中攻撃を受けてあっさり倒される姿に涙した。
ティーティー様によって倒れていたヤエも復活させられ、態勢も整えられてしまう。
「お前ら許さんぞ!!」
マルースは自身の行動を消費し、魔法妖精にドラゴンブラッド(蘇生薬)を与えた!!
魔法妖精は瀕死から立ち上がる!!
「ちょ、ターン開始時に行動するってズルくね!?」
「か弱い妖精二人と男一人を八人がかりでぼこぼこにしている連中が何か言ってますねぇ」
ヤエの批難にマルースは知らんぷりをした。
「だがその分、行動は消費するみたいだ。
これで二人同時に庇えないぞ、一気に押し込んでジリ貧に追い込んでしまえ!!」
「分かってるだろう、マリちゃん? 手の内はお互い、よく知っているってなッ!!」
マルースは天に向かって祈りを捧げた。
味方一人に究極の叡智が齎され、魔法にクリティカルが発生する!!(二ターン継続、自身にスタン付与)
「なるほど、そうきたのね。
ローズマリー、私の特性を上手く利用しなさい」
「わかりました!!」
「よし、攻撃が来る前に動けた!!
ビルーダー様、後は任せます!!」
ヤエは自身のTPをティーティー様と交代したビルーダーに託した。
ビルーダーはスクラップ&ビルドを放った!!
自爆して敵全体に大ダメージを与える!! え、大丈夫なのこの女神さま!?(次のターン開始時確定で復活)
「んぎゃぁ!! お前らビルーダー様になんてことさせるんだ!!」
自爆して粉々になった女神像の破片が炸裂し、巻き添えになったマルース達。
トリプルショットを撃っていた弓矢妖精はこれで撃沈した。
「うおー、仲間の仇!! なんかすごくなった私の魔法を喰らえー!!」
魔法妖精が決死の反撃!!
極限の電撃がハグレ達を襲う!!
「いやぁ、キツイの貰いましたよ」
かなづち大明神は持ち前の体力で何とかギリギリで電撃を凌いだが、ヤエやハオはクリティカル魔法の直撃を受け倒れてしまった。
「あら、何だか一人で攻撃から逃げたみたいで悪いわね」
そして次のターン開始時、粉々になった女神像が集結し、光を放って元の姿へと戻った。
「いやぁ、自爆した方にそんなこと言えませんって」
「そうかしら? あっちもだいぶジリ貧よ、隙を見て一気に攻めたてると良いわ」
倒れたヤエとハオを雪乃とエステルに代え、いよいよ戦いは最終局面に移行する。
「くそ、肝心な時に動けん!!」
「真打登場!! 雪乃ちゃん、強烈な魔法が来る前にあの魔法妖精を倒すわよ!!」
「オッケー、エステルちゃん!!」
スタン状態のマルースは歯噛みしながら、二人の速攻で魔法妖精が倒されるのを見ていることしかできなかった。
「カモーン、カタちゃん」
ビルーダーはプチカタストロフを放った!!
親方、空から破滅の使徒が!?(高確率単体即死)
「みぎゃぁ!!」
そしてロリコンは空から降ってきた使徒の巨体に押しつぶされ、戦いは集結した。
§§§
「はぁ、初見殺しがあったとはいえ意外と苦戦させられた……」
今回は同行者として後方から指示を出すだけだったが、ローズマリーは気疲れしてそう呟いた。
この後、本命のヅッチーとの戦いがあるのだから大変である。
「寡兵でこれだけやれるのだから実際大したもんですよ」
見事にこちらに時間稼ぎと消耗を強いた彼の手腕に、かなづち大明神は素直に賞賛した。
「リッピーも、リヴィエラも、怖かっただろうに。よく人間に立ち向かったね」
「ううう、かなちゃん……」
そして彼女は傷つき倒れた妖精二人を治療し、その奮闘を労った。
「行けよ、敗者を省みるんじゃねぇ……あ、でもヅッチーには死ぬ気で戦ったって伝えておいてくれよな」
すっかり動けないくらいに痛めつけられたマルースはキザっぽい態度でそう言った。全然キザっぽくならなかったが。
「マルちゃん」
「なんだい王様、裏切者なんて置いてさっさと行きな」
「マルちゃんは裏切者なんかじゃないでち。
今回はこうして対立することになったけれど、これはきっと間違いなんかじゃなかった」
そう言って、デーリッチは倒れ伏すマルースに手を差し伸べた。
「今回、デーリッチ達は温泉入りたさによその国の領域に入ってしまった。
それはもしかしたらデリケートで、触れてほしくないことだったかもしれないでち。
一歩間違えれば、大きな問題に発展したかもしれんでち。
だから、もしかしたらデーリッチ達が何か間違えてしまうかもしれない時に、それは間違ってる!! って声を上げて前に立ちふさがってくれる人は得難いと思うんでちよ」
「良いのか? それは一般的に危険分子とか言うんだぜ」
「デーリッチはハグレ王国を誰かが体を張って止めなきゃならないことをするような国にはしたくないでちから、それでいいんでちよ」
そう言って無垢に笑うデーリッチに、マルースは敵わないなと首を振った。
「馬鹿馬鹿しい、なんて馬鹿馬鹿しいんだ。
……だがそんな馬鹿馬鹿しさに、皆やビルーダー様は理想を見い出したのだろうな。
完敗だよデーリッチ。そしてこんな清々しい完敗は初めてだ」
「でーっちっち!! 王様は夢見るのが仕事でちからね!!」
「彼を見て、ちょっとした疑問が氷解しましたよ」
マルース達を置いて先に進むハグレ王国一行はマナ温泉へと迫る最後の道程で、かなづち大明神がそう呟いた。
「ちょっとした疑問ですか?」
「ビルーダーさんのことですよ。
彼女、結構物騒なこと仰いますし、実際にそれを躊躇わず実行し、それを成すだけの能力もあるのでしょう。
そんな彼女を恐れず、一人の仲間として迎えられているのか少し不思議だったんです」
最前列で案内する彼女は、ローズマリーにそう答えた。
「まあ、少々、いえ結構ずれているところもありますけど、話せば意外とわかってくれますし」
「彼の人柄やその善性故に、彼にそれを与えたという女神の性質を映し出しているのでしょう。
だから彼女に多くの女神が持つ、慈愛や母性を信じられるんでしょうね」
「……そうかもしれないね」
彼女の言う通り、マルースと会わずにビルーダーと出会えば、その印象は全く別のものとなっていただろう。
「彼の性癖は少々あれですが、彼が本気で妖精たちの味方になってくれて、私は嬉しかった。
彼との、ハグレ王国との出会いが、私達妖精にとって幸多いことであると私は確信してますよ」
「では、その確信を現実のものにしましょう。
この出会いを正しいものにすべきと体を張ってくれた仲間の為にも」
『 そして、裏側を歩む 』
その日の夜。
拳での殴り合いの末に、ハグレ王国はヅッチーたち妖精王国との和解に成功したらしい。
その上ヅッチーはハグレ王国に留学するという、俺にとって最高の結果となった。
「マルースさん!!」
「どうしたよ、かなちゃん」
俺が妖精温泉の談話スペースでいちご牛乳を飲んでいると、かなづち大明神ことかなちゃんがどしどしと巨体を震わせやってきた。
「こんなところで何をしているんですか!!」
「見ての通り、いちご牛乳飲んでるんだよ。実はこれ俺大好きでよ」
「そんなこと聞いてません!! わかってるんですか、貴方!! ここは温泉なんですよ!!」
「んなこと分かってるわ。もう女子たちに先んじて堪能したっての」
「そうじゃありませんって!!」
どんどん、とかなちゃんは興奮したまま地団駄を踏む。
「これは二次創作ですよ!! 原作のように色気の無いイベント絵三枚だけで終わる必要なんて無いんです!!
貴方も男なら覗きの一つでもして、女体の描写とか差し込ませて見せなさいよ!!」
「言ってること無茶苦茶だな、おい」
しかし俺は悠然とした態度でかなちゃんにこう返した。
「覗きなんて、そんな童貞かテンションあがった修学旅行生みたいなことはしないっての。
むしろ湯上りの後に押し倒して浴衣を剥ぐ方が好きだね、俺は」
「むッ、そのシチュエーションも捨てがたいですね!!
だけど私はそういった直接的なエロスよりセクシーさを重視したい!!」
「セクシー展開とか少年誌かよ、今どきは小学生でもエロスを求めているんだよ。
そして今どきの青少年もパンチラぐらいじゃ誰も興奮できんのだよ、最低でもポロリは欲しいところだな」
「流石にそれは露骨すぎて品が無いのでは!!」
「エロシーンに品を求めてどうするんだよ、お嬢様か何かかよ。俺はそんな女は御免だね」
お互いの意見を出し合い、俺とかなちゃんは無言で睨みあった。
そして。
「貴方とは、分かりあえる気がしていたのに……」
「俺も残念だよ。あんたとは良い酒が呑める気がしていたんだが」
「ですが、いずれまたお互いの持論を戦わせましょう」
「そうだな、まだまだ俺達はお互いの主張の理解が深まっていないからな」
俺とかなちゃんは、にやりと笑い合った。
「付き合うぜ、かなちゃん。二次創作の本領発揮じゃー!!」
「さすがー、マルースさん分かってるー!!」
こうしてバカ二人は外に出て、女風呂に向かうのだった。
§§§
「ふーむ、あのフレイムゴリラめ。
体付きはエロいくせに行動は男前なんだからなぁ」
十分後、覗きを決行した俺達は実行する直前でエステルに見つかり、俺はかなちゃんを囮にして逃げ出したのだ。
かなちゃんの断末魔の聞こえる方に合掌し、俺はほとぼりが冷めるまでその辺をうろつくことにした。
まったく、男同士の付き合いも疲れるもんだぜ。
……あれ、かなちゃんってメスだっけ?
俺が疑問に思っていると、ぽつりと手の甲に雨粒が落ちてきた。
「げ、雨降ってきやがった」
これはまた温泉に入り直しかな、と思っていると。
「うん? こんな時間に誰か居るのか?」
俺は動物以外の気配を感じて、森の中を進む。
そしてその先の開けた場所から、話し声が聞えた。
「あれはプリシラちゃんと、シノブちゃんか? 意外な組み合わせだな」
丁度二人の会話も終わった頃合なのか、両者の距離が開こうとしていた。
「よう、プリシラちゃん。それにシノブちゃん、おひさしぶり。まさかこんなところで会うとはね」
「あら、貴方は……」
「雨足も強くなってきた。こうしてぶらついている俺が言うのもなんだが、早く雨宿りした方が良いぜ。
それとも一緒に温泉に入るかい?」
「それは遠慮しておきます。
その代りと言ってはなんですが、貴方にはお礼を言わねばなりません」
「お礼だって? 俺が君に礼を言われるようなことをしたかね?」
「はい」
俺はシノブが頷くのを訝しげに見ていた。
全く心当たりはなかった。
「貴方に言ってもわからない個人的なことなんですが、あなたのお蔭で少しだけ父の気持ちが分かった気がしたんです」
「はぁ、まあ実際よく分からんが、それは良かった」
俺はシノブの胸元を凝視し、雨よもっと降って布よ張り付けと祈っていたので話半分に頷いた。
「もし俺に依頼とか有ったら格安で引き受けてやるよ。
ハグレ王国当ての便箋に俺の名前を書けばいつでもどこでも駆けつけてやるさ。
なにせ俺と君との出会いは、我が女神の望んだことなのだからな」
「ふふふ、そんな口説き文句が有るなんて知りませんでした。それでは」
俺の言葉をナンパか何かと受け取ったのか、シノブは微笑んで軽く流し去って行った。
「……もっと早く出会えていれば、俺があの小僧から守ってやれたのにな」
それだけが、己の愚かさに対する情けなさと彼女に対する罪悪感からなる後悔だった。
俺は確かに俺の世界におわすビルーダー様に導かれていたというのに。
それが彼女を守れなのか、彼女に従えなのか、はたまた別の何かの意図があってなのかまでは分からなかったが。
「あのぉ、マルースさん。シノブさんとお知り合いで?」
「おっと、プリシラちゃん、早く戻らないと風邪ひくぞ!! どれ、俺が温めてやろう!!」
「き、きゃー!!」
「はははは、かるーい!!」
俺はプリシラを抱えてマナ温泉へと戻ろうと道を戻り始めた。
「あ、そうだ。違約金の件、チャラになったわ。
いやぁ、悪いな。盛大にすっ転んだのに」
「誰も払ってあげるなんて言ってません!!」
「その代りと言っちゃなんだが、うちの王国以外の仕事を探してたところなんだわ。
護衛として俺を雇わない? え、雇う? マジで? ありがとう!!」
「そんなこと一言も言ってないー!!」
「でもヅッチーは即オーケーくれたぜ?」
「ヅッチー!!」
プリシラはじたばたもがきながら、一言も相談しない親友に向かって叫んだ。
「あ、ついでに君を俺のジョークグッズにしても良いって」
「アイス!!」
「ぎゃー!! ごめんごめん、それは嘘だって!!」
「当たり前です!!」
――プリシラ覚醒まで、秒読み段階……。
ステータス画面設定
ビルーダー 叡智の女神 ディストピアメイカー
破壊と創造の力を持つ叡智の女神。
自身を扱う者の知恵を試すような能力を持っている。
パッシプスキル
――奇跡の女神像
風、大地以外の全ての物理と魔法ダメージ半減、能力低下状態異常無効。
ただし、アイテムやスキルでの回復量が極端に少ない。戦闘不能になっても、確率でターン開始時に復活する。
スキル
☆スクラップ&ビルド 消費MP5% 消費TP30
敵全体に魔法力依存の物理攻撃で大ダメージを与える自爆攻撃。
そして次のターン開始時に必ずHPMP全快で復活!!
☆プチカタストロフ 消費MP8% 消費TP55
敵単体に空から自分の使徒を落として大ダメージ(高確率即死)
呼び出された使徒は用が済んだらすぐ帰ります。
☆権能承認 消費TP100 ※本編未使用スキル
効果中、HP自動回復+25%、TP再生+30。
本来の力を一時的に解放し、三つの超強力スキルを使用可能にする。(5ターン)
☆レディースガード 消費MP3% 消費TP35 ※マルースが使用
このターン、味方一人を庇いすべてのダメージを引き受けます。
対象が女性なら、このターン中にHPがゼロになっても戦闘不能にならない!!
※使徒戦でジーナを庇ったスキルはこれ。
ビルーダーは準備に時間が掛かるうえ扱いにくいが、非常に強力なリターンを齎してくれる魔法タイプ。
彼女に本領発揮してもらうようにするさまは、まるで祈りを捧げるかのようである。