現実の隊長が聖十郎にインストールされたんだが!   作:ルイレツ

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聖十郎のキャラブレブレ


VS童子切安綱

今日の聖十郎は!

 

流麗な美しさをもち、戦場に置いては誰よりも強大なモノ、巫剣!

そんな彼女たちに囲まれて、日々を素晴らしく充実させ、人生の絶頂を謳歌するのであった!

 

しかし、今はまだ早朝・・・

聖十郎は、愛する巫剣達との触れ合う夢を見ながら、布団の中で熟睡している。

 

彼はまだ眠っているのだが、めいじ館の巫剣は朝が早い。

徐々に起床する人が増え、早朝の挨拶の声で賑やかになっていく。

 

そんな中、聖十郎の部屋に向かう大きな足音が響く―――

 

ドタドタドタッ!バァン!!

 

「おっはよーう!!あーるじっ!起きてるー?」

 

あなたのサンサンと光る晴天の太陽のような声で起きれましたァァァ!!!!!

 

目をあけた聖十郎は寝起きらしい、ゆっくりとした動きで彼女に応える・・・・

 

「おはよう・・・童子切お姉さん・・・」

「うん!今日も一日、元気に楽しくっ!だね!」

 

太陽の輝きの具現とも言うべき元気溌剌な彼女――童子切安綱は、見るものに活力を与えるような笑みを浮かべている。元気が良くて誠にグッド!

 

常にひまわりのような笑みを湛える彼女

活発な彼女らしい黒いぴっちりとしたインナーに、薄い羽織を着ている。

本来なら部分的に甲冑を身にまとっている彼女だが、今は部屋義なのか甲冑は付けていなかった。

 

「どーん!!」

 

なんということか!童子切は寝起きの聖十郎の布団の上に勢いよく飛び乗り抱き着いたではないか!!

インナー越しに伝わる彼女の柔らかい感触に聖十郎の心は咆哮を上げる!朝からありがとうございますッッッ!!!

 

「ほーらっ!寝坊助さん!二人っきりの時は名前で呼んでっていったでしょー?」

「ああ・・・すまない童子切。」

 

何時もは頼れるお姉さんらしく振舞うのだが、二人っきりの時は主に甘えたいらしい。

聖十郎の胸元の顔を埋めて、大好きな飼い主に体を摺り寄せる犬のように甘えている。たまらねぇぜ!

 

「んーふーふ!布団の中に入りたいなぁ~・・・チョットだけ。」

 

あなたさまを拒むことはありえませぬ!いっつでもWelcome!!!!

 

布団の入り口を開けて童子切を招き入れる。

布団の中にロケットダイブした彼女は猫のように甘えた。

 

「ぎゅ~~~っ!主はあったかいねぇ~!極楽極楽・・・」

 

じゃあ僕がいるのは極楽を超えたアウターヘブンですかぁ!!!!!!

 

布団の中で密着してくる童子切に聖十郎は大興奮!

好感度がすでに振り切れている様子の童子切にイチャラブの限りを尽くそうとする!!

もう辛抱たまらんね!!!

今にも襲おうとする聖十郎!いつでもようこそな童子切!二人を止めるものはいないのか!!

 

「お~い!隊長殿~?朝だよー!」

 

なんというタイミングか!

別の巫剣が聖十郎を起こしに来たではないか!

 

童子切は慌てて聖十郎から離れる!他の巫剣の前では頼れるお姉ちゃんでいたいのだ。

聖十郎はいつものポーカーフェイスで平然を装った。

 

他の巫剣が扉を開けて中に入るころには童子切は真っ赤な顔で布団から離脱していた。

鼓動が鳴りやまないのか、胸に手を当てて深呼吸をしている。

 

「おはよ~。あれ?童子切さん?・・・隊長殿のこと起こしに来てたの?」

「あっはっは・・・ちょっと早すぎたかな?」

「ムムっ・・・チョット怪しい・・・」

 

そんなことないよー!

聖十郎といちゃついていたことを隠す童子切。

深く追求しなかったその巫剣は、童子切と談笑しはじめた。

お姉さんらしく明るい笑顔を浮かべ、任務へと気持ちを切り替えているのだ。

 

「それじゃあそろそろお仕事の時間だし、また後でね!巫剣使いくん(・・・・・・)!」

「ああ・・・着替えたらすぐに向かうよ。」

 

話し方を外向けに変える童子切。

その巫剣と童子切は会話をしながら退出した。

 

一人残された聖十郎。

童子切から微妙に距離を感じる呼び名に、聖十郎の心は水を噴出させ暴れまわるホースのように涙を巻き散らした・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「烈火!爆殺斬り――っ!!!!」

 

童子切と他の巫剣と任務に向かった聖十郎。

禍憑と遭遇したのだが、童子切が敵を引き付けたお陰で苦労もなく撃退することができた。

童子切の奥義で残った敵を一掃する。地形が変化するほどの一撃で、少々オーバーキル気味だ。

 

「さすがだな童子切・・・殆ど手を貸す必要が無かった。」

「へへーん!そうでしょ!あたしはお姉さんだからね!これくらい簡単!簡単!」

 

殆ど一人で戦ってたのに気力あり余り過ぎ。本当頼れるお姉さんだぜ!

 

聖十郎と他の巫剣はまだまだ元気いっぱいな様子の童子切に深く感心した。

 

「あれだけの働きをしてまだまだ余力が残っているとは・・・俺も見習わないとな。」

「隊長殿と一緒に童子切さんが打ち漏らした禍憑を倒しただけだもんね・・・もっとしっかりしなくっちゃ!」

 

やるぞー!えいえいおー!

 

童子切のお零れを頂戴していただけでは情けない。

次こそは活躍すると気合を入れた聖十郎たち。

 

「えー?もっとお姉さんに頼っていいんだよ?」

「甘えているばかりでは俺達も心苦しいからな。」

「ムムム・・・頼りっぱなしじゃないんだから・・・!」

 

もっともっと頼って欲しい童子切。もう一人の巫剣も対抗心を燃やしている。

 

彼女に頼りっきりでは男が廃る。

男を魅せるため聖十郎は先陣を切って進むのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覚悟完了したからと言っても、急に強くなることはない。

結局その日は童子切が一人で活躍したも同然で終わった。

 

聖十郎は愛する童子切を一人で戦わせたと心の中で男泣きし、

同行していたもう一人の巫剣は神社のぱわーすぽっとで強くなってきます!

それだけ言い残し、修行の旅に出て行ってしまう。早く帰ってきて!

 

 

本日の任務を書類に纏めた聖十郎。

今日あった事を綴り、布団を敷き寝る準備を始めた・・・

 

「巫剣使いくーん・・・?起きてる?」

 

例え眠っていたとしても!お呼びと在れば即参上!!!!

敷いた布団をタンスに蹴りこんで即童子切を招き入れる準備をする!

 

「起きている。入っていいぞ童子切。」

 

最高にイケてる決め顔を作って童子切を呼ぶんだ・・・!

 

入室した童子切はお盆に白米だけのおにぎりを乗せていた。

 

「こんばんは!これ、お夜食作ったんだけど・・・食べる?」

 

もちろんたべりゅぅぅぅ!!!!!

 

童子切からもらえるものならどんなものでも食べますとも!!!

 

「ありがとう。頂くよ」

 

一つ掴み、口の中にいれる。

童子切の心の籠った白米と塩のおにぎりが心に染み渡る・・・

聖十郎の体力は全快した!!!!

 

「童子切はおにぎりが大好きだったよな。これも美味しいよ。」

「そうでしょ?元気になるためにはおにぎりが一番!」

 

寝る前に元気になるだなんて・・・これは(自主規制)

 

わざわざ夜食を受け取るだけでは申し訳ない。

何か出来ることはないか童子切に聞いた。

 

「貰いっぱなしも悪いな。なにかして欲しい事とかないか?」

「ううーん。そうだなぁ・・・あ!」

 

なにか思いついた童子切は、先ほど聖十郎が蹴りをぶち込んだタンスから布団を取り出した。

 

「マッサージしてあげるよ!巫剣使いくん!」

 

して欲しい事を聞いたら何故かしてもらう側に変わったでござる。

 

「いや、俺がしてあげたいのだが・・・」

「いいのいいの!あたしがしてあげたいの!・・・だめ?」

 

ダメなわけないでしょ!!!!!!

 

布団の上に転がり込むように寝そべる聖十郎。襲るべき身のこなしである。

 

「まずは腰からしてあげるね・・・よいしょっと・・・」

 

背中に跨って指圧してくる童子切。ああ~たまらねぇぜ!

力を入れて一生懸命マッサージを行ってくれる。

ちょっと痛いがそれが癖になりそうです・・・

 

全身をマッサージしてもらった聖十郎。

すっかり体が軽くなり、リラックスした状態だ。

 

「ありがとう、童子切。すっかり体が楽になったよ。」

「いえいえ。どういたしまして!」

 

お礼をいった聖十郎は体をググっと勢いよく起こした。

 

「わわっ!」

 

まだ聖十郎の傍から離れていなかった童子切。

彼女に勢いよくぶつかり、押し倒してしまった!!

 

いっしょに倒れた童子切の上に圧し掛かってしまう。早くどかなければ!

だが、手のひらに柔らかい感触がある。これは・・・?

 

「んぅっ・・・主・・・そういうのは布団の中で・・・」

 

何という事でしょう!聖十郎の手は童子切の胸にジャストフィットしてしまった!ラッキーすけべ勃発かぁ!!

拒む様子の無い童子切。

これはGOサインか!?

 

しかし、このまま流れで良からぬことを致すのはいけない。紳士の聖十郎はクールに下がるぜ。

 

「す、すまない!今すぐ退く!」

 

すぐさま離れた聖十郎。

童子切はがっかりした表情をしている。勿体ない事をした!

 

「もー・・・あんまり年上をどきどきさせないで欲しいな?」

 

誠に申し訳御座いませんでした・・・

反省の意を示すために深々と頭を下げる。

 

童子切は困ったように微笑むと、聖十郎の手を取り、ゆっくりと自分の胸に導いた・・・!

 

「いいよ、主ならもっと・・・じっくり・・・」

 

なんと・・・!触って良いと申すか!でわ遠慮なく。

童子切の大胆な行動に聖十郎は硬直した(ふりをしている)。

手と胸の暖かさは興奮というより心が落ち着いた。童子切の思いやりが籠っているからである!

エッチィのとは一味違った!

 

「ん・・・!はい!お終い!満足した?・・・他の巫剣にはやっちゃだめだよー?」

 

これからいいところだったのに!生殺しでござる!!

やっぱり興奮してた聖十郎。

しかし、礼儀正しい男、聖十郎は去るもの追わず。

 

「ありがとうございましたッッッ!!!」

 

この身を持って感謝の意を全霊で送るのみ!!!

 

めいじ館を揺るがす声量で感謝を送るッッッ!!!

負けじと童子切も言葉を返すッ!!!

 

「どういたしましてっっっ!!!!!」

 

貼り合った童子切は負けじと聖十郎を思いっきり押し倒した!

 

だが、聖十郎も負けじと押し倒し返した!!!

激しい攻防を繰り広げる二人!!

一体どうなってしまうのか!!!!そこへ―――

 

「隊長殿~!たっだいま~!お姉ちゃんが神社のぱわーを届けにきたよー・・・って・・・」

 

神社の修行から早くも帰ってきた巫剣。

そこには互いを押し倒し合っている二人が見えた!

仲良くじゃれている二人に対抗心がムクムクと膨れ上がって来る・・・!

 

「ずるーい!!!お姉ちゃんもまぜてー!!」

 

三人は聖十郎の自室でドタンバタンと転がり続ける!

 

やかましい!うっおとしいぜッ!!おまえらッ!

たぬきの巫剣が怒鳴りこんで来るまで三人で仲良く騒いでいましたとさ。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 




お姉ちゃんはお姉さんに嫉妬している!!

続きます・・・
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