二日目の朝……
子どもたちの声が響く、機動六課。
2人で、11人の面倒を見るのは大変なので――
「――なので、変わりに連絡を入れてもらえませんか、桃子さん」
場所は翠屋。
高町なのはの母親――高町桃子が経営する店。
子どもたちの面倒の味方を簡易的な事を教わるためと、負担を減らすため。
さすがに2人では、このやんちゃな子どもたちの面倒は見切れない。
そして、別の平行世界にいる――ただいま専門学校へ通っている――民間協力者にして、Wユニゾンという荒業を使うことができる男を呼ぶためである。
この時期は――CGクリエイター検定がある時期だと言っていたが、そんなものは知らない。
こちらは緊急事態なので。
「勇兄~」
と、金髪で左右違う色の瞳の女の子が駆け寄ってきた。
「ああ、ヴィヴィオ。元気だったか?」
「――と、言う訳だから、少しだけ、ね? 桃子さんからのお願い」
≪うぅ~ん……半日だけでしたら≫
男は渋りながら答える。
検定は今週の日曜日……2日後である。
「ありがとう、【名前がまだ決まっていません】くん♪」
桃子は勇斗にOKサインを出す。
「じゃあ、また後で掛け直すわね」
そこで、受話器を置いた。
【名前がまだ決まっていません】は、心の中で3秒数えてから、音を立てないように受話器を置いた。
セールス系は終わったあと、問答無用で速攻で切る。
音を立てて。
場合によっては、相手が言い終わる前に切る。
マナー違反だが、時間と電気代の無駄になった報復攻撃。
本音はウザイから。
「誰からだった?」
アギトがアウトフレームモード――リインフォースⅡの流量改造型――の姿で、アイスを食べながら尋ねてきた。
ちなみにアイスは『たこやき風シューアイス』である。
小説を書くために、ネットサーフィンをしている最中に見つけたアイス。
材料は簡単に揃うので、簡易的に作ってみた。
まぁ、味のバランスはイマイチ。
本来は、実際にある店の商品なので。
「ん? 桃子さんから。緊急で、少し手伝って欲しいことあるのだと」
肩を竦めながら答えるが、アギトの顔は険しくなった。
「いいのか? 2日後は検定試験だったはずだろ?」
そこで最後の1個を食べる。
「うん。今度ルールーにも、あげよ」
と、呟く。
その言葉に、材料を揃えないと思いつつ、苦笑。
「半日だけだと言っていたから、何とかなるだろ」
気楽に答える【名前がまだ決まっていません】。
多少諦めている部分のある発言。
「バイトもあるのに?」
が、別のことを聞いてみるアギト。
そこで固まる。
「……忘れていた」
その言葉に、ため息をついたアギトであった。
ちなみに、その後ろで【名前がまだ決まっていません】が、受話器を取って、リダイヤルを押していた。
≪昨日、アメリカのとある遊園地で、女の子が両足を切断する事故が――≫
またか、思う勇斗。
ここ3カ月間、遊園地と聞けば、そんなことばかりのニュースが流れる。
始めの発端は、日本の遊園地のジェットコースターの事故だった。
原因は、シャフトの金属疲労による切断。
おかげで1人亡くなった。
それを機に、各日本の遊園地を調査した。
その結果、コスト削減による定期点検を行っていたことが原因だと判明。
それは、一つだけの遊園地ではなく、各地の遊園地で発覚した。
おかげで、遊園地は候補から外さなくてはならなくなった。
子どもたちが、一番興味を引く場所の一つなのに。
機動六課の主力メンバーと提督クラス3人に、サポーターが1名
その人たちが子どもになってから2日目
このまま子どものままでは、管理局自体に影響を及ぼしかねない
だが、これは休息ではないかと思う
子どもに戻り――
子どもじゃなきゃできないこと
子どもじゃなきゃ言えないこと
今一度、ここで骨休めは良い時期なのかもしれない
でも、遊園地には連れてはいけない
しかし――思い出した
明日は天の川が掛かる日だと
魔法少女リリカルなのはGaG
Ⅱ(ツヴァイツ)物語:リインフォースⅡの保母さん奮闘記
『明日、どうしようかな』編
2007年8月中に
できるだけ公開します。
星に願いを
「――さまと――さまは、どうしてこの日の夜にしか会えないの?」
あとがき
二日目の予告を公開。
本当は予告を書くつもりは無かったのですが、Wユニゾンという言葉を、一番に使いたかったから。
え、誰と誰がユニゾンするかって?
っか、『W』って何?
まぁ、『W』は『ダブル』です。
判る人は判りますね、こんなの。
誰とは、本編で明かします。
そういえば、この作品が7月になっていたので、急遽思いつきます。
書いた時期も時期なので。
第三部目は、海を。
四部は夏祭り。
五部は秋。
六部も秋かな?
で、クリスマス、年越し、正月……と、量が多いかつ、時折本作の方も書いていくので。
内容と季節が大いにずれる事間違いなし。
一応、2007年のクリスマスSSは、別件で間に合うように書くつもりです。
先が長く、なのはブームが去った後も、終わりまで書くつもりでいます。
今後も長い、長い旅路を書いていきますが、お付き合いお願いします。
で、今思ったが、なのはの子ども編を書こうかな?
あ、その前に、エタメロ書き直して、終わらせないと。
大分放置しているからな、アレ。(汗
最後に、(2007/7/8時点)【名前がまだ決まっていません】について。
本当に決まっていないので。
ただいま考え中。
ちなみに、参考にした人物がいます。
私、リアルの世界にいるダークバスターです。
いや、マジで。
ある程度、私に近づけますが、多少美化します。
でないと、リアル過ぎてつまらない物語になりますので。
名前は、まったく別物にします。
これに本名使うと、地元の人間にばれる可能性が……。(汗
制作開始:2007/7/8
打ち込み日:2007/7/8
公開日:2007/7/8
修正日:
変更日:2008/10/29