【改定につき更新停止 】 ギレンの野望(笑)   作:議連・座備

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27話 UC0077年8月

サイド3 ギレン邸

 

やあ…諸君。ギレン・ザビである。

大変な事になった…主に連邦軍が。

 

先日連邦軍とガルマ率いる士官学校生の模擬戦が行われ、劣勢であるハズの士官学校生の勝利に終わったとの報告を受けたと思ったら、今度は連邦軍のサラミスが管制無視によりアルカナ級と衝突事故を起こした上にコロニーの農業区画に激突してしまうという大惨事が発生した。

しかもその時農業区画には、俺の発案により始めた他のサイドとの交換留学生が多くいたものだからさあ大変。ジオンのみならず全てのサイドで反連邦運動が頻発し連邦軍はその鎮圧に奔走する事態に陥っている。

 

いやぁ偶然って怖いですね。

 

特にズム・シティではこの身勝手な行動から起きた事故により暴動に発展。

暴動を鎮圧にきた連邦軍部隊に市民がプチモビやモビルワーカーで襲いかかる大惨事になっている…連邦軍が。

 

モビルワーカーは作業用なので武装はしてないものの非常に頑丈に作ってあるから自動小銃なんかじゃ歯が立たないし、頼みの61式戦車やガンタンクもプチモビの群れに襲われレーザートーチでハッチを焼き切られたあげく車輛を奪われたりしている。

しょせん駐屯部隊で数が少ないのと、連邦軍も相手が市民では全力で攻撃する訳にはいかなかったからだろうが…。

作業効率をあげるために作業機械を少し普及させすぎたか?

 

…まあそれは良い。問題はガルマお前だ。

 

「聞いてらっしゃるのですか!兄上!」

 

勿論聞いているよ!

暁の蜂起が起きるのかと思ってドズルに連絡した矢先にまさかガルマが直通回線で連絡してきて、士官学校の学生でガーディアンバンチの連邦軍を制圧するから支援して欲しい!などと正面から俺を説得してくるとは思っていなかったから混乱しているだけだよ!

て言うかドズル、てめえガルマに説得されて後はよろしく頼む!兄貴!とか言っているんじゃねえ!

戦略や政略について色々と話していた影響かもしれないがガルマの成長が嬉しい半面対応に困る。

さて…どうしたものかな…。

 

連邦軍と開戦を避けるのなら暁の蜂起は何としても避けるべきなのだが、どうせ開戦が避けられない現在の状況ならば国民の戦意高揚効果は極めて大きいし、正規軍ならともかく少数の士官学校生相手なら連邦側もそれを理由に開戦まで持っていく事はできないだろう。

 

「勿論聞こえているぞ。ガルマ。貴様の提案について少し考えていただけだ。確かに士官学校生が蜂起すれば油断しきっている連邦軍の駐屯部隊など敵ではないだろう。だが仮に我ら正規軍が影ながら支援したとしても少なくない数の士官学校生が命を落とす事になるだろう。貴様はその責任をとる事ができるのか?」

 

「死んだものに対して私がどのように責任をとれるのかはわかりません。ですが死んだ者とともに掲げた道を曲げる事なく進み続ける事を私なりの責任の取り方としたいです。」

 

…。どうやらキャスバルにのせられて…とかではなさそうだな。

 

「…。良いだろう。ガルマ。好きにやってみろ。

ドズル!ランバ・ラルを連邦駐屯地に潜伏させ現地の偵察と重要施設への爆弾設置を行わせろ。

ガルマ!貴様は自走重迫撃砲隊を率いて支援と全体の指揮を担当しろ。自走重迫撃砲は教官連中も動員して可能な限り数を揃えるように。

時限爆弾が爆発すると同時に自走重迫撃砲隊による支援砲撃を開始、同時に8輪装甲車とランドムーバー隊を突入させて駐屯軍司令部を制圧させろ。

突入部隊の指揮はドズル、貴様がとれ。ただし車輛から外に出て正規軍が参加した証拠を残すようなヘマはするなよ。

また、ランバ・ラルの偵察で警備が厳重な場合は作戦を爆弾テロという形に切り替える。

我々の目的は虐殺ではない。捕虜の虐待、不必要な殺戮は絶対におこなわないよう徹底するように。」

 

「おう!任せてくれ!兄貴!」

 

「ウム。ガルマ!立派なザビ家の男になったな。貴様はそのまま正道を進むが良い。ただ、自ら先頭に立って突撃していくような軽はずみな真似はするなよ。」

 

「…。ありがとうございます。兄さん!」

 

「ではな。」

 

そう言って通信を切ると今後の対応を協議するためサスロに連絡をいれるのだった…。

 

一一一一一一一一一一一一

 

side

ガルマ・ザビ

 

「隣の駐屯地の連邦部隊が翌朝ズム・シティに向けて出発するですって!?」

 

「ああ。その通りだ。ガルマ。先に出撃した部隊が住民相手に苦戦しているためその増援として向かう気らしい。」

 

「そんな…。ジオン軍は一体何をしているんですか!ドズル兄さん!」

 

「正規軍が動けばそれは戦争の引き金になってしまう。戦力の整っていない現時点でそれは自殺行為である故にジオン軍で阻止する事はできないのだ。ガルマよ。」

 

歯を食い縛りながらドズル兄さんがそんな話をしてくる。

その話を聞きながら頭で何か自分にできる事がないか必死に考えていると、以前ギレン兄さんに聞いたとある質問が頭の中をよぎった。

 

ん?今何をしているのかだと?これはな、他のサイドの反体制派に人や物資の支援を指示しているところだ。

今我等が正面から連邦軍と戦っても勝機はない。

故に我等以外に連邦と敵対している人を支援して代わりに連邦軍と戦って貰うのだよ。

 

つまり、今正規軍が戦争になるので動けないなら、まだ正規軍ではない我々士官学校生が代わりに連邦軍と戦えばいい!

 

「だからお前も歯痒いだろうが今は堪え忍び…。」

 

「ドズル兄さん!」

 

「な…なんだ?ガルマよ。」

 

突然話の途中に私が大声を出したのに驚いているドズル兄さんに自分の考えを話す。

 

「確かに士官学校生ならまだ正規の軍人ではないので外交的な影響は小さいだろうが数が違うぞ?連邦軍は2000人近いのに士官学校生は僅か200人程度しかいない。」

 

「戦場で正面から戦うのならともかく、今は自軍の駐屯地にいて油断しているはずです。先日演習でおこなった作戦のようにうまく奇襲をかければ十分に勝機はあります。」

 

「しかしな…、」

 

「それにドズル兄さん!数で負けているから戦えないというなら我等ジオンが連邦と戦える日は何時までたってもこないでしょう!」

 

「…!!。わかった。お前が士官学校生を取り纏め全員の総意をとりつけろ。その上でギレンの兄貴に相談して了解を貰えたら進める。これ以上は退くことはできん。どうだ?」

 

「わかりました!」

 

士官学校生の説得はともかく、ギレン兄さんを上手く説得できる自信はないけど今自分がジオンの為にできる事があるなら精一杯やってみよう。僕もザビ家の男なのだから。

次期主力モビルスーツとして採用するなら次の機体のうちどれ?※このアンケートで選ばれた機体が本作の次期主力機になるかはわかりません。

  • やっぱり安定のゲルググ
  • みんな大好きギャン
  • ゲルググもギャンもいらぬ。ドムこそ至高
  • 次期主力機?もうジムでいんじゃない?
  • いっそのこと他の作品から持ってきてビルゴ
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