【改定につき更新停止 】 ギレンの野望(笑)   作:議連・座備

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42話 UC0079年7月 次期主力機開発計画

地球軌道上 宇宙要塞 アクシズ

 

やあ…諸君。ギレン・ザビである。今日はサイド3からオデッサに戻るついでにアクシズに来ている。

 

親父やサスロからはサイド3で全軍の指揮をとってはどうかという話も出たが、やはりサイド3と地上との距離は大きく、そしてザビ家の人間が前線にいる事による士気高揚は大きい。

また、今後激戦が見込まれる状況でオデッサを人任せにはできないので前線に直接出ない事を条件に何とか親父たちを説き伏せた。

まあモビルスーツパイロットとして直接戦場に出なければ大丈夫だろうw

 

その後、グワダンの整備やアイナへのご機嫌とりなど、サイド3でやるべき事が片付いたのでオデッサに戻るついでにアクシズへ立ち寄り新兵器の開発状況を見る事にした。

 

「これが次期主力機であるゲルググかね?ミノフスキー博士。」

 

「はい。ギレン総帥。」

 

目の前に見える20m近い大きさの機体を見上げる。頭部の鶏のような「トサカ」の部分と、ドムと同様にボリュームある体型が特徴的な機体である。

 

「現在の主力であるMS-06は極めて高い汎用性、操縦性、拡張性、生産性、整備性を兼ね備えた名機ですが、改良による機体性能の向上は限界が見え始めております。特にジェネレーターの出力不足は如何ともし難く、今後現れるであろう連邦のモビルスーツと戦うのに必要となるであろうビーム兵器の運用はザクでは不可能です。」

 

「うむ。ドムなどのジャイアント・バズであれば破壊可能だろうがあれは基本的には拠点や対艦用の兵器だ。小回りのきくモビルスーツを撃破するのには向かないだろうからな。」

 

まあ開発中のMMP-80マシンガンとかなら破壊できない事もないと思うが、それでもガンダムなどルナチタニウム製の機体を破壊するのは困難だろう。

 

「はい。そのためゲルググではザクを上回る機動性・運動性の確保とビーム兵器の標準装備を目標として開発しております。

そのため、新型の大出力ジェネレーターを搭載したほか、機動性を確保するためにドム同様にスカート及び脚部へ推進器を設置した結果、バックパック無しでも高機動用装備をしたザクを上回る機動力を誇ります。」

 

「装甲材は何を使っているのだ?先日私が命名した新合金ガンダリウムβか?」

 

「いえ。ガンダリウムβは強度や重量比こそ素晴らしいのですが、生産性についてはそれほど高くありません。ですので量産型の装甲については従来通りの超硬スチール合金を予定しております。」

 

「うむ。それで良い。数が揃わない主力機など話にならんからな。それでこの機体の完成度はどのくらいなのだ?」

 

まあエースや精鋭部隊用のハイエンド機用の装備としてはありかもしれないが。

せっかくドズルとガルマからギャン?の改良データが送られてきた事だし暇を見て親衛隊用に「アレ」を作って貰うのも良いかもしれんな。

 

「ご理解ありがとうございます。ご覧になっている量産型ゲルググの機体についてはほぼ完成しており、既に試作機によるテストを開始しております。

ですがビームライフルの小型化が難航しておりもう少し時間を頂きたく思います。

また、エース用として開発しているゲルググ・インペリアルについては8割程度の完成度となっており…。」

 

…。まて、ゲルググ・インペリアルって何だよ。

 

「ゲルググ・インペリアルとは何だ?ゲルググタイプは2種類開発していたのか?」

 

「は…?メイ嬢からギレン閣下に許可は頂いたと伺っておりましたが…。」

 

聞いてないよ!…。多分…。まあメイに許可を求められたら出していただろうから別にいいけど。

 

「ウム…。そういえば許可を出したような気もするがどんなコンセプトの機体だったか?」

 

「はっ!ゲルググを開発していく中で一般兵用の機体に必要以上のスペックを持たせても意味がないとの結論に至りました。

そのため一般兵用の機体とエース用の機体に別けて開発する事になり、エース用の機体として開発しているのがゲルググ・インペリアルです。」

 

「フム…。ゲルググとの違いは?」

 

「ゲルググの装甲部材をガンダリウムβに変更し、ジェネレーターの出力を更に向上させたほか、両肩のショルダーアーマーを大型化し複数のブースターを内蔵する事により大幅な機動性の向上を図っております。」

 

「ほぅ…。」

 

「また、専用武装として大型のビーム・マシンガンを、固定武装として両腕にビーム・サーベルとしても使用可能なビーム・スポットガンの装備を予定しております。」

 

ガンダムも真っ青なスペックだな…。

 

「更にニュータイプ用のサイコミュパック、エース用のジェネレーター複合パックなどの専用バックパックも並行して開発中です。」

 

サイコミュパックって何だよ…。最早それゲルググじゃないよね?そんなキュベレイもどきが一年戦争に間に合うのか?

 

「まあよい。戦局はまだまだ油断できない状況だ。1日でも早く実戦投入出来る様に努めてくれ。小型化が難しければ無理に小型化しないでも良い。要は実戦に耐え得る能力があれば良いのだ。」

 

「はっ!」

 

まあゲルググ本体の開発は順調なようだ。ビームライフル無しでも十分使えるだろうから、本国のザクの生産ラインをゲルググに切り替える指示を出しておかなければ。

 

一一一一一一一一一一一一 

 

side

 

ジャブロー

 

「さてV作戦について重大な報告があるとの事だが何かね?テム主任?」

 

「はい将軍。お忙しい所に時間を頂き申し訳ありません。私がサイド7で開発していたRX-78-1「プロトタイプガンダム」が完成しました。」

 

「ほう!もう完成したのかね?!」

 

「はい。通常の2倍の予算を投入して頂いたおかげで月や各サイドのモビルスーツ工場と裏取引でザクの設計データを入手する事ができました。それをベースに開発を進め、当初予定していたコアブロックシステムの採用を見送ることで大幅な開発期間の短縮に成功しました。」

 

「ほう、思いきった決断をしたな。テム主任。」

 

「はい。ジオンの新型の戦闘記録を見て一刻も早くモビルスーツを実戦に投入する必要を感じましたので。

今後はガンキャノンシリーズの新規開発は中止し、その分のスタッフをガンダムのデータを基にした量産型モビルスーツの開発に振り分けたいと考えております。」

 

「フム…。それではガンキャノンが担う予定だった中距離支援はどうするのかね?」

 

「宇宙においては中距離支援の重要性が低いためボールを増産する事で間に合わせます。

また、地上においてはガンタンクに中距離支援用のロケットランチャー等を搭載するとともに、モビルスーツの携行武装にバズーカや180mmキャノンなど中距離戦闘用の火器を開発する事で対応します。」

 

「なるほど。全ての兵器をモビルスーツに置き換えるのではなく、既存の兵器と組み合わせて使うというのだな?」

 

「はい。前衛をモビルスーツが担当し、既存の兵器がそれを支援する、といった編成を考えております。」

 

「なるほど。それならば既存の戦力も活用出来るという事か。悪くない案だ。だがそれならはガンダムの開発チームも量産型の開発に振り分けた方が良くないかね?」

 

「いえ将軍。ガンダムの開発は継続したいと思います。」

 

「それは何故かね?」

 

「現在我が軍のモビルスーツを動かしているOSは秘密裏にジオンより入手したものです。コピーにこそ成功しましたがプロテクトの完璧な解除はできておらずプログラムの更新が困難な状況にあります。」

 

「敵の新たな兵器などが現れた時にOSが対応できないという事か。」

 

「はい。ですので我が軍専用のOSを学習型コンピューターを搭載したガンダムで開発していきたいと考えております。」

 

「君の考えは理解した。その方向で進めて行くとしよう。何か必要な支援はあるかね?」

 

「は…。ではプロトタイプガンダムの設計データを送信しますのでジャブローでも生産し、地上での運用データ収集をお願いします。

また、私はこのままサイド7でガンダムの開発とデータ収集に務めたいと思います。一月もあれば必要なデータ収集は完了すると思われますので迎えの船を出して頂ければと思います。」

 

「ウム。わかった。モビルスーツの回収も視野に入れ新鋭のペガサス級を迎えに出そう。そのまま開発に励んでくれ。」

 

「はっ!」

次期主力モビルスーツとして採用するなら次の機体のうちどれ?※このアンケートで選ばれた機体が本作の次期主力機になるかはわかりません。

  • やっぱり安定のゲルググ
  • みんな大好きギャン
  • ゲルググもギャンもいらぬ。ドムこそ至高
  • 次期主力機?もうジムでいんじゃない?
  • いっそのこと他の作品から持ってきてビルゴ
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