まちがっているところとか「は?これおかしいじゃん」って所ありましたら感想によろしくお願い致します。
「あなたの強さを証明するのよ」
いきなりフロギーがファイナルフロギーになっていたり、ナキムシがナキムシャになっているのはびっくりした。
それでも、なんとかここまで来ることが出来た。
この世界を何度もリセットして、やっとたどり着いたハードモード。
確かに難しかったが、セーブとロードの力を持つ僕には苦ではなかった。最悪無理だったらリセットしてほかのルートを進むつもりだったけど。
さて、ここで
一つ前の世界でみんなを殺してから、あまりモンスターを殺すことを厭わなくなってきた。僕のLOVE3がそれを物語っている。
*トリエルに ゆくてを ふさがれた!
厳しい顔で僕を見つめるママもこれで4回目。時には殺して、時には見逃してその優しさに触れて、そして殺して守りたかった本当の対象を知って.........。
......とりあえずここでは殺してみる?
いや、フラウィになんと言われるか......溜まったものじゃないな。
と、僕はママを見逃すことにした。
攻撃も完全に避けきれるほど僕の腕は良くない。ちょくちょく食らってHPももう2だ。.........2になったということはママが炎を避けるということでもあるけど。
ひたすらに見逃し続けていると、観念したようにママが微笑んだ。
「ふふ......私だめね......」
2週目、つまりPと同じ状況を繰り返した後、ママは僕の体を優しく抱擁しようとして──────
「はーい!以上でハードモードはしゅ〜りょ〜だワン!」
............へ?なんか見知らぬ犬が現れたぞ?
「え......」
ママが僕を抱きしめようと両腕を突き出した状態でフリーズする。
でも......この犬......どこかで見たことある気がするんだけど.........どこだろう?
とにかく、よく分からないけど不思議なことが起こっていることはわかる。
「ここで終わり......?」
我に返ったように姿勢を直したママが、残念そうに犬を見つめる。
「これから涙を誘うシーンなのに......?」
......それ言っちゃダメなやつ。
唐突なメタ発言にオロオロしていると、
「そこがハードモードの”ハード”なとこだワン!」
とか犬が言い始めた。どういうことですか。説明してください。
「攻撃を避けるのが難しいんじゃなくて......」
僕とママが犬を見つめる。......少しはまともな事言ってくれるかな。
「ここで終わりって事実を受け入れるのが”ハード”なんだワン!」
は?
いや、そんなドヤ顔で言われましても.........。
なんか無駄に腹立つなその顔。
.........作者じゃなかったらぶん殴ってるとこだよ。
サンズ並の、いやそれ以上に寒いダジャレに少し苛立ちを覚える僕。
「.....嘘でしょう?ちゃんと続きが...........................あるのよね?」
ママの表情がコロコロ変わる。あなたそんなにバリエーションあったんですね。
縋るようなそんな言葉にもヘラヘラとする犬。
「ど〜かな〜」
.........何故だろう。どうしても憎めない。
むしろちょっと微笑ましい。
あれ?僕侵されてきた?
「その答えを知るのはちょっと......”ハード”だワン!」
だから面白くないよ?したり顔で言わないの。
犬の言い様にもう諦めたのか、ママが徐ろにホームの方に足を向けた。
「ワン!」
犬は黙ってろや。今ママを描写してるんじゃ。...描写っていう描写じゃないけど。
「どうしたんだワン?死ぬんじゃなかったのかワン?」
いや、僕があたかも殺すみたいに言わないでよ。
でも......確かに僕もどうするつもりなのかは知りたい。
いきなり終了だよ!ってなってもねぇ...。
「だって、ここで終わりなら...死んでも意味ないわ」
やめて。だから僕殺すつもり無かったって言ってるじゃん。......言ってないけど。
「じゃあこの後どうするんだワン...?」
「そうねぇ...パイをもう1つ...焼きましょうか。さっき焼いたのは焦げてしまったし......」
あー、そういえば言ってましたね。ちょっと焦げちゃったって。でも美味しそうだったよ。
「でも結構美味しかったワン」
ほらね、犬もそう言ってる。
って食べたのか。盗み食いは良くないぞ犬よ。
「......じゃなくて、美味しそうに見えたって意味だワン。おたくらが戦ってる間にこっそり食べたりしてないワン」
今から言い繕っても意味無いぞ。あと後者に関してはもはや食べてるって言ってるようなもんじゃん。
ほら、ママも微妙な顔してる。謝るなら今のうちだよ。
そんなことを考えているうちに、ママはそそくさとホームに戻ってしまった。あれ?僕の存在空気じゃない?
「ワン!ワン!ボクちんも食べたいワン!」
犬がちょこちょこ後を追う。......無駄に可愛いな。
「どうせ1人で全部食べちゃうつもりでしょう?」
「ボクちんも作るの手伝うワン〜!」
「床に寝転がってイビキをかくのは手伝うとはいいません!」
その言い方からして、犬は前にもママのホームに来たことあるんだね。まあ作者だからなんでもありか。
「イビキじゃないわん!寝ながら応援してるんだワン!」
いや同じじゃん。さすがブレないわ。
っていうか僕はどうすればいいの?
まさか本当にここで終わりなの?始まらないの?遺跡から出すらしないとか.........。
「...あれ」
ん?犬、僕に用があるの?
「まだいたワン?あんたよっぽど暇なんだワン」
余計なお世話じゃい。好きでここに居るんじゃないっつーの。地下に落ちてきちゃったんだからしょうがないじゃんさ。
言い訳苦しく、犬はママの後を追って消えてしまった。
1人残された僕はどうすればいいのか.........。
よく分からないけど、とりあえずここから抜け出すか。
そう思ってたら、遺跡の扉をちっちゃく開けてフラウィが出てきた。
「ちょっとー!」
出方は可愛いんだけどね。感情ないから中身は下衆よね。アズリエルに戻ってくれないかなー。.........さっきのやり取り見てたせいでノリが軽くなってしまった。落ち着くんだ僕。すー、はー、すー、はー。
「いつまで待たせるの!?あのオバサン、まだ死んでないわけ!?」
おい、だから僕は殺そうとしてないっつってんだろ。なんで殺す前提なんだよ。あとオバサンって酷いな。ママはピチピチのお母さんだぞ。
「隣の部屋でずっと待ってるのに.........」
あら可愛い。
そりゃあ、ずっとこっちでワイワイやってたらストーリーも展開もクソもないよね。
可哀想。なんかごめんね。
「...ん?ハードモード?」
あ、どうやら気づいたのね。そうなのよ。これハードモードなのよ。
「はは......スクショでも撮っといたら?みんなに見せたら人気者だよ」
スクショって何ですか?
よく分かんないけどスクショしたらアルフィー辺りが『ハードモードとかウケるwww』って呟きそう。
「......なーんてね!全く、これだから目立ちたがり屋は......」
目立ちたがり屋って言うか......ネット弁慶っていうか......うん......とにかく僕はスクショしてないから関係ないぞ。
「くだらないったらありゃしない!」
あ、それは同意。多分する人はするだろうけどね。記念になるよ.............................................多分。
「..............................で?いつまでここに居るの?先に進まないの?」
あ、フラウィは知らないのか。ここで終わりなんだよ。
「これでお終いよ」
どっかからママの声が。フラウィにいいイメージないはずなのにやっぱりママは優しいな。
「ハハハ!言われなくてもわかってたさ!みんなお節介だなあ!」
強がるなよ。弱く見えるぞ。
あとこの後どうすればいいか本気でわからないんだけど?
「......キミ、なんでまだそこにいるの?」
いや、だからどうしたらいいか分からないんだって。
「キミ、よっぽど暇─────────」
「それはさっきもうボクちんが言ったワン」
おうおう。犬再来。
あー............、立ち尽くしてるフラウィ..................なんというか........................ドンマイ。
憐れみの目で見るな!と言わんばかりに僕を睨み返したあと、フラウィはどこかに消えてしまった。
ハァ、それじゃあ僕もやり直すか。
5週目.........そもそもこれが4週目になるのかわからないけど、次はまたNかな。
ちょっと可哀想だったけどまた本調子に戻るだろうし、そうしたらまたフラウィぶん殴れるからいいや。
さ、リセットリセット。
ちょっとコミカルになってしまいました。
おかしいなぁ.........もっとシリアスになるはずだったんだけど.........まあゲームのハードモード自体が軽いからしょうがないんですかね。
あと前半は省いてます。お許しください。