キンジside
「「はぁー」」
「(……また、やっちまったよ……)」
あの後、幸弥と一緒にツンデレピンクから何とか逃げたが始業式には出られなかった後俺と幸弥は教務科に事件の報告を済ませて新しいクラスに
俺は『ヒステリアモード』と呼んでいるが、この特性を持つ人間は、一定量以上の恋愛時脳内物質βエンドルフィンが
「キンジ、大丈夫だよ。もう二度と会わないんだし……」
「……だよな。」
「だって、僕も二度と会いたいと思っていないしね……」
あの他人に優しい幸弥までもが、ツンデレピンク改めアリアに
「先生、あたしはアイツの隣に座りたい」
「「
キンジside終了
幸弥side
キンジと僕を追いかけていた子が何と
クラスの皆は最初は、一瞬絶句して
後ろのキンジの席の方から……
「な、なんでだよ……!」
と、小さい声でそう呟きが聞こえた。
「(アッハハハ、これ確実に僕も目つけられたよね?)」
僕がそう心の中でそう呟いていると、キンジと同じくこの学校で友達になった身長190近いツンツン頭をした
「よ……良かったなキンジ!なんか知らんがお前にも春が来たみたいだぞ!先生!オレ、転入生さんと席代わりますよ!」
と、まるで選挙に当選した代議士の秘書みたいにキンジの手を握ってブンブン振って席を立った。
武藤は、キンジが
「あらあら。最近の女子高生は積極的ねぇー。じゃあ武藤くん、席を代わってあげて」
先生は、アリアさんとキンジを交互に見てから事情を知らない武藤の提案を即OKしてしまった。
……先生マジですか!!
わーわー。ぱちぱち。
クラスの皆は、キンジに
「(まぁー実際は僕達は、
僕がそう思っていると………
「キンジ、これ。さっきのベルト」
キンジを呼び捨てに呼び、キンジが体育倉庫で貸したベルトをキンジに放り投げてきてそれをキンジがキャッチすると――
「理子分かった!分かっちゃった!――これ、フラグばっきばきに立ってるよ!」
そう言ったのは僕の左斜め隣に座っていた、僕の小さい時の幼馴染みである
「キーくん、ベルトしてない!そしてそのベルトをツインテールさんが持ってた!これ、謎でしょ!?でも理子には推理できた!できちゃった!」
理子は、探偵科ナンバーワンのバカ女とされているけど幼馴染みである僕は理子の性格冷酷で男口調を使うが根は優しく子供には優しい子という事を知っている。
「キーくんは彼女の前でベルトを取……」
トン!!
「痛ーーい何するのさコーくん!!」
「理子、それ以上は僕らは未成年者だしアウトだから言わせないよ?」
「えー、コーくんのケチ!!」
「ケチで結構です。」
「キーくんが、恋愛したのかも知れないんだよ?」
理子のその言葉にクラスは大盛り上がりに騒ぎだした。
「キ、キンジがこんなカワイイ子といつの間に!?」や「影の薄いヤツだと思ってたのに!」とか「フケツ!」とか言う始末である。新学期なのに、息が合いすぎだよ皆。
「お、お前らなぁ……」
遂に、キンジが頭を抱えだし机に突っ伏した時――
ずぎゅぎゅん!
……
「れ、恋愛だなんて……くっだらない!」
アリアが顔を真っ赤にして二丁拳銃を抜きざまに撃って……
「全員覚えておきなさい!そういうバカなことを言うヤツには……――風穴あけるわよ!」
それが、
幸弥side終了