忙しくて投稿するのが間に合いませんでした。
これからも続くかも知れませんので、首を長〜く待っててくたさい。
優人達は手を繋ぎながら目的地に着いた、土手の先に数十本の桜が咲いていたのを見つけた、若葉達はまだ来ていないのかいなかった。
友奈「ひゃあー凄いね!桜がこんなに咲いてるなんて!綺麗だよ!」
千景「こんなに咲いてるの初めて見たわ………綺麗ね」
友奈「あれ、郡ちゃん初めてなの?じゃあ初の桜だね!」
千景「いえ、そういう事じゃ」
優人「若葉達はどこにいるの?」
友奈「多分もう少しで来ると思うよ!桜の根元で待ってよ!」
友奈の提案で桜の根元に向かった。三人は桜の木の下で桜がヒラヒラと舞うのを見ていた三人、ふと優人が手を離して桜の木に手を添えながら考えていた。
優人(桜か……千本あれば綺麗だろうな………千本?桜?…千本桜か!?ここでバイオリンを弾けばもっと綺麗になるなるだろうな。自分の能力は何でも出来るからバイオリンも出来るはず、じゃあ早速やってみよう)
優人は千本桜を弾くためにバイオリンを能力で作り、弾くための準備をしていた。友奈と千景は優人がバイオリンを弾けるのか疑問を抱いた、友奈から見れば、バイオリン弾けるのかな?って位にしか考えておらず千景は、どこからバイオリンが?って疑問があった。
優人は準備が終わったのか弾き始めた。
BGM【千本桜 バイオリンver】
♪♪〜〜〜♪♪
友奈「凄〜い綺麗だね!なんて言う曲何だろう?」
千景「曲は分からない……でも綺麗な曲、何故か桜と曲が合ってる気がする。」
友奈「たまにはこう言うのもいいね〜心が落ち着く」
千景「えぇそうね。」
優人が千本桜を弾いてサビに入った瞬間、桜が空に舞い上がった。
桜達が優人の弾いている曲に楽しむかのように、踊っているかのように舞い上がっていた。
それを見ていた二人は目を奪われるように優人を目つめている事を本人は気づいていない。
曲のラストスパートに入り、優人は体を少し揺らしながら激しく弾き、時には優しく弾いた。曲が終わった、優人は清々しい気分だった事に嬉しく思った。気が付けば動物達がいる事に驚いた。
優人(こんなに気持ちいいなんて、凄いよ弾いてよかったよ……小さい演奏会だったな)
友奈「凄いよ!ゆう君バイオリン出来たの!?」
千景「素晴らしかったわ貴方の演奏」
優人「ありがとう二人共、弾いた甲斐があったよ。」
千景「所で今の曲の名前は何?」
優人「えっと千b「おーい!」来たみたいだね」
土手の上から球子が声を上げながら手を振って優人達の方走って来た。
杏「タマっち先輩急に走ったら危ないよ!」
球子「へーきへーき!タマが転ぶと思ってるのか杏?」
杏「転びそうだから言ってるんです!」
球子「だからへーk」ズテーン
杏「言った側から転ぶの辞めてくださいよタマっち先輩!」
ひなた「大丈夫ですか?球子さん怪我は?」
球子「へーきだぞ!この位どうって事………痛い」
球子が転んだ事で優人達が駆けつけ、心配をしていた。
友奈「大丈夫タマちゃん!怪我はしてない?」
球子「あっ足が痛い」
千景「走る方が悪いのよ」
ひなた「どうしましょう救急箱がありません、急いで取りに戻りますから少し待ってて下さい!」
優人「行かなくていいよ」
ひなた「でも球子さんの怪我を放置する訳には」
優人「待っててね、タマちゃん少し怪我したところ触るよ?」
球子「強く触ったら毎日お前の部屋に突撃するからな!」
球子が怪我の所を強く触ったら優人の部屋に毎日突撃すると言う謎の宣言を言った球子は気づかなかった。球子と優人以外の目が鋭くなっていた事に。優人は球子が怪我をしている足に触れた、優人の手から薄い緑色が2秒か3秒位発光した。光が止むと優人は手を引いた。
優人「これで怪我は治った筈だよ、動かしてみて?」
球子「どれどれ…………おぉー!!足の痛みがないぞ!これはぶったタマげたな〜!」
優人「よかった……治ったみたいで、次走る時転ばないようにねタマちゃん」
球子「次も転んだら優人に治して貰うから大丈夫だ!」
優人「転ばない努力はしないんだね」
球子「でも治してくれるだろ?」
優人「治すけどさ〜」
球子「それ以上文句が言いたいならタマは優人の部屋に突撃するからな?それでもいいなら言ってもいいぞ?」
優人「…………………」
球子「どうしたよ?早くタマにいいタマえ」
優人「……誰か助けて!」
優人の願いが叶ったのか千景が動いた。
千景「そこまでよ土井さん、貴方これ以上流星さんを困らせるなら私が黙らせるわよ?……精神的に」
球子「あっいや冗談だよ千景」
千景からでた声はドスの聴いた声で、優人は怒らせないようにしようと心に誓った。
杏「優人さん、大丈夫ですか?怖かったら抱きついても良いんですよ?それとも私が抱きしめましょうか?」
友奈「ダメだよあんちゃん!怖がってるなら私の所においで?ゆう君!怖いものから守ってあげる!」
千景「流星さん怖いなら私の所へ、怖さが消えるまで私の部屋でゲームでもどうかしら?」
ひなた「いえいえ、ここはぜひ私がやりますよ!神託が来れば直ぐに伝えられるので、それに仲良くもなりたいので。思い出に写真でもどうですか?優人君、私の部屋で」
優人「えっ…………と……自分の部屋で………待機……です」
「「「「決めて(ください)」」」」
優人「(自分が何やったって言うの?怖いよ〜)うぅっひっく……
わかば〜わかば〜!」
優人は我慢の限界でとうとう泣き出してしまい、若葉に抱きついた。
若葉は、優人が抱きついた事に嬉しかったのか顔がニヤついて、ひなた達に見せつけた。
若葉「怖かったか?」
優人「………うん」
若葉「もう怖くないからな?私が守る……お前は頑張ったんだ、これからは休んでいいだろう、後は私達に任せればお前は戦わずに暮らすんだ」
優人「………」
若葉「戦いは辛くなるだろう、でもお前は戦わずに」
優人「それじゃ………それじゃ意味が無いんだ!!!!!」
若葉達が優人の声に驚き、疑問に思った。
若葉「何故意味が無いんだ?お前は戦わずにすむんだぞ?」
優人「俺は!俺がここに残った理由は!若葉達を!世界を救う為に俺はここにいる!守る為に俺は誓ったんだ!誰かを助けれるヒーローの様に!!その証がマフラーだ。だから俺は戦う!勇者と言う名の呪縛から解き放つ為に!
だから戦いを投げ出すなんてそんな事は出来ない、誰かが悲しむ顔何て俺は見たくないんだ!俺は若葉達を死なせない……例えどんな姿になっても俺は………」
ひなた「そしたら誰が優人君を守るんですか?私達だって優人君が悲しむ事や辛い所何て皆見たくないんです。だから、優人君を守らせて下さい」
優人「ダメだ、俺は守るって決めたんだ…戦わせる訳には」
若葉「私達は仲間だ、例えお前が何て言おうと私達は仲間と言い続ける!だからお前の背中……守らせてくれ」
優人「(俺は………俺は!………『正しい事なんて、どこにもない。自分に出来ることをするしかないんだわ』正しい事なんて、どこにもないか……俺の出来ることは戦う事………今はそれでいいんだ)背中任せても………いいかな?」
若葉「あぁ…任せろ」
ひなた「よかったね若葉ちゃん」
友奈「気を取り直してお花見しよ!」
さっきの雰囲気は一体どこえ行ったのか。
ひなた「それでは皆で記念写真を取りませんか?」
友奈「いいね!やろうよ皆で!」
球子「タマは真ん中だ!」
優人「え〜」
球子「………突撃」
優人「タマちゃんは真ん中が、合うよね!」
球子「そうだろう?」
千景「土井さん?」
球子「やっぱ主役は優人だとタマは思います!はい。」
友奈「じゃあ私は郡ちゃんの隣!」
千景「私はそれでいいわ」
若葉「そうだな……流星の隣だな」
優人「呼び捨てでいいよ?」
若葉「分かった、これからもよろしく頼むぞ優人」
優人「任せて!」
ひなた「じゃあ取りますよ〜?」
友奈「あれ?ひなたちゃんは一緒に映らないの?」
ひなた「固定するのが無いので写れませんね」
友奈「じゃあ私が撮るよ!」
ひなた「それじゃ友奈さんが写れませんよ?」
友奈「大丈夫だよ!交換交換すればいいんだよ?」
優人「自分が撮るよ!」
若葉「そしたら優人が映らないじゃないか」
優人「大丈夫!マフラー使えば行けるから!」
ひなた「あっ!そういう事ですか!」
球子「どう言う事だ?タマにはちんぷんかんぷんだぞ!」
千景「私も分からないわ?教えて欲しいのだけれど、上里さん?」
ひなた「実際に見た方が早いですよ?」
優人「ひなたタイマーにして」
ひなた「分かりました!」
ひなたはカメラをタイマーにしましたと言う合図をした時に、優人のマフラーがひなたに向かって伸びた。若葉達はマフラーが動いた事によって当日者以外が、驚いた顔になっていた。
ひなたはカメラをマフラーに預けて優人達の方に行き、優人の隣に並んだ。
優人を真ん中に、優人の右がひなたそして左が若葉、友奈と千景は優人の前で膝立ちを、球子と杏は友奈の隣で一緒にいる。
そして、ひなたと優人以外は頭が追いついていないのが驚いた顔でフリーズしたままだった。
パシャ
虚しくもカメラは撮ってしまい、殆どが驚いた顔になっていた。
撮り終えたのでマフラーが持っているカメラをひなたに渡し、皆がフリーズが直るまで待った。
内容がひどい様な気が