仕事が今急がしい時期で投稿が遅れました。
数分して皆がフリーズから戻った後。
杏「な、何でマフラーが勝手に動くんですか!」
優人「万能なマフラーだからさ」
若葉「万能のマフラーって何だ優人?」
優人「分かりやすく言えば大体何でも出来る優れもののマフラーさ」
球子「な、何でも!?」
優人「タマちゃんが思ってる何でもは出来無いけどね」
若葉「だが、大体は出来るのだろう?何が出来るんだ?」
ひなた「私も気になります!」
優人「えーっとさっき見た通り物とかを持ち上げたり、温度調節が出来たり、伸び縮みしたり出来るんだよ!」
自分の巻いているマフラーの説明を一通り話した。球子が珍しく真剣な顔をしながら優人に質問をした。
球子「タマは気になってたんだが、その万能マフラーってどれくらい重いのを持てるんだ?」
優人「分からない。でも、試してみようか?どれくらいの重いの物を持てるかを」
千景「試すって何で試すの?」
優人「ここには丁度いいのがあるんだよ?例えば………………目の前にいる人とか」
千景「!?」
千景は嫌な予感がしたのか優人から後ずさりした。優人のマフラーが千景に向かって伸び、千景のお腹に巻き付けて固定した。
若葉「優人それぐらいにしろ。試したいなら私にやれ」
優人「分かったよ」
優人は千景からマフラーを解き、若葉のお腹に巻き付いた。解放された千景は納得行かない顔になっていた。
千景(乃木さん余計な事をしたわね)
若葉「さぁ優人、覚悟は出来ている」
ひなた「若葉ちゃんリラックスして」
優人「持ち上げるから舌を噛まないように口は閉じてて」
覚悟を決めた顔をしている若葉を見て心配したのか、ひなたが力を抜くように言ったものの、若葉は依然として変わらず、力んだままだった。
優人「じゃあいくよ!」
若葉は地面から少しづつ離れていき、周りからは心配の眼差しが優人と若葉に突き刺さる。優人はそんなに心配しなくても、と思いながらも若葉を持ち上げていく。
優人「若葉大丈夫?辛くない?」
若葉「あぁ大丈夫だ、むしろ新鮮な感覚だ」
優人「ならよかった!」
球子「次はタマがやりたい!」
杏「タマっち先輩大丈夫ですか?落ちるんじゃないかヒヤヒヤしますよ。」
球子「大丈夫だ!タマに任せタマえ!」
杏「その言葉を聞くだけで心配なのは私だけなのでしょうか?」
ひなた「杏さんだけじゃ無いですよ?私もヒヤヒヤしてますから。」
友奈「大丈夫だよ!ゆう君が助けてくれるよ!」
杏「でも優人さんだけでは」
優人「………そんなに信用ない………のかな」
友奈「ゆう君私は信用してるからね!」
千景「私も信用してるから落ち込まないの」
優人「でも」
友奈「大丈夫、私と郡ちゃんがいるよ?」
優人「………うん」
友奈「もう!」
焦れったかったのか友奈は正面から優人を抱きしめながら耳元で囁いた。
友奈「大丈夫だから、寂しかったら私の所においで?たくさん話をしよう?」
優人「うん………もう少しがんばる」
友奈「えらい えらい」
友奈は優人から離れて、優人の帽子を撮って頭を撫でていた所で杏が話を聞いてきた。
杏「二人で何の話をしてるんですか?」
友奈「皆でまた遊ぼうねって話だよあんちゃん!」
球子「てか、そろそろ若葉を下ろしてやれよ」
優人「忘れてた!」
解散後
部屋に戻った優人は疲れが来たのかベッドに寝っ転がって、今日の事を思い出していた。
楽しかった、また遊びたい、会いたい、優人は不思議な気持ちで困惑していたが、別に不快では無い むしろ心地いいと言う感情がある。
だか優人は分からない、分かるはずが無かった。誰も手を差し伸べてくれる人がいなかった世界にいたからだ。
優人「何だろう……この気持ち……すごく楽しかった?よく分かんないや、そうだ!動物見て思ったけど動物になってみたかったんだよね!早速変身しようかな?でも何の動物に変身しよ?」
と言いながら考え始める優人は、かっこいい動物を思い浮かべた。
優人(強くてかっこいい動物か〜…………狼だ!早速変身!)
部屋の中で風が吹き始め 次第には暴風となった。優人を風で包んで数秒後、風が止んで出てきたのは耳と尻尾が生えた優人だった。