深海よりもシンカイヘ   作:新倉 イツキ

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どうもイツキです!今回唐突の2作品目の投稿です!1作品目は?大丈夫です!気まぐれなので。。。。!今回は同じ艦これでも敵である深海側の提督!ちょっと書いてて萌えました…!ところどころミスはあるかと思いますが、そこは皆様の寛大なお心に期待します。では長々と書き綴るのもアレなので、本編の方どうぞ!


第1海「深海」

気がつくと暗く冷たい海の底にいた。体が今にも壊れてしまいそうなほどの痛みを感じるのに何故か心地よくも感じられる。

―まだ死ねない。薄っすらと見える太陽の光に手を伸ばしても届かない。

 

思えばあまり悪くはない人生だった。艦娘の提督として鎮守府に着任して色々な艦娘の子達と笑ったり、叫んだり…たまに悪いことをする子がいたら怒鳴って叱ったり。カッコカリではあったが長門にはケッコン艦としてよく尽くしてもらった。あれは少し不器用で何をするにも失敗ばかりして可愛い奴だった。

ゆっくりと深海に沈みながら1人の提督は過去の思い出をまるで昨日のことのように思い出し、姿を消した。

 

「コレハ…」

すぐ近くから声が聞こえる…

「ヒト、カ?」

聞き慣れた言語のはずなのに何処か片言な喋り方。

「マダイキテイルゾ…シンカイヘツレテイコウ」

誰かが俺の体を引っ張っていく。

「ヨウコソ…シンカイヘ」

その言葉を聞いた瞬間目が覚めた。軽い頭痛が頭の中を刺激する。

周りを見渡すとどこかの海岸だろうか…周りは横一面の砂浜だった。

「どうしたんだ提督。こんなところで…」

声をかけてきたのは長門だった。心配そうな顔をして手を差し出してくる。

「あ、あぁ…いや、少し悪い夢を、見てた気がする」

「な、!?それは大丈夫なのか!なんかの病気じゃないだろうな!」

少し俺が体調を崩すといつもこうだ。微熱が出た時も本部につながる回線で緊急で医師を呼ぼうとしたり、鎮守府内の放送で大袈裟に叫んだりと…ほんとうにいい嫁を持ったものだ。

「大丈夫だ。ただの夢だ。ただの…」

海はいつもの時間のように穏やかに流れている。夕日が水平線と重なり鮮やかな色を映し出す。いつも見ている光景なのに何故か懐かしい。

「そ、そうか。では提督!執務の時間だぞ!戻ってすぐ取り掛からなければ終わらん!」

少し嬉しそうに長門は俺の手を引き、艦娘たちのいる鎮守府へと帰還する。

 

執務室に戻るとやはりどこか懐かしい気がする。さっきまでここにいたはずなのに、何年もいなかったかのような。

「む…?提督大丈夫か?」

「あぁ、大丈夫だ」

それにしても書類の山が机の上いっぱいとはこれは少々骨が折れそうだ。長門はやる気満々だが、どうにもこういうのは気が乗らない。でも、こいつが隣にいるから少しは我慢できるというもの。

「時間はもう夕方の5時だからな。さっさと終わらせて夕ご飯にするぞ」

―あれ…?このやり取り…どこかでしたような…。

 

思えば、この鎮守府は多くの艦娘たちの声で朝から晩まで賑わっているはず。なのにどうしてその声が聞こえないのだろう。

書類を片付け、長門と俺は食堂へと向かった。食堂はいつも多くの艦娘が利用するはずなのだが…なぜか愛宕と加賀、赤城、比叡、電、曙しか居なかった。食堂は100人以上利用できるよう設計されているのだがこれでは寂しいどころか、どこか心に穴が空いたような不思議な感じだ。

「提督!今日も気合い!入れて!早食い競争です!」

―やはり、この光景を俺は一度…

「ん、あぁ…俺は負けんぞ」

「提督、何だか元気がないように…?」

加賀は俺の体調を心配するようにおでこに手を当ててくる。

「熱はないみたいね」

「全く!やっぱりクソ提督は自分じゃ体調管理すらできないのね!」

「こらこら曙ちゃんそういう言葉遣いはいけませんよ?」

愛宕が曙を叱るが、曙は反省するそぶりを見せない。こいつはいっつもこうだったな。こうやって俺にはきつく当たって…でも、最後は…最後…?

すると俺の頭の中にいろいろな記憶が濁流のように押し流れてくる。どれも、懐かしい思い出で、艦娘たちと出会い、共に過ごした日々だ。

「提督そっちは…!」

「いけません!誰か!提督の船を止めて!」

「提督!」

「司令官!」

砲弾の雨が俺の船に降り注いだ。後部のエンジンが被弾し爆発を起こした。俺は船の甲板にいたが、爆風によって船の壁に押し付けられる。

気づいたら、自分の胸に鉄の棒が刺さっていた。血が止まらない。これはもうダメだな。あぁ…長門がこっちを見てる。なんて顔してるんだ。泣くな。ここは危ない。撤退しろ。

俺が手信号で撤退の指示を出す。近くにいた加賀が長門を引っ張り撤退しようとするが、長門は動こうとしない。仕方なく赤城の加わり、撤退支援を行いながら3人は撤退していった。

だれも死ななくてよかった。その気持ちがこの痛みを緩和してくれる。船は弾薬庫の誘爆によりエンジンは全損。俺は爆発で海へ投げ出された。

 

思えば悪くない人生だった…。長門…みんなゴメンな。こんな提督で。

消えゆく意識の中で1人の提督は深海へと沈んでいった。

「ヨウコソ…シンカイヘ」

 




いやぁ、どうでした?どうだったでしょうか?少し分かり辛いストーリーかもしれませんすいません。こんな作品ではありますが、皆さん!どうか!最後まで!お願いします!

twitter 新倉 イツキ

あ、ちなみに自分の好きな艦これキャラは…五月雨ちゃんです!ドジっ子っていいですよね!みなさんの好きなキャラはなんでしょうかっ?よければコメントお願いします!ちゃんと返しますので!あと、評価の方お願いします!どんな評価でも作品の向上、モチベーションにも繋がるので是非ポチッとお願いしますね!あ、それと最近ようやくハーメルンの使い方わかってきました!(笑)前回の作品の時はかなり機械が苦手だったんですけど、少し慣れたような気がします。この調子で機械も勉強しつつ作品の向上に努めてまいりますので今後ともよろしくお願いします!
では、気合い入れて、ばいなら!ーー。」

追記「すみません!非ログインユーザーからも感想を書けるようにしました!機械音痴ですみません!」
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