あとお気に入り600到達、通算UA40000越えありがとうございます!この小説が始まってから一ヶ月ですが、まさかこうなるとは思いもしなかったです。
これからも傭兵日記をどうぞよろしくお願いします!
今回はハイエンドモデル多数と出くわします。どーぞ。
105日目 曇
大変な目に遭った。
俺がポチと会社の外周警備をしていたら何処からともなく現れたダイナゲートの集団に襲われたのだ。勿論俺はポチを担いで逃げたのだが運悪く躓いて転けてしまい、その上にダイナゲートの集団が俺に覆い被さってきたのだ。そのままわちゃわちゃとダイナゲートたちに揉みくちゃにされていると、ポチが蹴散らしてくれた。何かパワーも倍増してないか?
ポチに蹴散らされたダイナゲートたちは、ポチをリーダーと認識でもしたのかポチの合図と共に整列し始めた。そのまま俺が歩き出すとダイナゲートたちも着いてきた。何だこの集団……近くにいたサボりをしている職員達から不可解なものでも見るような目を向けられた。そしてポチはポチで俺に抱っこを要求してきたし何なんだ本当に。ポチは嫉妬でもしていたのだろうか?
どちらにせよこのまま警備を続けるしかないため周りを見回しながら歩き続ける。途中、ハイエンドモデルと出くわした。『
処刑人がダイナゲートたちに続いて俺の警備に付き合い始める。会社内はどうやら娯楽が少ないらしく、俺のような新顔は珍しい上に、しかもダイナゲートの集団を連れて歩く光景は面白かったようだ。特に何の問題もなく警備を終えて警備室に戻る。処刑人にダイナゲート達を任せてまた暇な業務を始める。
相変わらず暇になってしまうので、明日ちょっと暇潰しになる物を家から持ってくるとしよう。
106日目 雨
今日も今日とて巡回をする。合羽を着てポチと警備室から出るとそこには十数体のダイナゲート。どうやら巡回任務に着いてくるつもりのようだった。目は多ければそれで良いため邪険に扱わずに連れていく。今回は工場内を回る手筈だった。案内兼バディとなった『
狩人と工場内を歩く。ここでは全ての製造工程を機械で行っており、最低限の機械の監視員以外は人らしき姿はない。というか何故人間に警備をやらしているのか狩人に聞けば、人権団体絡みでこうせざる負えなかったと返ってきた。なら仕方がない。それにしても壮観であった。人形を組み立てる機械が規則正しく動き続けるという光景は心踊る。
俺が食い入るように見ていたら狩人に引っ張られた。仕事に集中しろとのこと。
途中、ベンチで休んでいた処刑人と出会った。狩人が結構親しげに処刑人へ声をかけ話していたが、この二人は仲が良いのだろうか?
そして処刑人も巡回に着いてきた。どんだけ暇なんだよ。ダイナゲート一匹抱き上げてたし……ポチもねだってきたが銃を引っ提げている上に合羽だったので狩人に抱っこをさせた。彼女は困惑気味だったが渋々ながらもやってくれるあたり結構優しい。ポチも嬉しがっていた。
一通り巡回を終えてまたいつもの受付業務へと戻る。処刑人もよっぽど暇なのか俺と一緒にやり始めた。彼女にそんなに暇なら外に出たらどうだ、と言ったらこの前出先でトラブルを起こしたから外出禁止になっているとのこと。ドンマイというべきかなんというべきか。仕方ないので彼女とトランプをしながら仕事をすることにした。
また他の警備員にびっくりされたがな。
107日目 晴
本日もお日柄よくなんて考えながらあくびをしていたら小さな訪問者が現れた。というか例に漏れずハイエンドモデルで、腰に榴弾砲を引っ提げてる。『
俺が勝ちまくって彼女を泣かせてしまったけどな。終いには榴弾砲向けられた。ポチが居なかったらこの世から別れを告げることになっていただろう。デストロイヤーも負けず嫌いなのは良いんだが俺が人間ということを忘れないでほしかった。そのあと彼女はポチと遊んでいたが、見た目も相まって其処らに居そうな少女そのものだ。
何だか癒しを感じてずっとその光景を見ていたら、たまたま外出しようと警備室にやって来たスケアクロウに見られてしまい彼女に何とも言えない微妙な表情をされた。
恥ずかしい。
108日目 曇時々晴
処刑人と追いかけっこする羽目になった。処刑人が鬼で、俺が逃走役。なんで追いかけっこなんてするのかと言えば、単なる娯楽を追い求めた結果みたいなものだ。解せぬ。
因みにリフィトーフェンや代理人など、万が一の為の監視員付きで行う。俺が死ぬなんて事があったら駄目だからな。
ルールは制限時間内に処刑人が俺を動けないように拘束したら勝ちで、それに対して俺はどんな抵抗をしても良いというものだ。
追いかけっこが始まる。処刑人は早速全速力で俺に迫り、腕を伸ばして来たがそれを掴んで背負い投げた。突然視界が回転して混乱する処刑人と歓声を上げる警備員たちを尻目に俺は走って逃げる。直ぐ様処刑人が起きて俺を追いかけるのだが、その時にはもう俺はそこら辺の草影に隠れていた。
大声で俺を探す処刑人。地味に俺の近くに居るから下手に動けなかった。声が遠くなったのを確認して、また動き出す。周囲を見回しながら動き回り、処刑人の声が聞こえてくる度に隠れる。それを繰り返して何とか制限時間まで逃げ延びた。
オチはない。ただ処刑人がまぁ悔しがっていたのは記憶に残っていた。それと、何故かリフィトーフェンとリコリスという男がまた似たようなことをやってくれと頼んできた。二度とやるかこの野郎。
ジャベリンくん大変だよなぁ(他人事)
それにしてもどんどん物語が進んできますね……そろそろ起承転結の転になるかなぁ?
次回はもう少しほのぼのとします。
さて、感想及び評価は作者の心の支えとなります。是非ともお願いしますね。それではまたこんど!
4/13 少し加筆