傭兵日記   作:サマシュ

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ジャベリンくんお仕事へ。
狩人の勢力圏へいざ行かん!

それではどーぞ。


傭兵、潜むってよ。

182日目 晴 困惑中

 

ポチお前もか、お前もなのか。健気な分まだいいんだけども。

いや、確かに一人で任務に行くから心配する気持ちは分からんでもない。というか待て、どうやって俺の日記見つけたんだ?一応本に偽装して片付けたはずなんだけど。次はもうちょっと考えて片付けよう。

 

まあそれは置いといて、現在は鉄血の勢力圏に俺は潜入している。この任務、非公式でもあるから俺が捕まったら終わりだ、助けなんて来ないからな。それにここの支配をしてるのが狩人だ。処刑人のこともある、俺を見つけ次第殺しにかかることだってあり得るからな。

ちゃんと生き残るって肝に命じておこう。

 

遠方から鉄血人形の集団がやって来たのでここで筆を置くとする。

 

 

 

 

 

 

183日目 曇

 

潜入二日目。鉄血へ決定打を打つことが出来るであろう場所を探す。

今回は一人のため、久しぶりに小型ドローンを使った。ここではジャマーが張られていなかったので安心だ。

周辺を偵察したところ、敵の補給地点を発見した。ふむ、補給を断つというのも一つの手だ。

夜に行動を起こそう。爆発物は補給地点にあるだろう。

 

 

 

 

 

 

184日目 曇

 

危うく爆発に巻き込まれそうだったが敵の補給地点を破壊した。ついでに軽く巡回の人形も破壊しておいた。……鉄血の下級人形も一応喋る事は出来るんだな。一体ほど急所を外してしまったがその人形の口から出たのは随分と悲痛な叫び声だった。

全く、鉄血工造にしてもI.O.Pにしても人形を人間に寄せすぎなんだ。昔の俺なら人間相手ばかりだったから慣れてたものの、久しぶりのそれは少しキツい。慣れなければ恐らく窮地に陥るだろう。

 

多数の足音が聞こえてきたので隠れる。もし鉄血の人形なら早急に破壊していこう。

 

 

 

 

 

 

185日目 雨

 

少しずつだが鉄血の人形達を破壊して行くことが出来た。何となく人形、リッパーやヴェスピド、イェーガーの持っていた銃を使ってみたが、反動がどうにも強かったのでとても使えるものとは言えなかった。うーむ、使えるなら使っておきたいのだがなぁ……こういうのはトライデントの畑だな。アイツなら使いこなせるだろう。

そういえば、アイツの結婚式なんだが無事に終えたらしい。盾の奴らや剣の奴らが交代で警護を行っていたと聞く。いや凄い警備態勢だな?誰も襲えんぞ。

因みに写真を送って貰ったのだがその写真のトライデントの顔は幸せそうな顔だった。うん、俺は嬉しいよ。部下の幸せは上司の幸せだ。

 

それにしても結婚か。俺は結婚というのはあまりよく分からない。ただでさえ家族の記憶も無いんだ、結婚を考えるよりも記憶を取り戻す方が先だろうに。

でもそうだな、記憶を取り戻したら逆に危ないのかもしれない。錯乱しそうだ。

 

……もし結婚するなら誰とだろうか。

 

 

 

 

 

 

186日目 晴

 

本日は晴天なり。潜入してから今日で五日目だな。今は欠伸を噛み殺しながら鉄血の基地を探している。いや、電波塔でもいいんだがな。通信を断絶出来るというのは大きい。

それにしても鉄血人形の動きが統一されているな。見てて惚れ惚れする。

いや見惚れてる場合じゃないな。目の前の集団は狩人が直接指揮をしているようだ。彼女の姿を見つけた。狩人は忙しなく下級人形達に指示を出しており、隙だらけだった。だが俺の持ってる銃では一発で殺しきれない。なので影に隠れてこの集団が居なくなるまで遣り過ごすつもりだ。

ふと一体の人形が狩人に何かを伝える。それを聞いた彼女は不敵な笑みを浮かべてこんなことを言い放つ。

「来たかジャベリン……処刑人の仇、取らせてもらうぞ」

 

これを言った後の彼女はまた人形達の指示に戻った。

おいおい、あの補給地点でのこともう見つかったのか?そうなると俺迂闊に動けなくなるぞ?というか狩人はまともそうだ、良かった。違う違う良くねぇよ敵なのは変わらないんだから。

 

倒せる内に倒したほうが良さそうだなこれは。

 

 

 

 

 

 

 

 





ジャベリンくん、ちょっとだけ結婚について考える回でした。

ヘリアン「!」ガタッ

落ち着いて。確かにジャベリンくん君の事好みとか言ってたけど結婚するかは別のはな(ダーンッ
あ、もう少し彼は潜入してます。

ところで、コメント眺めてたらある人のコメントにジャベリンくんのショタ化なんてものがありまして……二ヶ月記念でやってみようかななんて思っております。

というか今日で『傭兵日記』が始まって二ヶ月ですね。まさかここまで行くとは私は思いもしませんでした。これからもこの作品を応援よろしくお願いします!

さてこの作品への感想及び評価は心の支えです!どうぞ宜しくお願いします。それでは!
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