姉に天使が舞い降りた?   作:naogran

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東京都多摩市にある星野家。



この星野家に住んでる大学生・星野みやこ。彼女の部屋にはミシンがあり、セーラー服とメイド服などがあった。その部屋に近付く1人の人物が居た。

???「みゃー姉おっはよー!!」

ドアを開けて寝てるみやこに飛び込んだのは、小学5年生になる妹の星野ひなたである。

みやこ「グファッ!?」

飛び込み攻撃で起きた。

ひなた「みゃー姉起きたかー!?」

みやこ「お、おはよう・・・」

ひなた「おはよー!」

???『ひなたー!そろそろ行くぞー!』

ひなた「はーい!行って来まーす!」

ドアを閉めて学校へ行く。

みやこ「行ってらっしゃい・・・」

だが二度寝しや。

???『みやこー!何時まで寝てるのー!』

みやこ「起きたー!起きたからー・・・」

母の声を聞いて起きたと言ったが、また寝た。






玄関では。

ひなた「ゆー兄お待たせー!」

祐太「来たか。姉ちゃん起きたか?」

ひなた「うん!」

祐太「そうか。じゃあ行こうか。」

ひなた「はーい!」

彼はみやこの弟でひなたの兄である高校1年生・星野祐太。






昼の12時。

みやこ「フレンチトースト〜!昨日の夜から漬け込んでおいたフレンチトースト〜!」

うきうきしながら冷蔵庫を開けてフレンチトーストを食べようとしたが。

”うまかった 母”

母の千鶴からの置き手紙だけがあった。

みやこ「母ぁ・・・ん?」

しかしその置き手紙の後ろに。

”みゃー姉のぶん!ひなた”

ひなたからの置き手紙とフレンチトーストがあった。

みやこ「ひなたー!ありがとー!」




早速フレンチトーストを調理。

フライパンにバターを敷いて、フレンチトーストを焼く。




完成。匂いを堪能して、食べる。

みやこ「いただきま〜す。」

しかし。

みやこ「甘!?」

予想以上に甘かった。ひなたが砂糖を大量に入れたからだった。




食べ終えた後は、部屋で絵を描く。

みやこ「ひなたまた大きくなったからなぁ〜。採寸し直すか。」

ひなた『みゃー姉ただいま〜!』

みやこ「あ、もうそんな時間か。」




玄関前。

ひなた「ここがウチ!入って入って!」

ドアを開ける。



みやこ「お帰り〜ひなた〜。」

ひなた「みゃー姉ただいま〜!」

???「お邪魔します。」

友達を招き入れた。

みやこ(春も終わりの気配を出し始めた5月も末の事。私に・・・天使が舞い降りた!)

髪の長いひなたの友達に一目惚れした。


1話「もにょっとした気持ち」

友達「お邪魔します。」

 

みやこ(何、この子?すっごい可愛い!!)

 

友達「?」

 

みやこ(と言うか、何か顔が熱い・・・!風邪でも引いたかな・・・?でもそんないきなり・・・)

 

ひなた「みゃー姉!今日は友達連れて来たぞー!」

 

みやこ「・・・!」

 

ひなた「私のお姉ちゃんのみゃー姉!凄い人見知りだから、初めて会う人とは目を合わせないんだ!」

 

友達「へぇ〜。えっと、初めまして。白咲花です。」

 

みやこ「え・・・あ・・・あの・・・星野みやこです・・・」

 

彼女の名前は白咲花。ひなたのクラスメイトで友達。

 

ひなた「返事出来た!凄いぞみゃー姉!頑張った!」

 

花「顔真っ赤。」

 

みやこ「え、いやちょちょ・・・止めて・・・!(って言うか、幾ら何でもこんなにどきどきするなんて変だ・・・何なのこの・・・何?このへんがもにょもにょする・・・)」

 

そこに祐太が帰って来た。

 

祐太「ただいま〜。」

 

ひなた「お!ゆー兄!お帰り!」

 

祐太「ようひなた。ん?おぉ花ちゃん!」

 

花「あ、お兄さん。お邪魔してます。」

 

祐太「いらっしゃい。」

 

ひなた「私の部屋こっちー。」

 

花「うん。」

 

祐太「後でジュース持って来るよ。」

 

ひなた「ありがと〜!」

 

祐太「ん?姉ちゃん何してんの?」

 

みやこ「ゆ、祐太!何時からそこに・・・?」

 

祐太「さっき帰ったばかりだけど?」

 

 

 

 

部屋に戻ったみやこ。

 

みやこ(とりあえず落ち着こう・・・落ち着け私・・・)

 

1回深呼吸する。

 

みやこ(よぉし、落ち着いてきたぞ・・・何でこうなってるか冷静に考えてみよう・・・えっと・・・花ちゃんを見ると・・・)

 

花の事を考えてみると。

 

みやこ「もにょ・・・(何なのこれー!!うぅ・・・何これ・・・花ちゃん相手だと何でか何時もより緊張する・・・ひなたの友達だから仲良くしておきたいのに〜〜!!花ちゃん・・・)」

 

もう1度花の事を考えて、スケッチし始めた。

 

みやこ(花ちゃん、絶対こう言うの似合うよな〜!ふ、ふふふ・・・一層の事、私も友達になったりは出来ないかな?でも顔合わせて冷静に話せる気がしないし・・・はっ、そうだ!顔を合わせなきゃ良いんだ!)

 

 

 

 

その頃ひなたの部屋では、ひなたと花が3DSで協力プレイ中。そこにノックが聞こえた。

 

祐太「ひなたー。」

 

ひなた「ゆー兄か?」

 

ドアを開けると、祐太が立っていた。

 

祐太「ジュース持って来たよ。」

 

ひなた「おぉ!ありがとー!」

 

コップにジュースを注ぐ。ひなたと花がジュースを飲む。

 

祐太「花ちゃん、ひなたと仲良くしてる?」

 

花「はい。仲良くしています。」

 

祐太「そうか。」

 

するとまたノックが聞こえた。

 

ひなた「ん?みゃー姉か?どうしたみゃー姉?」

 

ドアを開けると・・・

 

 

 

 

サングラスとマスク姿のみやこが立っていた。

 

 

 

 

ひなた「え・・・?」

 

祐太「ね、姉ちゃん?」

 

みやこ「シュコー、シュコー。」

 

するとひなたが泣き出した。

 

みやこ「あ・・・」

 

ひなた「うわああああああああ!!!!」

 

自分の姉の腹部に頭突き攻撃。

 

ひなた「みゃー姉!!みゃー姉助けて!みゃー姉!!何処だーーーーー!!!」

 

花「そこで倒れてるのがそうじゃない?」

祐太「そこで倒れてるのがそうじゃねえの?」

 

ひなた「え?」

 

サングラスとマスクを取った。

 

ひなた「本当だー!も〜ビビらせるなよみゃー姉。」

 

みやこ「ごめん・・・(えっと、何しに来たんだっけ・・・?)」

 

祐太「サングラスとマスクで何やってんだ?」

 

みやこ「え?えっと・・・(あ、そうだ!花ちゃんと友達になろうと思って!)は、花ちゃん!」

 

花「ん?」

 

みやこ「わ、私と、友達になって・・・」

 

 

 

 

花「嫌です。」

 

 

 

 

みやこ「え?」

 

花「嫌です。」

 

祐太「即答?」

 

みやこ「そ、そこを何とか・・・」

 

花「お姉さんと友達になる理由が無いですし。」

 

みやこ「え?」

 

祐太「ド直球。」

 

ひなた「理由ならあるぞ花!」

 

みやこ・祐太・花「ん?」

 

ひなた「みゃー姉はゆー兄と違って友達が居ないんだ!可哀想だろ!」

 

祐太「カミングアウト攻撃。」

 

みやこ「ちょっとひなた!!」

 

花「え?そうなんですか?」

 

みやこ「ち、違うよ!友達居るから!」

 

花「そうですかぁ。」

 

みやこ「いやいや本当!いっぱい居るから!凄い・・・沢山・・・」

 

祐太「あーあ・・・」

 

花「・・・友達になりましょうか?」

 

みやこ「憐れまないで〜・・・」

 

ひなた「良かったなぁみゃー姉。」

 

祐太「良かったのか?」

 

みやこ「う〜・・・何か思ってたのと違う・・・」

 

花「お姉さん、元気出して下さい。」

 

笑顔でみやこに手を差し伸べる。

 

祐太(ま、眩しい・・・)

 

みやこ「は、はい・・・」

 

差し伸べた花の手を握る。

 

みやこ「・・・うへ、うへへへへ。」

 

花「どうしたんですか?」

 

みやこ「花ちゃんの手、すべすべで気持ち良いねぇ〜!」

 

花「気持ち悪!!」

 

後退りした。

 

みやこ「ち、違うよ!!変な意味じゃないから!!」

 

その横でひなたが自分の手を触ってる。

 

みやこ「あ、そうだ花ちゃん、採寸させて?」

 

花「いきなり何なんですか!?」

 

みやこ「すぐに終わらせるから、採寸させて!」

 

メジャーを取り出した。

 

花「近付かないで!!」

 

祐太「止めろ。」

 

メジャーを没収された。

 

みやこ「祐太〜返して〜!!」

 

祐太「花ちゃんを見ろ。」

 

みやこ「え?」

 

花「それ以上近付いたら・・・通報するから!」

 

スマホを出して通報しようとする。

 

みやこ「ひぃぃぃ!?」

 

祐太「出た。花ちゃんの必殺技。」

 

みやこ「ちょ、ちょっとひなた助けて・・・!」

 

ひなた「みゃー姉・・・私の手の方がすべすべだぞ!」

 

みやこ「ややこしくなるから張り合わないでくれる!?」

 

ひなた「ほら〜みゃー姉〜!」

 

両手でみやこの頬を触る。

 

みやこ「分かってるから知ってるから!」

 

ひなた「ゆー兄〜!」

 

今度は祐太の頬を触る。

 

祐太「分かってるから。」

 

みやこ「それより、彼処で通報寸前の花ちゃんどうにかして!」

 

ひなた「花の機嫌を取るのなんて簡単だぞ。」

 

みやこ「本当!?どうしたら良いの!?」

 

ひなた「ゆー兄!」

 

祐太「OK。」

 

 

 

 

持って来たメロンパンを花に食べさせる。

 

ひなた「食べ物あげれば大人しくなる!」

 

祐太「特にお菓子。」

 

みやこ(チョロい!そして可愛い〜・・・!)

 

ひなた「こうなった花は食べ終わるまで殆ど動かない。」

 

みやこ「わぁ〜本当だ〜!私も撫でてみようかな〜。」

 

撫でようとしたが。

 

”パシッ!”

 

左手で弾かれた。

 

みやこ「えぇ〜〜〜〜・・・・?」

 

祐太「自動ならぬ児童防衛・・・これ完璧に嫌われてるね。」

 

みやこ「じ、じゃあ祐太が撫でてみてよ!」

 

祐太「えぇ〜?俺も?う〜ん・・・花ちゃんまたカウンターすると思うけど?」

 

みやこ「いいから!」

 

祐太「はいはい。ごめんね花ちゃん。」

 

言われるがままに撫でる。しかし花は動じない。

 

祐太「あ、俺は良いんだ。」

 

みやこ「何で祐太だけぇ・・・」

 

ひなた「お!そうだ!私が花を撫でるから、みゃー姉は私を撫でれば良い!」

 

みやこ(何この状況?)

 

祐太「あんまり花ちゃんの邪魔するなよ?」

 

みやこ「って言うか、祐太は何で花ちゃんを知ってるの?」

 

祐太「この間下校中にひなたと花ちゃんと会ったんだ。建が花ちゃんに興味持っちまってな。まあ俺に関しては何の問題無かったけど、建の場合は不審者扱いされちまってな。」

 

 

 

 

 

 

数日後の土曜日。リビングでひなたはお菓子を食べ、祐太はスマホを弄り、みやこは花の事を考えてる。

 

みやこ(私の前に天使が舞い降りたあの日から、もう1週間・・・)

 

ひなた「何だみゃー姉?一緒にお昼寝するか?」

 

みやこ「もぉ〜、5年生にもなって〜。」

 

妹の頬を突っつく。

 

ひなた「じゃあゆー兄、私とお昼寝するか?」

 

祐太「5年生だから1人で寝れるだろ?」

 

妹の下顎を撫でる。

 

ひなた「えへへ〜。」

 

みやこ「ねぇひなた。」

 

ひなた「ん?」

 

みやこ「は、花ちゃんまた家に遊びに来ないの?」

 

ひなた「花?多分来ないぞ?この前誘ったら・・・」

 

 

 

 

数日前の小学校。

 

花『お姉さん居ないなら行くけど・・・』

 

 

 

 

現在。

 

ひなた「って言われた。」

 

みやこ「え?(あれ?何か物凄いショック・・・何で・・・?)」

 

祐太(うわぁ〜、姉ちゃん完璧に嫌われてるな・・・)

 

みやこ「(こうなったらもう一度家に来て貰って今度こそ仲良く!)ひなた!花ちゃんにこう伝えて!」

 

ひなた「ん?」

 

祐太「おい姉ちゃん、あんまり花ちゃんに拘るんじゃねえぞ?」

 

みやこ「大丈夫、今度は何もしないから。」

 

祐太「だと良いんだが。」

 

 

 

 

 

 

後日の小学校。

 

ひなた「花〜!」

 

花「ん?どうかしたの?」

 

ひなた「みゃー姉が美味しいお菓子あげるから今度の休み家においで、だって。」

 

花(変質者の誘い方だ・・・)

 

 

 

 

 

 

高等学校では。

 

建「何?お前の家に花ちゃんが?」

 

祐太「ああ。ひなたが誘ったんだ。」

 

彼は日下部建。祐太の幼馴染みでクラスメート。

 

祐太「お前、あの時花ちゃんにジリジリ近付いたから今でも嫌われてるのかもな。」

 

建「うぅ・・・あの時は反省してるよ・・・祐太、今度伝えておいてくれるか?変な目で接してしまってごめんなさい、って。」

 

祐太「いや、自分で謝罪しろよ。」

 

 

 

 

 

 

夜の星野家。みやことひなたが風呂に入ってる。

 

みやこ「は・・・花ちゃんが家に泊まりに来る!?」

 

ひなた「うん!」

 

みやこ「お泊まり・・・」

 

ひなた「その方がいっぱい遊べるからな!みゃー姉が良いならだけど。」

 

みやこ「お母さんが良いって言ってるなら良いけど・・・」

 

ひなた「本当!?みゃー姉ありがとー!」

 

みやこ「でも、初めてだね。ひなたが友達家に泊めたいだなんて・・・」

 

ひなた「花なら良いかなーって。」

 

みやこ「え?」

 

ひなた「みゃー姉家族以外が家にいるの嫌がるからな。」

 

 

 

 

入浴後の部屋。

 

みやこ(そう言えばそうだったな・・・考えてみたらどうして花ちゃんと仲良くなりたいなんて思ったんだっけ・・・どうして私はこんなに花ちゃんの事が気になるの?どうして花ちゃんにだけ・・・どうして・・・もう、何なのこのもにょっとした気持ち・・・花ちゃんに着て貰えたら・・・いやいやそんなの無理だから!)

 

 

 

 

 

 

後日の土曜日。

 

みやこ「はぁ〜・・・」

 

階段に立って花を待ってる。

 

祐太「姉ちゃん何やってんだ?」

 

みやこ「え?こ、これはその・・・」

 

”ピンポーン”

 

みやこ(来た!)

 

祐太「はーい。」

 

ドアを開けた。

 

花「お邪魔します。」

 

遂に花がやって来た。しかしみやこは、花が着てる服のヒゲの男に目を向けた。

 

みやこ(え?何この服・・・)

 

祐太「いらっしゃい花ちゃん。」

 

花「ん?お兄さん、ひなたは?」

 

みやこ(ダサッ!!)

 

祐太「今ちょっと外出中。すぐ戻って来るよ。」

 

花「そうですか。ん?お姉さん、どうしたんですか?」

 

みやこ「いや・・・その服ださ・・・か、可愛いな~って。」

 

花「ありがとうございます!ひげろーって言うんですよ!お気に入りなんです!」

 

みやこ「そ・・・そうなんだ~・・・」

 

祐太(おい、今ダサいって言おうとしたぞこの姉。)

 

みやこ「(何そのキャラ・・・でもそれよりあの誘い方で本当に来るなんて・・・)あのね花ちゃん。知らない人にお菓子貰っても付いて行ったら駄目だからね。その人は危険だよ。」

 

花「お姉さんがそれを言いますか・・・」

祐太「姉ちゃんがそれを言うか・・・」

 

花「大丈夫です。私はそんなにバカじゃないですから。」

 

みやこ「そっか、そうだよね。」

 

花「それで、美味しいお菓子って何ですか?」

 

みやこ「プリンだけど。」

 

花「プリン!?」

 

プリンと聞いて笑顔になった。

 

みやこ(本当に大丈夫かな・・・?)

 

祐太(簡単に釣られてるし・・・本当チョロいなぁ・・・)

 

 

 

 

リビングでプリンを食べる。

 

花「ん〜〜!」

 

みやこ(良かった~気に入ってくれたようで。それにしても花ちゃん本当に可愛いな~。)

 

祐太(花ちゃんの将来が心配だなぁ・・・)

 

ニコニコなみやこと、不安な祐太。そこにひなたが帰って来た。

 

ひなた「花!もう来てるのか!」

 

祐太「お、ひなたお帰り。」

 

ひなた「ただいま〜!って、うわっ!花服ダッサ!」

 

花「ダサッ!?」

 

みやこ「こらひなた~!」

 

花「え・・・ひげろーださい・・・?」

 

ひなた「ダサいな!」

 

祐太(正直にも程があるだろがよ・・・)

 

花「でもお姉さんは可愛いって・・・」

 

みやこ「うっ!」

 

ひなた「みゃー姉が?ないない。みゃー姉服作るの得意だからそう言うの分かるし。」

 

花「嘘・・・吐いたんですか?」

 

みやこ「え・・・その・・・あ~・・・可愛いよ~・・・」

 

花「嘘吐いたんですね。」

 

祐太「まぁまぁ、花ちゃん元気出して。」

 

花「じゃあ、お兄さんはどうなんですか?」

 

祐太「俺?ん〜・・・人それぞれの感想だからねぇ・・・愛らしさあると思うよ?その服、俺のクラスメートも持ってるし。」

 

花「そう、なんですか。」

 

祐太「ごめんね。」

 

花「いえ。」

 

ひなた「そうだ!みゃー姉の作った服貰ったら?」

 

みやこ「ひなた!良い事言った!」

 

花「いや・・・私はひげろーのままで・・・」

 

みやこ「待ってて!そんなクソみたいな服より可愛いのすぐ持って来るから~!」

 

全速力で服を取りに行く。

 

花「ク・・・クソみたいな服・・・」

 

祐太「バッサリ言ったなぁ・・・」

 

 

 

 

その後、リビングで。

 

ひなた「ぴったりだな!」

 

花「測ってもないのにこの服・・・何?」

 

ゴスロリ姿の花。

 

祐太「ゴスロリか。」

 

ひなた「みゃー姉の作る服コスプレだからな!可愛くても外に着て行けねー!」

 

花「じゃあ何でススメて来たの?」

 

”カシャ”

 

花「ん?」

 

ローアングルからスマホで撮影してるみやこ。

 

花「ちょっと・・・何してるの・・・?」

 

みやこ「あ・・・花ちゃん可愛いから記念撮影を・・・」

 

花「どうして下から撮ってるの?」

 

みやこ「そ、そっちの方が良い写真になるかなって・・・」

 

花「止めて。」

 

みやこ「で、でも良い写真が・・・」

 

花「止めて。」

 

祐太(ゴミを見るような目・・・)

 

みやこ「で・・・でも後1回だけ撮らせて~!お願い!」

 

後ろから祐太に掴まれた。

 

祐太「おい姉ちゃん、いい加減にしろよ。」

 

みやこ「止めて〜祐太〜!」

 

花「・・・分かりました。でも下からは駄目です。」

 

みやこ「うん!」

 

祐太「花ちゃん・・・断っても良いのに・・・」

 

”カシャカシャカシャカシャ!”

 

花「え!?連写!?」

 

祐太「・・・・・」

 

花「はぁ・・・着替えよ。」

 

祐太「うん、そうして。」

 

みやこ「ねぇ着替えるの!?じゃあ次はこっちの服に・・・」

 

花「着ない。」

 

みやこ「ならこっちのネコミミに・・・」

 

花「絶対着ない。」

 

みやこ「もし着てくれたら、もう1個プリンあげるよ~。」

 

花「う。」

 

みやこ「他のお菓子もあげるよ~!今後も私の作った服着てくれるなら花ちゃんの食べたいもの何でも好きなだけ食べさせてあげるよ~!」

 

祐太「ていっ!」

 

みやこ「痛っ!」

 

頭を叩かれた。

 

祐太「花ちゃんを困らせるなよ。後、それで花ちゃんが食い付くと思ってんのか?」

 

花「そ・・・そこまで言うなら、着てあげてもいいですけど・・・」

 

祐太「ええええ!?」

 

 

 

 

花のアリスコス。

 

みやこ「ひゅー!」

 

 

 

花のネコミミコス。

 

みやこ「うおおおお!」

 

 

 

 

花のセーラー服コス。

 

みやこ「んふ~!いいよ花ちゃん!可愛い!」

 

 

 

 

花とひなたのネコミミコス。

 

みやこ「ああ~!世界一可愛い!マジ天使!」

 

ひなた「みゃー姉顔凄い真っ赤だけど大丈夫か!?」

 

みやこ「え?よく分かんないけど、花ちゃん可愛いし花ちゃん私の作った服を着てると思うと何かこう・・・興奮する!」

 

祐太「圧倒的事案発生・・・」

 

ひなた「みゃー姉私はー?」

 

みやこ「ひなたも可愛いよ~!」

 

ひなた「やったー!」

 

みやこ「次はひなたが花ちゃんに覆い被さる感じで!」

 

倒れてる花に覆い被さる。

 

ひなた「こうか?」

 

みやこ「そう!」

 

”カシャカシャ!”

 

みやこ「はぁ・・・はぁ・・・いい!!」

 

花(何やってんだろう。私。)

 

祐太(もうやってらんねぇ・・・)

 

 

 

 

 

 

その後、テーブルに大量のお菓子を用意した。

 

ひなた「豪華だなぁ〜!」

 

祐太「多過ぎだろ。」

 

みやこ「好きなだけ食べて良いからね〜。」

 

ひなた・花「いただきま〜す!」

 

花(苦労して手に入れたお菓子。)

 

カップケーキを食べる。

 

花(本当に美味しい!きっと高いだろうな、私のお小遣いなら少しは買えるかな?)

 

だがこのお菓子にはある秘密がある。

 

花「ねぇひなた。このお菓子って何処で売ってるの?」

 

ひなた「全部みゃー姉の手作りだぞ!」

 

花「・・・は?」

 

祐太(驚いてる・・・)

 

このお菓子は全てみやこの手作り。

 

花「(この人が作った!?これからもこのお菓子を食べるにはお姉さんが必要・・・つまり私は・・・)ずっとお姉さんの気持ち悪い趣味に付き合わないといけないの?」

 

みやこ「気持ち悪い!?」

 

祐太「正直に言ったな。」

 

みやこ「祐太!?」

 

花(い・・・いや・・・お姉さんが楽しんでいる内はいい・・・もし私に飽きたら・・・)

 

 

 

 

みやこ『花ちゃんは飽きたからもういいや。お菓子もあげないからもう来なくていいよ~。』

 

 

 

 

嫌なジレンマが芽生えてしまい、みやこに抱き付いた。

 

花「お菓子は置いてって!お菓子だけでいいから!お姉さんはいらないので!」

 

みやこ「は、花ちゃんどうしたの!?」

 

祐太「花ちゃん!?急にどうした!?」

 

ひなた「ずるいぞ2人だけで遊んで!私も混ぜろ~!」

 

みやこ「うぐっ!?」

 

祐太「あ。」

 

花「・・・ん?」

 

後ろからひなたに首絞められて苦しんでるみやこ。

 

花「ひなた!お姉さんやばい!」

 

祐太「姉ちゃんの首絞まってる!ほら離れろ!」

 

ひなたを引っ張ってみやこを解放した。

 

 

 

 

解放後。

 

みやこ「こほっ!」

 

ひなた「すまんみゃー姉!大丈夫か!?」

 

みやこ「う、うん。大丈夫だから。」

 

花「病院とか行った方が・・・」

 

祐太「そうだね。今すぐ病院へ。」

 

みやこ「平気平気。息出来なくて苦しかったけど・・・何でだろう、花ちゃんに抱きしめられながらだったからかな・・・少し良かった!」

 

花「やっぱり病院行きましょう。」

 

祐太「そうだね。精神科へ行かせよう。」

 

 

 

 

その後もお菓子を食べる。

 

ひなた「ほんとよく食べるな~花は。」

 

祐太「そんなに食べて大丈夫?」

 

花「だって、このお菓子も何時まで食べられるか分からないし・・・」

 

みやこ「も~花ちゃん、だからそんなに心配しなくて大丈夫だよ。私こう思ってるんだ。10年先・・・20年先も私はきっと花ちゃんを着せ替えて楽しんでるって!」

 

花「そんな気持ち悪い事思ってたんですか?」

 

祐太「もうヤバさ全開。ってか20年後になったらあの服達は着れないと思うぞ?」

 

花「そうですよ。」

 

みやこ「いやいや、花ちゃんなら大丈夫だから!」

 

祐太「何処がだ!」

 

???「ただいま〜。」

 

ひなた「お母さんお帰り〜!」

 

祐太「お帰り母さん。」

 

母の千鶴が買い物から帰って来た。

 

花「お邪魔してます。」

 

千鶴「まぁ!あなたが花ちゃんね。いらっしゃい。ん?」

 

テーブル上のお菓子を見て、ひなたと花とみやこの順に見た。そして祐太を見ると、祐太はみやこに指差す。千鶴は再びみやこを見て小さく溜息した。

 

千鶴「ひなた、花ちゃんとお風呂入っちゃいな。」

 

ひなた「は〜い!」

 

千鶴「祐太、これ頼むわね。」

 

祐太「はいよ。」

 

買った物をすぐにキッチンへ置いた。

 

みやこ「わ、私も一緒にお風呂!」

 

千鶴「みやこはそこに座りなさい。」

 

みやこ「え?」

 

ひなた「行こう花!」

 

花「ん。」

 

お菓子全部持って行こうとする。

 

ひなた「それは置いてけ。」

 

祐太「花ちゃん、冷蔵庫入れておくから貸して?」

 

花「はい。」

 

 

 

 

 

 

浴室。

 

花「ふ~美味しかった。良いな~ひなたは。毎日あんな美味しいお菓子食べられて。」

 

ひなた「じゃあ毎日遊びに来ればいい!」

 

花「毎日!?」

 

ひなた「うん!」

 

花(毎日あのお菓子が食べられる・・・でもその為には・・・)

 

みやこを考えてしまった。

 

花「う。」

 

ひなた「食べ過ぎたか?でもあれだけ毎日食べてたら大きくなったら絶対太るよな~花。」

 

花「な!た、食べた分運動するから大丈夫・・・のはず・・・」

 

ひなた「花が食べた分運動してたらムキムキになれるな。ははは~!」

 

花「む。」

 

ひなた「大人になった時ムキムキかぷくぷく。どっちか楽しみだな!」

 

花「何て事言うの。」

 

ひなた「そうだ、ゆー兄もお菓子作るの得意なんだぞ?」

 

花「そうなの?(お兄さんならすぐお菓子作ってくれるかも。)」

 

 

 

 

入浴後。

 

ひなた「今日のごはんはカレーだぞ~!」

 

花「私お腹いっぱいかも。」

 

ひなた「うわ!」

 

花「ん?」

 

 

 

 

廊下で布団に吊るされてるみやこを発見。

 

 

 

 

ひなた「みゃー姉!?」

花「お姉さん!?」

 

ひなた「誰にやられた!?敵か!?」

 

花「敵?」

 

みやこ「敵と言うかボスに・・・」

 

花「ボス!?」

 

ひなた「お母さんか・・・」

 

 

 

 

2人が風呂入ってる間に、千鶴に布団で縛られた。

 

千鶴『夕飯前に何菓子食わせてんだ!』

 

みやこ『ごめんなさい!!』

 

 

 

 

リビングでは。

 

祐太(姉ちゃん可哀想だが、自業自得だからな。あのまま反省してるがいい。)

 

そう思いながら千鶴とカレーを作ってる。

 

 

 

 

夕食後。祐太が風呂へ向かう最中。

 

花「あの、お兄さん・・・」

 

祐太「ん?」

 

後ろから花に呼び止められた。花は少し緊張している。祐太はしゃがんで花と顔を合わせる。

 

祐太「どうしたの花ちゃん?」

 

花「・・・お兄さんも・・・お菓子作るんですか?」

 

祐太「うん、小さい頃から姉ちゃんや母さんに色々教えられたからね。」

 

花「今度・・・お菓子作ってくれませんか?」

 

祐太「・・・良いよ。俺は姉ちゃんとは違って、コスプレしたご褒美方式じゃないから。作ってって言ってくれたら作ってあげるよ。」

 

花「っ!ありがとうございます!」

 

祐太「でも、あんまり欲張らないようにね?それと、変な人からお菓子貰わないようにね。」

 

花「はい。」

 

祐太「それとごめんね、姉ちゃんの我儘に付き合ってくれて。」

 

花「いえ。お菓子が貰えて良かったですし。」

 

祐太「本当お菓子に目が無いなぁ・・・今度そのお詫びに何か作ってあげるよ。」

 

花「ありがとうございます!」

 

 

 

 

その後のみやこの部屋。

 

みやこ「あ~酷い目に遭った・・・まさかあのまま3時間も放置されるなんて・・・」

 

そこにひなたが来た。

 

ひなた「みゃー姉一緒に寝よー!」

 

みやこ「今日は花ちゃんが居るでしょ・・・」

 

ひなた「だから花も一緒だぞ!」

 

花「・・・・」

 

みやこ「うえぇ!?は・・・はい・・・」

 

 

 

 

一方祐太の部屋では。祐太が建と通話している。

 

建『聞いてくれよ祐太!愛梨の奴凄え冷たくてさ!』

 

祐太「また愛梨ちゃんに何かやったのか?」

 

建『何もやっちゃいねえよ!ただ、少し残ってる愛梨のお菓子をちょっと摘んだだけだ。』

 

祐太「やってんじゃねえか。そんなんだから妹に冷たくされるし、花ちゃんに不審者扱いされんだよお前は。」

 

建『なあなあ助けてくれ!俺今後どうすりゃ良いんだよ!?』

 

祐太「暫くは自分の行動に反省するんだな。それに今のお前は姉ちゃんそっくりだ。」

 

建『俺をみやこ姉さんと同類にすんじゃねえよ!』

 

祐太「ごちゃごちゃ五月蝿え奴だ。切るぞ、じゃあな。」

 

建『あ、ちょまっ・・・』

 

通話終了。

 

祐太「ったく、建の奴。まぁいいや。そろそろ寝るか。」

 

ベッドに潜って寝る。

 

 

 

 

そしてみやこの部屋では。

 

みやこ(何この状況・・・?)

 

自分が真ん中で、左右にひなたと花が寝ている状況に。

 

花「あの・・・お姉さん・・・」

 

みやこ「はい!」

 

花「お母さんに怒られたのって私のせいですよね?」

 

みやこ「え?」

 

花「ごめんなさい。」

 

みやこ「ち・・・違うよ!私が勝手に作っただけだから・・花ちゃんのせいじゃないよ。だからほんと気にしないで。ね?」

 

花「・・・はい。あの・・・ああ言う服お姉さんは着ないんですか?」

 

みやこ「ああ言う服?コスプレの事?」

 

花「はい。ひなたや私にばっかり着せて、お姉さん見た目は綺麗だから似合うと思うけど・・・」

 

みやこ「んん!?えっと・・・それより今日のお菓子どうだった?」

 

花「美味しかったです。」

 

みやこ「ん!!」

 

両手で顔を隠した。

 

花「どうしたんですか?」

 

みやこ「不意打ちで来たもにょ・・・」

 

花「もにょ?」

 

みやこ(でも嫌な感じじゃないや・・・受け入れてみると何か良いかも・・・うぐっ!?)

 

誰かに足で蹴られた。

 

花「お姉さん!?」

 

それは、ひなたの足である。

 

花「寝相悪。」

 

実はひなたの寝相は悪い。

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

ひなた「ん・・・ふぁ〜〜〜〜・・・ん?」

 

床の上で寝てる2人を見た。

 

ひなた「あはは、みゃー姉は知ってるけど花も寝相悪いんだな。」

 

寝相が悪い事に自覚が無いひなた。

 

花「お姉さん。よくひなたと寝てるんですよね?」

 

みやこ「うん。」

 

花「お兄さんもひなたと寝てるんですよね?」

 

みやこ「うん、祐太はたまにね。」

 

花「大変ですね。」

 

みやこ「うん。」

 

 

 

 

 

 

後日の星野家。

 

みやこ(今日は家に私一人・・・チャンス!)

 

コスプレ開始。

 

みやこ「白く!輝く!奇跡の花!ホワイトリリィ!」

 

大人気女児アニメ・ホワイトリリィのコスプレ。

 

みやこ「私がこう言う服着るのはちょっと恥ずかしいんだけど、やっぱり止められないんだよね~。もしこんな姿誰かに見られたらもう私生きて行けな・・・」

 

向かい側の窓から金髪の女の子がこっち見てる。

 

みやこ(何で!?隣は空き家のはず!何処から見られた!?決めゼリフの所まで見られてたら・・・もう私生きていけない!)

 

そろりと向かい側に居る少女を覗く。

 

 

 

 

すると少女は窓を開けて。

 

少女「白く!輝く!奇跡の花!ホワイトリリィ!」

 

 

 

 

みやこ「ああぁぁぁー!!」

 

全部見られてました。

 

『END』




         キャスト

     星野みやこ:上田麗奈
       白咲花:指出毬亜
     星野ひなた:長江里加
      姫坂乃愛:鬼頭明里
      星野千鶴:小清水亜美

      星野祐太:千葉翔也
      日下部建:石川界人

みやこ「花ちゃん可愛かったな~。今度はどんな服着てもらおうかな~。ああ言うのとか・・・こう言うのもいいな~・・・ふふふ・・・」

祐太「アカン・・・正気失ってる・・・」

次回「サイキョーにカワイイ」

花「お楽しみに・・・」
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オリキャラ紹介。

星野祐太(ほしのゆうた)

誕生日・5月22日
年齢・15歳
血液型・B型
身長・160Cm
体重・59kg
性格・常識人、ツッコミ

モデル・高杉真宙

髪型・茶髪ウルフカット

服装・白のシャツ、青いジャケット、黒のジーンズ、赤のスニーカー

星野3兄妹の真ん中の長男で常識人の高校1年生。
姉のみやこの行動に何時も呆れている。
妹のひなたに関してはみやこの2番目に懐かれてる。
ひなたからは『ゆー兄』と呼ばれてる。
料理が得意。
お菓子作りも得意。
みやことは違って友達が多く、花や小依と夏音とも仲良し。
母の千鶴の手伝いをしている。
実は隠れメイドオタク。

イメージキャスト・千葉翔也
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日下部建(くさかべたける)

誕生日・9月18日
年齢・15歳
血液型・O型
身長・161Cm
体重・60kg
性格・元気、ボケ、オタク気質

モデル・岐洲匠

髪型・黒髪オールバック

服装・黒いセーター、青のジーンズ、黒のスニーカー

祐太の幼馴染みでクラスメート。
妹の愛梨から少々冷たくされてるが、その分仲が良い。
みやこの作るコスプレ衣装に興奮する癖あり。
以前に花と出会っているが、変な接し方をした為不審者扱いされてる。(後に和解。)
ひなたからは『たけ兄』と呼ばれてる。

イメージキャスト・石川界人
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