姉に天使が舞い降りた?   作:naogran

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季節が流れて夏が来た。

ひなた「夏休みだー!」

今日から夏休みのスタート。

ひなた「ん?花水着それしかなかったのか?」

花「うん。興味ないし。」

愛梨「学校の水着?」

乃愛「えー!可愛いなーい!やっぱり夏休みといえばーこ・う・い・う水着だよねー!って・・・どうしてもう着替えたの?プールに行くんじゃないの?」

”シュコシュコ”

乃愛「ん?」




外では、みやこが何かに空気を入れてる。

みやこ「ふぅ・・・あ、ちょっと待ってね!今用意してるから!」

ビニールプールに空気を入れている。

乃愛「ビニールプール・・・」

ひなた「私もやる!」



ビニールプールに空気を入れた後。

祐太「入れるぞ〜。」

ビニールプールに水を入れる。

乃愛「はぁ・・・プールに行くって言うから楽しみにしてたのに・・・新しい水着も買ってもらったのに〜・・・」

ひなた「みゃー姉がプールとか行けないからな!夏休みのプールは何時もこれだ!」

乃愛「何でもみゃーさんに合わせればいいってものじゃないと思うの私・・・ねぇ愛梨ちゃん?」

愛梨「普通に祐太さんに合わせてもいいと思うけどね。花はどう?」

みやこ「はい。今日は冷たいしろくまさんだよ。」

花「うむ。」

ビーチチェアに座ってる花にしろくまを差し出し、うちわで扇ぐ。

乃愛「めちゃくちゃ満喫してる・・・」

建「いやぁ〜今日から夏休みだなんて、テンションフォルテッシモだぜ!」

祐太「お前毎年テンション上がってるよな。ってか宿題も忘れずにな。」

建「あ、そうだった・・・」

祐太「愛梨ちゃん、建は今年も宿題やる気あると思う?」

愛梨「ううん、ちゃんとやってるお兄ちゃん見た事ないから。」

建「それはねえよ愛梨〜〜!!」

乃愛「建さんが弱気になってる・・・ひゃっ!!」

ひなた「ふっふっふ〜!」

後ろからひなたの水鉄砲を喰らった。

乃愛「やったなー!それ!」

ひなた「うわっ!えーい!!」

愛梨「2人は元気ね〜。」

ひなた「えい!」

愛梨「きゃっ!!」

顔に水を受けた。

愛梨「やったわね〜!お返しよ〜!」

3人で水鉄砲で遊ぶ。

乃愛(まぁいっか!)


4話「ちょっとお話よろしいですか?」

ひなた「ほれほれ〜!」

 

乃愛「うわあああ!!」

 

建「ぐあああああやられた〜〜〜〜!!!」

 

ホースの水で乃愛と建に攻撃。

 

乃愛「もう怒ったからね〜!」

 

建「俺の攻撃を受けてみよ!」

 

2人がバケツに水を汲む。

 

 

 

みやこ「あんなに文句言ってたのにもう忘れて楽しんでる。」

 

祐太「楽しければ良いじゃねえか。」

 

 

 

乃愛「うりゃー!」

 

建「どりゃー!」

 

バケツに入った水を飛ばしたが、ひなたが避けた。

 

乃愛・建「あ。」

 

みやこ「あ~もうびしゃびしゃ・・・」

 

祐太「建てめぇ・・・・」

 

流れ弾ならぬ流れ水が、みやこと祐太に直撃した。

 

花「・・・・・・!!!」

 

そして花は固まってしまった。理由は、水がしろくまを溶かしてしまったからだった。

 

ひなた「すまんみゃー姉!花!」

 

建「祐太すまん!悪かった!」

 

乃愛「えっと、ほんとにごめんね!」

 

花「大丈夫・・・」

 

溶けたしろくまをその場に零す。

 

祐太「花ちゃん、俺が作ったしろくまがあるけど食べる?」

 

花「っ!いいんですか?」

 

祐太「うん。ちょっと持って来る。」

 

台所へ向かう。

 

みやこ「私着替えてくるから・・・」

 

ひなた「そうだ!序でだしみゃー姉も水着にしたらどうだ?」

 

建「お!それはナイスアイデア!」

 

みやこ「いや。私水着持ってないし・・・」

 

ひなた「それなら心配ないぞ。私の水着がある!」

 

みやこ「色んな意味でアウトだよ。」

 

建「流石にピチピチになるぞ。」

 

祐太「はい花ちゃん。」

 

作ったしろくまを花に差し出す。

 

祐太「どうかな?」

 

花「美味しいです!ありがとうございます!」

 

祐太「良かった〜。さてと・・・建てめぇ!!!!」

 

怒って建に関節攻撃した。

 

建「悪かった悪かったから許して!!ギブギブ!!」

 

愛梨「自業自得なんだから観念しなさいよね。」

 

建「愛梨!?」

 

 

 

 

その後。

 

建「あ〜痛ぇよ・・・」

 

祐太「ったく、気を付けて遊べよな?」

 

建「はいぃ・・・」

 

乃愛「そう言えばみゃーさん。私の水着見て言う事ないの?」

 

みやこ「うん。凄く似合ってて可愛いね。」

 

乃愛「ふふーん!(でも花ちゃんの水着の方が可愛いって言うんでしょ。私知ってる)・・・あれ?みゃーさん今日は花ちゃんに食い付かないね?水着なのに。」

 

みやこ「あ~・・・うん。スク水はあんまり好きじゃなかったんだよね~・・・」

 

乃愛「そうなんだぁ。」

 

建「分かるぞみやこ姉さん!俺もスク水はあんま好みじゃないんだよね〜!」

 

祐太「食い付くな。」

 

乃愛「それじゃあ今日は私が一番可愛い?」

 

みやこ「(花ちゃんが一番、って言うと乃愛ちゃんまた拗ねそうだし・・・)そうだね。乃愛ちゃんが一番かも。」

 

乃愛「私が一番可愛い!?」

 

みやこ「可愛い可愛い。」

 

乃愛「本当に!?」

 

みやこ「本当本当。」

 

乃愛「じゃあゆーさんと建さんはどう?」

 

祐太「うん。可愛いよ。」

 

建「めっちゃ可愛いよ乃愛ちゃん!」

 

乃愛「つまりみゃーさんとゆーさんと建さんは水着姿の私が好きって事?」

 

祐太「え?」

 

みやこ「その言い方は語弊があるな・・・」

 

祐太「俺達を変質者にさせようとしてるのかな・・・?」

 

乃愛「別にそんな事はないよ。でも今日の私花ちゃんより可愛いんでしょ?」

 

みやこ「そ・・・そうだよ。」

 

乃愛「花ちゃーん!みゃーさん花ちゃんより私の方が可愛いって!」

 

みやこ「ちょ!」

 

 

 

花「へー。」

 

 

 

みやこ「いや・・・ちょっと!乃愛ちゃんどう言うつもり!?」

 

乃愛「みゃーさん嘘吐いたでしょ?」

 

みやこ「え?」

 

乃愛「私嘘で可愛いって言われるの嫌い。だからお仕置き~。」

 

みやこ(怒ってる・・・)

 

祐太・建(乃愛ちゃん怖ぇ・・・)

 

乃愛「ひなたちゃーん!愛梨ちゃーん!遊ぼー!」

 

ひなた「おー!」

 

愛梨「うん!」

 

みやこ「え、えー!?」

 

そこに花が近付く。

 

みやこ「え~と・・・違うんだよ!その・・・スクール水着が苦手で・・・それで乃愛ちゃんが拗ねないようにって言うか・・・」

 

祐太「必死な言い訳。」

 

花「はぁ・・・別に気にしてないですよ。と言うかお姉さんが誰を可愛いと思おうかなんて興味ないです。」

 

みやこ「だよね・・・」

 

花「それに私も乃愛の方が可愛いと思いますし。」

 

みやこ「わ、私は花ちゃんが一番可愛いと思うよ!」

 

花「お姉さん・・・誰が一番とか言うの止めて下さい。そう言うのよくないと思います。」

 

祐太・建「マジレス。」

 

みやこ「すみません・・・」

 

”ぐー。”

 

花「・・・」

 

お腹が鳴り始めた。

 

祐太「お腹鳴ってるね。寒い?」

 

花「お姉さん。それ貸して下さい。」

 

みやこ「それ?」

 

着てるパーカーを花に貸す。

 

花「この水着が苦手なんですよね?」

 

貰ったパーカーを着る。

 

花「これならどうですか?」

 

みやこ「・・・!!!」

 

建「スク水・・・パーカー・・・ベストマッチ!!」

 

みやこ「しゃ・・・写真いい?」

 

花「プールですし、焼きそばとかき氷でいいですよ。」

 

祐太「取引成立しちゃった・・・」

 

 

 

 

一方3人は。

 

ひなた「おっと・・・っと・・・っと・・・うわああああ!!」

 

水が入ったバケツを頭に乗せてバランスを取ってたが、落ちてしまった。

 

愛梨「惜しい!」

 

乃愛(あっちはどうなったかな?)

 

 

 

 

みやこ「いいねいいね!もう少しうつむいて!目線だけこっち!次はもっと髪をかき上げて!」

 

祐太「グラビア撮影?」

 

建「お?花ちゃんがモデルデビュー?」

 

みやこ「いいよ~花ちゃん!やっぱり花ちゃんが一番だね~!」

 

 

 

 

乃愛「っ!!」

 

ショックして怒って乃愛が、バケツに水を汲んだ。

 

乃愛「みゃあああああ!」

 

そしてそのままみやこに向かって走って水を投げた。

 

みやこ「わー!!!!」

 

祐太「乃愛ちゃん!?」

 

建「みやこ姉さーーーーん!!!!」

 

 

 

 

 

 

夕方。風呂に入る。愛梨は建と一緒に帰って行った。

 

乃愛「は~。気持ちいい~。プールの後の風呂って最高〜!」

 

花「ひなた遅いね。何してるんだろ。」

 

丁度ひなたが来た。

 

ひなた「私はこれを作っていたのだ!」

 

何とかき氷を持って来た。

 

乃愛「ええ!?」

 

花「まさかそれって・・・」

 

ひなた「お風呂の中でかき氷を食べる!」

 

乃愛「え!え!そんな事していいの!?」

 

ひなた「みゃー姉やゆー兄に見付かったら怒られるかもな。だから内緒だ。いしししし。」

 

浴槽に入る。

 

ひなた「いっぺんやってみたかったんだ~。絶対美味いと思って。」

 

乃愛「なんて大胆な発想・・・」

 

花「ひなた悪い子。」

 

ひなた「ふふふふ~。」

 

早速かき氷を食す。

 

ひなた・花・乃愛「あ〜〜ん。っ!」

 

すると幸せな気持ちが湧いた。

 

ひなた「何だこれ~・・・」

 

乃愛「火照った体に冷たい氷が~・・・」

 

花「ほぁ〜〜・・・・」

 

乃愛「禁じられた遊びって感じ?」

 

みやこ『ひなた?あんまり騒ぐんじゃないよ?』

 

ひなた・花・乃愛「わ!わー!!」

 

みやこ『何事?』

 

気付かれると思って潜ったが、かき氷と一緒に潜った為かき氷が溶けてしまった。

 

 

 

 

 

 

後日。みやこが部屋で雑誌を読んでると、ひなたの部屋から楽しそうな声が聞こえた。

 

みやこ「何か盛り上がってるな・・・そう言えば夏休みの宿題するって言ってたっけ。」

 

ひなた『わーーー!!』

 

みやこ「ん?」

 

 

 

 

叫び声を聞いてひなたの部屋へ。

 

みやこ「どうしたのひなた?」

 

乃愛「あ。本物だ。」

 

みやこ「本物?」

 

ひなた「みゃ~姉~・・・」

 

みやこ「何それ・・・?」

 

紙粘土で作った自分の生首の頭が凹んでいる。そこに祐太も来た。

 

祐太「ジュース持って来たよ〜・・・って何じゃその生首?」

 

 

 

 

訳を話した。

 

みやこ「夏休みの宿題の工作?課題は好きなものね~・・・」

 

祐太「だから紙粘土がこんなにあるんだね。」

 

みやこ「一応聞くけどその粘土の生首は何?」

 

ひなた「みゃー姉!落して机の角に当たって凹んだけど」

 

みやこ「わ~・・・上手に出来たね~。でも学校の宿題で私使うの止めて欲しいな~・・・」

 

祐太「見てるだけで不吉を感じるんだが・・・」

 

乃愛「みゃーさんクラスで人気あるからこれウケると思うよ。ねー花ちゃん!」

 

花「うん。」

 

みやこ「え?人気?何で?」

 

祐太「どゆ事?」

 

花「クラスの尊敬してる人ランキング1位だった。」

 

みやこ「何で・・・?」

 

祐太「大学生の姉ちゃんが小学校で人気あるのは何故・・・?」

 

花「ひなたがずっとお姉さん自慢してたら何時の間にか。」

 

ひなた「流石みゃー姉!」

 

花「美味しいおやつを作ってくれるお淑やかで優しい美人のお姉さんって事になってる。」

 

みやこ・祐太「誰・・・?」

 

ひなた「全部合ってるな!」

 

祐太「何でやねん!!」

 

みやこ「1ミリも合ってないよ!私こんなだよ!?何時かその子達に会った時ボロカスに言われるの想像しただけでもう泣きそう・・・」

 

 

 

クラスメート「何この暗い人ー!」

 

クラスメート「これがひなたのお姉ちゃん?がっかり。」

 

 

 

祐太「多分俺でも泣くぞこれ・・・」

 

花「そんな事言う子クラスに居ませんよ。」

 

祐太「だってさ。」

 

みやこ「いやそう言う問題じゃ・・・」

 

ひなた「なぁみゃー姉、これ提出しても良いだろ?」

 

みやこ「駄目!」

 

祐太「あはは・・・」

 

乃愛「花ちゃん。それ何作ってるの?」

 

花「ケーキ。」

 

乃愛「え・・・?それケーキなの?」

 

祐太「紙粘土ケーキ・・・」

 

花「別に下手なの分かってるから・・・」

 

祐太「いや別に下手なんて思ってないから。」

 

乃愛「大丈夫花ちゃん!私に任せて!こうやって~こうして~・・・」

 

箱に紙粘土ケーキを置いた。

 

乃愛「ほら!お持ち帰りに失敗したケーキ!」

 

花「ぐ・・・」

 

祐太「クオリティを逆手に取ったね・・・」

 

花「そう言う乃愛は何作ったの?」

 

祐太「見せて見せて?」

 

乃愛「私は~これ!」

 

自分の顔のキーホルダー。

 

祐太「自分の顔・・・」

 

花「う・・・可愛い。」

 

乃愛「でしょー!」

 

ひなた「ほら見ろみゃー姉!乃愛なんて自分の生首作ってるぞ!」

 

乃愛「生首?」

 

祐太「いや言い方。」

 

ひなた「これも同じだからいいでしょ!」

 

みやこ「全然違うから・・・」

 

ひなた「じゃあゆー兄のも作ってあるからこれでもいいだろ!」

 

祐太「ダメゼッタイ!!」

 

みやこ「兎に角、実物大とか生々し過ぎるから駄目。乃愛ちゃんみたいな奴なら別に私か祐太で作ってもいいけどね。」

 

そう言って部屋から出た。

 

ひなた「よし乃愛!生首の作り方教えて!」

 

乃愛「いいけど・・・生首って言うの止めて?」

 

ひなた「粘土の量ってこの位?」

 

乃愛「もうちょっと少なくてもいいかも。」

 

祐太「・・・ひなた、余った粘土ある?」

 

ひなた「おうあるぞ!何作るんだ?」

 

祐太「初心に帰ったつもりで何か作る。」

 

余った紙粘土を捏ねる。

 

祐太「あ、粘土楽しい・・・」

 

花「・・・私もそれの作り方教えて。」

 

乃愛「花ちゃんもみゃーさんを!?」

 

祐太「姉ちゃんの生首を!?」

 

ひなた「ライバルか!?」

 

花「違うから。私はこれ。」

 

ヒゲローのTシャツを見せる。

 

祐太「ヒゲローTシャツ?」

 

ひなた・乃愛(下にまた変な服着てる~・・・)

 

乃愛「花ちゃん・・・その変なキャラどうして好きなの?」

 

花「別に。可愛いから?」

 

乃愛「・・・え?可愛い?じゃあその・・・花ちゃんの中でそれと私・・・同じジャンル?」

 

花「ん~・・・まぁそういう事になる。乃愛。ここどうしたら・・・」

 

乃愛「待って。今心の中整理してるから・・・」

 

心の中の整理をしながらヒゲローを見る。

 

乃愛「よし!可愛い!それ可愛い!」

 

ひなた「え?乃愛もヒゲロー可愛いと思うのか?私は何処が可愛いのか全然分かんないや。」

 

乃愛「・・・・・」

 

祐太「ああ乃愛ちゃんがショックした・・・」

 

 

 

 

しばらくして。

 

花「出来た・・・?」

 

ひなた「お?出来たのか?」

 

花「多分・・・」

 

乃愛「見せて見せて?」

 

祐太「どれどれ?」

 

紙粘土ヒゲローを見る。

 

ひなた・乃愛・祐太「怖!」

 

乃愛「これも可愛い・・・?可愛いって何・・・?私は可愛いの?ほんとに?」

 

花「帰って来て乃愛。私も可愛いと思ってないから。」

 

一方のひなたは、粘土で作った小さいみやこの顔を見て考えてる。

 

ひなた(ん~・・・そう言えば顔だけだとみゃー姉嫌がってたな・・・お!)

 

閃いて何かをした。

 

 

 

 

しばらくしてみやこの部屋へ。

 

ひなた「みゃー姉出来たぞ!」

 

みやこの「お~。見せて見せて。」

 

太い体を付けたみやこの粘土を見せた。

 

ひなた「体も付けといた!褒めて!」

 

みやこ「今すぐ外して。」

 

 

 

 

夕方。

 

乃愛「それじゃまたね〜!」

 

花「ばいばい。」

 

ひなた「おう!またな〜!」

 

2人が帰って行った。

 

みやこ「2人共帰ったの?宿題は出来た?ちゃんと体外した?」

 

ひなた「うん!宿題も出来た!外した!」

 

みやこ「大きい方の私の顔はどうしたの?」

 

ひなた「粘土で手汚れたから洗ってくるー!」

 

みやこ「あ、ちょっとひなた!ん?」

 

恐る恐る玄関の下駄箱の上を見ると・・・

 

 

 

 

大きいみやこの生首が置かれてた。

 

 

 

 

みやこ「ひなたーーー!!!!」

 

 

 

 

その後、祐太がトイレから出た。

 

祐太「ふぅ〜スッキリ・・・うおっ!?」

 

下駄箱の上のみやこの生首を見てビックリした。

 

祐太「び・・・ビビった・・・ひなためぇ・・・!!!」

 

 

 

 

 

 

数日後。

 

ひなた「みゃー姉ゆー兄祭りだ!行こうぜ!」

 

みやこ「何いきなり?」

 

祐太「あ、そうか!今日夏祭りだったな。」

 

ひなた「そう!お祭りやってるから行こうぜ!」

 

祐太「良いね!行こう!」

 

みやこ「お祭りって・・・そんなの私が行く訳ないじゃない。人混み苦手なの知ってるでしょ?」

 

乃愛「ふふーん。浴衣を着た可愛い私を見てもそんな事言えるの?」

 

みやこ「あ、可愛いねその浴衣。」

 

乃愛「でしょー!一緒に行きたくなるわよねー!」

 

みやこ「それじゃあ行ってらっしゃい。」

 

乃愛「あれ!?」

 

祐太「何時もの事か。」

 

乃愛「みゃーさんがそう来るのは想定済み~・・・」

 

ひなた「よーしよし。乃愛は可愛いぞ~。」

 

乃愛「でもみゃーさんは絶対お祭り行きたくなるよ!だって花ちゃんも浴衣を着てくるから!花ちゃんとの待ち合わせはお祭りしてる所!さぁ、みゃーさんどうするの?」

 

祐太「いや、幾らそう言っても姉ちゃんが行きたがる訳が・・・」

 

みやこ「っ!!」

 

祐太「え?」

 

ひなた「よーしよしよし。」

 

乃愛を撫でまくるひなた。

 

みやこ(何あれ・・・)

 

祐太「ムツゴロウ?」

 

 

 

 

 

 

4人が花と合流しに行く。

 

ひなた「おー!花ー!」

 

祐太「花ちゃーん!」

 

みやこ「っ!!」

 

浴衣姿の花を発見した。

 

花「お姉さんとお兄さんも来たんですね。」

 

みやこ「え?あ、う、うん。」

 

祐太「ひなたと乃愛ちゃんに誘われてね。」

 

乃愛「花ちゃん可愛い!浴衣似合うね!私の次に!」

 

ひなた「何か大人っぽくて格好良い!」

 

花「ありがとう。2人も似合ってるね。」

 

みやこ(めっちゃ天使!)

 

祐太(あ、花ちゃんに見惚れてるな。)

 

建「おーーい!!」

 

そこに建と愛梨が来た。

 

祐太「建、愛梨ちゃん。」

 

乃愛「あ!愛梨ちゃん浴衣可愛いね!私の次に!」

 

ひなた「可愛いぞ愛梨!」

 

花「似合ってるよ。」

 

愛梨「そう?ありがとう。」

 

祐太「お前も来たのか。」

 

建「愛梨が行きたいって言ってたからな。折角の夏祭りだから、パーっと楽しもうぜ!」

 

 

 

 

夏祭り場所。

 

小依「・・・・はっ!!」

 

ひも引きくじでひもを引いた。たわしゲット。

 

小依「あ〜!またたわし~!」

 

夏音「お掃除当番の時に役に立つね。」

 

この2人も来ていた。

 

 

 

 

輪投げ遊び。

 

夏音「あれ可愛い~。光ブレスレットだ。」

 

小依「よーし!任せなさい!」

 

白い線の前に立つ。

 

夏音「依ちゃん頑張って。」

 

小依「ふふ〜ん、見てなさい。はっ!とぉっ!」

 

輪を投げたが、どれもハズレ。

 

小依「くっ・・・簡単そうに見えたのに・・・」

 

夏音「惜しかったね・・・」

 

小依「もう1回!!」

 

夏音「え?」

 

再びチャレンジ。

 

小依「はっ!」

 

だがどれもハズレ。

 

小依「何で〜〜〜!?」

 

夏音「依ちゃん、もういいよ。次で30本目だよ?」

 

小依「今更後に引けないわ!!今度こそ!!」

 

最後の1個を投げた。しかしハズレてしまった。

 

小依「終わったわ・・・何もかも・・・」

 

落ち込む小依を慰める夏音。

 

夏音「私もやってみようかな?依ちゃん見てたら私もやりたくなっちゃった!」

 

今度は夏音が挑戦。

 

夏音「えい!」

 

輪を投げると、光ブレスレット2本取りでゲット。

 

夏音「あれ・・・?2つ・・・」

 

 

 

 

その後

 

小依「たわししか取れなかった・・・」

 

夏音「元気出して。私嬉しかったよ。依ちゃんが私の為に頑張ってくれて。ほら。一つずつ分けあいっこしよ。依ちゃんは赤い方!」

 

2つのブレスレットの赤い方を小依にあげる。

 

小依「夏音・・・いいの?」

 

すると夏音が、小依の左手に赤いブレスレットを通した。

 

夏音「ほら。似合ってる。」

 

小依「・・・えへ!」

 

夏音「行こ。」

 

小依「うん!」

 

2人は手を繋いで歩く。

 

 

 

 

一方その頃6人は。

 

祐太「賑やかだな〜。」

 

建「さて何やろうかな〜?」

 

みやこ(わ~・・・人が増えてきた~・・・)

 

ひなた「まずりんご飴食べたい!りんご飴買いに行こー!」

 

乃愛「私綿菓子がいいな!」

 

愛梨「ポンガシ食べたいな〜!」

 

花「私は全部。」

 

祐太「じゃあ俺フランクフルト。」

 

建「俺焼きそば!」

 

みやこ「あ~・・・私そのあたりの人少ない所で待ってるから行ってきていいよ。」

 

ひなた「分かった!」

 

乃愛「オッケー!」

 

建「じゃあ行こうか!」

 

祐太「おう!」

 

 

 

 

1人歩くみやこ。

 

みやこ(あ~・・・人多い。やっぱりお祭りは苦手だ・・・でも・・・今はそんな事気にしてられる状況じゃないよね!何としても花ちゃんのあの姿をカメラに収めねば!)

 

ポケットからデジカメを取り出し、花の写真を数枚収める。

 

みやこ「(普段からあんまり写真撮られる事を快く思ってない花ちゃんが外で撮らせてくれるとは思えない。だから私が出来る事は一つ!バレないようにこっそり撮る!)ふふ・・・ふふ・・・ふひひ・・・」

 

変な笑い声を上げると。

 

???「すいません。ちょっとお話よろしいですか?」

 

女性警官に尋ねられた。

 

みやこ「え・・・?」

 

職質開始。

 

 

 

 

一方5人は。

 

祐太「フランクフルト美味え。」

 

建「焼きそばデリシャス!」

 

男性「どうしたの?」

女性「誰か捕まったんだって。」

老人「何?盗撮?」

 

 

 

職質受けてるみやこを発見。

 

女性警官「撮りましたよね子供?盗撮してたんですか?」

 

みやこ「ち・・・違・・・」

 

女性警官「一緒に来ていただけますか?お話は署で聞きますので」

 

みやこ「いや・・・あ・・・」

 

 

 

ひなた「みゃー姉・・・」

 

祐太「何やってんだあのバカ姉・・・」

 

 

 

 

別の場所では。

 

女性A「盗撮の現行犯だって。」

女性B「女の子隠し撮りしてたらしいよ?」

 

夏音「わぁ、怖いね・・・」

 

小依「さっさと行きましょ!」

 

 

 

 

そしてみやこは女性警官から解放された。ひなたと祐太が訳を話してくれたお陰で助かった。

 

みやこ「ありがと~皆~!ほんとに助かったよ~!」

 

ひなた「ドンマイみゃー姉。」

 

祐太「全く何やってんだよ。」

 

みやこ「お外怖い・・・」

 

祐太「子供か。」

 

愛梨「お兄ちゃん、お巡りさんに連行されないようにね?」

 

建「おい俺を犯人前提みたいに言うな。」

 

花「あの、お姉さんいいですか?」

 

みやこ「何・・・?」

 

花「私達の事盗撮してたんですか?」

 

みやこ「っ!お・・・お祭りの風景をね・・・撮ってたらたまたま皆が映ってしまって・・・いやほんと偶然・・・?」

 

祐太「動揺してる。」

 

花「嘘下手ですか。」

 

乃愛「でも可愛い私の浴衣姿を撮りたくなっちゃうのは仕方ないと思う!盗撮はいけない事だけどみゃーさんを許してあげよ!」

 

祐太「いや許しちゃ駄目でしょ。それ言ったら共犯になっちゃうよ?」

 

ひなた「花ばっか撮ってるな。何時も通りだな。あ。乃愛半分しか映ってない。」

 

乃愛「みゃーさんのあほたれ~!子供好き~!」

 

怒って走ってしまった。

 

ひなた「浴衣で走ると危ないぞ~!」

 

祐太「乃愛ちゃーん!!」

 

建「待て待てー!」

 

愛梨「走るの速いよー!」

 

4人が乃愛を追う。

 

みやこ(あ~やっちゃったかな~・・・はっ!私今花ちゃんと2人きりだ!何だかんだで花ちゃんと2人きりになるの久し振り!)

 

すると花が自らみやこの手を握った。

 

みやこ「っ!!」

 

花「お姉さん・・・あの・・・私の写真撮ったんですよね?」

 

みやこ「え・・・あ・・・うん・・・」

 

花「それってつまり・・・お姉さんは私に・・・お菓子を食べさせてくれるって事ですか?」

 

みやこ「ん?」

 

チョコバナナが見えた。

 

みやこ「ああ・・・うん。買ってあげるよ。たんとお食べ。」

 

花「ありがとうございます。実はお小遣い使ってしまったんです。」

 

 

 

 

その頃ひなた達は。

 

ひなた「よーしよし。よしよーし。」

 

逃げた乃愛を捕まえ、ひなたが乃愛の顔を撫でまくる。

 

祐太「またムツゴロウしてる。」

 

建「ア、アカン・・・疲れた・・・」

 

愛梨「この運動不足。」

 

建「うぅ・・・」

 

小依「あれ?ひなたちゃん、乃愛ちゃん、愛梨ちゃん。」

 

ひなた「おー!小依、夏音!」

 

夏音「2人も来てたんだ。」

 

2人とバッタリ会った。

 

祐太「小依ちゃん、夏音ちゃん。」

 

建「久し振り!」

 

夏音「お兄さん!お久し振りです。」

 

小依「久し振りー!」

 

 

 

 

6人で夏祭りを歩く。

 

小依「気を付けなきゃ駄目よ!変な人が出没してるみたいだから!」

 

夏音「さっきね。女の子をカメラで隠し撮りしてる人が居たらしいの。」

 

乃愛「え?それって・・・」

 

祐太・建・愛梨(もう知ってるんだけどねぇ・・・)

 

ひなた「あー!それなら心配ないぞ!もう解決したからな!」

 

夏音「解決?」

 

ひなた「うん!みゃー姉とゆー兄と私が警察と色々ちゃんとやったから大丈夫だ!」

 

小依「え!?それひなたちゃんのお姉さんとお兄さんが盗撮犯を捕まえたって事!?」

 

夏音「警察と協力して・・・?凄ーい!」

 

ひなた・乃愛・愛梨「え?」

 

祐太(また伝説を刻んだな。姉ちゃん。)

 

ひなた「うん!まぁ大体そんな感じだ!」

 

乃愛・愛梨・建(違うと思うけど!?)

 

祐太(アンジャッシュみたいな展開。)

 

ひなた「みゃー姉に会ってくか?どっか近くに居ると思うぞ。」

 

夏音「う~ん・・・会いたいけど・・・」

 

小依「もう帰らないと。8時までに帰るってお母さんと約束しちゃったから。」

 

祐太「門限があるのね。」

 

建「そうだな。夜は危険がいっぱいだからね。」

 

ひなた「そっか!じゃあその内な!」

 

小依「それじゃあ!」

 

夏音「また学校で!」

 

ひなた「おう!」

 

愛梨「じゃあねー!」

 

祐太「気を付けてねー!」

 

建「怪我しないでねー!」

 

乃愛(う〜ん・・・)

 

みやこ「あ。居た居た。」

 

チョコバナナを食べ歩きしてるみやこと花が合流した。

 

ひなた「みゃー姉!」

 

祐太「チョコバナナ?」

 

乃愛「みゃーさん、花ちゃん、あのね・・・えっと・・・」

 

みやこ「あ~・・・さっきはごめんね乃愛ちゃん!お詫びに今日は奢ってあげるよ。」

 

乃愛「え!奢り!?」

 

ひなた「マジかー!」

 

乃愛「私あの紐引っ張るやつやってみたーい!あと焼きそばも食べたーい!」

 

ひなた「私射的と金魚すくいと型ぬきとあとあとえーっと!」

 

花「全部。」

 

みやこ「え?あ~・・・いいよ。」

 

乃愛「やったー!」

 

みやこ(いいんだ・・・皆が笑顔ならそれで・・・)

 

祐太「姉ちゃん、足りなかったら俺が出してやるよ。」

 

建「勿論俺も力を貸すぜみやこ姉さん!」

 

みやこ「うん・・・ありがとう祐太・・・建君・・・」

 

 

 

 

 

 

夏音「ひなたちゃんのお姉さんってほんとに凄いね。悪者を捕まえちゃうなんて。」

 

小依「会ってみたいわ~!」

 

夏音「私も。会ってみた~い!」

 

夏音「凄いよね~!」

 

小依「美人で~頭もよくて~。」

 

夏音「それに凄く強いんだね~。格闘技とかやってるのかな~?」

 

新たな誤解を招いてしまった。

 

『END』




         キャスト

     星野みやこ:上田麗奈
       白咲花:指出毬亜
     星野ひなた:長江里加
      姫坂乃愛:鬼頭明里
      種村小依:大和田仁美
     小之森夏音:大空直美
     日下部愛梨:鈴木亜里沙
      女性警官:長谷川育美
    クラスメート:柴田芽衣

      星野祐太:千葉翔也
      日下部建:石川界人

        人々:小島英樹
           蓮岳大
           山口正秀

ひなた「花、またヒゲロー作ってるのか?」

花「水着ヒゲローと浴衣ヒゲロー。可愛い!」

乃愛「可愛い・・・?可愛いって何?」

愛梨「乃愛帰って来て。」

次回「いいから私にまかせなさい!」

ひなた「乃愛〜戻って来〜い!」
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