山中先生「皆さん。レシピをよく見て分量を間違えないようにしましょうね。」
生徒達「はーい!」
調理実習でクッキーを作る。
乃愛「クッキーだって。ひなたちゃん作れる?」
ひなた「みゃー姉とゆー兄が作るの手伝った事あるけど一人で作った事はないな。」
花「味見は任せて!」
乃愛「働いて?」
ひなた「まぁ何とかなるだろう。多分。」
愛梨「多分で済むの?」
小依「大丈夫よ。私に任せなさい!」
ひなた「おぉ〜!小依と夏音同じ班だな。宜しくな!」
夏音「宜しくね〜。」
小依「私がこの班のリーダーになったからには、最高のクッキーを約束するわ!」
乃愛「何時の間にリーダーに・・・」
花「最高のクッキー・・・」
乃愛「小依ちゃんお菓子作り得意なんだ。」
小依「任せなさい!お菓子なんて作った事無いけど!」
ひなた・花・乃愛・愛梨「え。」
夏音「依ちゃん、勢いで喋っちゃ駄目だよ。」
小依「夏音!?」
夏音「依ちゃんがごめんね。でも私はクッキー作れるから。お菓子作りは少し自信あるんだ~。」
花「へ~。自信あるんだ。言っておくけど私はお菓子には五月蝿いから。」
乃愛「何その面倒臭そうなキャラ・・・」
愛梨「花、あんまり困らせちゃ駄目よ?」
早速調理開始。夏音が手際よく作る。
ひなた「夏音が居て助かったな~。」
夏音「えへへ、任せて〜。」
花「手付きは中々。」
乃愛「偉そう・・・」
愛梨「お菓子作りが本当に得意なんだね。」
夏音「ありがと〜。」
小依「わ・・・私だって出来るわよ!ほら砂糖入れるんでしょ!」
ボウルに砂糖を入れるが。
夏音「それ塩だね~。」
間違えて塩を入れてしまった。
花「お菓子作りの邪魔しないで。」
怖い形相の花が小依を説教。
小依「ひっ!」
愛梨「花、小依が可哀想よ。」
小依「何でよー!夏音ばっかずるいずるい!私も頼って褒めてちやほやしてー!」
怒って駄々っ子になった。
夏音「ほら依ちゃん服汚れちゃうから起きて。一緒にクッキー作ろ?」
小依「やーだ!夏音が居ると皆夏音しか頼らないし!それに一人でも作れるでしょー!」
夏音「そんな事ないよ~。依ちゃんが居ないと私困るな~。」
小依「そ・・・それじゃあ仕方ないからやってあげてもいいけど・・・」
夏音「ありがと~。」
愛梨「夏音凄い・・・小依を口説いた・・・」
小依「いい?私が皆のやる事言うからその通りにやるのよ!夏音とひなたちゃんと愛梨ちゃんはこのまま生地を作って。花ちゃんと乃愛ちゃんは・・・えっと・・・」
夏音「ぼしょぼしょぼしょ・・・ぼしょしょしょしょ・・・」
小依「花ちゃんと乃愛ちゃんはオーブンシートと片抜きを用意して、生地が出来たら好きな形に抜いて並べて!」
乃愛「何時もの事だけど・・・小依ちゃんはそれで満足なの?」
愛梨「小依が満足ならそれでいいじゃん。」
小依「私は手が足りなそうな方手伝うから、分かんないとことか私を頼るのよ!」
夏音「依ちゃん頑張って〜。」
ひなた「おー。頼むな小依!」
小依「小依さんにまっかせなさーい!」
早速調理開始。
ひなた「ん~・・・?夏音。混ぜるのこんな感じでいいか?」
夏音「うん完璧~。」
花「ん~・・・夏音。オーブンシートって1枚でいいの?」
夏音「うん。いいよ。」
乃愛「夏音ちゃんこれは?」
ひなた「夏音。ここの所だけど。」
花「夏音。こっちは。」
愛梨「夏音、これでいい?」
誰も小依を頼らずに夏音ばっか頼ってる。
小依「・・・・・」
誰も自分に頼ってくれず、泣いてしまった。
夏音「ごめんね~依ちゃん。」
小依「夏音とはもう一緒にやんないから!」
夏音「そんな~・・・」
小依「私花ちゃんと別のクッキー作るから!」
花「え!私・・・?何で・・・?」
小依「花ちゃん私より下手そうだから!頼ってくれそう!」
花「・・・」
完全にバカにされてる。
2人で別のクッキーを作る事に。
花「小麦粉にバター、卵の黄身は入れたから、後は砂糖を・・・」
小依「砂糖取って来た!あっ!」
砂糖を取って来たが、足を滑らせて砂糖をボウルに入った材料の上に溢してしまった。
小依「ご・・・ごめん・・・あ!でも砂糖いっぱいの方が甘くて美味しいかも!」
花「甘く・・・成る程!」
それは間違ってると思う。
クッキーを焼いて出来上がった。
全員「出来たー!」
ひなた達の方は綺麗に出来たが、花と小依の方は真っ黒焦げになってしまった。
花「へ~。そっちのは中々美味しそう。」
ひなた「花達のは見た目から酷いな。」
花「食べてみていい?」
夏音「どうぞ〜。」
花「いただきます。」
クッキーを試食。
花「美味しい!」
夏音「やったー!」
花「でもまだまだお姉さんとお兄さんのクッキーには及ばない。だけど将来に期待して星3.5。」
夏音「え~。」
乃愛「丸焦げのクッキー作っておいてどうしてそんなに上から言えるの・・・?」
夏音「でもひなたちゃんのお姉さんって、そんなにお菓子作り上手なんだ~。」
ひなた「今日花達家に遊びに来るけど、夏音達も来るか?みゃー姉やゆー兄に言えばクッキー作ってくれるぞ。」
夏音「いいの?それじゃあお邪魔しようかな?実はね。この間依ちゃんとひなたちゃんのお姉さんに会ってみたいねって話してたんだ。」
ひなた「何だ、早く言ってくれればいいのに。」
夏音「みゃーお姉さんってスポーツも勉強も出来て、友達も多くて、美人でモデルもやってて。後、格闘技の達人で警察と一緒に悪い人を捕まえちゃうぐらい格好良い人なんだよね?」
乃愛(何時の間にかみゃーさんの噂が凄い事になってる・・・)
愛梨(完全に誤解してるね・・・)
小依「夏音。私にもちょうだい。」
夏音「私のお手伝い断った依ちゃんにはあげなーい。」
小依「む~・・・」
夏音「でも後片付け手伝ってくれたら食べてもいいよ。」
小依「む~・・・!じゃあこっちのクッキーと交換でどう!?」
夏音「どうって言われても・・・」
結局片付けを手伝う事を約束し、クッキーを貰った。
ひなた「花達が作ったこれどうするんだ?」
愛梨「もう黒焦げになってるし。」
乃愛「捨てちゃうのは勿体ないね~。花ちゃんクッキー好きでしょ?食べないの?」
花「乃愛にはこれがクッキーに見えるの?」
乃愛「ゴミにしか見えない。」
花「ゴミは食べないよ・・・」
乃愛「あ!そうだ!これ花ちゃんの手作りだし、みゃーさんにあげたら喜ぶんじゃない?」
ひなた「おー!そうだな。それじゃあみゃー姉のお土産にするか!」
乃愛「そうだね!」
夏音・愛梨「それでいいの・・・?」
花(お姉さん大変だなー。)
小依「んしょ・・・んしょ・・・」
黒焦げクッキーをラッピングしてる。
夏音「依ちゃん、何してるの?」
小依「じゃん!こうやってラッピングすればいい感じになるわよ!」
花「変わらずゴミだよ。」
放課後になり、全校生徒が下校。
5人は楽しく下校してる。横断歩道の白い線を歩き、棒を持って遊び、そしてサルビアの蜜を吸ったりもした。そして途中で祐太と建と会った。
小依「噂のお姉さんがどんな人か楽しみね!」
夏音「凄い人らしいもんね〜。」
小依「聞きたい事が沢山あるわね!」
夏音「うんうん!」
祐太(完璧な誤解のオンパレードだな・・・)
建(みやこ姉さん、期待を裏切ってますよ・・・)
乃愛「ひなたちゃん。家に連れて行って大丈夫なの?」
ひなた「何がだ?」
乃愛「何がって、みゃーさん夏音ちゃん達の中でスポーツも勉強も出来て、お友達も多くて、モデルもやってる事になってるけど・・・」
ひなた「そうだな!」
乃愛「現実を見て~!」
祐太「・・・乃愛ちゃん。」
乃愛「うん!」
星野家。みやこが部屋で自信作のチアリーディングの服を綺麗にしてると、誰かがドアを開けた。
みやこ「待ってたよ花ちゃん!今日のコス自信作なんだ!」
乃愛「みゃーさん大変だよ!」
祐太「姉ちゃん緊急事態だ!」
ドアを開けたのは乃愛だった。その後ろに祐太が。
みやこ「あれ?乃愛ちゃんと祐太だけ?ひなたと花ちゃんは?あ・・・乃愛ちゃんの分も用意したからね。」
乃愛(ゆーさんと先に帰って来てよかった・・・)
みやこ「え?ちょっと何・・・?その目止めて?」
すぐにみやこに訳を話した。
祐太「かくかくしかじか。」
みやこ「え~!私そんなイメージになってるの!?」
乃愛「それにもうすぐここに来るって・・・」
みやこ「遂にこの時が・・・」
クラスメートA「え~。こんなのがお姉ちゃん?」
クラスメートB「うわ~。想像してたのと全然違う。」
乃愛「そんな子クラスに居ないってば・・・」
祐太「んでどうすんだ?その姿を見せるのか?」
みやこ「うぅぅ・・・」
乃愛「でも大丈夫!私に任せてみゃーさん!」
みやこ「乃愛ちゃん!」
乃愛「駄目なお姉さんを完璧なお姉さんにしてあげる!」
みやこ「駄目な・・・」
祐太「うん、まあある意味駄目だな。」
数分後、ひなたと花が来た。
ひなた「みゃー姉ただいまー・・・うっ!」
そこに居たのは・・・
ゴスロリ姿のみやこだった。
ひなた・花「誰!?」
みやこ(ほんとにこれで大丈夫なのかな・・・)
数分前。
乃愛『何か凄そうなコスプレして、にこにこしてたら大丈夫!』
そして今。
みやこ(って乃愛ちゃんが言ってたからなんかそれっぽいコスしたけど・・・)
ひなた「どうしたんだ!?パーティーか!?」
みやこ(これ・・・死ぬほど恥ずかしい!やるんじゃなかった!)
祐太「・・・・・」
建「やっほーみやこ姉・・・さん!?」
愛梨「ん?みやこさん?どうしたの?」
みやこ「愛梨ちゃん・・・建君・・・」
建「おぉ・・・おぉ!!祐太、みやこ姉さんのゴスロリ・・・これは心が躍るなぁ!」
祐太「踊ってどうする。」
建(んで、何があった?)
祐太(かくかくしかじか。)
建(成る程成る程。)
小依「こんにちは!」
夏音「始めまして。」
乃愛「これが噂のみゃーさんだよ!」
祐太「姉ちゃん、ひなた達の友達の種村小依ちゃんと小之森夏音ちゃんだよ。」
夏音「わ!噂通りすっごい美人さん!初めまして。小之森夏音です。何時もひなたちゃんのお姉さんのお話してて一度会ってみたくて、だから今日会えて嬉しいです!あ。これ今日の授業で作ったクッキーです。よかったらどうぞ。お姉さんお菓子作りも上手なんですよね。よかったら今度色々教えて下さい。」
みやこ(この子・・・凄い真面な子だ!)
祐太(夏音ちゃんコミュ力高。)
小依「ねーねー!お姉さんは凄い人なんでしょ!?いっぱい人に頼られて褒められてるんでしょ!?どうしたらそんな風になれる!?私、お姉さんみたいに皆に頼られる人になりたいの!」
みやこ(そんな目で見ないで!心が・・・心が痛い~・・・)
小依の眩しい笑顔で心にダメージを負った。
祐太(小依ちゃんの純粋な眼差しプラス上目遣い・・・ダメージ凄いな・・・)
夏音「服も普通と違ってて凄いね。モデルさんだからかな?」
小依「格好良いわね!」
夏音「ねー!」
みやこ(まぁコスプレしたから普通ではない・・・と言うか嘘吐くのもう限界なんだけど・・・乃愛ちゃん私はここからどうしたらいいの!?)
乃愛「あ、花ちゃん!今日の服これだって!私も着るからあっちで一緒に着替えよー。」
花「うん。」
ひなた「トイレ行って来る!」
愛梨「あ、私も!」
乃愛「今日のは自信あるって言ってたから楽しみー!」
みやこ(私への興味なくしてる・・・)
乃愛「じゃーみゃーさん着替えて来るねー!」
着替えに行った。
みやこ「あ・・・」
祐太「・・・・」
建「・・・・」
小依・夏音「・・・・」
2人がみやこをジッと見る。
みやこ「うぅ・・・・・」
小依・夏音「ん?」
遂にみやこに限界が来て・・・
みやこ「ごめんなさい!!!」
耐えられなくなり、その場で土下座して小依と夏音に謝罪した。
小依・夏音「ええ!?」
祐太「・・・2人共、色々期待してると思うけど、実は姉ちゃんは・・・」
2人にみやこの事を詳しく話した。
夏音「え・・・?嘘?」
みやこ「はい・・・本当は運動も苦手だしモデルなんてやった事ないし、寧ろ人見知りで友達なんて殆どいないし・・・それなのに何か知らない内に私が凄い人って事になってるし・・・皆のイメージ壊しちゃいけないと思って~・・・うわああああああん!!」
正直に話して大泣きした。
祐太「ああもう子供の前で泣くんじゃねえよ。」
夏音「お姉さん・・・苦手な事なのに私達の為に頑張ってくれたんですね。ありがとうございます。」
大泣きしてるみやこを優しく抱いた。
みやこ「あ・・・あの・・・夏音ちゃん・・・?」
夏音「確かにお姉さんは噂みたいに凄い人じゃないかもしれないけど、でも噂より優しくていいお姉さんだと私は思いますよ。」
みやこ(何か・・・久し振りに人に優しくされた気がする・・・)
祐太(夏音ちゃん・・・・姉ちゃんを落ち着かせた・・・・)
建(て、天使だ・・・・)
みやこ「小依ちゃんもごめんね。人から頼られる凄い人じゃなくて・・・」
小依「別にいいわよ!友達が居ないなら私達がなってあげるわ!」
みやこ「ありがとう小依ちゃん。」
小依「私もぎゅっとしてあげようか!」
みやこ「あ・・・いや。もう大丈夫だから・・・」
小依「遠慮しなくていいわよ!何時でも私を頼っていいからね!」
みやこ「あ・・・それじゃあ別のお願いしてもいいかな?」
小依「いいわよ!」
建「な、なあ祐太・・・小依ちゃんを・・・」
祐太「バカ!」
タイキック。
建「グッパオン!!す、すみません・・・調子に乗りました・・・」
コスプレ開始。
みやこ「い~よい~よ~!ほら花ちゃん顔隠さないで!小依ちゃんと乃愛ちゃんみたいに~!笑って笑って~!」
3人のコスプレをデジカメに収める。
みやこ「最高!!」
夏音「・・・・」
建「夏音ちゃん、あれがみやこ姉さんの本性だよ?」
ひなた「おー。小依もノリノリだな!」
愛梨「頼られて嬉しく思ってるのね。」
みやこ「次はひなたと夏音ちゃんお願い!」
ひなた「分かった!」
愛梨「うん。」
夏音「・・・・・・」
明らかに引いている夏音は祐太の後ろに隠れた。
祐太「夏音ちゃん、姉ちゃんの欲望に飲まれちゃ駄目だよ?断りたい時は素直に言ってもいいからね?」
夏音「は、はい・・・ありがとうございます・・・」
祐太(この6人の中、常識人は乃愛ちゃんと愛梨ちゃんと夏音ちゃんだけか・・・)
後日の小学校。昼の給食の時間。
クラスメート「ねぇ。このプリント学級委員に渡せばいいの?」
小依「うん。そう。」
クラスメート「じゃあはい。宜しくね~。」
小依じゃなく夏音に渡した。
花「ねぇ。このプリントなんだけど・・・」
小依「はい!私が集めてるわ!」
花「え・・・はい。夏音宜しく。」
小依「わ~!!」
怒ってプリントを叩き落とした。
給食後の昼休憩。
小依「何で皆夏音にばっか頼るのよ!私だって学級委員なのに~!」
夏音「仕方ないよ~。だって依ちゃん前に皆から集めた大事なプリント失くして書き直しになったから。」
以前にプリントを職員室へ持って行く途中に、足を滑らせてしまい、全部のプリントを外に手放してしまったからだった。
小依「あ~・・・皆から頼りにされて尊敬されたい。」
夏音「私は依ちゃんのこと頼りにしてるし尊敬してるよ。はい。白いとこ取れたよ。」
みかんの白い所を全部取って小依に食べさせる。
小依「まぁ、夏音は私が居ないと駄目だからね。」
クラスメート全員(逆じゃないの・・・?)
心の中で総ツッコミ。
高等学校では。
建「はぁ〜・・・」
祐太「どしたお前?多摩川のタマちゃんみたいな顔して。」
建「誰がタマちゃんじゃ。いやぁ、ここ最近色々絶賛悩み中なんだよぉ。」
祐太「お前が悩んでるのは何時もの事だけど。何かあったのか?」
建「俺達がずっと愛梨とそのお友達と一緒に居るから、変態扱いされないか心配でさぁ・・・」
祐太「そんな事かよ。まああれだ。ひなた達に何もしないなら問題ねえが、この前の花ちゃんにヤバい接し方をしたら変態として認定されるかもな。」
建「だからあれを思い出させるの止めてくれよ〜!」
祐太「建の黒歴史にまた新たな1ページが刻まれたな。」
小学校では。
小依「そうだ!皆に頼りにされてる夏音が私を頼りにすればいいのよ!」
夏音「何時もしてるよ?」
小依「もっと分かりやすく、皆の前で!」
夏音「それで、私は何すればいいの?」
小依「えっと、う〜ん・・・夏音何でも出来るからお世話する事なくてつまんなそう・・・」
愛梨「確かに。夏音は万能で優秀だからね。」
乃愛「人に頼らないといけない状況にしたら?」
小依「頼らないといけない状況ってどんな?」
乃愛「ん〜・・・こないだ観たドラマで、主人公の女の子が両手を怪我した友達をお世話してあげてたけど。」
愛梨「昼ドラ?」
小依「それじゃあ・・・こうね!」
縄跳びで夏音の両手を縛った。
小依「誘拐した子供のお世話する感じにすれば!」
乃愛「何その危ないシチュエーション!?」
愛梨「犯罪臭が凄い!?」
リアルな事案発生。
クラスメート「夏音ちゃ~ん・・・え!?どうしたの!?」
両手を縛られてる夏音を見てビックリした。
夏音「プリント?」
クラスメート「え?・・・あ、うん、そうだけど・・・」
夏音「貰うね~。」
両手を縛られてるのにも関わらずプリントを受け取った。
机の中のプリントを取ろうとするが、両手が縛られて取れない。
夏音「依ちゃん。このプリント机の中のプリントに混ぜて。名前の順で。」
小依「も~!仕方ないわね~。」
乃愛「何か自然と小依ちゃんを頼ったね。」
愛梨「よかったね小依。」
小依「あっ!ほんとだ!そっか!人から頼られるにはこうすればよかったんだ!」
乃愛「このやり方で満足しないで・・・」
”キーンコーンカーンコーン”
乃愛「あ。お昼休み終わっちゃった。それ早く外さないとね。」
小依「そうね・・・(いや待って!夏音がこのままなら学級委員の仕事が出来るのは私だけ!つまり皆が私を頼りに集まってくる!)夏音はこのままでよくない?」
乃愛・愛梨「何で!?」
夏音「いいよ〜。」
乃愛「いいの!?」
愛梨「何で!?」
乃愛「いや駄目でしょ!先生に怒られちゃうよ!解くからね!」
小依「ちゃんとお世話するから~!」
乃愛「ペットじゃないんだから~・・・」
愛梨「夏音を捨て犬扱いにしないの!」
縄跳びを解こうとしたが。
乃愛「あ・・・あれ?解けない。小依ちゃんこんなに強く結んだの?」
小依「え?そんなに強くしてないわよ。も~仕方ないわね~。」
縄跳びを解こうとしたが。
小依「私に任せな・・・ほんとだ。全然解けない・・・」
解けなかった。
愛梨「ちょっとどうするの?」
夏音「わ~大変だ~。」
乃愛「え・・・何で他人事・・・?」
愛梨「何で笑顔で言えるの・・・?呑気なの・・・?」
乃愛「あ。そっか。実は自分で解けるんでしょ?」
愛梨「だったら解けるはずね。」
夏音「ううん。全然取れそうにないよ。」
乃愛「何で笑ってるの・・・?」
夏音「依ちゃんの事信じてるから・・・かな?私が本当に困ったり落ち込んだりしてる時は依ちゃんが助けてくれるって私知ってるから。それにこう言う事依ちゃんと一緒に居るとよくあるし。慣れると楽しいよ。」
乃愛(夏音ちゃん・・・器でっかい!)
愛梨(まさに天使!)
夏音「幼稚園の頃、私が大好きだったキャラクターの風船が木に引っ掛かっちゃった事があったね。」
幼稚園の頃。
夏音『依ちゃん危ないよ~!』
小依『いいから!私に任せなさい!』
木に引っ掛かった風船を取ろうと手を伸ばす。そして風船を掴んだ。
小依『わ!』
足を滑らせて落ちてしまった。
夏音『依ちゃん!依ちゃん!』
小依『はい!夏音!』
落ちてしまったが軽傷で済み、取れた風船を夏音に渡す。
夏音『・・・うわあああああん!!』
何故か夏音が泣いてしまった。
そして現在。
夏音「あの時は依ちゃん死んじゃったかと思ったよ~。」
小依「結果オーライよ。風船は無事だったんだから・・・」
愛梨「本当に仲良しね。」
乃愛「そろそろ先生来ちゃうし、ハサミで切っちゃえば?」
小依「駄目!それだと夏音が怪我しちゃうかもしれないじゃない!」
夏音「・・・!」
小依「大丈夫だからね夏音!私が何とかしてあげるから!安心しなさい!」
夏音「うん。信じてるよ。」
乃愛(何かいい雰囲気だけど・・・小依ちゃんが原因って分かってるよね?)
小依「手は後でどうにかしてあげるからとりあえず次の授業は私の隣に来なさい!教科書とかノートとかやってあげる!」
夏音「ありがとう依ちゃん。」
愛梨「諦めちゃった・・・」
そこで乃愛が何か閃いた。
乃愛「ひなたちゃーん!」
ひなた「どうした乃愛?」
乃愛「ちょっと縛っていい!?」
ひなた「どうしたんだ乃愛!?」
午後の授業。
山中先生「あ~・・・流行ってるの・・・?」
両手を縛られてる夏音とひなたを見て、山中先生が心配してる。
放課後。
花「まだ解けないの?」
夏音「色々やってみたんだけどね。」
ひなた「私のはちゃんと解けたぞ!」
小依「心配ないわ。今日は家も夏音家も皆夜まで帰って来ないけど私が夏音を世話してあげる!」
乃愛「益々心配なんじゃ・・・」
種村家。
小依「夏音、入って入って。」
夏音「お邪魔しま〜す。」
部屋。
小依「さぁ、再開よ!」
夏音「お願〜い。」
時間が過ぎて夕方になった。
小依「暗くなってきちゃったわね。」
夏音「中々解けないね。」
まだ解けていない。
今日の夕食はカレー。
小依「はい。あーん。」
夏音「あーん。」
カレーを夏音に食べさせる。
夕食後、浴室へ。
小依「こうすれば滑りがよくなるかも。」
ボディーシャンプーで滑りやすくする。
夏音「あ、ちょっと緩んできた。」
小依「よし、一気に!」
夏音「うん!」
小依・夏音「せーの!」
一気に引っ張って遂に解けた。しかし。
小依「わああ!!」
夏音「依ちゃん!!」
滑ってしまい、同時に浴槽に落ちてしまった。
小依・夏音「・・・あはははははは!」
お互いの濡れた姿を見て、笑い合った。
一方その頃みやこは。
みやこ「う~ん・・・もう金曜日か~。そろそろ大学の課題提出しに行かないとな~。」
『END』
キャスト
星野みやこ:上田麗奈
白咲花:指出毬亜
星野ひなた:長江里加
姫坂乃愛:鬼頭明里
種村小依:大和田仁美
小之森夏音:大空直美
日下部愛梨:鈴木亜里沙
山中先生:衣川里佳
クラスメート:柴田芽衣
高柳知葉
星野祐太:千葉翔也
日下部建:石川界人
小依「夏音、明日も腕縛りましょ!今度は緩く縛るわ!」
夏音「いいよ〜!」
愛梨「いや駄目でしょ・・・」
次回「みゃー姉に友だちはいないぞ。」
小依「友達が居ないなら、私達がなってあげましょ!」
夏音「うん!そうだね!」