姉に天使が舞い降りた?   作:naogran

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ある日の星野家。

みやこ「あれ?何でこんな時間に皆居るの?学校は?」

平日にひなた達4人が3DSで協力プレイをしている。

ひなた「今日は創立記念日でお休みだぞ。」

みやこ「あぁ、そう言えばそんな事言ってたね。」

今日の小学校は創立記念日で休校。

ひなた「それより起きたんなら、みゃー姉も一緒に遊ぼ!」

みやこ「あ~・・・お昼に大学行くからそれまでならいいよ。」

ひなた・花・乃愛「え!?」

花「大学に何しに行くんですか?」

みやこ「え?いや、課題出しに行かないと単位やばいし・・・」

花「お姉さん・・・ニートじゃなかったんですか・・・?」

みやこ「大学生だよ!」

乃愛「はぁ、みゃーさん嘘は良くないと思う。」

みやこ「この春から大学生だから!信じて!」

愛梨「私は信じるよ。」

ひなた「みゃー姉ほんとに大学生だったのか!?行ってるとこ見た事ないぞ!」

みやこ「ひなたが学校行ってる間にちゃんと行ってるからー!」




玄関。

みやこ「じゃあ、行って来ます。」

ひなた「みゃー姉何処行くんだ?」

みやこ「いや大学だけど・・・」

ひなた「・・・あれ嘘じゃなかったのか!?」

みやこ「皆本気で嘘だと思ったの!?はっ!もう行かなくちゃ・・・」

ひなた「大学付いてって良い?」

愛梨「いや駄目でしょ。」

乃愛「良いねそれ!」

花「うんうん。」

みやこ「止めて~!」


6話「みゃー姉に友だちはいないぞ」

とある大学。みやこが登校する。

 

 

 

 

その後ろから。

 

乃愛「本当だったんだね~大学生って。」

 

ひなた「いっつも家に居るから嘘なのかと思ってたぞ。」

 

花「大学でも相変わらず人見知りっぽいけど・・・」

 

愛梨「ってか何で尾行してるの?私達。」

 

花「ん?わっ!?」

 

ひなた・乃愛・愛梨「ん?」

 

横を見ると、白い忍者が居た。忍者は4人にウインクして大学へ走って行った。

 

ひなた「に・・・忍者だ!なぁ見たか!?忍者だぞ忍者!」

 

愛梨「ア、アイエエエ・・・」

 

ひなた「忍者〜〜〜〜!!!」

 

忍者を追い始めた。

 

花「ひなた!!」

 

 

 

 

大学構内。

 

愛梨「あ、ひなた居た。」

 

遠くに忍者達と遊んでるひなたを発見した。

 

花「何時の間に・・・」

 

乃愛「どうする花ちゃん!?」

 

花「取り敢えず行こうか・・・」

 

乃愛「うんうん!もーしょうがないなーひなたちゃんはー!」

 

愛梨「自分達も行きたいだけでしょ・・・」

 

 

 

 

ひなた「じゃあなー!」

 

あの忍者達は演劇部の学生達だった。演劇部はひなたに手を振ってその場を去った。

 

花「ひなた。勝手に一人で行かないで。」

 

愛梨「迷子になったらどうするの?」

 

ひなた「すまん花、愛梨。」

 

乃愛「あーあー行っちゃった~・・・」

 

花「はぁ・・・これからどうするの?」

 

ひなた「みゃー姉を探すぞ!」

 

愛梨「本当に探すの?」

 

花「でも、どうやって・・・?」

 

???「ねぇあなた達。」

 

後ろから誰かに尋ねられた。

 

乃愛「違うの!別に私達怪しい者じゃ・・・」

 

愛梨「そうです!」

 

???「誰かに会いに来たの?」

 

美人の大学生。

 

ひなた「みゃー姉を探してるんだ!」

 

女子大生「そう。お姉さんを。この時間だったらきっと授業中だから、終わるまで私が大学の中を案内してあげましょうか?」

 

乃愛「っ!」

 

花「良いんですか?」

 

女子大生「えぇ。」

 

ひなた「やったぞー!」

 

愛梨「じゃあ、お願いします。」

 

 

 

 

4人は女子大生と一緒に大学を回る。

 

 

 

図書室、美術室、工学部、食堂でジュースとスイーツ。

 

 

 

女子大生「これで大体回ったかな?」

 

ひなた「面白かったー!」

 

乃愛「大学って楽しそうね!」

 

花「うん!」

 

愛梨「私達の知らない所がいっぱいあったね!」

 

”キーンコーンカーンコーン”

 

女子大生「あ。ごめんなさい、私行かないと。ここに居れば、お姉さん来ると思うから。」

 

乃愛「え?あ、はい。」

 

花・愛梨「ありがとうございました。」

 

ひなた「ありがとなー!」

 

女子大生が行ったと同時に。

 

みやこ「あれ!?どうしてここに!?」

 

丁度みやことバッタリ会った。

 

ひなた「みゃー姉!」

 

みやこ「何で・・・どうしてここが分かったの?」

 

花「親切なお姉さんが連れて来てくれたんです。」

 

みやこ「誰?」

 

乃愛「知らなーい。でも綺麗な人だったよね。」

 

愛梨「うん。」

 

みやこ「綺麗な人・・・」

 

???「あら。可愛いお迎えさんね。」

 

みやこ「っ!」

 

ひなた「誰だ?」

 

みやこ「先生・・・」

 

大学の先生。

 

乃愛「こんにちは。」

 

先生「こんにちは。星野さん課題とっても良かったわ。」

 

みやこ「え・・・あ・・・どうも・・・」

 

 

 

 

その後。

 

みやこ「はぁ・・・大学行くと疲れるな・・・早く帰りたい・・・」

 

花「お姉さん、今日も何か着るんですよね?」

 

みやこ「う・・・うん・・・ああ・・・」

 

横を見ると、1軒のカフェが。

 

ひなた「あ!ここ有名なんだよな!」

 

乃愛「前にママと来たよ!超美味しかった!」

 

愛梨「お兄ちゃんがここを見付けてくれたよ!」

 

花「お姉さん!私ここのチーズケーキが食べたいです!」

 

笑顔でみやこにお願いする。

 

みやこ「花ちゃん・・・ごめんね・・・私喋らずに済ませられる店じゃないと無理・・・」

 

相変わらずのコミュ障。

 

花「そうですか・・・やっぱり無理は良くないですよね。」

 

みやこ「え・・・」

 

花「いいんです。今日はチーズケーキ作って下さい。」

 

みやこ「え、う〜ん・・・・・や・・・やっぱり行ってもいいよ。」

 

花「いいんですか!でも震えてますよ。そんなに無理しなくても・・・」

 

みやこ「だだだ大丈夫・・・多分・・・花ちゃんが応援してくれたらきっと大丈夫・・・」

 

花「応援・・・分かりました。お・・・お姉さん頑張れ!」

 

ひなた「みゃー姉!この店お持ち帰り出来るんだって!」

 

みやこ「嘘!じゃあ私外で待ってるから買って来て!」

 

ひなたにお金を渡して買いに行かせた。花はみやこを強く睨んでる。

 

 

 

 

 

 

近くの公園のベンチで、買ったチーズケーキを食べる。

 

みやこ(花ちゃん可愛いな~。久々の外・・・何か気持ち良いな・・・こう言うのも良いかも・・・)

 

 

 

建「だからきのこの方が美味いって!」

 

祐太「いいや!たけのこの方が断然甘い!」

 

 

 

遠くから何か口論しながらこっちに来る祐太と建を見た。

 

ひなた「ゆー兄!たけ兄!」

 

祐太「ヤッホー皆。」

 

建「ハロハロー。ん?そのチーズケーキ、あのカフェの?」

 

愛梨「うん。みやこさんに付いて行った帰りにまた見付けたの。」

 

祐太「姉ちゃんに付いて行った?どゆ事?」

 

みやこ「実はね・・・」

 

2人に訳を話した。

 

祐太「何で大学生って信じねえんだよ。」

 

ひなた「だって、みゃー姉が大学へ行く所なんか見た事ないし。ゆー兄は知ってるのか?」

 

祐太「当たり前だろ。」

 

建「それより祐太、さっきの続きだ!」

 

祐太「たけのこ!」

 

建「きのこだ!」

 

この2人はきのこの山とたけのこの里の口論をしてる最中だった。

 

みやこ(・・・・)

 

青空を見て、眠気に襲われたみやこがそのまま寝てしまった。

 

乃愛「美味しいね!流石人気のお店!」

 

ひなた「みゃー姉のチーズケーキの方が美味しいぞ!」

 

祐太「ひなた、俺は?」

 

ひなた「勿論ゆー兄のチーズケーキも美味しいぞ!」

 

乃愛「そうなんだ〜!今度作ってくれないかな〜?」

 

そこに、誰かが忍び寄る。

 

乃愛「みゃーさんとゆーさんのチーズケーキ食べてみたい!」

 

ひなた「作ってくれるぞ!な?みゃー姉!ゆー兄!」

 

祐太「勿論。ん?はっ!!」

 

ひなた・乃愛・愛梨「はっ!!」

 

建「どした?はっ!!」

 

みやこと花を除いた全員が驚いた。眠ってるみやこの後ろに忍び寄る1人の女性が。

 

ひなた「みゃー姉危ない!!」

 

祐太「姉ちゃん起きろ!!」

 

みやこ「はっ!!」

 

2人の声を聞いてみやこが目を覚まし、後ろの女性の顔面にヒットした。

 

ひなた「気を付けろみゃー姉!そいつみゃー姉の事後ろから襲おうとしてたぞ!」

 

祐太「お前、姉ちゃんに何しようとした!!」

 

 

 

 

女子大生「え・・・違う・・・!」

 

 

 

 

乃愛「あ!さっきのお姉さん!?」

 

祐太「ゲッ!?」

 

その正体は、さっき大学を案内してくれた女子大生だった。

 

女子大生「あ、あら奇遇ね。」

 

建「誰だ?」

 

花「何でお姉さんの後ろに・・・」

 

ひなた「そうだ!何でだ?」

 

女子大生「え!それは・・・私は星野さんの友達だから!」

 

ひなた「みゃー姉に友だちはいないぞ。」

 

みやこ「何て事言うの!」

 

祐太「酷い言われよう!」

 

乃愛「怪しいな~。もしかして私達の事尾けて来たの?」

 

愛梨「ストーカーですか?」

 

ひなた「曲者!」

 

手裏剣を構える。

 

祐太「その手裏剣何処で?」

 

女子大生「え!?ちょ、ちょっと何・・・?」

 

乃愛「分かった!きっとこれ友達詐欺だよ!」

 

ひなた「詐欺!?」

 

女子大生「詐欺じゃないから!」

 

建「新手の詐欺?」

 

女子大生「もう・・・何なのこの子達。ちゃんと言ってあげてよ星野さん。」

 

みやこ「誰・・・ですか?」

 

女子大生「え!?ちょっと冗談は止めてよ星野さん・・・高校の時同じ部活だった松本よ。松本香子。」

 

みやこ「松本・・・あ!松本さん・・・」

 

松本「も~。やっと思い出したの?ちょっと会わなかっただけで友達の顔忘れるなんて酷いな~。」

 

みやこ「え・・・?友達?」

 

松本「え?」

 

みやこ「え?」

 

花「結局二人は友達なんですか?」

 

松本「友達よね・・・?」

 

みやこ「ち・・・違うと思うけど・・・」

 

松本「え!?」

 

建「あ、固まった。」

 

松本「そ・・・そうね。私達は友達なんかじゃなかったわね。ライバルだものね!」

 

みやこ「え?」

 

祐太「ポジティブだな。」

 

松本「そう、あれは高校2年の秋・・・私が服作りにハマって被服部の部活を見学しに行った時・・・」

 

みやこ「何か始まった・・・」

 

松本「他の部員が和気藹々と部活動をしてる中、一人だけ真剣に服作りに打ち込む星野さんが居たわ・・・」

 

乃愛「ただ単にぼっちなだけなんじゃ・・・」

 

松本「そのクールな姿!そしてその手から生み出される美しい衣装!」

 

乃愛・愛梨「誰!?」

 

松本「私は憧れたわ~。でも同時に嫉妬もした。同い年なのに私とこの差は何って!だから私はあなたをライバルにしたの!髪も当時の星野さんみたいに伸ばしてるの!」

 

みやこ「ひぃ・・・!?」

 

かなり引いてる。

 

松本「そしてそれからは毎日星野さんを観察してたわ~。どうしたらあんな風になれるのかって。」

 

花「それで、何時お姉さんと友達になったんですか?」

 

みやこ「私松本さんと喋った記憶ない・・・」

 

松本「ん?1年以上も毎日ずっと一緒に居たら、流石にもう友達でしょ?」

 

建「何だそれ怖え・・・」

 

みやこ「私には一緒に居た記憶ないんですけど・・・」

 

花「成る程。お姉さんのストーカーですね。」

 

みやこ「ストーカー!?」

 

松本「誰がストーカーよ失礼な子ね!」

 

祐太「いやストーカーで合ってるだろ。」

 

松本「もう!祐太君まで失礼ね!!」

 

建「え?祐太お前、松本さんと知り合い・・・なの?」

 

祐太「知り合いも何も、姉ちゃんと一緒に登下校してる間に、俺まで尾行しやがったんだ。それに気付いて尋ねてみたら・・・『あぁ〜・・・星野さんとずっと一緒に居る弟の祐太君が羨ましい!』ってほざいてたんだ。」

 

建「うわぁ・・・狂気・・・」

 

花「じゃあ、さっき大学で会ったのもここで会ったのも偶然ですか?」

 

松本「当たり前でしょ!日課の星野さん家の周りを散歩していたら偶然!星野さんを見掛けただけよ!」

 

花「それは偶然と言いません。」

 

愛梨「ただのストーカーですよ。」

 

ひなた「やっぱり曲者か!みゃー姉に近付くな!」

 

乃愛「近付くなー!」

 

建「みやこ姉さんを守れ!」

 

祐太「このストーカー女!」

 

松本「え・・・違・・・私は・・・」

 

建「花ちゃん!通報!」

 

花「はい!」

 

通報しようとする。

 

松本「え・・・!今日の所はこれくらいで勘弁してあげる。でも星野さんの親友の私にこんな事して星野さんが黙ってないからね~!」

 

スタコラサッサーと逃げ出す。

 

みやこ(どうしよう・・・あの人が何言ってるか全然分からない・・・)

 

ひなた「フンス!」

 

乃愛「大丈夫?みゃーさん。」

 

祐太「姉ちゃん大丈夫か?」

 

みやこ「あ・・・うん、ありがとう(まさか松本さんが私に憧れてたなんて・・・正直悪い気はしないけど・・・でも何て言うか、ストーキングとかされてたと思うとちょっと気持ち悪い・・・)」

 

花「お姉さん。気持ちは分かります。」

 

みやこ「本当!?」

 

花「はい。私がお姉さんに初めて会った頃そんな気持ちでした。」

 

みやこ「え・・・」

 

祐太「おぉ。経験者が語ったな。」

 

 

 

 

しかし松本は、近くの木の後ろから覗いてる。

 

松本(皆私がもう帰ったと思ってる。まだまだ甘いわね。)

 

すると祐太がこっちを見て睨んだ。

 

松本(っ!や、やはりあの子・・・鋭いわ・・・!)

 

 

 

 

 

 

後日の星野家。

 

みやこ「う~ん・・・何か違う・・・」

 

メイド服姿のひなたがおもちゃのバットを持ってる。

 

ひなた「みゃー姉、このバット何?」

 

みやこ「武装メイドってアニメの服だから武器もセットの衣装なの。でも何かイマイチメイドっぽくない気がする・・・」

 

ひなた「武器持ってるからだと思う。」

 

祐太「それな。」

 

みやこ「いや、まあそれはそう言うものだから・・・」

 

ひなた「もう脱いで良い?」

 

みやこ「あ、うん。ありがとう。」

 

祐太「ヒョイ。」

 

部屋から出た。

 

 

 

 

メイド服を脱いで私服に着替えた。

 

ひなた「ゆー兄良いぞ〜。」

 

祐太「はいよ。」

 

部屋に入った。

 

みやこ「やっぱり生地かな~。でも今お金ないし・・・花ちゃん達来るのってお昼だっけ?」

 

ひなた「そうだぞ。」

 

何故かみやこの服に潜る。

 

祐太「おいひなた?何してんだ?」

 

そして顔を出した。

 

みやこ「ひなた邪魔・・・」

 

ひなた「あ~ここ落ち着く・・・」

 

みやこ「変なとこで落ち着かないで~。服伸びる~・・・」

 

祐太「カンガルーかお前は。」

 

ひなた「ムッ。」

 

ムッとして、みやこの服から出てバットを持つ。

 

ひなた「早く花と乃愛と愛梨来ないかな?」

 

”ガチャ”

 

みやこ・祐太「ん?」

 

誰かが入って来た。

 

 

 

 

 

 

メイド姿の松本だった。

 

 

 

 

 

 

祐太「松本!?」

 

みやこ(何で家に居るの!?不法侵入!?警察に・・・取り敢えず刺激しないようにしないと・・・)

 

ひなた「松本ぉー!」

 

バットで殴ろうとするが。

 

みやこ「待って!!」

 

祐太「止せひなた!!」

 

2人に止められた。

 

ひなた「何でここに居るんだ!」

 

松本「ふふふ。星野さんのお母様に友達だって言ったら入れてくれたわ。」

 

みやこ「っ!?」

 

祐太「母さんめ・・・」

 

みやこ「あれ・・・あの服・・・」

 

松本「そうよ。武装メイドの衣装。星野さんが今作ってる衣装よ~。」

 

みやこ・祐太(どうして知ってるの・・・?)

 

松本「私の作ったこの衣装、星野さんの作ったのと比べてどうかしら?」

 

みやこ(凄く良い生地使ってる・・・正直私の作った奴より出来良いかも・・・)

 

ひなた「みゃー姉の方が凄いに決まってるだろ!」

 

みやこ「え!?」

 

祐太「ちょ、ひなた!?」

 

松本「当たり前でしょ!」

 

みやこ「え!?」

 

祐太「ほえ!?」

 

ひなた「みゃー姉は服だけじゃなくお菓子も作れるんだぞ!」

 

松本「知ってるわ!それに可愛いしスタイルだって良いわよね!」

 

ひなた「そうだ!それに優しいんだぞ!」

 

松本「そうよ!私の憧れの人だもの!」

 

祐太「何だこの褒め殺し合戦!?」

 

2人はお互いの手を掴み合った。

 

ひなた「中々分かってるな。松本!」

 

松本「妹さんこそ。流石ね!また今度星野さんについて語り合いましょう!」

 

ひなた「おう!私は何時でも良いぞ!」

 

祐太「みやこ同盟結成。」

 

みやこ(勘弁して・・・)

 

松本「それでどう?この服!」

 

みやこ「う、うん。凄く良く出来てると思う・・・」

 

松本「本当に!?」

 

みやこ「う、うん・・・」

 

松本「じゃあこれを是非星野さんに着て貰いたいの!」

 

みやこ「え・・・?いやそれは無理!」

 

松本「どうして?」

 

みやこ「だって、恥ずかしいし・・・」

 

松本「やっぱり私の作った衣装なんて恥ずかしくて着れないわよね~・・・」

 

みやこ「そう言う意味じゃないよ!?」

 

ひなた「何時も一人で着てるから良いだろ。」

 

みやこ「え!?知ってたの!?」

 

ひなた「なぁみゃー姉。」

 

祐太(ひなた・・・俺と姉ちゃんの秘密を既に知ってやがったのか・・・)

 

みやこ「うぅ・・・でも・・・」

 

松本「いいのよ・・・やっぱり星野さんに着てもらおうなんて大それた願いだったのよ・・・」

 

みやこ「いや・・・」

 

ひなた「なー良いだろみゃー姉。」

 

祐太「お前どっちの味方だよ!」

 

みやこ「・・・ちょっとだけなら。」

 

ひなた・松本「やったー!いえーい!」

 

祐太「何だこれ・・・」

 

 

 

 

早速試着。メイド服姿のみやこ。

 

ひなた「凄く似合ってるぞ!みゃー姉!」

 

祐太「ヤベぇ・・・見惚れちまった・・・」

 

隠れメイドオタクの祐太がメイド姿のみやこを見て見惚れた。

 

みやこ(何これ・・・採寸もしてないのにサイズぴったり・・・あの時の花ちゃんの気持ちが今よく分かった!)

 

改めて花の気持ちが分かったみやこであった。

 

松本「うぅ・・・!」

 

みやこ「どうしたの!?」

 

ひなた「どうした松本!?」

 

祐太「泣いてんのか?」

 

松本「私・・・嬉しくて・・・星野さんに認められたくてずっと頑張ってきたから・・・」

 

みやこ(泣く程・・・そうだよね。2年位でここまで出来るなんて、凄い頑張らないと無理だもんね・・・)

 

ひなた「良かったな松本!」

 

松本「今こうして星野さんが私の作った衣装を身に纏い、そして私の作ったものを食べ血肉となっているなんて・・・」

 

みやこ「・・・血肉?」

 

祐太「どゆ事?」

 

松本「覚えてないの?あの夏の日・・・」

 

 

 

 

夏祭りの時。

 

チョコバナナの店主『ありがとうございました!』

 

みやこ『ど、どうも。はい花ちゃん。』

 

花『ありがとうございます。』

 

そう。あのチョコバナナの店主は、ここでバイトしてる松本だった。

 

 

 

 

みやこ(うっわ・・・)

 

祐太(引くわぁ・・・)

 

松本「星野さんに今までの努力が認められたようで・・・」

 

ひなた(その部分は認めてない!)

 

松本「それでえっと・・・私達ってほらもう2年近くの付き合いになるでしょ?」

 

みやこ(その2年私は知らないけど・・・)

 

松本「星野さんが私の事認めてくれたし、丁度良い機会だと思うの・・・そろそろ名前で呼び合うってどうかな・・・私の事香子って・・・」

 

みやこ(そろそろも何も・・・)

 

松本「駄目かな!みやこさん!」

 

みやこ「(まぁ・・・別に悪い人じゃないだろうし名前くらいいっか・・・)えと・・・こ・・・香子ちゃん・・・」

 

松本「きゃはー!!」

 

嬉しくなって後ろに下がった時、落ちてあったバットで滑り。

 

松本「にゃっ!!」

 

転んでしまった。

 

ひなた「松本ぉー!!」

 

祐太「おい大丈夫か!?」

 

 

 

 

廊下では。

 

乃愛「みゃーさんの友達が来てるってどんな人だろう?」

 

花「お姉さん私達以外に友達居ないんじゃなかった?」

 

愛梨「友達って・・・お兄ちゃん。」

 

建「うん。多分・・・」

 

乃愛「あ!あの人じゃない?この前の詐欺の人!」

 

花「ああ・・・確か松本さん?でも違うんじゃない?あの人だったらひなたが黙ってないだろうし・・・」

 

ドアを開けると・・・

 

 

 

 

松本が倒れ、ひなたがバットを持ち、みやこと祐太が松本を心配してる光景が見えた。

 

 

 

 

花・乃愛・愛梨・建(やっちゃってるーーー!!!)

 

犯行現場を目撃してしまった。

 

乃愛「大丈夫だよ!私はひなたちゃんの味方だから!」

 

ひなた「お・・・おう。ありがとう。」

 

建「祐太・・・ひなたちゃんがまさか・・・松本さんを!?」

 

祐太「誤解してんじゃねえよ!」

 

松本「うぅ・・・」

 

花「あ、生きてた。」

 

建「祐太、信じてたぜ。」

 

祐太「変な手の平クルー止めろ。」

 

みやこ「大丈夫?」

 

松本「あ、うん。全然大丈夫よ。」

 

乃愛「あ。みゃーさん、ゆーさん。おばさんが下で呼んでるよ。」

 

みやこ「お母さんが?」

 

祐太「俺達に?」

 

 

 

 

1階へ行く。みやこは着替え済み。

 

みやこ「何だろう・・・何か怒られるような事やったかな・・・」

 

祐太「怒られるような事なら、俺を呼ぶはずないだろ?」

 

みやこ「確かにそうだけど・・・」

 

祐太「はっ!まさか俺、知らない内に何かやっちゃったのか・・・?」

 

 

 

???「ばぁ~!」

 

 

 

みやこ「ひっ!」

 

祐太「うわっ!」

 

突然金髪の女性に驚かされた。みやこがびっくりして腰を抜かし、祐太がびっくりしてジャンプした。

 

みやこ「っ!?」

 

後ろを見ると、前にひなたが作った自分の顔が。

 

みやこ「ひえっ!!」

 

千鶴「何やってるのみやこ。」

 

みやこ「知らない人増えた!」

 

金髪の女性の他に黒髪の女性が居た。祐太がその2人の女性を見る。

 

祐太「・・・母さん、その方達は?」

 

千鶴「花ちゃんと乃愛ちゃんのお母さんだよ。挨拶しな。」

 

みやこ「え!?」

 

祐太「2人のお母様!?」

 

 

 

 

リビング。

 

春香「花の母、白咲春香です。娘がいつもお世話になっているようで。」

 

エミリー「乃愛ちゃんのママ、エミリーさんデスよ~。」

 

祐太「初めまして。みやこの弟で、ひなたの兄の祐太です。」

 

みやこ「あ・・・ども・・・(何しに来たんだろう・・・も・・・もしかして・・・)」

 

 

 

春香『お菓子で釣ってうちの子に如何わしい服着せてるんですって!?』

 

エミリー『許せまセーン!』

 

 

 

祐太「それで、何で俺達を呼んだんです?」

 

春香「一度お礼に伺いたいなって思ってたんです。」

 

エミリー「ハイ!何時も乃愛ちゃんと遊んでくれてありがとデース!」

 

みやこ「え?」

 

祐太「お礼ですか?」

 

春香「何時もどんな事をして遊んでるんですか?」

 

みやこ(どんな事・・・言えない・・・どうしよう!?何て言おう・・・)

 

祐太(コスプレって、言える訳ねえよなぁ・・・)

 

春香・エミリー「ん?」

 

そこにみやこと祐太が作ったチーズケーキと紅茶が。

 

松本「みやこさんと祐太君が作ったチーズケーキです。」

 

みやこ(何でここに!?)

 

祐太(何してんだあんた!?)

 

春香・エミリー「わぁ〜!いただきまーす。」

 

千鶴「こんな良い友達が居たなんて知らなかったよ。みやこが家に友達連れて来たなんて初めてじゃない?」

 

松本「え~そうなんですか~!光栄です~!」

 

千鶴「これからは何時でも遊びに来てちょうだいね。香子ちゃん。」

 

みやこ・祐太(こ・・・!?)

 

松本「はいお母様!」

 

みやこ「えぇ・・・?」

 

祐太(姉ちゃんの友達は建達で充分だろ・・・)

 

春香「美味しい~!」

 

祐太「あ、ありがとうございます。」

 

エミリー「乃愛ちゃん言ってマシタ!みやさんの美味しいスイーツ、それから可愛いお洋服!」

 

春香「可愛いお洋服?」

 

みやこ(あわわわわ・・・!!)

 

祐太(ヤベぇ・・・どう弁解すれば・・・!!)

 

松本「みやこさんは大学でデザインの勉強をしてるんです。それで娘さん達に試作した服のモデルになってもらっているんです。ね、みやこさん。」

 

春香「将来はデザイナーとか?」

 

エミリー「わぁ〜!」

 

千鶴「そんな大したものじゃないですよ。」

 

祐太(松本、ナイスフォロー!)

 

春香「いえ。何時も外ではムスッとしている花ちゃんが、毎日のように遊びに行ってるのは凄く楽しいんだろと思います。」

 

エミリー「乃愛ちゃん引っ越ししてすぐお友達出来たって喜んでマシタ。」

 

みやこ「え・・・?」

 

春香「これからも宜しくお願いします。」

 

エミリー「乃愛ちゃんの事もお願いデス。みやさん、ゆうさん。」

 

みやこ「あ!は、はい!」

 

祐太「はい。此方こそ、宜しくお願いします。」

 

 

 

 

 

 

部屋に戻った。

 

乃愛「詐欺じゃなくてほんとにみゃーさんの友達だったんだ。」

 

松本「当然よ。ね?みやこさん。」

 

みやこ「あ・・・えっと・・・(危ないとこはあるけどちょっといい人なのかな・・・)うん・・・」

 

松本「っ!!」

 

ひなた「松本、良かったな!」

 

松本「生きてて良かった〜!」

 

乃愛「人見知りのみゃーさんに友達が居たなんてね。」

 

愛梨「良かった良かった。」

 

花「そう言えば私は、お姉さんに初めて会った日に友達になってって言われた。あれ今思うと変です。」

 

みやこ「え!?」

 

花「どうして私と友達になろうと思ったんですか?」

 

みやこ「それは・・・えっと・・・私もどうしてか分かんないんだけど・・・花ちゃんを初めて見た時にその・・・仲良くなりたいって思って・・・頑張った・・・から・・・」

 

花「そうですか。私は危ない人だと思いました。」

 

みやこ「ですよね~・・・」

 

 

 

 

 

 

夜の白咲家。

 

春香「花ちゃーん、お風呂湧いたわよー。」

 

花「はーい。」

 

 

 

浴室。

 

みやこ『仲良くなりたいと思って頑張った・・・から・・・』

 

あの言葉を思い出して、彼女は笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

そして姫坂家・乃愛の部屋。

 

エミリー「乃愛ちゃんの言ってた通りみやさんとゆうさんのお菓子美味しいデスね。」

 

乃愛「でしょ~。」

 

エミリー「もっとお話ししたかったデス。」

 

乃愛「あ~・・・ゆーさんと違ってみゃーさん人見知りだから。」

 

エミリー「そうなんデスか?ならもっと仲良しになりマス!それじゃあ乃愛ちゃんおやすみなさい。」

 

乃愛「おやすみなさいママ。」

 

布団に潜る。

 

乃愛「みゃーさんか~。ひなたちゃんはみゃーさん大好き。つまり私がみゃーさんになれば・・・そしたらひなたちゃんともっと仲良くなれるかな・・・?」

 

 

 

 

 

 

星野家・みやこの部屋。

 

ひなた「クシュン!」

 

みやこ「ほらひなた風邪引くよ・・・」

 

今日も一緒に寝ており、ひなたが布団から出ている。気持ち良さそうに寝てるひなたを見て、みやこが微笑む。

 

ひなた「ぶぁっくしゅん!!」

 

みやこ「うあっ!!」

 

くしゃみキックで弁慶の泣き所を打たれたみやこであった。

 

『END』




         キャスト

     星野みやこ:上田麗奈
       白咲花:指出毬亜
     星野ひなた:長江里加
      姫坂乃愛:鬼頭明里
     日下部愛梨:鈴木亜里沙
      松本香子:Lynn
      星野千鶴:小清水亜美
      白咲春香:藤村歩
    姫坂エミリー:豊崎愛生
     大学の先生:中根久美子

      星野祐太:千葉翔也
      日下部建:石川界人

松本「みやこさん、私もケーキを焼いてみたの!」

みやこ「あ、ありがとう・・・」

松本「私のケーキが今・・・みやこさんの血肉に!」

祐太「サイコパス・・・」

次回「みゃー姉が何いってるかわかんない」

松本「はぁはぁ・・・みやこさぁ〜ん!」

みやこ「あはは・・・」
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オリキャラ紹介。

日下部愛梨(くさかべあいり)

誕生日・2月14日
年齢・11歳
血液型・AB型
身長・140Cm
体重・40kg
性格・真面目、ツッコミ

モデル・阿久津瑠璃

髪型・茶髪ロングヘアー

服装・赤い服、緑のスカート、赤色いスニーカー

日下部建の妹でひなたの幼馴染みの小学5年生。
ボケの兄に対しては冷たいが、その分仲良し。
ひなた達の中では真面であり、ツッコミ役としてやってる。

イメージキャスト・鈴木亜里沙
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