東方紅魔導 あり得た世界の物語   作:百合の戦士

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封印された獣。
それが彼女を苦悩させ、彼女の人生を大きく変えたのだ。


紫色の獣人

「フゥ・・・」

私がこの家に預けられ早二年。

あの日、私は理由を詳しく聞かされぬまま、このスカーレット家に預けられた。

レミリアは母の数少ない友人であり、私も良く面倒を見てもらったものだがまさか本当に面倒を見られる立場になるとは思ってもいなかった。

しかし、一応年上の筈の双子の姉妹に魔法や勉強を教えたりある程度の家事は(自分で言うのも何だが)つつがなくこなしているためあまり迷惑はかけていない・・・と思いたい。

そんな私だが実はあまり魔法は得意ではない。

教えるのは得意だ。

私が教えればどんなに魔法の腕前が無い者でもそこそこ上達させる自信がある。

しかし、だ。

流石に才能等はどうしても限界という物がある。

身体的なデメリットもだ。

私は生まれつき魔法を使うために必要な魔力を操る能力が致命的なまでに欠けている。

それを知ったとき、私は絶望したものだが、今は違う。

レミリアの何気ない一言で私は自身の別の才能に気づけたのだ。

 

「でも魔力は異常なほど集まってるわよ?」

 

それから私は調べた。

それはもう必死に、すがるように。

その結果、私はなんと、ありとあらゆる物からエネルギーを集める力を持っていることが分かったのだ!

魔力だけではない、熱も、運動エネルギーも、栄養もだ!

 

しかし、それは魔法には関係無いのでは?と思うだろう。私も思った。

だが、それは間違いだったのだ。

 

 

「パチュリー、これどう?」

「フム、これは違うな、薬草に見えるが単なる雑草だ」

「えと・・・これ・・・」

「残念だがそれは薬に使えないキノコだ。しかも不味い」

今私はフランとロランと一緒に森へとやって来ていた。

私達魔女や魔法使い等の隠れ里である魔法の街を囲み、外からの侵入を防ぐ役割を持つこの森だが、薬の原料等も豊富にある。

・・・一つ問題があるが。

この森は獰猛な獣や街から流れ出た魔力の影響で妖魔となった者達が生息している。

それらは時に材料等になるのだが、かなり危険な存在であり少なくとも二人がいるときには出会いたくない。

一応二人は弱くなく、むしろ逆で強いのだが、万が一ということもある。

たとえ強くとも危険にさらすわけにはいけないのだ。

「パチュリー!早く早く!」

「いっぱい取って、姉さん驚かす」

「ん?ああ、すまん今行く」

・・・というか時々忘れるが一応二人は年上なのだが。

といっても三年程なのだが、何故ここまで子供っぽいのか。

見た目が幼いと精神まで幼いのか、関係無いのか。

まあ子供っぽいほうが二人らしいし元気なのは良いことだ。

その後特に何事もなく採取を終わらせた私達だがあることにきずいた。

・・・帰り道は何処だ?

 

そういえば忘れていた。

 

私が重度の方向音痴だということを。

 

(どうする?一体どうする?)

今まで森に入ることは多々あった。

しかしそれらは全て友人達と一緒に行っていた。

だが今回は違う!

フランとロランの採取についていて欲しいとレミリアに頼まれ深く考えず了承してしまった!

帰り道も分からない、しかもちょうど日が傾いて来た頃だ!

どうする?いや、待てよ?

そうだ、私には物覚えのいい優秀な双子がいるじゃないか。

二人なら、道を覚えている!ああ、何ていったって私の教え子だしな!

二人を信じるんだパチュリー・ノーレッ「帰り道、どこ・・・?」「分かんない」

・・・え?

「でも大丈夫だよ!」

「そう、だね、私達にはパチュリーがいるし・・・」

・・・ちょ

「パチュリー!早く帰ろ!お姉ちゃんに怒られちゃうよ!」

う、

うう、う、う

「?パチュリー?」

「うおおおおおおオオオオオ!!!」

「「!?」」

期待に、

教え子の期待に答えずして、何が私か!

全力で私は森からエネルギーを集め、そして、

自分の体に取り込んだ。

 

私は魔力を操る事が全くできない。

しかし、自分の体に取り込み、それを、自身の体を魔方陣として使用する為の燃料とする!

それが、私があみだした魔法、偽陣魔法!

そして私は体を強化する身体強化魔法を発動した。

この偽陣魔法、実はかなりの負担が体にかかるためある程度の体の強度が求められる。

元々運動が好きで良く鍛えていたし、必死で特訓した結果、必要ラインの三倍を軽くこえる体になった。

正直魔法は要らないんじゃないか?とも思ったがそれでも私は完成させた。

結果・・・!

 

 

夕焼けに染められる空の中で獣が少女二人を抱え走っていた。

 

獣は完璧な獣ではなく、人の形は残しており、その美しく、勇ましい顔は真っ直ぐ、街を見つめていた。

 

獣の持つ長く美しい紫色の髪の毛は夕焼けを反射し、まるで宝石のごとく輝いていた。

 

 

ああ、もちろん私だ。

なんというか、身体強化をすると何故か術式に組み込んでいないのに獣人化してしまうのだ。

いやむしろ、なにか封印をはずしてるような・・・?

それは置いておくとして、獣と言っても手足に毛がはえて、尻尾と獣の耳もでるだけだ。

おそらく猫辺りだと思う。

 

それと普通の魔法は普通だった。

出来ないかは増しなのだが。

しかし、獣人化している時は自分でも驚く位自由自在に魔法が放てる。

だが流石にこの姿は恥ずかしい、そして何よりエネルギーを多く消費してしまい燃費が悪い為ならない。

・・・今回に限っては無我夢中だった。

本当に反省している。

 

とにもかくにも、何とか日が沈む前に帰ることができた・・・のだが、

今度は新しい問題ができた。

 

ヤバい、尻尾と耳が残った。

 

 

その後調べて見ると実は先祖に獣人がいたことが判明し、魔法で強制的に血を呼び起こしてしまい獣人として覚醒したとわかった。

「よかったじゃない、可愛いわよ?」

「あ、ありがとう・・・ではなく!どうすれば良いんだ!?コレ!」

「そのままで良いと思うんだけど?」

「絶対にいやだぁぁぁ!!」

その後一週間森に引きこもり、野生に帰る前にレミリアによって連れ戻され、結局3日で慣れた。

慣れって凄いな。

 

 

 

__________________________

パチュリー・ノーレッジ 魔女及び魔法使い  獣人

エネルギーを集める程度の能力

主に白兵戦を得意とし、更に自分の体から大量の魔法を放ったりして戦う。

普段は不完全な獣人であるが、身体強化をすると完全な獣人になれる、が少々の理性と体力が犠牲となるため本人はならない。

それと今更ながら魔方陣を普通に展開してそこに魔力を込めれば良いのでは?と考え実行したらうまくいった。

街では教師をしておりフランとロランも生徒である。

 

・・・それと少し戦闘狂な一面も。

基本的に何でもこなせるが重度の方向音痴。

まじめだがおおざっぱな部分も。

たまに魔法を開発するのだが、自分では使えない事がしばしばある。

趣味は筋トレと小説を書くこと。

困っている人を見たら助けたくなるタイプ。




ozz←(焼き土下座)
ハイ、どうもすいません、百合(名前)です。
今回はパチュリーの話です。
パチュリー好きの皆さん、本当に申し訳ない(渋い声)
いつも自分が見るパッチェさんは病弱な引きこもりだったので逆にしました(何故)。
だって!思い付いたんだから仕方ないじゃないですか!
あ、獣人化は自分の趣味です。
と言うか、何か強烈な個性が無いと物語は成立しないのです!あんまり!
と言うか書く上でとても書きにくいと言いますか・・・
ですが個性が有るならそれをピザ見たいに伸ばせば尺かゲフンゲフン、良い物語に成るのです!
まあピザ見たいに伸ばせば同時に薄っぺらな物語になりますが。

・・・え?
なんかパッチェさんがどこぞのワー何とかっぽい?
知らんな(ゲス顔)
と言うかまあ、多分キャラが被る前にそっちのほうもキャラ変わってると思うので・・・。
あ、ちなみに今更ながらこの物語の注意を(激遅)
この物語は東方を能力や過去を少し変えたらどうなるのか?
オリキャラをぶっこんだらどうなるのか?
という作者の好奇心で作られています。
正直後先考えていません。

あ、もし要望が有るならコメントでください!
だいたい全部が被らない限り採用されます!
オリキャラや能力、大まかな特徴に原作キャラの改変など何でも大丈夫です!
作者はどうしたらつじつまが合うのか、どんな未来になるのか考えるのが大好きです!


そうそう、やって欲しい百合シチュも有りましたらコメントを。

それでは!
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