ちょうじょは、やさしくて、ふたりとも、ちょうじょが、すきです。
しかしそれは、ほんとうの、すきなのか、わかりません、なぜなら。
私の好きはそれと比べられなくて・・・
まるでお菓子みたいに甘くて幸せ!
でも、コレは異常で・・・
それでも、私だけかも知れないから、
でも、異常にさせたい・・・!
間違いたくない!
ああ、間違ってる・・・
嫌われたくない!
コンナニモ、シアワセナコトハナク、ツライコトハ、ナイ。
ふたりの、かなしみと、しあわせわ、だれも、きずきません。
それが、たとえ、じぶんであったとしても。
「・・・何を書いているんだ、私は」
そして彼女はペンを置いた。
フランとロランを一言で表すなら対照的、だと思う。
見た目で言えば、フランは髪の毛が金色で目は赤、服も赤いのを好んでいる。
対してロランは髪の毛は銀色で目は青く、服も青い服を好む。
性格でもフランは活発で明るいのに対して、ロランは大人しく、静か。
そしてフランは勉強が苦手でロランは得意、でも運動はその逆。
そんな二人だが何をするにしても大体一緒にいる。
とても仲が良いし、遊んだり、一緒に寝たり、それは良いのだけど・・・
「最近私ちゃんと二人のお姉ちゃんでいられてるのかしら?」
「?どういう事だ?」
パチュリーはキョトンとしながら飲み物が入っているコップを置いた。
ある魔女が作った30種類の薬草のフレーバーらしいが正直微妙な味だった。
パチュリーは私に渡したい物があるらしく、今日はきりのいい所で仕事を終えた。
私の仕事は薬を作って売ってくれるお店に納品する事だ。
そんな中、ふと気になる事がありパチュリーに聞いてみる事にしたのだ。
「いやなんというか、私最近二人との時間が余り取れてないじゃない?
最近新しい薬がどんどん売れる様になったけど、その分多めに造らなきゃいけないし・・・」
「確かに、最近工房にこもっている事が多いな、以前にも増して、だが」
「え?」
「おい、まさか自覚がなかったのか?」
パチュリーは怪訝な顔をして私の顔を見て、そして呆れたようにため息をついた。
「・・・フランとロランに最後に出会ったのはいつだ?」
「ええと、確か1週間前かしら?薬の納品でお店に行ったときに確か道ですれ違ったはず・・・」
「少し話をしようか」
・・・何かおかしな事を言っただろうか?
「まず、一つ」
「うん」
「何故同じ家に住んでいるにも関わらず毎日顔を会わせていないんだ!?」
「え?」
何故?何故かと言われればそれは・・・
「だって部屋から出てないし・・・」
「そこからか?私はお前にそこから教えなければいけないのか?」
「え、えっと、もしかしたら私はおかしいのかしら?姉として、失格なの?」
「・・・前から薄々思っていたが、今確信した。レミリア、辛いかもしれないがよくきけ」
パチュリーは静かに言い放った。
「姉失格だ」
「そん、な・・・!」
いや、確かに薄々気付いていた。
最近になってめっきりと話をする機会が無くなったどころか姉として妹の手本となる生活すら出来てないと。
昔は違った、昔は規則正しくを心がけ、毎朝の食事を作り、二人を起こしてから一緒に食事をしていた。
しかし、今はどうだろうか?
昼夜逆転どころか数日寝ないのは当たり前、妹とのふれあいよりも開発を優先する日々。
一体何時からだろう?
少しでも二人のためになるならとどんどん薬を作った結果、ついには二人との時間が無くなってしまった。
こんなはずでは・・・こんなはずでは・・・
「しかし、だ」
「え?」
「まだ、やり直せる」
「まだ、やりなおせるの?」
「ああ、何せ、あの二人はまだお前の事を慕ってくれているんだぞ?」
そういってパチュリーはここに来た目的であるとある物をだした。
「・・・?箱?」
それは小さな箱だった。
「今日がなんの日か思い出せ、まあとりあえずその箱を開けてみろ」
言われるがままに箱を開けると、中には・・・
「ネックレス?」
赤と青の宝石のシンプルなネックレス。
しかし何故か、とても大切な物の様に思えた。
これは、もしかして・・・
「あの言葉は私が最初に言うべきじゃない」
「!!」
「あの二人はまだ、お前の事を好きでいてくれているんだ、なら・・・」
その言葉を聞いた瞬間、私は工房から飛び出た。
「お前も、二人の期待に答えるべきだと思うぞ?」
まぶしい。
薄暗い地下にある工房から明るい地上へと出たとき、私は反射で目を閉じてしまった。
そして、次に目を開けたとき、目に入ったのは・・・
・・・ドアが当たり気絶しているフランとロランだった。
誰でも分かる?簡単なあらすじ
「お姉ちゃんの誕生日だーー!」「いえー」
「とりあえず突撃しよーか!」「しよーしよー」
「じゃあドアの前で待機!」「イエッサー」
「3」「2」「「1」」
バンッ!
ゴッ!
ドシャア・・・←今ここ
ゴメン、本当にゴメン・・・
と、その時、
「・・・た」
二人はむくりと起き上がり、
「!?」
「「誕生日、おめでとう!!」」
そういって二人は私に飛び付き・・・
ゴッ、ガッ、ドシャア!
私は二人と一緒に階段から転げ落ちた。
その後、何だかんだあり、無事に誕生日会を行い、少し反省して二人との時間を作る努力をしようと思った、のだが。
圧倒的人手不足!
レミリアの作る薬の中には、魔力を回復したり、さらには実験や魔法に使ったりする物もあり、かなりの需要があるし今更作る薬の量を減らせないのだ。
どうしよう、薬の供給が追い付かない!
このままじゃ、街が薬不足に!
そんなときだった。
「赤と青の薬師、レミリア・スカーレットの家はここかしら!?」
救いの手が舞い降りた。
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とある一族がいた。
その一族は闇の世界の中で有名な、違法な薬やかなり強力な毒薬を作り、そして闇商人に売らせている。
麻薬等もこの一族が開発した物だった。
そして一部のかなり効果や危険性の高い薬はこの一族にしか作ることが出来ないのだ。
何せ、この一族はある能力を持っており、その能力を使わなければ作れないのだ。
その能力は、時を操る、という力。
例え彼らを取り組もうとしても、その力によって逆に滅ぼされるだろう。
だがある時、その一族は滅んだ。
その理由はわかっていない。
有るものはこう言った、誰かが彼らを殺したと。
また有るものはこう言った、実は闇の世界に嫌気がさし、穏やかな日常を送っているのでは?と。
誰にも、理由はわからない。
イヤーどうも皆さん スッ szo (流れる様に土下座)
今回フランとロランについて書こうと思ったら全く別の話になった百合です。
こんな間の展開をもろもろはしょってる駄文を見ていただき本当にありがとうございます!
次回はあの人が出ますよ!
ええ、皆大好きなあの人です!
まあ作者は気まぐれなので全く違う物になりそうですが。
なんと言いますか、気分ですからね。
あ、そうだ、今回は文が少なかったので少し雑談を。
自分は良く友人とアナログなゲームをするのですが、それにストーリーが無くてもつい創造でストーリーを作ってしまうタイプで、
「おいおい、後はてめえだけだなぁ、おい」
「フゥ、ここまで、か」
「ギャハハハ、諦めがい「お前がな」
「・・・は?」
「周りを見てみろ」
「な、て、てめえらぁぁぁ!!」
これが将棋です。どんな世界観だ。
とまぁ、いい感じになってきましたのでまた次回お会いしましょう、では!
by百合の戦士(百合友募集中)
追記 誤字が見つかったので修正、ついでに文を少し変えました。
本当にごめんなさい。