東方紅魔導 あり得た世界の物語   作:百合の戦士

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楽園が存在すると思う?

否定されてきたもの達の楽園。

存在意義を失わない為の場所。

そんな物は存在しない?

なら・・・


私達で、創ればいい。


楽園のススメ

「赤と青の薬師、レミリア・スカーレットの家はここかしら!?」

そういって彼女は家にやって来た。

見慣れない服装の少女だった。

まず、頭に見慣れない形の帽子の様な物を被っている。

髪はどこか美しいと心から思ってしまう長い金の髪の毛。

ただ、凄く焦っているらしく帽子はずれていて髪の毛はボサボサになっている。

「そ、そうだけど、貴女は?」

「私は八雲紫!、レミリア・スカーレットは!?」

「私だけど、何かしら?」

それにしても赤と青の薬師って何かしら・・・。

いつの間に変な通り名がついてのかしら?

「貴女に頼みたい事があるの!」

「頼みたい事?」

ええ、と言うと紫は手紙を出した。

それを受け取り読んでみると・・・。

「・・・あの薬を作って欲しい、ね」

差出人を見てみる。

「差出人はエメリア・ノーレッジ、何年振りよあの馬鹿」

本当にこりてないのね、エメリアは。

 

手紙の内容はただ単純に薬を作って欲しい、これだけだ。

しかし、その薬と言うのが問題で・・・

 

「何で私に喘息の薬を今更作らせるのよ」

「それが、私にも分からないの!何時もは自分で作った薬をのんでいるのに、今回はレミリアの薬では無いとダメだって言い出したの!」

「今のエメリアの様子は?」

「今は落ち着いてるけど、多分、もっとひどくなると思う!」

「・・・そう」

何を考えているのか分からない。

でも、

「それで、エメリアは今何処にいるの?魔法を使ってでも飛んでいく。」

ただ無意味にこんな事をするタイプではない、だからこそ、何かしらの理由が有るかもしれない。

なら、まずは聞きにいく。

これで何かあってもしもの事があるのはイヤだ。

「え?エメリアならすぐに連れてこれるけど・・・」

「なら早く連れてきなさい」

「わ、わかった!」

「・・・パチュリーを呼んでこよう」

 

「全く、母は一体何を考えている!?」

パチュリーは怒っているが、気持ちは分かる。

少しして連れてきた!と紫がやって来た。

エメリアの顔を見て、パチュリーが何か言おうとして、絶句した。

「大丈夫エメリア!?」

「ゲホゴホ、だ、大丈夫~(棒)」

びっくりするほど下手な演技だったから?違う。

こんな演技でだまされている紫に対して?それも違う。

 

パチュリーと瓜二つな人物がエメリアの隣にいたからだ。

 

治療をするからと紫を追い出したらスンと喘息の演技を止めた。

「ごめんなさいね、嘘をついてしまって」

「え?あ、うん、大丈夫よ、何となくわかったから」

「だが私は納得しないぞ!?説明してくれ!」

そうね、と言ってエメリアは話始めた。

「まず、パチュリー、貴女に伝えなければいけない事があるの」

「な、何だ?」

「実は私は貴女の母親じゃ無いの」

「え?」

「具体的に言えば私の妹の子供で、妹は世界を旅する旅人なの」

「ま、待ってくれ!じょ、冗談だろう?」

「いいえ、冗談じゃ無いの」

何故だろう、嫌な予感がする。

「貴女は妹がある町に行ったときに孕まされてできた子供なの」

「しかも意外と重い!?」

「その町で町長に目を付けられて、家に泊めてくれるということで妹は町長の家に泊まった。

でも、町長は魔女だった。魔法で拘束され、ここでは言えないことをされたらしいの。

妹は魔女じゃなかったから魔法をどうにかできなかったし」

「ん?魔女?」

「ええ」

「あー、母よ、男の魔女っているのか?」

「いいえ?」

「では私は女と女の間に産まれた子供なのか?」

「ええ」

「何だそれ!?」

「パチュリー」

「何だ?」

「世の中にはね、いろんな魔法があるのよ」

聞いているだけで頭が痛い、私関係無いのに。

「それとね」

「まだあるのか!?」

「これから貴女達引っ越すわよ」

「「は?」」

 

 

話を聞くと、どうやらエメリアが手伝いに行った理由でもあるのだが幻想郷と言う妖魔や否定されてきたもの達の楽園を作るという紫に共感し、今まで頑張ってきたらしいが、最近になって何とか安定してきたためここごと転移させるらしく、サプライズのノリで何故か私とパチュリー以外に話がまわっていたらしい。

ついでに幻想郷には私と同じ仕事をしている人達が仕事不足だから丁度いいかもしれないとの事。

と言うかそこまでいっていると私に拒否権はないと思うのだけど。

「・・・いろいろ言いたいがまあいい、それより、だ!!」

そう言ってパチュリーはエメリアの隣にいる少女に視線を向けた。

「母よ、説明してくれ」

「ああ、この子?この子はパチェリー、妹の娘よ」

「確かに、それなら似ていることも納得ね」

「勝手に納得しないでくれ・・・」

「ええと、はじめましてかしら?私はパチェリー、貴女がパチュリーね?」

「・・・ああ、これからよろしく頼む」

 

その後、私達は街ごと幻想郷に引っ越した。

でも、私は何故か、騒がしい日常になりそうだと、思った。

 

_________________________________________

八雲 紫  幻想郷の管理人

 

とても純粋かつ騙されやすい少女。

能力は境界を操る程度の能力。

普段あまり人前に出ることは無いが、しかし幻想郷の皆からは慕われている。

ただあまりにも甘く交渉等がかなり不得意な為、交渉等は部下に任せ自身は幻想郷の管理を行っている。

友人がかなりの大物や癖が強い者ばかりなのはその立場だからなのか性格を気に入られているか、運命か・・・

何千年と生きてきた妖怪だが、それでも純粋なのは友人達のおかげ。

趣味は日傘集めと高級なお酒や茶葉の収集。

でも勿体なくて中々開けれない、使えない。

のほほんとしているが実力はけっこうある。

でもあまり戦いたくない模様。

だからなのか弾幕ごっこのような本気ではない戦いを考案した。

かなりネガティブで自信がなく、いつも自分を責めようとするが、たまに変なところでポジティブになる。

 

スペルカード

強欲「存在意義」

偽善「皆の為という嘘」

境目「人と妖」

零符「孤独から救ってくれた貴女に」

_________________________________________

エメリア・ノーレッジ  幻想郷の魔女

 

パチュリーの母にしてレミリアの長年の友人。

いろいろ自由な人。

人を困らせるのが好きな厄介な人。

幻想郷では「胡散臭い」「信用できない」等散々な言われようだが何だかんだで信用されている。

・・・ここだけの話実は異変を何個か起こしている。

喘息を持っているのが弱点と言えば弱点、ただし軽度で我慢もできるレベル。

かなりのポジティブで紫にポジティブな部分があるのもこの人のせい。

 

スペルカード

遊戯「魔女のゲーム」

協議「魔女裁判」

魔法「裁きの業火」

魔法「エレメント・マジック」

「ノーレッジ家の秘術」




どうもこんばんは!
次回でようやく幻想郷に行きます!もちろんなかった場所も有りますし、物語の都合上原作よりかなり広いです。
先に謝っておきます、ごめんなさい。
それと前回の予告通り皆大好きユカリンが来ました!
え?PAD?いえ、知らない子ですね。
それと今までの原作との違いの理由等もざっくり説明していますし、おおざっぱにこれからも説明していきます!
ええ、パチェリーは原作にいました。パチュリーはいませんが。
とりあえず全員が全員性格が違う訳ではありません!
でもやっぱり違います!
そうそう、文字数は最低でも2500(前書きあとがき含め)以上を目指しています。
足りないときは・・・ね?
さて、また次回に会いましょう!でわ!
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