東方紅魔導 あり得た世界の物語   作:百合の戦士

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音楽で救われた。
だから音楽で救いたい。

音楽で助けられた。
だから音楽で助けたい。

文化を受け継ぎたい。
それが使命だから。


そんなふうに思う人がいる。
それは良いことだと思うし、立派だと思う。
少なくとも私よりかは。


でも・・・

ソコに「好き」は存在するの?
ソコに、自分はあるの?
ソコに・・・
意味は、自分だけで完結する意味はあるの?

私は、音楽が、「音楽」が好きだからやりたい!
私は、難しいことは分からないけど、でも!

自分のやりたいことをしたい!

他人はどうでも言い訳じゃ無いけど、残したくない訳では無いけど!
それでも、自分勝手でも!
ただやりたいと思った、だから私はやりたい!

それが、本当に楽しいことだと思うから!


幻想・ザ・ビート

「フフフ・・・」

私は今、とても上機嫌だ。

何せ、産まれて初めてマトモな友達と言うのができて、尚且つ今日遊ぶから!

さて、妹達は空気を読んでくれたのかご飯を食べたらすぐに出掛けていった。

・・・別に二人もいて良いのよ?

「霊夢、来たわよ」

「あ!今行く!」

今日来てくれたのはレミリアちゃん!

小さい体に似合わない母性を秘めた女の子で、魔法の街(レミリアちゃんの住む街)で薬屋さんをしているみたい。

「おはよう霊夢、妹さん達は?」

「それがねー、いつもみたいにどこか行っちゃって・・・といっても巫女の仕事だろうけど」

「へぇ、仕事熱心なのね」

「うん!私の自慢の妹だし、良い子達なんだよ!」

「フフ、霊夢が言うならとても良い子なんでしょうね」

なんだろーなー、レミリアちゃんと話してるとどんどん頭が柔らかくなるよ。

ってハッ!?

まずい、レミリアちゃんの気に当てられてちょっとだけ幼児退行しちゃってた・・・。

いや、遊ぶ時ぐらい少し緩くても良いかな?

「そういえばレミリアちゃん、お薬見せてくれるって言ってたけどどんなのがあるの?」

以前レミリアちゃんが来たときにレミリアちゃんが薬屋さんだと知って、どんなのを作っているか聞いてたら実物を見せてくれる事になった。

そして今日、レミリアちゃんはいろんなお薬を持ってきてくれた。

眠れない時に飲むと体がぽかぽかしてぐっすり眠れる飲み物とか、風邪にきく薬、中には失った腕も再生できる薬とかもあった。

「凄い!レミリアちゃんって凄いね!」

「フフ、ありがとう」

本当に凄いなー、レミリアちゃん。

私何て戦いしかできないし、レミリアちゃんみたいな良いお姉ちゃんじゃないし・・・。

「・・・ねえレミリアちゃん」

「?何かしら?」

「ちょっと悩み聞いてもらえないかな?」

 

 

 

一方その頃、博麗占歌は悩んでいた。

 

最近姉さんが上機嫌だ。

ただそれだけならまだいい、問題は最近姉さんとよく会うお客さんだ。

といっても私はまだそのお客さんを見てないけど。

話を聞く限り(勇気を出してそれとなく聞いてみた)最近幻想郷に街ごとやって来た魔女らしい。

あの姉さんが久しぶりにできた友人だと言ってたけど、あの姉さんの友達って絶対恐ろしい魔女だよ絶対!

まあでも近づかないに越したことは無いんだけど・・・

今日の演奏その魔女が住んでる街なんだよね!!

 

一応説明しておくと私は吟遊詩人のような、演奏しながら歌う事を一応副業でやっている。

・・・姉さんには信仰の獲得の為って言ってるけど。

小夜姉にも説得を手伝ってもらって一言もしゃべらなかった姉さんから「好きにしなさい」と許可?をもらって活動している。

そして各地の演奏で遂にお店とかでの演奏の依頼がくる様になったけど、今回はあの姉さんの友達の住んでる街、幸いその人は今神社に来てるらしいし、多分会う確率は低いと思うけど、まだ不安要素はある。

どうやらその人には妹がいるらしい。

つまり、だ。

もしかしたらとても恐ろしい妹かもしれないし会うかもしれない!

例えば全てを破壊できる能力を持ってたり、余りの力で地下牢に入れられてたり!

あ、でもそれだと脱け出せないよね。

「でも!聴いてくれるなら皆平等!例え恐ろしい人でも音楽好きかもしれないし、頑張らなきゃ!」

気合いを入れて、私は演奏の依頼を受けたカフェに足を踏み入れた。

 

 

「あ、ロラン!あの人かな?」

「きっとそうだよフラン、あの人が吟遊詩人さんだよ」

ステージに上がると双子(だと思う)女の子達が私を見て目をキラキラさせる。

ああ、そうだ、あんなに小さい子達が楽しみにしてくれてるんだ。

期待に答えないといけない!

さあ、始めよう、私の演奏を!

 

 

演奏が終わり、更にアンコールが重なって予定よりも終わる時間が遅くなってしまった。

(でもまだ帰るには早いかな?)

多分だけど姉さんの友達さんはまだいると思う。

(それじゃここで何か頼んで時間を潰そうかな?)

そんな訳で席に座って、何を頼もうか考える。

(そういえば、あの双子が食べてた甘味、美味しそうだったな)

そんな訳で店員に頼もうとすると、

「すいません、実はあれはまだ試作品でして・・・オーナーがどうしてもと言うので特別に出していた物でして、まだ販売は・・・」

「そうですか・・・」

というかオーナー?まさかね、多分そのオーナーさんの娘さん辺りだろうな。

「あのー、すいませーん!」

「・・・サイン下さい」

「え?あ、はい!」

さっきの子達だ!演奏も楽しんでくれてたし、吟遊詩人として一番嬉しいのがこういうのだと私は思うな。

すると、銀髮の子が何かチケットの様な物を手渡してくれた。

「えっと・・・?」

「それ、今度このカフェでやる新作スイーツバイキングの無料券、ちょっと待遇も良くなるよ」

「よかったら来てねー!いこ、ロラン!」

「うん」

(ポカーン)

え、えっと、つまり良いもの貰えたって事なのかな?

「えと、店員さん、あの人達って・・・?」

「あの人達がこのカフェの、いや・・・」

店員さんは首をふった。

「あの方達がこのカフェのオーナーであり、ここら辺の建物のほとんどを所有するスカーレット姉妹です。

ただ、経営は貸しているだけなのであの人達はしてませんし建物の管理等も他の専門の人がやっていますが。

ちなみにああ見えて500近く生きている魔女ですよ」

「えええええええ!?」

 

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博麗 占歌  幻想にビートを刻む巫女

 

博麗の三姉妹の末っ子。

姉妹の中では最も巫女としての才能は無いが人間妖怪問わずに人気が高い。

性格は少し純粋で感情豊か、あまり戦闘は好まず話し合いで解決しようとする。

よく様々な場所で演奏を行っている。

使用楽器は河童特製エレキギター。

吟遊詩人とは。

たまにいろんな音楽チームと組むこともあるが大体はソロで活動している。

最近フランとロランと仲良くなったもよう。

 

スペルカード

序曲「スタート・ミュージック」

栄光「路上のミュージシャン」

進化「後戻り等存在しない」

勇気「自身を貫け☆ミュージックガール」

「ラストソング」

アンコール「まだまだ消えぬ夢と共に」




どうも皆さん、前書きで偉そうな事を言ってしまい申し訳ありません!
百合です!
一応22時を自分なりに意識しているのですがギリギリとなってしまいました!
申し訳ありません!
それと明日はリアルの用事でもしかしたら投稿出来ないかもしれないので今から書きます!
かきだめ?ナニソレオイシイノ
とりあえず今回は短めとなってしまいましたが努力します!
次回はもちろん小夜ちゃんの話です!
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