東国戦遊志(東国幻想郷シリーズ)   作:JAFW500/ma183(関ケ原雅之)

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【注意】
この作品のup主はドラゴンボール・東方どちらとも知識ばっちりではありません。
そのため一部内容がおかしかったりするかもしれません。
この作品は2次創作です。
キャラ崩壊します。
時系列は旧作終了の時点で、そこから先は原作本来の流れとちょっと違う流れになります。
このお話は「運命に抗ったサイヤ人と幻想郷の話」のリメイク版で動画版はこちらの物になる予定です。
このシリーズでは「オリジナルキャラクター」・「大幅のオリジナル設定」が出ます。
東方とドラゴンボール二つの要素を持ちながら、「どちらでもないお話」です。思い切って始めてしまった新しい「この幻想郷」を心ゆくまでお楽しみください。
初めてのため短いです。
*pixivで投稿した話をこっちにも載せているだけです。もし、『見ずらいぞ』ということならpixivでみるのも一つの手です。
あと、投稿者は正真正銘の本人ですから安心してください。
そして、OPとEDは各自持参し、好きなように楽しんでくださいませ。
それでも大丈夫!という方はこのままお進みください。 
それでは参りましょう。東の都、日本の彼方にある『幻想郷』へ。



東国戦遊志#1 新たなる灯

 誰かが言った。まだ「この世のだれもが知らない世界」があると、西洋から見て極東に位置する日本そのさらに東にその場所はあるのだという。もちろんほとんどの人は信じない。何故なら見たことも行ったこともないのだから。だが、ごく一部の人は「知っている」、彼らは実際にその場所へ「行った」のだから。

 

 

 惑星ベジータの運命をかけ、たった一人の戦士の最終決戦があった。戦士は、下級戦士ながらかなりの力をもっていた。彼は、自分たちを裏切った宇宙の帝王に誇りをかけ、立ち向かった。しかし、力遠く及ばず。その帝王の前に散っていった。散っていくなか彼は立派に成長した自分の息子が帝王と対峙する姿をみた。そして、次に彼が目覚めた場所は「過去」だった。彼が生きる時代の数百年前の同じ星にとばされたのだ。見知らぬ者たちに助けられ、その後その星を狙いに来た宇宙海賊との戦いに巻き込まれた。自分には関係がない戦いだった。しかし、結局戦うことを決めそして勝った。これで、一応全ての戦いは終わったのだが…。

 

<迷いの竹林>

 

「ここはどこだ…。」

気づいたら見知らぬ土地だった。最初は、昨日戦っていた星のどこかだと思っていたが、気が付いた。ここに見える植物全て「あの星のもの」ではなかった。いや、そもそも見たことがないものばかりだった。

「一体どうなっちまったんだ。」

昨日の海賊との戦いの後、行く当てもなく夕闇の中を歩き続けた。だんだん辺り一帯が暗くなりまた少し明るくなったと思ったらここにいたのだ。

「またか…。」

少しばかりうんざりしつつ辺りを見回す。

幸いなことに満月ではないが月が出ていた。

「なるほど、ここは森みたいなところか…。とりあえずは飯だな。」

昨日の朝から何も食べていなかった。そして、あの宇宙海賊との戦い。彼のお腹はすでに底が付きかけていた。

「それにしても、本当についてねぇ今日は…。」

ため息を吐きつつ食料を探しに向かった。

 

 

「本当に今日はついているな。」

鍋。日本では主に冬に食べられる温かい料理である。具材、たれ、全て自分の好きなように変えられるとても人気のある定番料理だ。

「やっと、久しぶりに『まともな食事』ができる、長かったな…。」

 

 

 この「今」の幻想郷から十数季前、人間と妖怪の溝は今よりまだ深かった。それでも最初の頃よりは改善した。もう人を食い殺すような妖怪はほぼいなくなったのだから。さて、そんな幻想郷に一人の自暴自棄で不死身の人間がいた。平安京(奈良時代)生まれ貴族育ち。特にこれといった不幸はなかった。しかし、「あいつ」のせいですべてが変わった。そいつは今でも殺したいほど憎いと思っている。蓬莱山輝夜。「あいつ」のせいで自分の父親が、自業自得とはいえ、恥をかくことになった。そして、時は流れて1300年。まだ、あいつと会える日は来そうにもない。

 

 

 

「あ、しまった…。」

ふと、あるものを忘れていたことに気づいた。

「水汲んでくるのわすれてたな…。」

具材集めで疲れ切った体を奮い立たせ、立ち上がった。

「めんどくせぇ…。」

そうため息をこぼすと竹筒をとり優しい光が照る外に向かっていった。

 

 

「くそったれ…。どうなっていやがるこの場所は…。」

食料を探すため、まずは空から探そうとした。しかし、どういうことかなかなか空へ抜けられないのだ。地面から少し上がったところにずっといるのだ。その後も出口を求めあっちこっちへ行ったがそもそも「出口がみつからない」のだ。こうして数時間たってしまっていた。

「しょうがねえ…。」

右手に自分の「気」を集めだした。そして―

はあっ!!

凄まじい轟音が辺りに響き渡る。

辺り一帯を吹き飛ばしたのだ。

 

 

「あ…。熱っちい~~~!!誰だ!せっかくのいい日をぶち壊しやがってぇ!!!」

汲んできた水を煮沸させていた妹紅。その手にさっきの衝撃で手にあつあつの鍋のお湯がかかったのだ。

「こうなったら、徹底抗戦だ。『気の済む』までボコボコにしよう…。」

 

 

「またか…。」

とても信じられなかった。さっき吹き飛ばしたはずの竹林がしばらくして「元に戻っている」のだ。もはや、半分唖然とするしかなかった。

「しょうがねえ、ならば…。」

再び右手に「気」を集め始めた。しかもさっきの十倍以上はありそうだ。

「くたばれ――――っ!!!」

構えた。その瞬間!

っ!!

凄まじい爆音と土埃が辺りに舞い上がった。

「誰だ!!」

土埃が舞う中叫んだ。しかし返事はなかった。

そしてようやく視界が明けた。

「…観念しなよ…妖怪野郎…。」

誰かが立っている。顔は白く長い髪で隠れていて顔がよく見えない、

「誰だてめえは。」

相変わらず無愛想な口調で尋ねた。

しばらくの沈黙の後、彼女は不敵な笑みを浮かべ答える。

「『妖怪退治屋』とでもいっておこうか。」

 

 

「ようかいだか知らねえが、そんなんじゃあねえ。」

何か変な生き物か何かだと思われているように感じた。すると彼女は指をさした。

「『その尻尾』どうみても妖怪だろう。」

「違うな。」

「じゃあ、何なんだよお前は。」

彼は、その尻尾を腰から外しそして答えた。

「戦闘民族『サイヤ人』だ。」

 

 




ma183です。今回から「運命に抗ったサイヤ人と幻想郷の話」の完成プロット版の「東国戦遊志シリーズ(全3幕構成予定)」をゆっくり投稿していきます。pixivでもこのシリーズを投稿し続けておりますので待ちきれないぞ!という方はそちらを見尽くすのもありです。ドラゴンボールをクロスさせていますが、どちらかというと東方の色が濃く出ているのかもしれません。さて、ちょっと長くなってしまいましたが前座はこれでお終い。動画版をもし出せたらその時は、幻想郷で生きる彼らと一緒になって楽しんでいってください!!(もちろん、小説を読んでいるその時も…。)
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