あんのうじま   作:くにむらせいじ

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 まえがき

 短編集「ジャパリ・フラグメンツ」の中にあった一編を、単品として再投稿しました。

 TVアニメ2期のネタバレがあります。

 後編のあとがきに設定が書いてあります。



あんのうじま 前編

 

 秋の始め。嵐に見舞われたジャングルの川。※1

 

 木々が倒れそうなほど大きく揺れていた。大雨で川が増水し、流れが速くなり、所々でうずを巻いていた。水は普段よりも茶色くなっていた。※2

コツメカワウソ(以下カワウソ)「あはははは! ながされていくぞー!」

 カワウソが乗った渡し船(破損した橋の一部)が、激しく揺れながら川を流されていった。

ジャガー 「カワウソ! おりて泳ぐのもむりかっ!」

カワウソ 「むりむり! おぼれちゃうよー!」

 カワウソは楽しそうだった。

 ジャガーは、渡し船を引いて泳いでいた。体をひねって、暴れる船をコントロールしようとするが、流れが強すぎて逆に揺さぶられた。

カワウソ 「ジャガーがんばれ!」

ジャガー 「もう少し、もう少し進めばっ!」

 渡し船は、不安定に揺れながら蛇行していった。

ジャガー 「なんだこれ!? 横に進んでる!」

 渡し船が、うずに巻き込まれ、川の流れと直角に進み始めた。

カワウソ 「ぶつかるー!」

 コントロールを失った渡し船が、ゴツゴツした岩のある岸に近づいていった。

ジャガー 「戻れぇっ!!」

 ジャガーが、力いっぱい体をひねって、渡し船の向きを変えようとした。

 渡し船が、きしみをあげながら横倒しになった。

ジャガー 「うわあっ!!」

カワウソ 「わあー!」

 渡し船が岸にぶつかり、バラバラになった。カワウソは濁流に投げ出された。

 

 ジャガーが、カワウソの腕をつかんで引き寄せ、抱き着いた。

 ジャガーの頭に岩がぶつかった。ジャガーは意識を失った。

 

 

 海上。嵐が去って快晴になっていた。

 

カワウソ 「しょっぱい水って、浮かびやすいんだねー」※3

 ジャガーとカワウソが、ぷかぷかと海に浮かんでいた。ふたりは横に並び、手をつないでいた。

カワウソ 「つかれて動けないのに、浮いていられるよー」

 カワウソは、言葉のわりに楽しげだった。

ジャガー 「く……このまま、死ぬのか……」

 ジャガーは険しい顔だった。ふたりの周囲には海しか見えなかった。

カワウソ 「ジャガーといっしょなら、かまわないよー」

 カワウソは、ジャガーを見て笑った。

ジャガー 「カワウソ……まだ泳げるか? おまえだけでも……」

 

 突然、バリバリバリと雷のような轟音が響いた。

 

ジャガー 「なんだっ!」

 轟音は一瞬では終わらず、長く続いた。

 ふたりが音の方を見ると、強い光が上昇していくのが見えた。その後には、白い煙のように、サンドスターが尾を引いていた。

カワウソ 「おー! すごいすごーい!」

 上昇していったのは、小型のロケットだった。それは、ジャガーとカワウソの頭上に向かって飛んできた。

カワウソ 「わあー!」

 ロケットが、突然姿勢を崩して横倒しになった。その直後、ロケットが爆発して、破片が飛び散った。サンドスターが空に広がった。

ジャガー 「落ちてくる! 逃げろ!」

 ロケットの破片とサンドスターが、ふたりの周囲に降り注いだ。

 大きな円筒形の部品が、逃げようとしたふたりのすぐそばに落下し、水しぶきが上がった。

 ジャガーとカワウソは波をかぶった。

ジャガー 「ぷはっ! カワウソ! 無事か!?」

カワウソ 「ちょっとげんきになったかもー!」※4

 

 

 ロケットの爆発から1時間ほどあと。

 

 海上を、アフリカオオコノハズク(はかせ)とワシミミズク(助手)が飛んでいた。ふたりは、海を見下ろして、何かを探していた。

はかせ  「あったのです!」

 ふたりが高度を下げていった。海上にロケットの破片がいくつか浮かんでいた。

助 手  「大半は沈んだようですね ※5 ……。ん? あれは……」

ジャガー&カワウソ「おーい!!」

 海上で、ジャガーとカワウソが手を振っていた。

 

 

 倉庫のような建物の前に、大人 ※6 になったかばんが立っていた。

 

 そこへ、はかせがカワウソを、助手がジャガーを抱いて飛んできた。

かばん  「誰? え!? なにがあったの?」

はかせ  「海でひろったのです」

かばん  「拾った?」

カワウソ 「ひろわれたよー!」

助 手  「漂流物なのです」

 はかせと助手が、ジャガーとカワウソを地面に降ろし、かばんの前に降り立った。

ジャガー 「たすかったけど、もの扱いしないでほしいな」

かばん  「えっと、よくわからないけど……」

 

かばん  「ようこそ、アンノウジマへ」

 

ジャガー 「あんのうじま?」

カワウソ 「わたし、コツメカワウソ! で……」

 カワウソが、ジャガーを見た。

ジャガー 「わたしはジャガー」

カワウソ 「あなたは、なんのけもの?」

かばん  「……わたしは、ヒト」

 かばんは、少しだけ寂しそうだった。

ジャガー 「ヒト?」

かばん  「みんなからは、かばんって呼ばれてる」

 

 

 倉庫のような建物のそばにある簡易宿泊所の、キッチン。

 

 はかせが、オーブンの蓋を閉じて、加熱スタートのボタンを押した。

 

 

 倉庫のような建物の中。

 

 ジャガー、カワウソ、かばんが建物の中に入った。

 建物の天井は高く、ホイストがあった。建物の中には、0.5mほどの円筒形のものや、四角い箱などがいくつもあった。棚に何かの機械がいくつも置かれていた。部屋の隅にはテーブルと椅子があり、テーブルの上には、ノートパソコンと紙の図面があった。近くに本棚もあり、たくさんのファイルが収められていた。

カワウソ 「これなーに?」

 3人の目線の先、部屋の中央に、横倒しに架台に乗せて置かれたロケットがあった。長さは5mほど、直径は0.6mほどあった。完成形に近く、先端部分のカバーが外されたものが1機、未完成のものが1機あった。

かばん  「これはロケットだよ。空高く飛ぶもの。サンドスターを使って飛ぶから、“サンドスターロケット”って呼んでる」

カワウソ 「サンドスターで飛ぶのかー。じゃあ、これはフレンズだねー!」

ジャガー 「いや、どう見ても違うだろ……。さっき飛んできたのはこれか」

かばん  「ごめんなさい! 失敗して落ちちゃったんだ」

ジャガー 「いや、おかげで助かったよ」

カワウソ 「これ、落ちなかったらもっと飛ぶの?」

 

 建物の奥のドアが開いた。

はかせ  「目標は、宇宙なのです」

 はかせと助手が、建物の中へ入ってきた。

助 手  「宇宙にある、ヒトが作ったものまで飛ばすのです」

 

ジャガー 「ヒトが、つくったもの?」

かばん  「レーダーに映ってるんだ。とても大きな物が衛星軌道上にあるって。記録によると、多分、宇宙ステーションだよ」

ジャガー 「……わからん」

かばん  「空の、ここからじゃ見えないくらい高いところに、とても大きな物が飛んでいるんだ。その中でフレンズが暮らせるくらいの。それはものすごい速さで動いていて、時々、パークの上を通るんだよ」

カワウソ 「おおー! すごいねー!」

ジャガー 「すごい話だけど、そんなもの、ほんとにあるのか?」

はかせ  「あるのは間違いないのです。目がいい鳥の子が、それらしきものを見たとか、夜空に星とは違うものが動いてたとか言っているのです」※7

ジャガー 「鳥の子なら、そこまで行けるんじゃない?」

助 手  「残念ながら、高すぎて鳥では届かないのです」※8

かばん  「そこには空気がないんだ。空気がなければ鳥は飛べないし、生き物が生きていられる場所じゃない」

カワウソ 「いけないのかー。ざーんねん」

かばん  「方法はあるよ。この島にある設備は、とっても高い所に、大きなロケットを飛ばすためのものなんだ」

カワウソ 「そこまで飛べるかもだね!」

はかせ  「おそらく、ヒトはそれができたのです」

かばん  「本当かどうか分からないけど、ヒトは、もっと高いところ、月や、もっともっと遠い星まで行けたって、本にあったね」

カワウソ 「星に、いく?」

かばん  「パークの外にも、広い世界があるのは知ってる?」

ジャガー 「ああ、聞いたことあるな」

かばん  「その世界が一つの星、地球なんだ。……えっと、ちょっと待ってね」

 かばんは、本棚から、手のひらに乗るほどの大きさの、四角い黒い物を取り出してきた。

 かばんが持ってきた四角いものにあるレンズから、地球の立体映像が投影された。それは大きめの地球儀だった。

カワウソ 「ふわぁー! きれー!」

かばん  「これが、地球……を、小さくしたもの」

ジャガー 「ほんものの魔法だ……」

かばん  「青いのが海。パークは、この小さな島が集まっている所だよ」

 かばんが地球儀を回して、指差した。そこには点のような大きさの島がいくつかあった。

かばん  「ふたりが住んでいるのは、その一つ、“キョウシュウ”」

ジャガー 「これが? うそだろ?」

はかせ  「夜空にあるたくさんの星も、この地球と同じようなものなのです」

かばん  「生き物が住める星は、ごく一部だけどね」

 立体映像がズームアウトして、地球から、たくさんの星に変わった。

かばん  「これが、宇宙」

カワウソ 「パークはわたしたちの島だけじゃなくて、すっごく広くて、パークの外にも広ーい世界があって、その外に、お星さまの数だけ、たくさんの世界がー」

ジャガー 「待ってくれ……。想像がつかない」

 ジャガーは、うつむいて頭に手をあてた。

かばん  「星の数は、夜に見えるものよりもずっと多いんだ。数えられないくらい。ここに見えているのも、ほんの一部」

 かばんは、立体映像を少し動かして見せた。

助 手  「地球からは見えない星も多いのです」

カワウソ 「すごいねー! これ、ぜんぶでどのくらいおっきいの?」

はかせ  「宇宙の果てがどうなっているのかは、誰にもわからないのです」

助 手  「しかもどんどん膨らんでいるとか」

かばん  「宇宙が、泡みたいにたくさんあるっていう説もあるね」

カワウソ 「かんがえるとたのしいね!」

ジャガー 「きもちわるい……」

 ジャガーは青ざめてうつむき、手で口元をおさえた。

 

はかせ  「ヒトは、地球の外、他の星まで行けたのです」

ジャガー 「ありえないだろ。いくらヒトがすごいって言っても」

かばん  「そうだね……。わたしもそう思う」

はかせ  「でも、それがほんとうなら、地球の外にヒトがいるかもしれないのです」

助 手  「ヒトがいない、戻ってこない理由もわかるかもしれないのです」

かばん  「宇宙ステーションや月面基地との交信を試みたけど、なにも返ってこなかったんだ。誰もいないのかもしれない。でもなにか、手がかりくらいは……」

はかせ  「直接行って、見てみればいいのです」

カワウソ 「わたし、いってみたーい!」

ジャガー 「いや、あぶないだろ。そこはすっごく高くて、生きていられないんだろ?」

はかせ  「そのために、安全に飛べる方法を研究しているのです」

かばん  「さっき見てもらった通り、まだ研究は初期段階で、失敗ばかりだけどね。本当にそこまで行けるのは、ずっとずっと先の話だよ」

 

はかせ  「かばん、とっておきを見せるです」

かばん  「そうだね」

 かばんが、はかせをみて微笑んだ。

ジャガー 「とっておき?」

カワウソ 「よくわかんないけどたのしそー!」

ジャガー 「……えっと、その前にさ……」

かばん  「なに?」

ジャガー 「しょっぱくない水に入りたいんだけど……」

カワウソ 「なんかべたべたするよー」

 

 

 倉庫のような建物(小型ロケット整備格納庫)のそばの簡易宿泊所にシャワールームがあった。

 

 ジャガーとカワウソは、服を着たままシャワーを浴びた。

 シャワールームの外から、かばんの声がした。

かばん  「あ! その服、毛皮は取れるからね! 洗っておくよ!」※9

ジャガー&カワウソ「へ?」

 ジャガーとカワウソは顔を見合わせた。

 

 

 15分ほどあと。

 

 シャワールームのドアが開く音がした。

かばん  「ちょうどいいね。もうすぐ焼けるよ……。うわっ!」

 シャワールームから出てきたジャガーとカワウソは、裸だった。

かばん  「そうだった! はかせ! 持ってきてくれた?」

はかせ  「とりあえず、これを着るです」

助 手  「この中から選ぶのです」

 はかせと助手が、数着の服を持ってきた。

 

 

カワウソ 「あははっ! へーんな毛皮ー!」

ジャガー 「どうやって着るんだ、これ……」

 

 

 バスで移動する5人。運転手はかばんで、後部座席に4人が座っていた。

 

カワウソ 「おーいしーい!」

ジャガー 「もくもく……」

 ジャガーとカワウソは、バスに揺られながら、半分ずつの焼き芋を食べていた。ふたりはダボダボの作業服を着ていて、上から緑色のジャケット ※10 を羽織っていた。

はかせ  「この島のおいも、その中でも最高のものをえらんだです。……はむっ」

助 手  「ちょっと時期が早いですが、この島の特産品なのです」

 はかせと助手も、半分ずつの焼き芋を食べていた。

カワウソ 「もっと食べたい! もっと!」

ジャガー 「えっと、もう一つくらい……」

かばん  「ストックはたくさんあるから、あとでいくらでも食べるといいよ」

 

 バスの進む先に、先ほどの建物よりもはるかに巨大で高い建物が見えてきた。

ジャガー 「なんだ、こりゃ……」

カワウソ 「おっきーい!」

ジャガー 「正直、怖い……」

 

 

 巨大な建物の中。

 

 ジャガーとカワウソはそれを見上げて、言葉を失った。

 巨大なロケットが縦置きされていた。高さは50mほどで、先ほどのロケットの10倍くらいあった。ロケット本体の周りには、本体よりも小さなロケット(ブースター)が4本付いていた。

かばん  「これがとっておき。ヒトが遺したロケットだよ」

はかせ  「これもサンドスターで飛ぶ……はずなのです」

カワウソ 「じゃあ、これもフレンズだねー!」

ジャガー 「ばけものだ……」

かばん  「けものじゃなくて、ばけものだよね。でも、フレンズが宇宙ステーションまで行くには、このくらいの大きさが必要なんだ」

カワウソ 「これはいつ飛ぶのー?」

かばん  「わからない。ずっとずっと先……としか言えない」

はかせ  「われわれが生きているうちには、飛ばせないかもしれないのです」

ジャガー 「そんなに先なのか……」

カワウソ 「さっきのちっちゃいほうは?」

かばん  「うーん……早くても3か月後くらいかな……」

カワウソ 「飛ぶの見たい! 早くならない!? あしたとか!」

はかせ  「むちゃ言うななのです」

助 手  「失敗の原因の究明と、対策ができなければ、飛ばすことはできないのです」

ジャガー 「できることがあれば手伝うよ」

カワウソ 「てつだうよー!」

かばん  「ありがとう。でも、あなたたちは、なわばりに帰りたいんじゃないの?」

ジャガー 「わたしはかまわないよ。ジャングルの連中は心配するかもしれないけど」

かばん  「じゃあ、いったん帰ってもらおう」

ジャガー 「帰るっていっても……海を泳ぐのか?」

かばん  「船があるんだ。わたしもいっしょに行くよ。なわばりに帰って、それでもふたりに、打ち上げを見たい、手伝いたいっていう気持ちがあったら、またこっちに来てもらおう。それでいいよね、はかせ」

はかせ  「めんどうですが、問題ないのです」

助 手  「留守はわれわれにまかせるのです」

 

 

 船(小型フェリー)※11 の上。

 

 ジャガーとカワウソの服は、元に戻っていた。

カワウソ 「ねえねえ!」

かばん  「ん」

カワウソ 「あなた、どこかで会ったことなーい?」

 カワウソは、少し首をかしげながら、かばんの顔を覗き込んだ。

かばん  「え?」

 かばんは、少しだけ動揺したようだった。

ジャガー 「はじめて会ったんだよ、カワウソ。こんなへんなフレンズに会ったら忘れないだろ。 ……なーんか、ちょっとふしぎな感じはするけどねー」

かばん  「……気のせいだよ。たぶん、初対面だよ」

 

 

 

 後編へつづく

 

 

 

 

 

 

 

 

※1 秋といっても、サンドスターの影響があるので、気候・季節は日本とは違います。9月の終わりから10月の始めくらいです。そもそも、この世界の暦がどうなっているのかも不明です。漫画版(フライ版)では我々の世界と同じようですが、アニメ1期は月も季節もわからない……。

 

※2 この嵐は、このジャングルでよくあるスコールではなく、おそらく台風です。パークが世界のどこにあるのかは不明なので、台風(Typhoon)とは呼べないかもしれません。サンドスター由来の気候と、パークの外から来た嵐が混ざった状態になりました。(これは別投稿のアレと同じ)

 

※3 ジャガーとカワウソが海水で泳げるのかはわかりません。やればできるんじゃないかと筆者は思っています。ただ、海水は苦手で、泳ぎたくないのではないかと思います。

 

※4 降って来たサンドスターを吸収しました。

 

※5 ロケットの素材は、アルミ合金などの金属、炭素系複合材、プラスチックなどです。金属は海に沈んで、プラスチックは浮くでしょう。炭素系複合材は浮くか沈むかわかりません。種類によって違うかもしれません。金属も、部品の形状によっては浮くでしょう。

 

※6 “大人”と呼べるかは微妙です。アニメ2期よりも少し時間が経っています。

 

※7 見えたとしても、ほとんど点にしか見えないです。

 

※8 火の鳥(フレンズ)ならいけるかもしれません。

 

※9 フレンズの服(あるいは体)には汚れが付かない、もしくは付いてもすぐに落ちるような気もします。そうすると、体を洗ったり洗濯をしたりする必要はないかもしれません。

 

※10 作業服は、昔ここでロケットの打ち上げを行っていたヒトの物です。緑色のジャケットは、どこかで見たようなやつです。全然かわいくない、エンジニアの服です。

 

※11 この船は、アニメ1期に登場したものに近い形です。ジャパリバスが1台乗って余裕がある大きさです。

 




 前編あとがき

 2019/03/09 執筆と投稿が、アニメ2期との追いかけっこみたいになっています(現在第8話まで放送済み)。もたもたしていると、隠されていた設定とかが出てきて、このおはなしと矛盾が生じてしまいそうなので。でも私の方が遅すぎます。矛盾が生じたとしても、多分そこはそんなに重要な所ではないのですが。








 【メモ】

 2019/03/11 23:00
 TVアニメ2期第9話の放送前に、こっそり、キュルルの正体の予想を書いておきます。
 本来はここに書くようなことではないのですが。

(1) 普通のヒト(パークの客? コールドスリープ?)
(2) ヒトのフレンズ
(3) ヒトのクローン(オリジナルの候補は、ミライ・かばん・カコ・園長・パークの客)
(4) ロボット、あるいはサイボーグ(記憶は偽物?)
(5) ヒト型パークガイドロボット(ラッキービーストの後継機)
(6) ラッキービーストのセルリアン
(7) ラッキービーストのフレンズ
(8) 人工生命(ロボットに近いが、体は生体)
(9) 幽霊、あるいは幽霊のフレンズ
(10) ヒトのビースト
(11) ヒトのセルリアン
(12) フレンズとヒトの間にできた子供
(13) ゾンビ
(14) 視聴者の分身
(15) アニメの監督、シナリオライター等の、製作スタッフの誰かをキャラクター化した存在。

 上から、可能性が高いと思われる順番に並べました。ありえないだろうと思うものもあえて書いています。
 (1)(2)は意外性がなくて面白くないです。(5)(6)(7)はキュルルの記憶と矛盾します。個人的に好きなのは、(4)(5)(8)(9)です。悲しいおはなしになりそうです。
 帽子の羽の意味がまだ説明されていないのもポイントかもしれません。あとあの瞳の色。
 両親がいるのか、いるとしたらどこに? というのも重要ですね。
 羅列しただけで予想になっていませんね……。良い意味で予想を裏切ってくれると嬉しいです。


2019/03/13 第9話のイエイヌの反応と、アルマーの「あの子(かばん)とは違うんだってさ」というセリフから、(1)でほぼ確定のようですね。


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