僕は 『生きたガイアメモリ製造機』   作:しゃしゃしゃ

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 日常回です。バトルだったりはもう少し先になります。



11日目「Zが呼ぶ危機/小休止 自分が倒れたら?」

11日目

 

 おはざーす。

 今日も一日頑張る………おやすみなさーい。

 

 

 

 

 …おはようございます。

 寒いよ。一月上旬さむさむだよ。冬だから、布団くんのあったかさには僕も負けざるをえないよ。

 布団くんが僕を放してくれないの…。まとめると、二度寝は最高に気持ちいということでございます。

 

 そんで、二度寝した結果、お昼でございます。お天道様は真上に行ってしまわれました。

 

 お腹空いた。最近食生活が不安定でいかん。もっと野菜とか食べて、毎日三食バランスよく栄養を取らにゃあ。あれだ、あれ。小学校で見せられたりしたコマみたいなあれ。

 

 明日からな!

 

 

 今日は不健康最終日として、カップうどんを二つ食べるのだぜ! 起き抜けに、カップ麺ずるずる…、血糖値上がるぜ~? 体に悪いぜ~?

 

 お湯と割りばし用意オッケー!

 

 じょぼじょぼじょぼ、5分待つ。

 

 

 

 いっただっきまーす!

 あっつ、あっつ! でもうっま!

 名前が微妙に変わってもうまさは変わんないな! うっま! 揚げとうどん、く~っ! うまし!

 

 汁も、食べ終わっていい感じに冷めたので飲んじゃう。ごくごくごく、あ~体に悪そ~、でもそこがいい。実際どうかはともかく、最高に濃くてうまい!

 

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 食後のジャイロのそれ並みにどろどろのコーヒーを飲みつつ、スマホをいじくる。

 もう学生たちは年始休み終了かー。駒王学園もきっとそうなんでしょうなー。学園に潜入して「僕の気配を悪魔は果たして探り当てることができるのか」実験は、やるならば、もうちょっとしてからだなー。

 

 

 よっこいしょっと。

 万年床から体を起こして外出の支度をする。

 野菜と種を買ってこないとだからな。

 

 行ってきます。

 

 

 

 

 ただいま。

 

 シャワーを浴びる前に、

「ロード」

 

【変身】

 

 裏駒王に入る。

 

 生産塔へ。肉山がいい感じに積み重なってきた。これ、下潰れてない? だいじょうぶ? つぶれてるなこれは。下 腐葉土にするべきだったかもしれないな…。

 

 

 待機状態の作業員に命令を与える。

 動かなくなった連中の代わりを務めてもらうとしましょう。さすがに24時間休みなしで働けばぶっ倒れる奴もいるわな。待遇改善? いらないいらない。畑で取れる以上に簡単にスピーディーに生産できるんだから、人的資源はこの街で最も惜しくない資源だよ。休み休み使えばまだまだ動くのかもしれないけど、そんな休憩をさせるだけの価値が作業員には存在しない。なにより文句も言わないしね。良心が全く痛まない。

 

 

 ロードも多分死んでるし、もっと増やそう。

 

 作業員とりあえず100人くらい、来い。

 

 腕を広げて体から「ぼとぼと」と生体コネクタ手術用の銃と「ロードメモリ」と強化アダプターをそれぞれ100セット生み出す。

 

 はいこれ一人一台取りに来てー。

 

 はい、銃にメモリをセットして、腕でいいかな? 腕に押し付けて引き金引いてー。

 

 コネクタ手術できたー?

 できたらメモリに強化アダプター付けて変身してくださーい。

 変身しましたね。では強化ロード・ドーパント作業員の皆さん、各方面に散らばって、道を作り、この街を広げてくださーい。

 道を作るのに、肉体を消費したら、ここに戻ってくるか、一般作業員が肉塊を補給させに来てくれるのでそれを食べてください。

 

 命令は以上でーす。

 では、転送しまーす。動くなよー。

 

 

 

 ネオガイアドライバーを腰に押し付ける。

 

〔DOWNLOAD complete〕

 「ゾーン・アップグレード」

 

【変身】

 

 空間走査。

 ……………………、ロード・ドーパント転送座標。停止状態のロード・ドーパントと入れ替わりで、目の前の彼らを転送。+街の端に、余った分のロード・ドーパントを転送。

 

 

 確定。

 転送開始。

 

 

 

 ふぅ、疲れた。頭が痛い。情報の洪水が意外とつらいな、これ(ゾーン)

 それだけ街が広くなったということでもあるけどね。

 

 

 そして………くっさ! まじくっさ!

 死体引き寄せるんじゃなかった! くっさ!

 おえー、血肉やらなにやらの汁でぐっちゃぐっちゃだ。これは清掃部隊を増量せにゃならんな。街が死臭でおおわれるのはいかん!

 

 このくっさい死体は………ジーンで分解して肥料にしよう。

 園芸部隊ー! 集合ー!

 強化ゾーン、瞬間移動(アポート)

 

 はい、これ。肥料ね。そんでこれが、さっき買ってきた花の種。

 がんばってね!

 

 

 

 

 

 今日の仕事終了ー。

 頭がんがんしたし、鼻が曲がるくらいくっさい匂い嗅いだけど、メモリの影響か、テンションアゲアゲ~♪

 

 なにかしたいな~。でも、夕方だし。んー………。

 よし、漫画喫茶に行こう! 漫画喫茶のラーメンとか食べたいし。

 

 

 

 

 

 

 

 ただいま。

 

 とりあえずシャワー浴びる。

 外の穢れを、以下略。

 

 ………いやー、漫画は勉強になるなぁ。…なったなぁ。

 改めて、客観的に自分の陣営というものを考え直すことができましたよ、うん。

 自分の陣営が、いかに脆く、弱いものかということをね。

 僕以外が全員操り人形、指示待ち人間(ガチ)だから、「臨機応変に対応する」とかができない。僕が捕まればそれで終わり。

 いや、それはいいんだけど? そうなったとき、僕を助けに来てくれたりとかしないのよね。今の状態だと。せっかく勢力を作って、部下を作っても、いざという時頼りにならないんじゃなぁ…。

 

 準司令官、幹部格が必要だ。

 自己判断して、僕が考えつかないようなことも考えつくことができて、僕をサポートしてくれるそんな存在が。SITAPPA達を使役できるような幹部…。育成だな、幹部育成だ!

 やるなら最初からだ。裏切られてはかなわんからな。十分な実力と忠誠心を植え付けねば。

 

『すべては難波重工のために‼ 』

 みたいに、

 

『すべては裏駒王のために‼ 』

 と考え動くように教育しないと…。

 

 

 あとあと、僕自身の戦闘経験も積まなきゃ。今からじゃ遅いかもしれないけど、襲われたときとかに慌てず変身したり、とりあえず動けるように訓練しないと。

 

 あとは…準拠点の設置だ!

 

 

 “裏駒王”は見つかると考えておいた方がいい。

 原作4巻で、悪魔・天使・堕天使の和平協定することになって、以来重要な土地になる街だぜ? ありとあらゆる手段で危険がないか調べるに決まっているだろうが…!

 

 当然、異能的・魔法的な空間探査だって行うはずだ。

 勢力内の、専門の、ちゃんとした調査員がな! ………バレない未来が見えない。絶対バレる。

 人外の観測がどこまで及ぶのかわからん以上、「バレないバレない」と楽観しているわけにはいかない。

 

 それでも、あるいはバレないかもしれない、バレずに済むかもしれないから、その可能性を上げるため、ここからは街の拡張に変わって空間補正作業を徹底させる。二重三重に行わせ、“裏駒王”の存在を異物ではなくしていく

 裏と表の境界を限りなく薄く、限りなく一つのものとして補正し、いつか来る調査員・観測機械に同一の世界/空間だと思わせるようにしなければ………!

 

 そして、そこまでしても“裏駒王”の存在が露見してしまった時用に、第二の裏街をつくる。

 

 裏の裏だ。

 

 空間深度を上げて、深く深く、裏駒王をカモフラージュに、潜れるだけ潜って異空間を作るのだ。

 

 原作開始まであと4ヶ月と少し………やってやる!

 

 

 

 

 明日からな!

 




 幹部が誕生するのは、ここから3ヶ月後になります。
 ………ちゃうねん。サボるわけやないねん。ただいい感じの、幹部にふさわしいだけのやつが生まれるまでそれだけの時間がかかってしまっただけやねん。
 第二の裏駒王については明日。

タイトル元ネタはネット版第6話「Eが呼ぶ危機/永遠を盗んだ男」から。…そろそろ厳しくなってきた。

 では~。
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