僕は 『生きたガイアメモリ製造機』   作:しゃしゃしゃ

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一号ちゃん、名前のアンケート
回答
(36) 今のまま(一号)
(27) ○○(カタカナ)
(17) ○○(和名)

 よって、一号ちゃんの名前は「一号」に決定しました。
 「グリーン・インフェルノ」見ました。
 感想:人食いってあんな感じか。やっぱりふくよかなやつは食いでがあるのかな。




19日目「Nの蛮行/戦闘訓練第二」

19日目

 

 ………おはようございます。

 

 後悔。

 

 昨日の僕どうかしてたなあ。またやっちゃったよ。

 僕の悪癖だね「テンション上がると見境なくなる」こと。

 うわぁ、だよ。

 

 うわぁぁ…だよ。

 あんなのただの殺戮じゃん、蹂躙じゃん。何の訓練にもなってないよ。

 

 

 抵抗できない奴らをただ追いかけて倒しても経験値得られるわけないじゃん。

 ポケモン的に言えばLv.1をボコってる感じ? どうにもならんよ。うん、そうしよう。

 一般人にガイアメモリ直挿しして、理性飛ばして敵エネミーにして、戦闘訓練。

 それに慣れたら、悪魔兵士との戦闘訓練だな。………いや、やっぱそれはなし。消滅の魔力向けられたら死ぬ、死んじゃう。

 

 

 ………とりま、シャワー浴びるか。でも布団の外寒いし。

 ……………………………。

 

 

 一号ちゃん、一号ちゃん。起きて起きて。

 

 

 

 

 一号ちゃんに抱きしめてもらって一緒にお風呂まで運んでもらった。

 さすが肉体は悪魔。特に筋肉はいじってないのに怪力スゲェ…。

 『チチチチ』の光さんみたいに、おっぱいに挟んでもらってずりずりされつつ、アへ顔さらして運んでもらいました。気持ち良かった………。

 二・三発は基本。出して敏感になってても止めてくれない(やめてって命令しない)からねー。

 くふふ。

 

 

 

 朝食。

 しょう油海苔ごはん。と、味噌汁と菜っ葉のお浸し。

 いただきます。

 

 

 ごちそうさまでした。

 

 なんだかどんどん食卓が貧しくなってるような? まぁいいか、おいしいし。

 

 

「ロード」

 

【変身】

 

 

 

 はい“裏駒王”。

 ちゃちゃっと施設見回りして、

 

 

 え? 人造悪魔兵士生産塔、問題発生?

 

 

 

 ………、魔力を持たない個体が生まれた?

 

 サイラオーグ・バアルみたいな感じか。

 何匹? ……まぁそれぐらいなら問題ないだろ。処分しとけ。

 

 

 

 

 

 さって、昨日の公園に同じように一般人を瞬間移動させる、っと。

 

 

 敵役として連れてきた連中、計10人に生体コネクタ手術を施して目覚めるのを待つ。

 

 

 目覚めた。

 

 はいどうもー。こんにちは!

 

 

NASCA(ナスカ)

 

 

 ………、井坂先生…。

 なんちゃって。

【変身】

 

 

 レベル3 ナスカ・ドーパント。

 自分でも驚いている。ドライバーのおかげかな?

 

 

 ともかく。

 はいはい、喚くなー。全員手に握らせたメモリを起動して、コネクターにインしろ。

 命令だぞ、逆らうやつはぶっ殺す。

 

 

「「「「「「「「「「TRICERATOPS(トライセラトップス)」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 第二回戦闘訓練:敵 トライセラトップス・ドーパント×10

 

 咆哮轟く。

 やはり暴走したか。トライセラトップスメモリは強力なメモリだがそれ故にメモリの毒も強めだ。一般人並の精神力しか持たない彼らが耐えきれるわけもない。

 

 ナスカブレードを手にして、構える。

 

 こっち向いた。「シャランッ」ってディケイドとかもよくやるアレしたから、その音に反応したのか、あるいはさっき脅したのを覚えているのか。

 

 10体のドーパントが狂ったように暴れ、蠢き僕に向けて攻撃を仕掛けてくる。

 

 突進!

 回避! 回避! 回転避け…ッ! がはっ!

 

 うしろ?! いつの間にっ! っ! 側面からタックル!

 敵の攻撃に逆らわず、足を敵の肩に合わせて、ジャンプ! からの、ハチドリの地上絵の翼を展開。上空静止。

 

 息を整える間もなく浮かぶ僕めがけ、エネルギー弾が。

 エネルギー弾! そうだ、僕も出せる!

 はっ!

 

 相殺! あ、打ち勝った! 当たった!

 クッソ倒れやがらねぇ…固いなこの! 一発じゃ無理。ナスカの力でも一発では倒れない、さすが恐竜系は強いな。

 

 っと! またまた飛んできたエネルギー弾を危なげなく回避。

 冷静に冷静に…。

 敵に飛行能力はない。制空権はこちらにある。

 

 一発でだめなら十発、十発でだめなら百発。

 どうせ敵は暴走していて避けるそぶりを見せない。狙って打てば当たる。

 

 

 光弾六連撃! 命中! サヨナラ!!

 

 敵の攻撃を避け、カウンターパンチをたたき込む。

 『超加速! 』

 

 ………残像だ。

 言葉と共に、剣を敵の体に添え、そのまま斬り捨て駆け抜ける。

 

 爆散。

 

 かっこいい…。自己陶酔はあとあ、つぎつぎ。

 

 

 

 刃を撫でて、次の標的に迫る。超加速の反動も感じない。精神の高揚感はそのままに認識が広がっていく。

 よく観える。

 

 一点だけでなく、全体が。五感が相互リンクされて、全てが人間以上に高まっている。

 

 後ろから二体、一体はエネルギー弾を、もう一体は棍棒を投げようと振りかぶっている。

 視界の端に移る情報、遠くのガラス越しに移る敵の姿。そんな普通なら気づかず見逃す情報を瞬時により分け、最適な判断と行動を行う。

 

 光弾が発射され、ワンテンポ遅れ棍棒が投げつけられた。

 後ろからそれらの凶器が迫るがひとまず無視し、超加速によって接近した正面のトライセラトップスをナスカブレードで斬る。

 

 一撃では斬り捨てられなかった。咄嗟に致命傷を避けやがった。が、問題ない。

 スピードを維持したまま、ループ。敵の側面を回って、その勢いのまま迫る光弾と棍棒に向けて、蹴り飛ばす。

 

 爆散。

 

 

 切り返し。

 来た道を戻り、爆風の中に突っ込み、投げつけられ転がる棍棒を拾い、直線で『超加速! 』

 敵を視認できた瞬間に、武器を失っていない方のドーパントに棍棒を投擲。

 

 

 ヒット! 頭を吹き飛ばし、そのまま棍棒は飛んでいく。

 

 一瞬の出来事に身動きができないでいる無手ドーパント。隙を見逃す手はない!

 

 『超加速! 』

 ! ガードか!

 しゃらくせェ! 光弾のエネルギーを性質そのままナスカブレードに纏わせる。

 

 

 

 爆裂剣! エネルギーブレード!

 

 

 

 ガードを断ち斬り、そのまま首をはねる。

 

 残心。

 

 二重の爆散。

 

 

 残りは三体。近くに一体。残りは少し遠くに。

 

 

 駆け出そうとすると、示し合わせたかのように、残りのドーパントが一斉に巨大化。

 

 ビック・トライセラトップス………ッ!

 

 前足がなく、肥大した頭部と後ろ脚二足歩行の暴走・怪獣形態。

 

 オオオオオォォォォ!

 と、もはや人の声でない奇声を発し、体当たり攻撃を繰り出してくる。

 

 驚き、足を止めてしまっていた。避けられない。

 視界の端、二体のビック・トライセラトップスが震えながら破壊エネルギーを収束させ、頭部から発射しようとしている。

 あれは、さすがに………直撃したらシャレにならない…ッ!

 

 考えている間に、体当たり。

 ………っ!

 

 正面から受け止める………ッッ!! グリップが、こっの…! 止まれェ!

 

 ナスカブレードを傾けて、両手で押さえ、体当たりの圧を緩和するため、翼を展開。全力で対抗する。

 

 

 発射された。距離があるはずなのに、確かな熱を感じる。それだけの威力、それだけの破壊力を持ったものが僕に向かってきている。

 

 しかし僕に恐れはない。焦りはない。

 

 今はただ踏ん張る………!

 

 ギリギリまで引き付け、

 

 

 光弾展開! 真下から真上に! 僕の体めがけて発射!

 

 

 ぐっふぅッ!

 

 

 ドオォォォン!

 空へ打ち上げた自分。引きつけておいた特大の破壊エネルギー弾二発を喰らい、爆発するビック・トライセラトップス。

 

 自爆回避の痛みを歯をくいしばって耐え、空中で翼を操作し、姿勢制御。

 

 

 

 残り二体のビック・トライセラトップスはこちらを見失っている。

 

 光弾を最大展開。

 

 気づかれた…! 左の奴めがけ、発射!

 

 

 ()()が着弾するよりも早く、

 

 『超加速! 』

 

 右の敵に突貫!

 足元にもぐりこみ、首筋に狙いをつける。

 

 翼・エネルギー弾、その力を全てナスカブレードに注ぐ。

 切れ味を高め、破壊力を増すために。意識をメモリに集中し、力を限界まで引き出す!

 

 瞬間 世界が極彩色に染まり、歓喜の瞬間が訪れる。

 

 斬撃が飛び、死んだことを気づかせないままにビック・トライセラトップスの首を撥ね飛ばした。

 

 

 残ったただ一体のトライセラトップス・ドーパント。

 ノーガードで受けた最大威力のナスカ光弾に全身を滅多打ちにされ、怪獣形態を保っていられなくなっていた。

 

 膝をつき、首を垂れる敵の姿。

 最後はあっさりしたものだな、と ナスカブレードの刃を撫でながら、近づく。

 

 何もしてこない。頭の回路が焼き切れたのかもしれないな。

 

 傍に立ち、振りかぶり、振り下ろす。

 それでおしまい。

 

 第二回戦闘訓練、終了。

 

 

 

 

 

 

 

 はぁ~~~~~~~~……………………。

 

 しんどかった。ナスカ、もといゴールドメモリの力があればこそ、だけど、楽しめたね。

 いや、楽しかった。

 適度に強く、適度に硬い相手。でも決して勝てないわけじゃない相手との闘い。

 ほどよくスリリングで、ほどよく新発見もあって。

 楽しかった!

 

 これは結構、戦闘経験も積めたんじゃないの~って思う。

 

 戦闘で予想外なことが起こっても、パニックにならずに冷静に対応できるようになったのは大きな進歩だな。やっぱり恐竜系は強い。そう思った。

 

 ………でも原作キャラはこれ以上に強いんだよな…。原作二巻の時点で、兵藤一誠倍加した魔力弾で山吹っ飛ばしてるもんなぁ………。

 

 化物だなぁ………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 牛丼チェーンで昼食を済ませ、食事中に思い出した実験を行う。

 

 それはズバリ、悪魔の性能実験!

 

 この世界に来て初日に浮かんだ疑問、

『人外にメモリ効くの? 』

『メモリ≒神器? なにか悪魔の第六感的なもので感知される? 』

 を解消しよう。…ま、前者はリアス嬢にナイトメアかけたときにほぼ解消された疑問ではあるがね。

 

 

 

 

 実験終了。結果、

 ① 悪魔に対して、メモリの特殊効果は通じた。オールドメモリは、悪魔の寿命が長すぎるせいで効きが悪かったが、強化四本挿ししたら、風化させられた。

 

 

 ② メモリ≠神器。見分ける方法がよく分からず、混乱したけど、適当に悪魔兵士をガシャンガシャンしてたら、作業員の中に神器所有者がいることがわかった。そいつと並んで感じてもらったところ、「何も特別な力を感じない」ということだった。

 ガイアメモリ自体も、魔力のような、生命力のようなエネルギーは感じない、ただの機械としか感じられない、とのことだった。

 

 

 ③ 悪魔もメモリを使用可能だった。

 ………人間にしか使えないなら利用価値低くなって、人外に捕まるリスク低くなるのかもしれなかったのに。

 

 

 

 かんわきゅうだい(ひらがな発音)。

 

 表の駒王町に戻って、風呂沸かす。

 

 入る。

 あ゛~~気持ちいい。

 

 当然一号も一緒ですが何か?

 通販でお急ぎの当日宅配で買った、ローションとマット持ち込んでますが何か?

 

 

 

 ………………………。

 あ~、しあわせ~。

 

 

 

 

 




 はい。
 戦闘描写 頑張りました。

 今回のタイトル元ネタはネット版6話「Fの蛮行/強風なんだ!」から。

 なんだか最近、書いてるものに自信がなくなってきて、書きたい気持ちは強くなってきているのに、なんとなく書くのが怖くなってきて………。「こここうしたほうがいいな」って、手直しする時間が増えて、ちょっとしんどいです。
 原作速く始まらないかなーって考えてる読者様もいらっしゃるかもしれませんが、どうか暖かい目で、長い目で見守っていてください。

 長々と失礼しました。

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