僕は 『生きたガイアメモリ製造機』   作:しゃしゃしゃ

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 第一話に前書き追加したので できれば見てみてください。そんな感じです。

戦闘訓練入れようとしたけどカットしました。一対一の二十人組手、ビースト・ドーパント同士での殴り合いです。(カットしたけど描写されないだけで第三回戦闘訓練やったということで)

 では、どうぞ。


20日目「最悪のB/培養槽設置―×××製造計画―」

20日目

 

 唐突に閃いた!

 後回しにしていた幹部育成の件、イケるんじゃない?

 倫理的にどうかと思う案だけど、いまさらそんなこと気にしなーい♪

 どうどもいいですよーっお! ぐるぐるぐるぐるどっかーん!

 

 

 

 さて、テンション戻った。

 テンション戻ったら性欲も戻った。

 くうくう 眠る全裸の一号に突っ込む。

 賢者モード。

 

 

 本日の朝食、コンビニに行って買ってきたオムライス。

 

 いただきます。

 

 ………。

 一号、あーん。

 スプーン一号の口に差し込む。

 

 おいしい?

 ………。あ゛~~、気持ちいい~。

 こういうのだよ! こういうのがしたかったんだよ! 今僕すごい幸せだよ! ありがとうございます!

 

 なんか感謝しちゃった! まあええわ!

 感謝………ッ! 圧倒的感謝………ッ!

 

 次っ! 次ぼくね! あーん。

 もっきゅもっきゅ。

 

 うぅぅ、ううう………! おいしいよぉ! おいしいよぉ! 幸せの味がするよぉ…!

 圧倒的リア充感ッ!!

 美人に「あ~ん」してもらうという夢のような体験…!

 あー、しみる。

 心にしみる。こういうのがいいんだよ、こういうのが。こういう役得ポイントが欲しかったんだよ。

 

 幸せすぎて怖い…!

 

 

 

 ……………………………。

 なんでこんな世界で、こんな幸せを手に入れてしまったんだろう。こんな、化け物が跳梁跋扈する地獄変で。

 ………。これあれだな、

 

――『魑魅魍魎跋扈する、この地獄変、名護啓介はここにいる。イクサ爆現! 』

 

 

 

 

 ……………………………。

 この幸せを誰にも奪わせはしない。絶対に。

 

 

 

 

 ごちそうさまでした。

 

 

 

「ロード」

 

【変身】

 

 

 “裏駒王”にジャンプ。

 

 ………、空間の穴を通るときの、浮遊感というか、隔絶感というか…そういうのが薄くなってきたな。表と裏の駒王町の「擦り合わせ」が効果を現してきたのかな…?

 

 

 いつもの見回り、

 各生産塔を回って、悪魔兵士たちの鍛錬を見学する。

 ………こうして見ると、みんな違うなー。だいたいみんな紅髪だけど、亜麻色の髪の個体もいるし。

 リアス嬢(オリジナル)以上に胸の大きな奴もいれば、めっさ貧乳のもいる。違うもんだなー。

 

 

 …………はー。

 すっげー。これ、抑えてるんだよね?

 空間破壊されたら困るから、出力調整は厳命してるから、今のこれパーセンテージで言うところの10%とかそこらなんだよね?

 ………悪魔って化物だわ。

 

 自分魔力の高まりとかさっぱり感じられないけど、びりびり来るのは肌で分かる。

 オーラが凄いもん。あと、風がビュウビュウいってる。

 生まれて数日でこれか…。悪魔ヤバッ………。

 人間並みの貪欲さと学習意欲が悪魔にもし備わっていたら、この星は悪魔のものになっていたんだろうなぁ………。

 

 

 

 

 

 

 場所は…、まぁここでいいだろ。

 この街でひときわ高いビル、当然ながら誰も使用していないがらんとしたその中で、

 さあ、実験を始めようか。

 

 ………あ、まだだった。失敗失敗。準備しないとね。まずは「容器」の方を準備ーっと。

 

 

〔DOWNLOAD complete〕

 「コマンダー・アップグレード」

 

〔DOWNLOAD complete〕

 「コマンダー・アップグレード」

 

〔DOWNLOAD complete〕

 「コマンダー・アップグレード」

 

〔DOWNLOAD complete〕

 「死神博士・アップグレード! 」

 

 

【変身】

 

 

 ふっ…うぅ………。ふう………。

 

 出でよ、仮面兵士たち。

 死神博士メモリと併用することによって、コマンダー・ドーパントの、いわば分身ともいえる仮面兵士たちにも「死神博士の持つ生物化学その他の諸々知識」が共有される。

 仮面兵士たちを人足兼技術者として、「培養槽」を作らせる。

 

 強化アダプター付きメモリ三本分のデータ量によって、生み出される仮面兵士の武装もグレードアップされている。武器でありながら万能の工具としても使用末うことができるようなものに。

 

 

 

 

 脳内シミュレーションを行っていると、完成したとの知らせ。さすが早い。

 

 

 ………壮観だな。

 ワンフロアに整然と整列する、カプセルのような培養槽。

 実に、実に! 悪の組織、秘密結社の実験場っぽい! クールな仕上がり! ロマンに満ちている…。パーフェクトだ。

 

 

 

 さてさて再確認といきましょう。

 目的、幹部造り。

 

 手順、

 

 悪魔遺伝子を使って、純血悪魔を生み出す。

 悪魔の胎児にガイアメモリを埋めこむ。

 そしてその状態のまま成長させる。当然メモリは入ったまま。

 疑似的に、ドーパントのまま成長した悪魔が誕生する。

 ガイアメモリに完全適合して、限界以上にメモリの力を引き出すことができ、かつ ガイアメモリを体内に宿し続け成長した、『ガイアメモリの申し子』ともいえるような奇跡の存在を作り出す。

 

 

 こんな感じだな。

 当然そんな無茶をして、まともに成長するはずがない。

 「ドーパントでいることはとても体力を使うことであり、いつまでも変身していられない」とは、風都探偵で明言されたことだが、悪魔でもそれは変わらない。

 ましてや赤ん坊だ。

 赤ん坊の体力と体で、ドーパントの力、もといガイアメモリのデータに耐えられるわけがない。

 いかに、上級悪魔グレモリー一族の血族の胎児だとしても、常時ドーパント体のまま疑似成長したらメモリの汚染にだって耐えられないだろう。

 

 99.999%…なんて、そんな確率を出すまでもなく死ぬ。確実に死ぬ。おびただしい数のこれから生まれてくる命が失われることだろう。

 

 でも、しかし、あるいは、

 トライ&エラーを繰り返し、何度も何度も繰り返せば奇跡が起きるかもしれない。突然変異的にデータ以上の未知の力を発揮するようになる者が現れるかもしれない。スペック以上の力を引きだせるように、ガイアメモリにありえないほど適合・進化した悪魔が。

 何千何万と、赤子の骸を積み上げて、奇跡に軌跡を重ねたうえで、ひとかけらの可能性が見えてくる…というレベルの試みだが、きっとできる。

 そんな気がする。

 

 

 

 

 

 13時間後。準備完了。

 

 培養槽*1に、ジーン・ドーパントとオールド・ドーパントを接続。

 

 メモリセット。

 全基システムオールグリーン。

 胎児生成開始。

 

 成長確認。

 遠隔コネクタ手術開始。

 コネクター順応。

 

 メモリ挿入。読み込み開始。

 15基、生命反応ロスト。死亡したものは、分解機能作動。洗浄開始。

 

 オールド・ドーパント、能力限定発動。精神干渉波による成長コマンドを実行。

 

 全基ロスト。過剰成長により怪物化・肉塊となった個体多数。全基分解洗浄開始。

 

 洗浄が終わり次第、今の工程を繰り返す。

 成功するまで、何度も何度も。

 

 では、作業員くん、後は任せた。

 成功したら知らせに来るように。

 

 

 

 あとは完成のお知らせを待つだけだな~♪

 

 

 っと、いけないいけない。チョーシに乗るな。僕は主人公じゃない。調子に乗ってはいけない。でも………。

 

 …今までずっとうまくいった。

 …できると思ったことは全部できた。

 ………………僕は、主人公なんじゃ…ない、のか?

 

 

 

 

*1
強化死神博士のアップグレードされた頭脳によって構想一時間で設計開発された胎児育成保護装置。本人も理解していない謎テクノロジーによって、接続したドーパントの能力を装置内に限り無制限に使用することができる。セットされたガイアメモリのコネクター手術とメモリ挿入も自動化




 はい、驕り。(ででーん、郷 秋敏 アウト! )
 次回くっそメタメタのボコボコにやられて心が折れます。
 なんかこいつ定期的に心折られてるな。


 今回のタイトル元ネタは風都探偵9~15話「最悪のm/以下略」より。
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