僕は 『生きたガイアメモリ製造機』   作:しゃしゃしゃ

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 遅れて申し訳ないっす。


―閑話―「人造悪魔第一号インタビュー」

 

 

 PCあるいは携帯端末の画面の前の読者様、

 神様インタビューのコーナーへようこそ。

 

 私は郷さんを『ハイスクールD×D』の世界に転移させた、神様的………、存在Xです。えっちゃんでも可。

 え? 謎のヒロインXオルタと被る? 逆に考えるんだ、『被ってもいいですさ』と考えるんだ。神様の容姿や声を、えっちゃんのものとして考えてしまえばいいんですよ。

 

 

 第一回目のインタビュー ゲストは、前回唐突に命を落とし、主人公をシリアスモードに覚醒させた魔性の女。

 文字通りの意味でも、一般的な使い方の意味でも「LOVE DOLL」。人造悪魔第一号こと、一号さん。

 地獄に落ちる寸前の魂を回収してお呼びしました。

 

 それでは拍手でお迎えください(拍手サンプルボイスのボタンを押す)。

 どうぞ~。

 

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「………」

 

――こんにちは、一号さん。よろしくお願いします。

「はい」

 

 

 

――改めて確認させていただきます。これからあなたにいくつか質問しますので、それに正直に本心で応えてください。

「はい」

 

 

 

――これはロスタイムのようなもの。インタビューが終わればあなたは地獄に落ちることになりますが、特に救済したりはしませんので気負うことなく、取り繕うことなくお願いします。

 

「はい」

 

 

 

――自己紹介をお願いします。

 

「私は、リアス・グレモリー? という方の血液を用いて生み出された人造悪魔第一号です」

 

――リアス・グレモリーさんが親ということでしょうか。

「遺伝情報的にはそうなのでしょうけど…すみません。感情というものに戸惑ってしまって、うまく答えられません」

 

 

――いえいえ、大丈夫ですよ。では質問を変えまして、生前はお時間ある時どんなことをされていたんですか?

 

「時間があるとき………いつも秋敏さんと一緒にいたので、そうですね………なにも命令されていない時はぼうっとしていました」

 

 

――では一緒にいるときは?

 

「………その、えっと、秋敏さんに愛してもらってました」

 

――具体的に(真剣な表情)

 

「あうう…。

 ………その、一緒にご飯を食べたり、膝枕をしたり、手を繋いでテレビを見たり、一緒にお風呂に入って………(ごにょごにょ)…したり」

 

 

――聞こえませんね、もっと大きな声でお願いします。

 

「ううう…。あの、恥ずかしいんですけど。前の私に戻してください。それなら言えるはずですから…! 今はちょっと、その…感情が」

 

 

――もっと大きな声で、どうぞ。

 

「………………。

 秋敏さんに抱いてもらってました」

 

 

――ありがとうございました。

 

「………これセクハラってやつじゃないですか? あんまりされると泣きますよ? 今の私は簡単に泣けそうですからね? 今ももう涙ウルっと来てますから」

 

 

――神様なので他意はないです。

  そういえば、その知識ですがずいぶん物を知っていますね。

 

「え、あ、はい。私にも他の作業員や人造悪魔兵士同様に、一般常識や知識や倫理を纏めた『学習装置』で記憶を入力されていますから、大抵のことは」

 

 

――そういえば、一号さんは入力について色々あって魔力を持っていながらその出力方が分からず、兵士としては失敗作になってしまったのでしたね。そのことについてどう思っているのですか?

 

「…失敗作と言われると傷つきます。不思議ですね、目覚めてすぐ秋敏さんにそう言われたとき、あの時は悲しくなかったのに、今はすごく悲しいです。あの時そう思われていたことが、とっても」

 

 

――いったん休憩を入れましょうか?

 

「………大丈夫です。

 それで、えっと『失敗作として目覚めたことについて』でしたっけ。そうですね………ん、

 今考えると、というか、なんですけど、良かったと思っています。

 兵士として産まれたのなら、秋敏さんのために戦うのが生まれた存在意義で、失格で失敗作なのかもしれないけど、私はすごく幸せだったから。

 

 もしも私が兵士として成功していたらきっと秋敏さんは、私を…その……側において、『ぎゅっ』てして、『好きだ』って言って、愛してくれなかったと思うから。

 だから私は失敗作になったことは良かったことだと思います」

 

 

――………………。(虚空からブラックコーヒー)

「?」

 

 

――……んぐっ、んぐっ、んぐっ。………っぷはー。あー甘い甘い。

 失礼しました。では、次の質問です。聞くまでもないですけど………生みの親である郷 秋敏さんのとこを、一号さんはどう思っていますか?

《/b》

「………ひどい人だと思います」

 

 

――え? ………それはまたどうして。

 

「だって、秋敏さん人を殺しているんですよ? 」

 

 

――………そうですね。

 

「たくさん、たくさん。街をつくるさ材料になる人たちもそうですし、死ぬまで働かされる作業員の皆さんも、彼の戦闘訓練という名の遊びに付き合わされて殺される人たちも………あんなの、ひどいです」

 

 

――あー、それは確かに…まぁ…。

 

「確かに前の私はそれをひどいこととは考えていませんでした。でも今の私からすればすごくひどいことです。とってもとっても悲しいです。それに」

 

 

――それに?

 

「秋敏さん、私にもひどいんです。………(ごにょ)の最中に私のを上げて、やめてって思ってるのに全然やめてくれないし。もうとっくに頭真っ白になってるのにおっぱいいじめるのひどくなるばっかりだし」

 

 

――(無言のブラックコーヒー召喚)

 

「それにそれに、デートした時も電車の中で触ってきて『声出すな』って命令してくるから、必死に声我慢して………今ならわかるけど本当にひどいんですよ! 」

 

 

――あー、はいはい。ひどいねひどいね。

 

「あ、で、でも。別に嫌な人って訳じゃないんです! 一緒にいて楽しいし、優しいし、激しいけど繊細で………私を抱いている時も偶に悲しそうな、追い詰められたような顔を見せて。あと、夜にうなされて抱き着いてくる可愛い所もありますし………こんな私を愛してくれますし………」

 

 

――そうですねーいい人ですねー。

 

「はい! ………あっ! 違います! えっと、えっと、私、こんな体にされたこと怒ってるんです! 」

 

 

――というと? 体といっても魂ですから、まぁあれですけど、確かあなたの体は改造されたんでしたっけ?

 

「はい。顔以外色々されて、秋敏さんの意思で、(ごんよごにょ)…したり、(ごんよごにょ)…しちゃう! え…えっちな体にされちゃったんです! 」

 

 

――ふんむ……ちょっと触ってみてもいいですか?

 

「駄目です! これは秋敏さんのですから!

 さっきも言ったけどセクハラですよ。触られたら私死にますからね、近づかないでください、死にますよ」

 

 

――もう死んでますけどね。 冗談ですよ。

  それで、話を戻しますが、何か不都合でも?

「不都合だらけです! 可愛い服は着れないし! あちこち重たいし! 足元見えなくて怖いし! スイッチが入ったらちょっとの刺激でふわふわしちゃうし…っ! 今だからこう思えるんですけど………」

 

 

――まぁ、でも、その体になったおかげで、より強く愛されるようになったと考えれば?

 

「………(ぽっ)」

 

 

――(はい、ごちそうさまですー…ベタ惚れやないの。えー、意味わかんねー。これもグレモリーの血の影響なのかねー………)

――そういえば、「普段はぼうっとしていた」とのことですが、家事などはなされなかったのですか?

 

「そうですね…偶に言われてしたこともありますけど、大抵のことは秋敏さんが自分でやられていましたから。………そういえば、料理は一度もしませんでした」

 

 

――できるんですか?

 

「む、失礼ですね。できますとも。『学習装置』にちゃんと入っています。ハンバーグだってカレーライスだって、お味噌汁だって普通に作れますよ! ………作ったことはないですけど」

 

 

――その料理というのは、味はどうでしたか?

 

「えーっと………秋敏さんの用意する食事って、惣菜だったり、お手軽なものが多かったんですけど、でも美味しかったです。………あーん、ってしてくれて、恥ずかしいけどちょっぴり嬉しくて、今思うとまるで恋人みたいで」

 

 

――(まるで…? )そうですか

  質問はガラッと変わりますが、一号さんって、生れてから何日でしたっけ?

 

「え? えー………、12日? 」

 

 

――改めて考えるとめっちゃ短い人生ですね………。いや、それで、何か心残りとかありますか?

 

「心残り………。秋敏さんが注文してくれた服、受け取りに行って、着て見せたかったです。それで…それで…もっと、ずっと、ずっと一緒にいたかったです」

 

 

――(休憩入れます)

 

 

 

 

――大丈夫ですか?

 

「はい、ごめんなさい。急に涙が溢れてしまって」

「………。私、死んじゃって………秋敏さんが今どうしているのか想像したら辛くて…」

 

 

――?

 

「秋敏さんが私じゃない、別の人と一緒にいるのを想像したら、私、堪えきれなくて……っ」

 

 

――(そっち? )えっと、なぜそのように思うのですか?

 

「だって、秋敏さんとってもえっちで、女の人が大好きですから…ゼノヴィア? とかレヴィアタン? とかいう人のこと好きとかLOVEとかいっぱい言ってましたし………! きっと、私のことなんて忘れて別の人を抱いてるに決まってるんですから………っ! 」

「ぐすん………」

 

 

――ああ、泣かないで泣かないで。そんなことはないと思いますよ? 郷くんも同じ気持ちですよ。悲しかったり寂しかったり思っていますよ。

 

「……………………。だって」

 

 

――?

 

「だって秋敏さん、私に名前つけてくれなかったんですよ?! 」

 

 

――………。

 

「私のことを少しでも思ってくれているなら、名前ぐらい…ちゃんとつけて………」

 

 

――(これは、教えない方が面白そうだ。ま、これから彼女は地獄に落ちるわけだが)

 

 

 

 

――では、質問は以上になります。

  最後に、なにか一言お願いします。

 

「今回のことがなければ、私は、私の心を感じることができませんでした。嬉しさも懐かしさも、喜びも………悲しさも、辛さも。

 私の一生、秋敏さんと一緒に過ごした日々の思い出を大切な物だと思うことができました。

 ありがとうございました」

 

 

 

――………はい。こちらこそ。第一回目のゲストは一号さんでした。それではさようなら。行ってらっしゃいませ。

 

「(会釈をして扉の外、地獄へと落ちていく)」

 

 

 

 





 はい。そんな感じで、いかがだったでしょうか?
 一号ちゃん可愛かったかな? 感想プリーズ(キラキラ☆)。


 PS.アンケートご協力ありがとうございました。
 結果↓

①原作開始以後の主人公の立ち位置
(5) 禍の団
(1) 駒王side
(39) 中立=傍観者

②オリジナルガイアメモリ(幻想種等)出していい?
(4) だめ
(24) いい
(10) どちらでもない


 結果は見ての通りなので、そんな感じで進めていきたいと思いまーす。
 待て次回!

 ちゃおちゃお~♪
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