アベンジャーズ、初日に見に行ける人羨ましいなー。
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前回の3つの出来事!
1つ! 世界中のマグマにダイブし、ガイアメモリのデータを地球に送る。
2つ! ヱボルトムーブで、“禁手”神器の遺志と命のこもったメモリを作る。
そして3つ! ついに、地球が反応を示した!
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80日目
準備完了、っと。
夜のうちに帰国し、ゾーン・ドーパントの空間転移で作業員共々、この「約束の地」へと転送して早4時間。
いよいよガイアゲートを開く準備が整った。
………長かった。本当に長かった。
………。
よし、作業員は配置に着け。
「地球意思とのアクセスポイント」、通称「泉」、「ガイアゲート」の発生・制御作戦、『オペレーション・ガイア』を実行する。
ガイアゲート発生準備。装置起動。
1番から68番の作業員は持っているガイアメモリをメモリスロットへ装填してください。
「マグマ」
「ティーレックス」
「マネー」
「アノマロカリス」
「コックローチ」
「スイーツ」
「バイラス」
「バイオレンス」
「アームズ」
「バード」
「アイスエイジ」
「トライセラトップス」
「ライアー」
「パペティアー」
「インビジブル」
「ホッパー」
「ナイトメア」
「ビースト」
「ゾーン」
「イエスタディ」
「ジーン」
「ジュエル」
「オールド」
「エナジー」
「ダミー」
「死神博士」
「エッジ」
「オーシャン」
「バット」
「スパイダー」
「メモリー」
「コマンダー」
「アイズ」
「ユニコーン」
「クインビー」
「フラワー」
「ビー」
「エイプ」
「ドルフィン」
「エレフェント」
「サラマンダー」
「フィッシュ」
「アンモナイト」
「トロリバイト」
「マンモス」
「ゼブラ」
「ズー」
「ゼロ」
「マスカレイド」
「ロード」
「トードストール」
「オーロラ」
「ブラキオサウルス」
「メガネウラ」
「スクリーム」
「カラカル」
「パズル」
「アントライオン」
「リアクター」
「アルコール」
「ウェザー」
「ケツァルコアトルス」
「テラー」
「タブー」
「クレイドール」
「スミロドン」
「ナスカ」
「ユートピア」
装填完了。作業員は下がれ。
ガイアメモリ、メモリデータ抽出開始。
抽出データ増幅、加速。
増幅…増幅…。
よし、今! 装置下部解放! データを地球のコアへと送れ!
どうだ? 計器類は正常に機能してる? してる、よし!
そのまま、そのまま。
ピリッとした感覚。僕の超感覚が怯えている。人が津波や嵐を恐れるように、圧倒的な自然の力が迫っていることを肌で感じる。
コア到達。到達したガイアメモリデータは地球の意思を“ここ”へと誘導する。
昨日目覚め、僕と対話した地球の意思は、表出したがってはいなかった。しかし『ガイアメモリ』には興味を抱いているようだった。親が生き別れの子どもを見て、本能的に自分の子どもだと認識できるように、自分とは違う地球の記憶を感じて…何かを思ったのかもしれない。
放出したメモリデータの
来た…!
言うべきだろうな! 言ってやるさ! 昨日はお父様ver.だったから今日は若菜姫ver.だ!
エクストリィィィィィィム!!
ふう………、よし。エネルギーの制御開始。放出を絞って止めないように注意しろ。
悪魔兵士、“力”を感じるか? 悪魔的な、あるいは神器のような人外特有の第六感に働きかける力を感じられるか?
感じられない…か………、よし。
計算通り。もしもこっちの地球に魔術的な記号が存在していたら、この力に人外が寄ってくる可能性があったからな。
じゃあ、行くか。
――僕は、地球の記憶から一号の
――ガイアゲートを開いたとして、そこから特定のデータを引き出す装置をどうやって作ればいいのか、それが解らなかったのだ。
――強化アダプターを噛ませた死神博士メモリ4本挿し、『ハイパー死神博士』となった僕の頭脳でも全く分からなかった。そのデータやエネルギーを調整したり運用したりするのは辛うじて解析して分かったものの………。………メモリを元にそれの製法を知るというのはつまり、完成した料理からそれを作る製法と材料、使った調理器具までもを推理するということだ。いくら能力が強化され、知力思考力共に向上している『ハイパー死神博士』状態でも、僕の人格のままでは気づきが足りず、そのような装置を設計することはできなかった。
――できなかったから、僕は今ここにいる。ガイアゲートと化した、制御装置のすぐ側に。
えいっ
…………………。
………………………………………………………………………………………。
………………………、ああ、そうか、そうだったのか……ガイアメモリとは……地球意思とは……ああ分かる、分かる。地球の全てが分かる。この星に生きるすべて、遥かな太古から今の今までの記録が全て閲覧できる。
素晴らしい…! 素晴らしい…! もっと、もっと見せてくれ! この星の全てを!
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戻ってきた。
僕という人間のデータが再構築されたというべきか………。
地球の意思と繋がったガイアゲートに身を投げて…、僕は地球と一体化した。そこで、全てを見て…全てを知って…戻ってきた。
………と思う。
なんだか記憶があいまいだ。ともあれ、僕は地球という無限のデータベースと同化し、地球そのものとなって帰ってきた。道自体は繋がっていたのだから、気をしっかり保って、覚悟を決めていれば戻ってこれると信じていた。
さて、目的は達成したわけだが、コレどうしようか。
ガイアゲート、今もまだ繋がっているが………うーん………メモリを生産するために利用できそうなんだよなー…でもなー…。ここ見つかったら………うーん………。まぁ、山の中にゾーンとマグマで作った空気穴以外に入り口も出口も存在しない大空洞だし、問題ないか!
そんじゃ帰るぞー、っと。
帰って駒王町、“裏駒王”。
一号の遺体の前。
検索を始める。
調べたい項目は『人造悪魔第一号』
いきなり絞れた。…彼女に関するデータをメモリの形にしていつもの要領で手の平から生み出す。
っ! これは…っ……きっつい…なッ!
メモリを生み出した代償か、身体が揺れる。24時間ドーパント体になっていても余裕で動ける改造人間としての膨大な体力がほぼ尽きかけている。この世界の地球の記憶を手に入れて、新しいメモリを作れるようになったけど、新しいメモリは生み出すだけで疲労が半端ないみたいだな。僕の持つメモリを生み出す能力が混乱しているようだ。
無理矢理海賊版のデータをインストールされているというか…、規格の違うソフトを無理やり動かしているような、そんなエラーが頻発しているような感覚がある。自分でも何を言っているのかわからない、とにかく言語化しにくい不快感だ。
うぅ…ぐぅ…。
メモリを起動する
「
遺体にメモリを挿す。コネクタ無し、直挿し。普通であればガイアメモリの毒素が体を蝕んでしまうが、問題ない。むしろそれがいい。
毒素となって体を巡るメモリのデータは遺体の隅々に浸透していく。
そうして、彼女の欠けた一部、魂あるいは命と呼ばれるものの代わりとなって、再起動する…はず…。
やばい、意識が、途切れ―――………
目が覚めると、
そこには天使がいた。
違った、一号だった。間違いない、天使だ。違った悪魔だ。どっちだ、どっちでもいいわ。
生き返ったのか…良かった…本当に良かった。
わっぷ!
顔に柔らか幸福クッション! どうしたの!?
………泣いてる? 一号が? なんで…?
感情が、え?
………………………………え?
………………とりあえず一号、エッチしよっ。
10連休は超絶忙しくなる予定(白目)。
なので更新はできないと思います。
今回のタイトル元ネタは風都探偵「sの肖像/以下略」、結末(おやっさん!)は知っているけど知らなかった色々がバンバン出てきて超面白過去編から、でしたー。
はい。
一号ちゃん復活と、主人公データ人間化(『
以前行ったアンケートで、「オリジナルメモリを出してOK! 」ということだったので。予想された読者様もいらっしゃったかと思いますが、こんな感じになりました。
あんまりオリジナルを出すのもどうかと思うので、一本作ったら半日以上ぶっ倒れるというデメリットをつけました。これまで通り、主に今回紹介した69種類のメモリを使い、ここぞという場面でオリジナルの便利なメモリを使う感じにしていきます(偶にふざけた使い方をするかも)。
※『風都探偵』で新しいメモリが出たら今話を編集して追加します。
ただ、それももうしばらく先までです。主人公がメモリを生むからぶっ倒れるわけで…そうでなかったら…。これからの展開にご期待ください。
(↑ヒント:『悪の秘密結社』『V』)
次回は久々の甘々らぶらぶチュッチュッかなー。