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9日目
おはようございます。だいぶ慣れてきた。主に気絶するように眠って目覚めることに慣れてきた。
でも、街づくりの最中に暴走というか、意識を完全に失うことはなくなってきたな。飢えの心配がなくなってきたからか、ペース配分が分かってきたからか。体が順応してきたのかな? 井坂先生にドライバー弄られてしばらくした若菜姫みたいに。
昨日はクローン元の個体を残して喰いつくし消費して終了。いいペースだ。
朝ご飯は何にしようかなー、ってもう昼ご飯か。腹減った~。夜通しゲロ(血肉)吐き続けたからお腹ペコペコだよ~。
今日の朝食兼昼食は………じゃん!
冷凍ギョーザとレンチンごはん! 上手に焼けました~!
あ、餃子のたれがない。うーむ………。醤油とみりん、酒と塩、ごま油をちょっぴり…自家製だれの出来上がりっ!
いっただっきまーす!
ごちそうさまでした。
うまかった。ほふう、焼き目ぱりぱり超おいしい。ごはんがちょっと妙な味したけどレンチンごはんはそんなもんだよね。
今日は…どうしよっかな。
………今の作業のペースだと街が完成するまで時間がかかるんだよなー。他に色々したいこともあるし、うむむむ…。
そもそも自分一人で何とかしようとするのが問題の原因かにゃー。いくら強化していたところで、ロード・ドーパント一体がの力じゃ街一つ作るには手が足りないよ。“裏風都”みたいにロードいっぱいいないと。………でもなー、ロードをそこらのチンピラにやって手伝わせるとかは暴走して足がつく可能性高すぎるし…。『風都探偵』で“裏風都”の存在が知られたのもロードメモリを与えられた末端「サブ」の暴走のせいだし………。監禁して作業させるにしても、ロードメモリ与える以上意味ないし、テラー使って恐怖で縛る…? 加減できそうにないなぁ…。
うーん…。
ひらめいた。ヒラメいた。
困ったときは原点に返ればいいとはその通りだったか。原点、仮面ライダーの原点に変えればいいんだよ。
Q.今日強力な部下を作って働かせたいのですが、裏切られるかもしれません。どうしたらいいですか?
A.脳改造しましょう。
ってわけよ!
僕の命令に絶対服従になるように、ショッカー怪人的に脳改造を施せば、問題解決っさね!
幸い僕の持つガイアメモリの中にはコレがあった。僕自身は脳みそをどう弄れば命令に従うようになるのか1ミリも分からんけど、このお方なら知っているはず…。その知識がメモリの中に入っているはず!
改造人間の研究、開発の第一人者であり、人体改造技術と知識においては右に出るもののいない「怪人作りの名人」!
死神博士メモリなら!!
とりあえずイカ買いに行こう。ビールは冷蔵庫に…・……飲まないから捨てたんだった。ビールも買おう。ビンのやつ。
“裏駒王”にて、
………………。
だいじょうぶ、ドライバーがあるから大丈夫。僕は死神博士に負けたりしない。
スーパー死神博士だっけ…スーパーか………大丈夫かな…。
『
【イカで! ビール!】
イカデビル!
我こそは、スーーーパーーー死神博士なりぃ!!
……………………。うん、大丈夫だ。今の自分はスーパー死神博士だけど、大丈夫。
いやー、意思のあるメモリとかだったらどうしようかと思ったよ。ディチェーンされてるのかもな。ありがとう神様(仮)。
死神博士の持つ知識や技術を、今の私は普通に扱えるようだ。頭の中に、どこをどうすれば人を思うままに動く人形にできるか、その方法が容易く浮かび上がってくる。
が、手術を私一人で実行するのは効率が悪い。手が必要だな。………よし。
〔DOWNLOAD complete〕
「ジーン・アップグレード」
〔DOWNLOAD complete〕
「オールド・アップグレード」
〔DOWNLOAD complete〕
「
【変身】
強化ジーン=オールド=コマンダー・ドーパント
………サコミズ隊長。
………黙祷。
コマンダー・ドーパントの仮面兵士を生み出す能力が役に立つ。彼らを助手に、改造手術を始めるとしよう。
昨日までに作った町の区画の中に病院があったはず。そこに残しておいた食糧増産元の個体を運べ。
ジーン遺伝子組み換え
オールド老化成長波
では、脳改造手術を開始する。
変身を解除して一息つく。
いやー、疲れた。脳改造しても動かなかないどころか反応もしなかったのは焦った。でも考えてみれば当然のことだった。記憶がないから。
そりゃそうだ。『
データ、記憶、知識。
記憶、
「メモリーメモリ」。
記憶の記憶、ってややこしいけど。あってよかった。一旦“裏駒王”から出て、そこら辺の一般人を「インビジブル」でバレないように、「メモリー」の能力で記憶複製保存。
“裏駒王”に戻って、脳改造したやつにコピーした記憶データを入力する。コピペコピペ~。
で、動くようになった部下第一号に強化アダプターをつけたロードメモリを挿す。
「街を広げろ」
「道を切り開け」
と命令して、エサの場所を教える。
それで完璧。
40体の脳改造強化ロード・ドーパントができた。
コマンダーの仮面兵士もよく働いてくれたし、この調子でロード・ドーパントを増やせば、数日で街が完成するようになるはずだ。
「死ぬまで働け」
とも命令したし、文字通り休みなく命を燃やして街をつくるための礎となってくれるはず。
ありがとう…。
っと、エサの用意も大量にしておかないと。
僕が昨日エサにした量×40体分だからな。相当な量が必要だ。
死神博士の知識のおかげで、人よりも食いでのある肉塊上の奇形児を狙って作るための方法も思いつけた。
「
山のように………、成層火山ではなく、楯状火山的な感じに食糧積み上げ完了。
お、来た来た。食べる? 食べる?
わくわく。食べてくれるかな?
ヒーット! 食べた食べた!
がつがつと、もぐもぐと、むしゃむしゃと。
がつがつと、もぐもぐと、むしゃむしゃと。
がつがつと、もぐもぐと、むしゃむしゃと。
うむうむ、良い食べっぷり。
うむうむ。
うむ…? え? 食べすぎじゃない? 僕そんなに食べなかったよ?
補給を終えたロード・ドーパントが帰っていく。肉山の一角が一人の、一回の補給で削れた。
………………食べすぎだよっ!
やっぱりドライバーの有る無しは大きいんだなぁ、と。
仕方ない。もっと作ってもっと置いておこう。
作っても作っても足りないぞ。気合入れろ僕。僕ならできる、、できるできる。
諦めるなっ!
よ、よーし。
これだけ作れば安心………だといいな。
ガチで疲れだ。あ゛ー…。もう11時じゃん。なにやってんねん。いや、重要なことだけどさ。
帰る、もとい戻る。
ただいま。
本当に疲れたからりんご切って食べるだけ。
おやすみなさい。
タイトル元ネタは「小説 仮面ライダーW~Zを継ぐ者~」から。
死神博士メモリ…何事もなければいいですよね。作中で披露されない設定として、ドライバーなしで死神博士メモリ挿すと、完全に死神博士になります。自立します。
ロード達にインストールする『記憶・知識・倫理』はいい感じに調整されています。
また、脳改造の際、感情抑制の手術も同時に行っているので、彼らは人並みの感情を持ち合わせていません。ただ命令されるまま動くだけです。
『一切の不平不満を言わず、超筋力・超体力・脂肪体をフル稼働し、尽きればただ死ぬ。
死んだ仲間は食べて何事もなく作業再開。
変わりはいくらでも生まれてくる』(「テラフォーマーズ」より)