剣に化けるまで   作:にんころ

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ギリギリ今日一話投稿


第四巻:新たな門出
第一章:女難と二つ名と


ここはギルド本部。

「よう、久々な気がするなミキ」

「俺的には回れ右してほしいけどね」

憎まれ口を叩いていたミキだが安堵したような顔をしている。

 

「最近噂になってるミノタウロスにやられたのかと思って少し心配してたんだ、でも大丈夫そうだね」

「まぁミノタウロスには襲われたんだけどな」

ミキが凍りつき動きが止まる。

「ん?」

「ん?」

二人して首を傾げている。

「今なんて言った?」

「ミノタウロスに襲われた。なんならLv2になったぞ?」

そう、あの闘いで俺とベルは上級冒険者の仲間入りしたのだ。

だがミキは俺の話を聞いてから様子がおかしい。

「なぁミキ大丈夫か?」

何やら目が回り始めたと思いきや。

「きゅーー「バタンッ」」

「ミキ大丈夫か!?ミキーーーー!!」

と倒れてしまった。

 

 

しばらくして。

「す、すまない。世話をかけてしまったようだね」

「いや、少し驚いたが大丈夫だ」

まだ顔色が悪いが喋れているみたいなので良しとする。

「それでシロウはランクアップの件でギルドに来たのかい?」

「アビリティについて聞こうと思ってな」

「その口ぶりから察するに複数発現した感じだね」

そう、今日ミキの所に来た理由は二つ、ランクアップの報告とアビリティの相談だった。

「実は三つ発現して悩んでるんだよ」

「贅沢な悩みだなぁ。それで何が出たの?」

「「女難」と「鍛治」と「魔導」が発現したけど継ぐ者って何だ?」

鍛治と魔導は見たまんまだが女難と言う訳の分からんアビリティがあったので、ミキに助言を貰いたかった。

「女難かぁ聞いた事無いなぁ」

「だよなぁ〜。ヘスティア様も見た事無いって言ってたからな」

「主神は何て言ってたんだい?」

「ん?誘惑とかが効かないとかじゃないかな?って言ってた」

「じゃそうじゃね?」

「えぇー、、、、、」

 

 

「帰りました神さまー!」

「帰った」

俺たちは教会の地下にある本拠に帰った。

テッ、テッ、と飛ぶような歩調でこっちまでやって来て、帰宅した俺たちを迎えてくれる。

「お帰り、二人とも。それで、決まったかい?」

「はい、僕。「幸運」のアビリティにします」

「俺は女難にする」

結局面倒なので女難にするわ」

「じゃ、横になってくれ」

そうして言われて横になる。

 

「終わったよ」

そう言われて俺とベルは首を傾げる。

「なぁベル強くなった感じあるか?」

「ないね、、、」

なぜか強くなった実感がない。

「まぁ器が大きくなっただけだからね」

 

そう言われてステイタスが書いてある紙を受け取った。

 

 

シロウ・エミヤ

Lv2

力:I 0

耐久:I 0

器用:I 0

俊敏:I 0

魔法:I 0

 

女難:I

 

<魔法>

[強化]

・イメージが強い程効果上昇

・強度強化

・身体強化

[投影]

・剣を複製する

<スキル>

[剣化の加護]

・魔法を使う度体は剣になる

・経験値は戦闘では得られず武器から得られる

・精霊が認めた証

[錬鉄]

・可能性の改変 制限2

 

横ではベルがスキルを習得したとかで盛り上がっているが、俺は新たに発現したスキルをヘスティア様に聞いた。

「ヘスティア様この可能性の改変って何ですかね?」

「うーん、僕も考えてみたけど可能性って言葉自体が不確定要素だから推測自体が意味ない可能性もあるしなぁ」

(つまりわからないって事ですね)

そんな感じでステイタス更新は幕を閉じた。

 

「それじゃ、僕はそろそろ出かけるよ」

「え?神様、今日仕事有ったんですか?」

「今日はね、三ヶ月に一度開かれる「神会」の日なんだ」

神会そう言うのもあるのか。

「ああ、そうさ。暇な神達の会合だよ、、、ランクアップした者の称号を決める、ね」

二つ名って剣姫なんかがいい例だろう。

「ベル君、シロウ君、僕は泥水をすすることになっても、必ず無難な二つ名を勝ち取ってくるよ、、、!」

そう言ってヘスティア様は出て行った。

 

ミキは一人そわそわして何かを待っていた。すると横から

「ミキ、お前んとこの冒険者の二つ名出てたぞ」

と言われて見てみれば「必中の一矢」と書かれていた。




神会はいらないと思ったので飛ばしました。
正直シロウ出ないので書いてもしっくりこんかった。
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