この素晴らしい世界に英雄を!   作:P.P.

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凄く久しぶりに一人称で小説を書いているので、見にくかったり読みにくかったりするかもしれません。
でも三人称ばっか書いてて不意に一人称で小説を書くと物凄く筆が進むのよね……クオリティのことは触れんといてください。


2.冒険者

「うええええええええええええっ!? な、何なんですかこの数値!? 生命力が最低レベルなのと幸運が平均より低い事を除けば軒並み平均値を大幅に超えちゃってますよ!? あ、貴方一体何者なんですか!? 天使でしたね、分かります! 今晩お食事どうですか!?」

「すみません、お断りします」

 

 冒険者に関しての説明を受け、渡された書類に必要事項を記入した僕は現在、受け付けの人に目を剥いて叫ばれていた。

 何にそんなに驚いているのかは分からないが、反応を見る限り悪い事ではないらしい。さりげなく誘われたので、丁重にお断りさせてもらったが。

 彼女が凝視しているのは免許証ほどの大きさのカード。話によればこのカードに僕の数値化された情報が記載されているらしい。

 

「よく分からないんですが……それって凄い事なんですか?」

「物凄い事です!」

 

 ずいっ、とカウンターから身を乗り出して断言されてしまった。

 

「これなら最初からほぼ全ての上級職になれるんですよ? 凄い……こんなの見たことないわ……」

 

 そう言われても、いまいちピンと来ない。

 数値が高いに越したことはないのだろうが、僕の主戦力となるのはクラスカードだ。カードの力を最大限に生かすためには何か一つに特化した職業より、万事に手が届く万能型の職業の方が都合がいい。周囲に集まった先輩冒険者たちから我先にと自身の職業を説明付きで進めてくれるので聞く手間が省けた。

 とはいえここは……やはり()()に尋ねてみよう。

 

「――君は、何かお勧めの職業とかはある?」

「……え? も、もしかして、俺に言ってるのか?」

「勿論。僕はまだ右も左も分からない状態だから……ここは()()にご教授いただければな、と」

 

 先輩、という単語をわざわざ強調して、彼――先程巨大カエルから逃げ惑っていた同い年ほどの少年に尋ねる。

 彼はおそらく僕と同じ異世界からこの世界に来た勇者候補。彼も僕の恰好を見て察することが出来ただろう。……僕が話しかけた瞬間、周りから視線の集中砲火を浴びる事になったのは申し訳なく思うけど。

 ここへ来た、と言う事はやはり彼も冒険者のはず。僕よりも前にこの世界に来ているのなら僕よりも知識量は多いだろう。言ってしまえば僕とは競争相手になるわけだが、これだけの注目の中で蹴落とそうとは出来ないだろう。

 彼もまた僕と同じなら……何かしら強力な力を授かっているはずだ。使えそうなら迎合し、今後の対策を立てて置きたい。

 

「いやいやいや、ライさん。あいつは止めた方がいいっすよ!」

「どうして?」

「あいつはつい二週間前に冒険者になった新人なんですがね、職業が最弱職との呼び名も高い《冒険者》なんですよ!」

 

 ……冒険者の職業が、冒険者?

 文字の上では間違っていないけど、意味としては間違っているような気もする。

 

「冒険者って言うのは、どんな特性が?」

「ぼ、冒険者ですか? ええと、冒険者とはその名が示す通り、あらゆる職業をまとめた職業、といいますか……ただ、スキル習得のためのスキルポイントも各職業よりも多く必要になりますし、職業による補正もないから同じスキルでも効果は落ちますので器用貧乏といいますか……」

「あ、じゃあ僕の職業は冒険者でお願いします」

『ええ!?』

 

 僕がそう言うと、全員に驚かれた。

 説明を聞いて冒険者の職業特性は把握したし、その驚きもよく分かるが……僕に必要なのは万能性だ。状況によってはクラスカードの力を使えない場合もあるだろう。その時臨機応変に対応できる能力が必要になる。

 全職業のスキルを習得可能と言うこの職業は広く浅くやるには最適だろう。

 

「ま、まあでもライさんのステータスならいつでも転職が可能ですからね。色々なスキルを試して自分に合った職業が見つかるかもしれませんし!」

 

 冒険者と言う職業になるのはそこまで不安になるものなのか。

 職業《冒険者》と書かれたカードを受け取り、ポケットに納める。

 しきりに話しかけようとしてくる人たちにやんわりと断りを入れて、僕は複雑そうな眼差しでこちらを見つめる先輩に近付いた。

 

「こんにちは。少し、話さないか? 先輩から色々と話を聞きたくてね」

「……ああ、いいぜ。俺も、あんたとは話がしたいと思ってたんだ」

 

 じろりと僕を睨むような視線には、多少の悪感情が……これは、嫉妬……だろうか。先程教えてくれた人の話によれば彼は僕と異なり職業選択肢がなかったのだろう。その事を考えれば僕に対する悪感情もやむを得ないか。

 大げさなほどの騒ぎも今は鳴りを潜め、ちらちらと遠巻きに視線を送ってくる程度に落ち着いた。強引に話しかけて来たり、近付いて来たりはしない辺り、こちらの邪魔をするつもりはないのだろう。

 とりあえず、落ち着いて話は出来そうだ。

 酒場の方へと移り、手近な席に向かい合って腰を下ろす。

 

「僕の名前はライ。君も察しているとは思うけど、『地球』から来た地球人だ」

「やっぱりあんたもか……その制服でそうじゃないかとは思ってたけどな。俺はカズマ。本名は佐藤和真だが、普通にカズマって呼んでくれ」

「ああ。よろしく、カズマ」

 

 同郷の人間、と僕がはっきりと告げたからか、若干警戒心を緩めたように見える。嫉妬心はそのままだが。

 

「一ついいか?」

「どうぞ」

「なんでわざわざ俺に話しかけて来たんだ? さっきの騒ぎであんたのステータスがとんでもないってのは分かる。だけど、俺のはほんと最弱何で注目しないで欲しいんだけど」

 

 ――最弱? この世界へ来る際に何かしらの特典を授かっておきながら?

 先刻の冒険者の話はあくまで彼の主観に基づく情報で、真実とは限らない。カズマが僕と同じように力を隠している、とそう思ったから接近したのだが……卑屈な表情を浮かべるカズマからはそう言った秘めた自信は見受けられない。

 僕の観察力を騙せるほどの演技派か、あるいは授かった力がこの世界では役に立たないものだったか。

 

「いや、特に深い意味はないよ。ただ、僕は今右も左も分からないからね。少しでも気の置けない友人を作っておきたかったんだ」

 

 内心の思いを悟られないように柔和な表情を浮かべておく。

 少なくとも僕と事情を共有する相手だ。なるべく警戒されないようにしておかなければ。

 

「それに、カズマは冒険者として僕の先輩なんだろう? 色々、冒険のいろはとかを教えてもらいたくてね」

「ふ~ん……なら、俺たちとパーティー組むか? ちょうど、俺たちだけじゃ無理だと思ってたんだ」

()()?」

 

 聞くまでもなく、あの巨大カエルに捕食されていた青い髪の女の事だろうが、僕が知っているのは明らかに不自然だ。恩を着せても問題はなさそうだが……ここは、情報を秘匿する、という意味でも知らない振りをしておこう。利用するつもりが利用されていた、なんて、笑い話にもならない。

 少なくとも、僕がクラスカードの性能を完全に把握するまでは隠しておこう。

 

「ああ……俺ともう一人、アクアって奴がいるんだ。アークプリーストなんだけどな……」

「へえ。上級職って奴か?」

「そうなんだけどな……そのはずなんだけどな……はあ」

 

 何を思い出しているか(十中八九カエルの件だろう)、暗い顔で大きなため息を吐き出すカズマ。

 どうも青い髪の女は余程の問題児らしい。カエルに追い立てられていたカズマの姿を見て爆笑していた辺り、今更のように思えるけど。

 

「カズマー! ちょっとー! どこにいる――って、そんなところにいたのね。あんたただでさえ影が薄いんだからそんな隅っこにいたら見つからないじゃない」

 

 姿を見せるなり失礼な暴言を吐き出したのは、青い髪の、同い年程度の少女――彼女がアクア、なのだろう。

 見た目は文句なしに美少女だ。間違えなく美人なのだが……何故だろう、ちょっと、こう……言い方は悪いが馬鹿っぽい、というか。近寄りがたい雰囲気を微塵も感じないのは、確かに美点かもしれない。

 

「アクア……お前な、今ちょっと大事な話してるから、静かに待ってなさい」

「何よ、大事な話って。私を抜きにして大事な事なんてないでしょ。それより、私たち二人だけじゃ無理よ、無理。仲間を募集しましょう」

「だから、今その事をライと話してたんだよ」

「誰よ、ライって……んんっ!?」

 

 カズマの事を気にしているのかいないのか、マイペースに話を続けていたアクアがようやく僕の方へと視線を向け、目を剥いて凝視してきた。

 彼女の目から見て僕の顔は不自然な代物なのか。

 たっぷり五秒ほど僕の顔を凝視していたアクアがポッと頬を赤く染めた。

 

「やだ。何このイケメン。私の好みドストライクなんですけど」

「……はい?」

「お前今何て言ったの?」

「ちょ、ちょちょちょちょーっと、こっちへ来なさいカズマ!」

「えっ? あ、おいっ! 引っ張るな!」

 

 ガシッ! と力強く腕を鷲掴みにされたカズマが椅子から引きずり降ろされアクアによって連れ去られる。大体五メートルぐらい先に。

 そして顔を寄せ合ってひそひそと話し始めた。

 諸事情により人より鋭い五感を持つ僕であっても、この距離からでは周りの喧騒の方が大きくて彼らの話の内容は聞き取れない。読唇術で読み取れない事もないが……止めておこう。流石にそれは良識に反する。

 彼らの話し合いが終わるまで、つい先程受け取った冒険者カードを詳しく見てみる。

 ……色々書いてあるな。見た事はない文字だが、不思議と読める。カード作成の際の記入事項も問題なく書く事が出来たので読み書きに不自由する事はないか。便利ではあるが、不気味でもある。

 さて、そんな思考はひとまず置いておいて、カードに書かれた文字を追っていく。

 ステータス、と書かれた部分には筋力、生命力、魔力、器用度、敏捷性……と並んでいるが、そもそもの平均値を知らないので捨て置く。そしてスキル、と書かれている部分には既に一つ、スキルが記載されていた。

 

「《ギアス》……ね」

 

 ――ギアス。

 人の運命を狂わせる悪魔の力。死してなお、この力は僕に付きまとうのか。

 いや……これも業か。

 僕が僕である限り、これは背負い続けなければならないものなのだ。僕がかつて犯した、許されざる罪の象徴……過去から逃れる事など許されない。許されていいはずもない。

 ギアスの力は……過去からの戒めだ。

 

「悪い、待たせた」

「……いや、全然構わないよ。僕から誘ったしね」

 

 カードをポケットに戻し、カズマたちと向き直る。

 カズマの隣に座ったアクアはにこにこと愛想よく笑顔を浮かべている。

 

「あー……いきなり悪いな。こいつはアクア。さっきも言った俺の……仲間だ」

「カズマから聞いているかもしれないけど、僕はライ。気軽に呼んでくれて構わない」

「ちょっとカズマ! 紹介するならちゃんと紹介しなさいよ! 私はアクア。アクシズ教団の崇めるご神体、女神アクアなのよ!」

「め、女神……?」

 

 何を言っているのだろうか、と助けを求めてカズマへと視線を向けると、こくりと頷きを以て返された。

 

「アクアの言ってる事はマジだ。そんでもって俺が特典として選んだのがこの女神サマだ」

「そうよ! カズマのせいで私がこんな目に……っ! で、でもまあ? ライと出会えた事にだけは感謝して上げてもいいわよ?」

「いや、意味分かんねえよ」

 

 ……特典として受け取ったのが、女神? それはありなのだろうか……?

 この二人が嘘をついているようには見えないが、事実なのだろうか。となるとカズマの言っていた事も謙遜ではなくそのまま事実になるのか。

 どういう経緯を辿ればそうなるのか、聞いてみたいような気もするが、聞くだけ時間の無駄のような気もする。

 ……まあ、いいか。過去の事へ目を向けるより、今は今後について目を向けた方が建設的だ。

 

「とりあえず、僕も君たちのパーティーに加えてくれるって事でいいのかな?」

「ええ! 勿論よ! なんならカズマとトレードしてもいいぐらいだわ!」

「おう、お前俺の特典としてこの世界にいるって理解してる?」

 

 満面の笑みで胸を張るアクアを、カズマが半目になって睨む。仲がいいかどうかは別として、二人の相性は悪くはなさそうだ。

 僕がどうなのかはこれから共に行動して見極めるしかないが、ある程度彼らに合わせておこう。不必要に和を乱す事もない。

 

「じゃあ、さっそくだけど、武器を取り扱っているところを教えてくれないか? 流石に無手でモンスターと戦うのはキツイ」

「あ、ああ、そうだな。俺も防具くらい買い揃えて置きたいし、一緒に行くか」

「それはいいけどあんたお金あるの?」

「……」

 

 アクアの素朴な言葉にカズマは沈黙した。……そうか。お金、ないのか……

 さて、どうしよう。ここは、円滑な人間関係のために手を貸しておくべきか?

 

「あー……カズマ、よかったら出せる分だけでも立て替えようか? 代金は追々返してもらえればいいからさ」

「駄目よ。カズマは甘やかすとすぐに調子に乗るんだから」

「それはお前だろうが! あっさりカエルに食われたくせに!」

「お、思い出させないでよ! 折角忘れかけてたのに……っ! うぅ、カエルの粘液の感触が……」

「……大丈夫?」

 

 色んな意味で。

 

「大丈夫だ。問題ない。……それより、折角だけど金はいい。俺たちの間に貸し借りはなしで行こう。自分の分は自分で何とかする」

「そう。それならいいけど……メンバーはどうする? この三人だけで依頼(クエスト)を受ける?」

「いや……もう一人くらいは欲しい。ライはどうかは分からんけど、俺は素人だしアクアは戦力外だ」

「ちょっとそれどういう事よ」

「遠距離から攻撃出来る、魔法使いとか弓を使える人がいてくれればいいんだけどな」

「……なるほど」

 

 クラスカードを使用しない僕の戦闘技術がどこまでこの世界で通用するかは分からない。カズマの言う通り、この世界固有の戦闘術を修めた人が仲間に加われば助かるに違いない。

 問題は、それらの人物がどこまで信用出来るのか、だが。

 なるべくこちらの持つ手札は伏せておくにせよ、いざという時不意打ちで殺されてしまえば元も子もない。

 

「仲間を募集しましょう!」

 

 と、唐突にアクアがそう言った。

 胡散臭そうに、カズマはやけに自信満々な彼女の顔を見つめていた。

 

「仲間って言ったってなあ……俺たちは新人素人の集まりだぞ? そんなパーティーに入ってくれる奴なんているのかよ」

「何を言ってるのよカズマ。忘れたの? 私は最上級職のアークプリーストよ? あらゆる回復魔法が使えるし、補助魔法に毒や麻痺なんかの治癒、蘇生だってお手の物。どこのパーティーも喉から手が出るほど欲しい人材に決まってるじゃない。カズマのせいで地上に墜とされて本来の力とは程遠いとは言え、仮にも女神よ? 私が募集をかければ『ぜひともパーティーに入れてください』って輩が山ほど迫って来るわよ!」

 

 ……不安だなあ。

 二人によればアクアは正真正銘の『女神』との事だが、この何とも言えない言動のせいでいまいち信用出来ない。

 これは……早まった真似をしてしまったか?

 

「……どう思う?」

「……募集をかけるのは妥当だと思うよ」

 

 来るかどうかは別として。

 

「募集はかけておくとして、カズマ」

「ん? なんだ?」

「ギルドで済ませておく用事があったんじゃないのか? 僕もすっかり忘れてたんだけど、用があって来たんじゃ?」

「……ああっ!? カエルの事報告してなかった!?」

 

 慌てて立ち上がり、受付へと走って行くカズマを見送って、僕は「何やってるのよ、カズマは」と呆れながらぼやくアクアに話しかけた。

 

「アクア……様と付けた方がいいか?」

「呼び捨てで呼んで? 私たちは同じパーティーの仲間じゃない! 上下関係なんて気にしなくていいのよ!」

「あ、うん。じゃあ遠慮なく……アクアはパーティーの募集をかけておいてくれないか? 僕はこれから武器を見に行くけど、今日はこのままお開きにしよう」

「んー……そうね。分かったわ。それじゃあ明日またここで集合しましょう」

「ああ。カズマにもそう伝えておいてくれ。……じゃあ、また明日」

「また明日ね!」

 

 アクアと別れ、向かう先は勿論武具店。

 あとは……適当に服を買おう。アクセルの街に入ってから気付いたが、学生服は目立ちすぎる。

 カズマは自身が転生前とほぼ変わらない状態だからか無用に突っかかって来るような事はなかったが、他の転生者たちが彼のように大人しい性格とは限らない。他者を蹴落としてでも願いを叶える権利を手にしたい……あるいは、この世界で好き勝手に生きるため、障害となり得る他転生者を抹殺しようとする者もいるだろう。

 それらに気取られ返り討ちに出来たのならば問題はない。が、逃げられた時に対応策を講じられると厄介だ。

 僕の持つ力は神話・歴史に名を刻んだ過去の英霊たちの能力を我が身に宿し、自在に扱うクラスカード。そして彼らには大抵()()()()()()()

 英霊は過去の存在。故に、()()()()()()()()

 勿論僕はその英霊本人ではない。クラスカード使用時にその英霊の死因を特定され、実際に死因を突かれたところで同じように死ぬ事はない。――だが、同化している以上、大ダメージは免れない。最悪、それが原因で死ぬ、と言う事も十分考えられる。

 クラスカードは強力だが、()()()()使()()()()()()()()()()相手も、強力なのだから。

 リスクは可能な限り避けるべきだ。……カズマやアクアには騙すようでいささか以上に心が痛むが、必要以上に弱みを握られるわけにはいかない。転生時に得た力の事はなるべく話題に出さないよう注意しておこう。そう思えばパーティーの仲間をもう一人増やすのは僕にとって都合がよかった。

 同じ事情を共有する三人だけなら話題に上がる可能性も高いが、第三者がいれば二人も迂闊に話題には出さないだろう。出したところで頭の様子を心配されるだけだろうし。

 

 §

 

 ――そして、翌日。

 

「我が名はめぐみん! アークウィザードを生業とし、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者……!」

 

 ……本格的に選択を間違えたかもしれない。

 




個人的に読みやすくなるよう、本文中に何かしらの詳しい説明や解説を載せるような事はあえてしていません。
知識がある事前提、と言うより説明を入れるとごちゃっとするんですよね。自分が説明下手なせいかもしれませんが。
あとがきとかに本文に載せなかった解説とか説明とか書いた方がいいですかね? 活動報告でもいいですけど。

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