ジョジョの奇妙な冒険 4.5部   作:ミディオン

2 / 30
第二話 阿寒湖 逸

東方仗助は英国で医科大学へ留学

 その後多少スパルタな英才教育や

 波紋を少し教わりながらも着実に成績を上げた。

 仗助「ひぇぇ~遊ぶ暇がねぇ~。

 奥泰は自分の勉強で手一杯で教えてもらう

 どころじゃねえし、康一は家族養う為に暇なし

 だしよ、毎日疲れるなぁ。友達欲しいな~。」

 ここは一部で焼け落ちたジョースター邸を

 スピードワゴン財団が再生し寮に改築したものである

 仗助「ここが自分のルーツって言われてもピンと

 来ねえな~。吸血鬼に人生台無しにされるわ

 究極生命体と戦うわってなんかおとぎ話みたいでよお

 現実味を感じねえんだよなあ。」

 仗助は友達になった宇宙人の事や億泰の

 父親の事を思い出して訂正した。

 仗助「.....いいや、一族揃って大変だったんだなぁ。

 親もしょっちゅう殺されたり.....その因縁で仲間が

 死んだり.....俺はまだラッキーな方かも知れねえな。」

 ジョナサン・ジョースターの絵画の近くにのっかかり

 物思いにふける仗助だったがその平穏をちょっとだけ

 乱す知らせが届く。

 りりりりりりりりり!!

 仗助「補習の電話か?はい、ジョースター邸です。」

 康一「こんばんわー仗助君。」

 仗助「おう康一か、どうした?」

 康一「じつはこの辺りで髪の毛がお化けに

 取られるって被害が続出しててスタンド調査の為に

 奥泰君と仗助君と一緒に調査に行こうってお誘い話。

 会社の任務なんだけど一人じゃ心細くってねえ。」

 仗助「いいぜ、いいぜ康一。

 最近補習ばっかりで死にそうだからたまには

 息抜きがしたかったんだ。」

 康一「承太郎さんから高額のバイト代も出るってさ。

 一人100ドルだよ100ドル!!交通費全額支給で

 飯代全額負担!!」

 仗助「高いな!!勉強勉強で死にかけてたんだ心の空気を

 フレッシュに入れ換える為にも絶対行くぜ!!で

 集合時間は?」 

 

 英国ロンドン

 康一「この辺りで髪の毛が奪われる事件が多発

 してるんだってさ。何も痛みもなく根っこから

 スポンとワインの蓋が空くように丸ごと

 取られてお化けみたいに消えちゃうらしい。」

 奥泰「髪の毛を奪うスタンドかー。」

 仗助「吉良吉影みたいな凶悪なやつ

 じゃなきゃいいがしょうもねえスタンド使いも

 いるもんだ、今のところ人命は

 奪われてねえみたいだが。」

 奥泰「話は別になるけどよぉ、俺のヘアスタイルと

 お前のヘアスタイル、どっちがカッコイイって

 言われるかこのイギリス賭けをしようぜ?

 掛け金10ドルでどうだ?」

 仗助「いいだろう、だが絶対俺がカッコイイと

 言われる勝算がある。この際どっちのヘアスタイルが

 いいか決着つけようぜモブ頭。」

 奥泰「へっへっへ、シンプルオブベストって

 言葉ぁ教えてやるぜぇ?」

 康一(どっちもどっちの気がするんだけど。

 イギリス英語で聞こえてくるのは全部嘲笑だなぁ

 やっぱりこの国じゃ二人は合わないなぁ。)

 仗助「どっちがカッコイイって言ってた?康一?

 お前なら言葉わかるんだろ?(まだ英国英語に

 慣れてない)」

 英国女性「※(英語)随分貧相な靴の裏を

 頭に張り付けてるわね?」

 英国女性「※(英語)あらあれ、ボトルでも真っ二つ

 にして張り付けたの?マリーアントワネットの頭

 縦斬りしたような時代錯誤の髪型プゥー(笑)」

 康一「いやぁ....珍しい格好だなしか....

 言われてないよあははは((^o^;))

 そうだ、せっかくだから英国で美味しい日本食

 レストランあるから寄らない?」

 奥泰「いいねえ、英国料理ってなんかぱっとしないの

 多くてよぉ....。」

 ?「あぁぁ!!あのリーゼント凄く形がいい!!」

 その言葉を聞いて3人は振り替える。

 康一より背丈が高めの目のくりんとした男だった。

 康一「に、日本語?」

 仗助「ほれみろ俺の勝ちだ。」

 奥泰「チッ....あれ?日本人か?」

 ?そそくさそそくさ。

 康一「どっかいっちゃった。」

 仗助「ほら、とっとと10ドルくれよ奥泰、賭けに

 勝ったのは俺だぜ?」

 スポン!!

 リーゼントが気持ちいい音を立てて抜けてふわふわ

 逃げていく。

 仗助「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!おれーのあたまー!!」

 リーゼントが一目散に逃げていく。

 その方向を見て康一が叫ぶ。

 康一「あの男だ!!あの男がスタンド使いだ!!」

 奥泰「追いかけろ!!」

 ???「うわぁぁああああああ!!」

 …ーーーーーーーーーー!!

 そいつの姿がはっきり見える。

 リーゼントが妖精みたいに彼を追いかけている。

 康一「凄い逃げ足早い!!逃げられちゃうよ!!」

 奥泰「任せろ!!空間を削りとる!!」

 その時偶然落っこちた植木鉢が奥泰の顔面に

 削り取った空間ごと食いついて来たのだ。

 バリン!!

 奥泰「ぐぼぇ!!」

 勢いがついていたのか命中した億泰の意識は

 ホットケーキの上に乗せたバターのように

 溶けてしまった。

 チーン(※д‘※)♨(気絶)

 康一「奥泰くーーーん!!」

 仗助「てめえ!!よくも奥泰を!!」

 ???「僕何もやってないよぉ!!」

 その男は壁を素早くよじ登る。

 屋根をぴょんぴょん飛び回り逃げる。

 ???「ははは!!僕の逃げ足には誰も勝てないもんね!!」

 康一「すごいスピードだ!!逃げなれてるよこの人!!」

 仗助「いいや、こういう手があるんだぜ!!

 待てごるぁぁああああ!!」

 そこにはバイクに乗って屋根を渡り歩く仗助がいた。

 ???「馬鹿な!?どうやって持ち込んだの!?

 どーして重たいバイクなんて屋根の上に!?」

 屋根がバイク着陸時に破壊されたものがみるみる

 修復されていく。

 バイクが屋根から屋根を伝って走り、跳んで

 スタンド使いの小柄な男を追いかける。

 ???「僕みたいに能力を保有してるのか!!つまり

 スクラップの部品を屋根の上に持ち込んでバイクを

 再生し起動させた!!物質修復!!これが彼の能力!!」

 仗助はバイクのジャンプがたどり着かない

 場合、バイクを蹴って高く跳躍し

 クレイジーダイヤモンドでバイクを破壊して

 部品を屋根に投げて座席に着地と同時にバイクが

 修復されて再稼働という芸当を見せる。

 ???「だけど僕にだって手段がある!!マリモ!!」

 すると大気中の毛が集まって点火プラグと燃料を

 結んだ紐を編みだし一気にガソリンが染み込み

 高速で引火燃焼し、バイク爆発させる。

 モリモ モリモ モリモ パチパチパチ

 どぱーーーーん!!

 仗助「ぬあああああ!!」

 仗助が爆発で吹き飛ぶ。

 少年が高いところから降りるとき突如毛布の滑り台が

 大気中から毛と埃が編まれて出現し

 ツルツル滑ってやんわりと着地する。

 ???「やった!!え!?こっちに来る!?....

 ああ!!行き止まりだぁ!!」

 仗助は100点の着地を完了させ追い詰めて行く。

 仗助「つくづく運がいいな俺は、

 爆風のお陰ででお前の所に追い付けた。

 さあ返してもらうぞ俺の大事な大事な頭をよお。」

 ツルツル頭の仗助を見て笑い出す首謀者

 ???「.∵・(゚ε゚ )→(*≧∀≦)わっはっはっはっは!!」

 仗助「笑うんじゃねえ!!てめえがやった

 ことじゃねえか!!今すぐ髪を返さねえとぶち殺すぞ!!」

 ???「....宣言するよ、君はもう一回呼吸をした

 瞬間僕に負けると宣言しよう。」

 仗助「は?もう一度呼吸をした瞬間俺が負けるって?

 偉そうなこと言うな、なめてるのか?いいだろう

 もう一度思いっきり深呼吸してぶちのめ....

 え?....!!!!!あ....がががが....げほっげほっ....一体

 何が....呼吸が....!!」

 酸欠で顔が赤くなっていく。

 どうなってる!?

 パニックに陥る仗助は一気に窮地に立たされる。

 仗助は気がついた。

 仗助「は、鼻毛が....!!もりもり育って....!!

 鼻と気管を....!!塞ぐだと....反則だろこれ!?

 クレイジーダイヤモンド....!!頼む....かき出して

 くれ....!!」

 ブチフチブチブチブチフチブチブチヌチ!!

 仗助「いてぇぇぇぇよ....ぐべぇぇ!!」

 必死に呼吸を塞ぐ毛を引きちぎるもすぐに

 気管を元通り塞いでしまう。

 もがき苦しむ仗助。

 ???「無駄無駄無駄無駄ぁ!!僕の能力は毛に

 エネルギーを与えて育てたり増殖させたり

 操ったりすることができるマイクロ単位の能力だ!!

 一度呼吸困難に陥ったら気絶するまで毛は増殖を

 やめなぁぁぁいいい!!

 僕は昔いじめられる側だったけど今は

 いじめる側がニッコリできなくなるほど成長した!!

 捕食者が獲物を食べたと思っていたら

 食べられていたのさ!!君のようにね!!」

 呼吸困難に陥り仗助の意識が薄れていく

 仗助「くそっ....こんな....負けかたなんて....

 俺らしくもねえ....畜生....。」

 東方仗助は意識を失った。

 ???「よし、気絶した。死んじゃいけないから解除。」

 鼻毛が元の長さに戻っていく

 東方仗助はピクリとも動かない。

 ???「大丈夫!!脈はある。生きてる。さあ、帰ろう。」

 ズドォォォォン!!

 ???「ふぁ!?体が重く!?動かない!?」

 「act3!!スリーフリーズ!!」

 そこに居たのは康一のスタンドエコーズact3だった。

 康一「やれやれ、君は本当にやばい人だなあ

 奥泰君は自爆だけど仗助君を倒すのは純粋に

 凄いと誉めてあげよう。」

 ???「馬鹿な!?きみは僕並みに身体能力が

 あるようには見えないし屋根をショートカットして

 いったから徒歩で下を走っただけじゃ到底

 追い付けないはず!!どーして!?」

 康一「仗助君が僕の分までバイクをスクラップ

 から治してくれたんだよ。ついでに奥泰君の

 分までね。これ免許。」

 ???「なにぃいいいいいい!?」

 奥泰「さあ、今度はヘマしねえぜおちびさんよぉ?」

 ???「うわぁぁぁ....に、逃げ。」

 奥泰「空間を削り取る!!はい捕まえた。」

 ???「うわぁあああああ!!」

 奥泰「この距離なら下手な事をする前に倒せるぜぇ!?」

 康一???「あぁぁっぁああああ!!」

 奥泰「なんだ康一まで変な声出して....あ。

 あぁぁぁぁぁぁ!!仗助の頭を削り取っちまったぁ!!

 まるで真っ黒い辛子明太子みたいに

 なっちまったよお‼」

 仗助から分離したリーゼントが真ん中の空間を

 削り取られて細くなっていた。

 ???「あああ!!僕のコレクションがぁぁ!!」

 康一「仗助君の大事な髪が!?」

 奥泰「どーしよ!?戻さねえと厄介な事に!!」

 ???「治さなきゃ。」

 もこもこもこもこ

 毛が増殖して元の形に戻り、ワックスを付けて

 ???「よし、元通り!!」

 奥泰「すげえ器用だなおめえ!!」

 康一「じゃあ....連行。」

 ???「あ!!!」

 康一「大丈夫警察にはつき出さないからこっち来て。」

 奥泰が髪を仗助に戻す。かぽん。

 

 スピードワゴン財団英国支部。

 スピードワゴン「康一君よくやった。

 みんなもよくやってくれた。報酬は1000ドルだ。

 三人分あるぞ?」

 仗助「やれやれ、死ぬかと思ったぜ。」

 康一「仗助君も油断は危ないよ?」

 奥泰「いやぁバイクまで手に入ってなんか悪いなぁ。」

 スピードワゴン「この人物の名前は阿寒湖 逸

 仗助の故郷付近で誰かに矢を射られて逃げたところで

 この能力を持ったようだ。出身地は北海道で

 英国で仗助が今通っている医学大学に通っている。」

 奥泰「兄貴....。」

 仗助「不思議な気分だぜ....。」

 スピードワゴン「こいつは実力も知数も高い

 一人も人を殺めなかったのが救い

 新たな人材として育成する予定だ。」

 仗助「えええええええ!?正気ですか?」

 スピードワゴン「きちんと説得すればわかる

 性格だ、今後髪はまるごと奪うんじゃなくて

 数本奪って地道に育ててコレクションしろと

 言っておいた。これでいいのさ。脱毛に使ったり

 ヘアスタイルアーティストにしても

 十分使える人材だ。それとお前と同じ医大に

 通ってるんだから勉強も見てもらったらどうだ?」

 

 阿寒湖 逸「いやあ、まさか僕の才能や家庭事情を

 考慮して学費をくれたりこの寮に住まわせて

 くれるなんて申し訳ないなあ本当。」

 役目は東方仗助の監視と勉強の指導である。

 仗助「友達欲しいっていったけどよお....

 このコレクション夜見るとマジ怖いんだけど。」

 阿寒湖 逸は元ジョースター邸にて

 寮生徒として入り、様々なヘアスタイルの

 コレクションを作りメイキングに勤しんでいる。

 逸「仗助君、お菓子食う?後で一緒に勉強

 教えてあげるよ」

 仗助(ドン引き)

 逸「呼吸困難にしたことは謝るからそんな

 怖がらないの、さ、さ。いいリーゼント造ったから

 見てよ。」

 出来が見事なリーゼントが目の前にあった。

 逸「暇があったら頭のメイキングしてあげるからさー」

 仗助「......まあいっか。」

 仗助成長の旅は続く

 end

 

 マリモ

 

 破壊力D スピードB 射程A 持続力A 

 精密動作性A 成長性B

 

 ススワタリの形をしたマイクロ単位のスタンド

 破壊力は無いが汎用性は高く

 大気中や体内の毛を操って毛布や布を形成したり

 埃を混ぜて綿を形成したり成長させたり

 できるスタンド。

 本気を出せば鼻毛を増殖させて窒息に追い込んだり

 できる。

 スタンドは完全遠距離型のためか消し飛ばしても

 燃やしても消滅させても阿寒湖 逸自体に

 ダメージはない。

 

 使用者 阿寒湖 逸

 小柄で逃げ足が異常に早い。

 だが頭はキレッキレッの大学生

 性格は社会常識をきちんと守る優秀な

 日本人留学生である。

 綺麗な髪や個性豊かな髪を標本にしたり

 メイキングしたりするのが趣味。

 仗助の暴走を止めるお目付け役に任命される

 パワーD スピードB スタミナA 知力A 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。