ジョジョの奇妙な冒険 4.5部   作:ミディオン

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セーラムは果たして殺られてしまったのか?
誘拐スタンドグループの強敵クーフンに
どう立ち向かうのか
キャラデザ流用
セーラム=立華 奏
情華=友利奈緒


第18話 『ポルノグラフィティ』

[18話ポルノグラフィティ]

 

 大型の流動金属ドリルで突っ込んで来た

 セーラムの『オリハルコン・シンフォニー』を

 真っ正面から電磁波を纏った棒を投擲してぶち破った

 クーフンのスタンド『ポルノグラフィティ』

 クーフン「呆気ねえな。」

 筋肉質の黄色い髪の男はもの足りなさそうな溜め息を

 吐いて右肩から心臓まで貫通されたセーラムの

 死体を見て言う。

 血塗れでとても生きてないだろう。

 崩れていく流動金属のスタンド。

 まさに命が消えていくように。

 クーフン「まあ、親友の復讐にしちゃあっけねえなあ

 しかたねえ、もの足りねえがどこかでディロンと

 エヴァが戦闘してるだろうから加勢.....。」

 トトトトトトトトトトトトトトトトト!!

 クーフン「!!!!!!」

 セーラム「............................。」

 クーフンのすぐ近くの背後から機関銃の音が鳴り響く。

 体育館通路の屋根に隠れていたセーラム本体が機関銃で

 クーフンを撃ち抜きに行く。

 クーフン「くぉっ!!」

 手に電磁波を纏った棒『ポルノグラフィティ』を

 緊急に展開して振り払い、電磁波の刃で

 機関銃を破壊し叩き落とす。

 セーラムは天井に足を張り付けて逆さまの状態で

 高速で距離をとって着地する。

 クーフンの体の所々に機関銃の弾が着弾している。

 セーラム「残念、致命傷に遠く当たって7発

 運がいいわね。」

 クーフン「ちっ.....あっけなさ過ぎるとは思ったが

 見事騙されちまったな.....人払いに使った血糊を

 流動金属で作った人形にべっとりつけりゃ偽装できる

 って踏んでたわけか。

 だが.....てめえのミスはこの時点で俺を

 仕留めきれなかった事さ.....。」

 全身に電気エネルギーをまとって骸骨が

 二つついた棒から電気が猛烈にバチバチいってる。

 クーフン「俺は弱いものいじめも好きだがよお.....

 強いものいじめの方が断然カッコイイと思わねえか?」

 セーラム「理由無く善人を奇襲で殺すのは

 いただけないわね.....卑怯もの。」

 殺気満々で向かい合う二人。

 クーフン「ヒャッハーーーーー!!」

 突っ込むクーフン。

 セーラム「何か忘れて無いかしら?」

 突如アスファルトの壁が突っ込んだクーフンの

 顎の下に現れる。

 それが顎に直撃する。

 クーフン「ぶっ!!」

 セーラム「私のスタンドが死んだふりをして

 地中にスタンバイしてることを。」

 顎を跳ねられてのけぞるも体制をすぐに直して

 突っ込むクーフン。

 クーフン「アジな手を使ってんじゃあねえ!!」

 足元から大量のアスファルトの突起が出現する。

 高速で動く人間にとっては足場の悪化は好ましくない。

 クーフン「ヒャッハーーーーー!!じゃあ自分で足場を

 ならすことにするぜ!!」

 棒を地面に突き立てて棒高跳びのように飛び上がると

 足元に電磁波を纏った棒をスケボーのように着地し

 一回転して足場をスライスして破壊しセーラムに

 向かって高速で迫る。

 セーラムは手をバランスを取るように構えると

 流動金属の道を造り出して高速で

 『ポルノグラフィティ』の移動速度に追従するように

 エスカレーターのように移動し回避行動を取る。

 クーフン「はっ!!全然つええじゃねえか!!

 本当はクウジョウって奴と戦うつもりだったが

 これはこれでいいねぇ.....本気で殺す。」

 真剣な目付きの誘拐マフィアチームのスタンド使いは

 足場にした『ポルノグラフィティ』をぐるぐる回して

 コマのように高速で迫るクーフン。

 セーラム「スーツモード・アクセル。」

 セーラム・スタン・フラワーは体に流動金属を

 纏って高速体型になる。

 セーラム「スタート!!」

 ブゥンブゥンブゥンブゥン!!

 バイクのような稼働音を立てて戦闘を開始する。

 クーフン「!!」

 消えたかと思ったらアスファルトの破片の群れを

 大量に投げつけられる。

 クーフン「ウッシャアアアア!!」

 手に棒を戻して振り回して振り払う。

 その瞬間セーラムの拳がクーフンの腹を捉えた。

 クーフン「速い!!」

 しかしその時。

 ブワッ!!

 セーラム「!!」

 クーフン「なんてな!!」

 拳が反れて別方向に行ってしまう。

 ギャァァァン!!

 電気を纏った棒を真下に降り下げて

 流動金属を纏ったセーラムの肩をかする。

 セーラム「!!」

 セーラムの肩から鮮血が散る。

 セーラムは急速に距離を取る。

 クーフン「金属を纏ったのが逆に間違いだったな

 俺並みのスピードを確保するにはお前のスタンドじゃ

 そうするしかないなあ.....だが!!

 俺の『ポルノグラフィティ』の発する電磁波

 相手じゃあ軌道を反らされてしまうなあ!!」

 容赦なく電気を纏った棒を振り回すクーフン。

 攻撃を幾度も回避するもセーラムの流動金属のスーツ

 を何度も削られて傷を負っていく。

 セーラム「くっ....!!」

 クーフン「知ってるか?ゴミから金属を

 取り出すために磁力をフル回転させて吹っ飛ばして

 分別する機械があるってことをよお!!

 つまりお前の最速の流動金属の攻撃が絶対に

 俺に当たることはねえ!!銃弾は厳しいがお前の

 スタンド攻撃ぐらいは全て防御できる!!」

 高速戦闘で劣性に追い込まれるセーラム。

 高い火力の棒の振り下ろしで学校の校舎が

 その余波で物凄い削れた後が形成される。

 セーラム)確かに『オリハルコン・シンフォニー』

 本体の攻撃が電磁力で反らされてしまうが

 絶縁体の類いなら!!)

 ボコボコボコォッ!!

 地面の石を吹き飛ばしてダメージを与えに行くセーラム

 クーフン「甘い甘い甘い甘い甘いぃいいいい!!」

 高い火力の一撃が辺り一体を破壊する。

 吹き飛んだ石を足場にして空中をひょいひょい

 移動し、流動金属を加速装置つきのアーチェリーに

 変形させて流動金属弾を連射する。

 パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!パァン!!

 クーフン「無駄だっつってんだろ!!」

 ギャンギャンギャン!!

 全てを一瞬にして弾き、吹き飛ばす。

 なおも距離を詰めて殺しにかかるクーフン

 高速戦闘で必死に回避に徹するセーラム。

 クーフンの火力の余波で女子高のあちこちが

 破壊されていく。

 情華「なにぃぃいいい!?」

 ディロンと戦い終えた情華が屋上のフェンスから

 落っこちる。

 クーフン「てめえをとっとと倒して他のやつも

 さっさと始末してやんよ!!これで終わらせてやんよ!!」

 電気を帯びた棒を回避するセーラム。

 だがその時バックの木々が爆発した。

 パァァン!!パァァン!!

 セーラム「!?」

 急に起きた爆発反応に一瞬動きを止める。

 そして目の前にクーフンが棒を振りかざして

 止めを刺しにかかる。

 クーフン「俺の『ポルノグラフィティ』の電磁波は

 生卵を電子レンジに入れてチンするように

 水分を含んだ木々を爆発させる事もできる!!

 金属を纏っているお陰でお前は爆発しねえけどよお

 これで終わりだ。」

 その怯んだ一瞬を見逃さず距離を積めるクーフン

 クーフン「勝ったぁあ!!これでマシンガンで

 食らった分をチャラにしてやる!!このタイミングならば

 確実に俺が先手を取れる!!お前は防御しても

 貫通され回避しても体がもげる!!

 突っ込んできても死ぬ!!バックには爆風で動けん!!

 チェックメイトだ!!死ね。」

 クーフンとセーラムが交錯する。

 その時。

 刹那の瞬間を制した

 セーラムはクーフンの後ろに通りすぎていた。

 クーフン「..............!!」

 セーラム「馬鹿な?俺のスピードはお前以上で

 どう頑張っても間に合わないから何が起こったか

 わからないって顔をしてるわね。」

 クーフン「てめえ.....俺に何をした!?」

 セーラム「勉強不足ってやっぱり致命傷ね

 チェックメイトと思ってたら自分のキングが消えていて

 びっくりしてる?貴方が負けた原因ぐらい振り返って

 確認したらどう?」

 クーフン「こ、これは!?電信柱!?」

 根本が切られて倒れかけのケーブルに宙ぶらりんの

 電信柱がクーフンの真後ろ5m近くにあった。

 セーラム「知ってる?電信柱同士の距離は

 法律で決まっていてそれ以下の距離間で立てた場合

 電磁力で引き合って曲がってしまうそうよ?

 その電磁力に引かれてご自慢の

 スタンドが数秒動きを奪われたのね。

 あら残念、貴方ご自慢の電磁力が

 仇になるってどんな気持ち?ついでに言うと

 どこぞの演奏者みたいに指揮棒に刺さって死ぬって

 .....どんな気持ちかしら?」

 クーフンの心臓に指揮棒がぶっ刺さっている。

 そう、さっきのセーラムのアーチェリーが

 狙っていたのはクーフンだけではなく

 電信柱を倒しかけて一分一秒争うタイマン勝負で

 数秒相手から奪うトラップとしてセット

 するためだったのだ。

 指揮棒は木製。

 下見のついでにポケットにしまっていたのだ。

 指揮棒に刺さって死んだ演奏者の逸話曰く

 クーフンの心臓にぶっ刺さっている。

 セーラム「貴方の負けよ、このまま大人しくあの世に

 いってらっしゃい。」

 クーフンはにっこり笑みを浮かべると笑い出す

 クーフン「くっふっふっふっふ.....はははははは!!

 てめえをぶち殺すまで死ぬことは絶対にねえ!!」

 クーフンは指揮棒を心臓から引き抜いたかと思うと

 『ポルノグラフィティ』を心臓の穴に立てると

 バチバチバチバチバチバチバチバチ!!

 クーフン「ヒャッハーーーーー!!」

 セーラム「こいつ.....狂ってんの?自分の心臓を

 電気の棒で焼いて出血を無理やり焼き止めた!?

 下手したら心臓止まるのに!?こいつ.....

 悪党の癖に.....覚悟は一人前.....!!」

 クーフン「いったはずだぜ?てめえら皆殺しに

 するまではこのクーフンは死なねえ。」

 クーフンは電気の棒『ポルノグラフィティ』を

 構えるとニヤリと笑って言う。

 クーフン「第二ラウンドだ.....ぶっころ.....。」

 パァァァン!!

 クーフン「!?シャァァ!!」

 凄い衝撃の対物ライフルの弾丸が上空から直撃するも

 防御するクーフン。

 その真横から一人の女性が近接戦闘するために

 死角から高速で接近して迫る。

 情華「よくも人を屋上から落っことして

 くれましたねこの野郎!!今すぐぶちのめしてあげます!!」

 セーラム「情華!!」

 さっきディロンとの戦闘を終えた

 拳でインファイトを挑んでクーフンの

 『ポルノグラフィティ』を回避して恐れずに

 折れた対物ライフルの銃口で攻撃を

 挑む浄雅崎情華。

 折れた対物ライフルの部品を破壊するクーフン。

 クーフン「そんな程度のもんで俺に勝てると

 思ったか!?」

 ブッシャァアアアアアア!!

 突如流血して驚くクーフン

 クーフン「なっ!?」

 情華「あんたを攻撃できるオプションなんて

 こっちにはいくらでもあるんですよ!!」

 どさくさに紛れて波紋カッターの攻撃を盛大に

 食らってしまうクーフン。

 クーフン「ディロンもエヴァも何をやってんだ!?

 このざまかよ!!邪魔だ!!」

 高い出力の電気ロットを真横じふって振り払うも

 情華は地面に体を仰向けでペタンとして回避する。

 クーフン「バカが!!その状態では次の回避はできん!!」

 情華「回避ぃ?いいえ、攻めですよ?」

 パァァァン!!

 クーフン「!?」

 上空から対物ライフルが発射されて

 『ポルノグラフィティ』が男の掌から

 強い衝撃で叩き落とされた。

 クーフン「なっ!?」

 後上を見ると拳を振り上げた青い女性人型スタンド

 『シータ・サファイア』が拳を振り上げ

 『シータ・サファイア』「HEEEEEEEEEY!!」

 ボコッ!!

 顔面を殴り付けた。

 クーフン「かっ!?」

 『シータ・サファイア』「HEYHEYHEYHEYHEY

 HEYHEYHEYHEYHEYHEYHEY!!」

 ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ!!

 拳のラッシュがクーフンを襲う。

 情華「『竜巻波紋疾走!!(トルネーディオオーバードライブ)』」

 仰向けの状態から挟み撃ちでクーフンをボコボコにする

 情華。

 だが想像以上にクーフンはタフだった。

 両手で防御しながら真剣な目で見ている。

 伊達に肉体を鍛えていない。

 クーフン「ぬぉおおおおおお!!戻ってこい

 『ポルノグラフィティ!!』」

 クーフンの手元に『ポルノグラフィティ』を戻す勢いで

 情華の背後から鉄の電磁棒が帰ってくる。

 情華は一気に姿勢を低くして棒をかわす。

 クーフンは掌に戻った『ポルノグラフィティ』を

 後ろに振り回してスタンド『シータ・サファイア』

 の始末にかかろうと振り回す。

 情華「戻れ。」

 『シータ・サファイア』が突如姿を消して

 クーフンの持ってる鉄の棒が空気を切る。

 クーフン「!!」

 情華はさっきセーラムが指揮棒をぶっ指した

 心臓に向かって右拳を撃ちにかかる。

 だが。

 がしっ!!

 左手で掴まれて止められた。

 クーフン「捉えた!!もう逃がさねえ!!ぶっ殺す!!」

 棒を振りかざして勝利を確信するクーフン。

 だが情華は舌をちろっとだして「ばーか。」

 というと

 『パチン!!』

 手のひらからボール2つがくるくる回って

 掌が弾けたと思った瞬間

 クーフンの心臓に衝撃が走る。

 クーフン「髪.....止め!?」

 情華の拳に仕込まれていた波紋を纏った

 ポンポンのピンクの髪止めが

 クーフンの指揮棒の刺さっていた古傷に直撃したのだ。

 くしくもジョセフ・ジョースターの使った

 アメリカンクラッカーのように。

 情華「やれやれですね、あっつい電気棒で傷と

 心臓を焼いて穴を塞いだ度胸は認めます。

 ただ、そんな雑な応急処置の所に強めの波紋の

 直撃なんて食らったら.....心臓.....パーンです。」

 パァァァァァン!!

 クーフン「ちきしょう.....この.....アマ.....。」

 心臓の古傷が爆発して絶命するクーフン。

 クーフン・スタンド『ポルノグラフィティ』

 浄雅崎情華の攻撃により、死亡。

 情華「実に.....いい気分です。」

 

 クーフン

 『ポルノグラフィティ』

 破壊力A スピードA 射程A

 持続力A 精密動作性B 成長性D

 骸骨の噛んだ持ち手を中心に黒い棒が左右に

 伸びている棒状のスタンド。

 電気エネルギーを纏ってあらゆるものを焼き払い

 吹き飛ばす。

 電磁波で高速回転させて発射することで

 絶大な火力で射出もできる。

 あらゆる応用も利いて速度も火力も

 『レットホットチリヘッパー』にも

 負けず劣らずの実力だった。

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