ジョジョの奇妙な冒険 4.5部   作:ミディオン

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第22話 パッショーネ親衛隊

イタリア 

 ジョルノ・ジョバーナはパッショーネのボスに

 なったのちにすぐさま新規人材の確保に移った

 魂の形が仲間に酷似しているものから

 孤児院出身や親を失ったものや

 精神的に扱いやすく、義に従いやすいもの等を

 選び、ディアボロの時代以上に立派な組織を

 作らんとして奔走し......そして......アーサー王の

 円卓の騎士を彷彿させるが如く、人材は揃った。

 

 親衛隊第一番

 フルート・ルチャルティ

 スタンド『スティッキー・シャーク』

 近距離パワー型

 ジョルノの親友で暇があればジョルノにスタンド戦闘の

 練習を挑むが未だにゼロ勝利。

 しかし、戦闘力以外の人望や手腕、経理等

 ジョルノに勝る部分も多い。18歳

 弟たちが暴走族にリンチにされそうになった所を

 ジョルノに助けられた後にスタンドの矢で

 スタンド使いとなった。

 組織の人材たちをまとめたり悩みを聴いたり

 組織のメンバーのスタンド能力を体当たりで

 全て把握しに行ったりと

 ブローノ・ブチャルティの再来とも次期ボス候補とも

 言われている。

 

 親衛隊二番

 ディーザスト・ローランド

 スタンド『エンド・オブ・ワールド』

 近距離パワー型

 暗殺チームリーダー

 実力とジョルノへの忠誠心は突出しているが

 チームでの人望は微妙。

 身長は高く海賊の船長の臭いが漂う18歳

 15の時、パレスチナで仲良く遊んでいた

 パレスチナ人の女の子と家族が戦争の流れ弾で

 死んだのにブチキレてスタンドが発動し

 大勢の死者を出した。

 イランの毒ガス兵器と思われたりして戦火が広がり

 さらに心が傷つき散々な境遇で孤独な所をジョルノに

 拾われ暗殺チームの監視まとめ役をしている。

 

 親衛隊三番

 パンナコッタ・フーゴ

 スタンド『パープルヘイズ・ヘルストーム』

 近距離パワー型

 臆病者のパープルヘイズ以後多数実績と秘書や

 補佐の実績を重ねた上でフルートに

 スパルタ訓練を受けて実力を向上させ

 ここまでのしあがった19歳

 現在一児の父親。

 

 親衛隊四番

 ミランチャ・ニミット

 スタンド『アクィラ・ミッド』

 遠隔操作型

 カジノで全てのイカサマを見破り

 持ち帰ったプラモを暴力グループに壊され

 ブチギレして全員を半殺しにして帰りかけた所を

 ジョルノに引き留められたプラモとカードゲームを

 こよなく愛する少年。

 イタリア人とアメリカ軍人とのハーフ。

 作っている最中のプラモを壊されるとプッツンいって

 破壊力A級パンチを本人が繰り出す

 現在ジョルノにカードゲームカジノの営業を

 許され、大学生ながら楽しく経営している19歳。

 カジノや経理運営能力が高く重宝されている。

 

 親衛隊五番

 ジュノー・ジュペーネ

 スタンド『レボリューション』

 近距離パワー型

 13の時両親が交通事故で死に

 孤児院でめげずにいい子に頑張っていた

 後に里親として15の時にジョルノに引き取られた

 どうしてパッショーネにこんなやつがいるんだ?

 という疑問が沸くほどの純粋無垢さを持つ17歳

 

 親衛隊六番

 クイード・ミスタ

 スタンド『セックスピストルズ・ザ・マスター』

 遠隔操作型

 新入りが入ってから順位を一気に落としてしまった

 ラッキーガンマン。戦闘の勘は健在。

 

 親衛隊七番

 テンピィ・アンティーキ

 スタンド『ロストスフィア』

 遠距離操作型

 孤児院から引き取られたいたずらっ子

 青髪短髪の17歳。

 『グリーン・デイ』の一件で両親と兄弟を

 皆殺しにされている。

 だがその一方では仲間思いのおちゃらけたキャラクター

 ミスタとつるむことが多い。

 

 親衛隊八番

 ミルフィーユ・アパッキオ

 スタンド『マイケルジャクソン』

 近距離パワー型

 凄腕刑事なのだが潜入捜査の時

 ジョルノにあっさりバレ、思惑まみれて

 腐った警察署よりも居て過ごしやすいパッショーネに

 安着してしまった。

 アバッキオに容姿だけは似てるが、凄腕刑事なのに

 スタンドを使い出すと突然すごく残念になる。

 23歳6児の父。

 

 組織のスケジュール発表はスタンド

 『ミスター・プレジデント』こと

 亀の内部ココ・ジャンボで行われた

 ポルナレフ(ジョルノ・ジョバーナ......現在パッショーネ

 のボス18歳......DIO並の人望と人を見る目を持つ男......

 イタリアはもちろん欧州進出も計画してると

 言われている男......まあ、倫理的にはかなりマシで

 不義を行う権力や党員、麻薬は許さないという

 黄金の精神を持つ男......わずか3年でパッショーネの

 規模をディアボロ以上に立て直した......

 あーあ......条太郎に会いてえなあ......あいつ今

 どうしてるかなぁ....魂が亀にいる間に会いてえなあ....)

 全員の実績報告を聴いてジョルノは言う。

 ジョルノ「総員、みんなよく頑張ってくれた

 フルートとフーゴは組織整理、

 ディーザストは暗殺チームの管理と権力者への威圧と

 上納金の徴収、ミランチャはカジノの利益管理、

 ジュノーとテンピィとミスタは農業事業での

 最新開拓事業、アパッキオはイタリアの治安管理と

 違法薬物や外道刑事組織の調査報告、

 みんなよくやってくれた。今月のスケジュールだが

 ゲストが明日こちらに立ち寄ることと、

 2週間後にはスピードワゴン財団、スタンド対策

 警備株式会社スターダストウォールとの

 総員集合の合同会議がある。全員可能な限り参加

 するように。」

 ミスタ「帰ってくるのか....明日が楽しみだな。」

 ディーザスト「ボス、そのゲストって誰ですか?

 権力者だったら脅しのため俺が控えておきますが?」

 ジョルノ「今回来るのは権力者じゃない。

 僕たちが昔から関わりのある親友、トリッシュ・ウナ

 だ。」

 トリッシュ・ウナ。現在歌手として現在も

 ヒット作品を出しながらお忍びでお礼を言いに来ている

 ミランチャ「なーんだ。おれはアイドルなんかに

 興味はないな。」

 フルート「国民的アイドルみたいなやつか......

 まあジョルノの申し付けなら本人に興味が無くとも

 料理ぐらいは用意すべき......。」

 ディーザスト「なんだそんな話か......サインぐらい

 もらっていいか?」

 ミランチャ「ガッツリドルオタじゃねえかお前。」

 アパッキオ「下らねえ話だ、俺の永遠のアイドルは

 生涯のパートナーである妻ただ一人よ。

 生涯付き添うわけでもない女にうつつは感心

 できないな。」

 フルート「ジョルノ、そいつは恋人って訳じゃ

 無いんだな?」

 ジョルノ「うん、彼女は二人きりより昔の旧友含めて

 話ができた方が彼女は喜ぶから。」

 フルート(まあ、恋愛感情は俺にもジョルノにも

 無いみたいだな。まあいい料理と宿を手配すれば

 それでいいか?)

 ジョルノ「フーゴも来るんだよ?」

 フーゴ「えっ?いや僕は......。」

 ジョルノ「何人も男が周りにいる以上別に

 気にしなくていいよ。」 

 フーゴ「じゃあ僕が別に来なくても......。」

 ジョルノ「ボスの命令だ。」

 フーゴ「ぞのタイミングでそれはずるい!!」

 ジョルノ「生きている中で関わった人間は僕と

 ミスタと君だけなんだ。話し相手ぐらい

 我慢してほしい。」

 フーゴ「ぇぇぇぇ......。」

 フルート「まあ嫌なら黙っていればいい。

 そういうときは内心ウキウキしてるディーザストの

 様子を見て楽しめばいい。」

 ディーザスト「きこえてっぞ?」

 ジュノーとテンピィはあくびをしながら会議を

 聴いていた。

 

 帰り道

 アパッキオ「やれやれ......スケジュール発表と

 会議はどこでも退屈だぜ......俺は子育てで

 忙しいのに。」

 ジュノー「アパッキオさん、嫌なら欠席しても

 良かったのでは?テンピィだって。」

 アパッキオ「社会人だったらそうもいかないんだよ

 それにクソ上司の多すぎる職場よりこっちのほうが

 空気もいいしゆったりできる。」

 テンピィ「欠席ばっかりしてたらボスに要らないって

 言われんの俺はやだよ!!捨てられたおれ達

 拾ってくれて優しくされてんのに仇で返せねえだろ?」

 ジュノー「みんな我慢強いな~。」

 テンピィ「それよりお前どう見てもギャングに

 見えないし似合わないのにどうしてここにいるんだ?」

 ジュノー「よく言われます。でもこれも運命の一部

 ということで受け入れています。」

 アパッキオ「運命の一部ねえ......。」

 もじもじ......もじもじ......もじもじ......。

 アパッキオがもじもじしだす。

 ジュノー「アパッキオさん?」

 テンピィ「おい、まさか......!?」

 アパッキオ「我慢できねえ....スタンドで....

 運試しをするぞぉおおおおお!!」

 ジュノー「ダメです!!へんなスタンド出たら

 どうするんですか!?」

 テンピィ「ここでやる意味あるぅ!?せめて模擬戦とか

 ......ボスやミスタさんの前とか...!!」

 アパッキオ「やるねぇ!!使うたんびに謎の面白さを

 味わえるスタンドを俺は使ってやるぅ!!その名も...

 『マイケル・ジャクソン』!!」

 『マイケル・ジャクソン』

 破壊力B スピードB 射程E

 持続力E 精密動作性E 成長性B

 見た目は『ムーディー・ブルース』に似ているが

 左右胸板と胸中央がスロットマシン、

 額が引き当てたスタンドの名前と

 最大稼働時間となっている

 既に死んだこの世には居ないスタンドを

 再現するスタンド。最大稼働時間は3分。

 ただし何が出るかはランダムで

 本人も使い方もやり方も把握できてない。

 

 全身をハードゲイよろしくくねくねダンスさせながら

 胸の三つのスロットマシンを回し出す。

 アパッキオと『マイケル・ジャクソン』

 アパッキオ「何が出るかな♪何が出るかな♪

 チチチチンチンチチチチチ♪」

 テンピィ「あーもう知らないよ!!この人!!」

 ジュノー「後片付け僕たちがやることに

 なるんですけど......どうして普段は鮮明なお父さん

 なのにスタンドを使い出すとここまで残念に

 なるかなぁ......。」

 スロットマシンが《7》《7》《7》とそろう。

 アパッキオ「おお!!これは実に縁起がいい!!

 さあ!!俺に新しい力を見せてやれ!!

 スタンドの名前は......。」

 スタンドの頭の液晶画面に再現させるスタンドの

 名前を映し出す。

 『Angel beat』

 その文字を最後にアパッキオは意識を失った。

 

 パッショーネ司書室。

 ジョルノ「ふう、一通り仕事は終わった。

 ありがとうフーゴ、ミスタ。」

 ミスタ「いいってことよ、それにしてもギャングの

 トップって暴力だけじゃあ勤まらないなあ......

 団員への実績費用、麻薬生計無しでカジノ生計の増進

 新事業や政治家へのバックアップと圧力......

 こりゃ一人じゃ確かに難しいぜ......。」

 フーゴ「いいえ、戦闘よりは実に楽です。

 未知の相手じゃないぶん、正確にぱっぱと

 終わらせてしまえばいいんですから。」

 ミスタ「いいよな、そのおつむすこしでいいから

 わけてくれよ。」

 フーゴ「いいや、ミスタも十分頭いいじゃないか。」

 ミスタ「え?そうか?」

 フーゴの指にかかっている銀色のリングを見て

 少しにんまりするジョルノ。

 フーゴ「どうした?ジョジョ?」

 ジョルノ「なんでもない。それにしても平和ばかりと

 いうのもなにか物足りない気がする。

 こんなときに刺激的な出来事でもあればいいが......。」

 ミスタ「な~に?トリッシュとの再開が暇?」

 ジョルノ「うーん......物足りないかな。」

 ミスタ「それ正直言ったら怒られるぞ?」

 フルート「こっちの仕事も片付いた。」

 ディーザスト「やれやれ、明日はVIP中のVIPと

 ご対面だ。手筈整えるのが大変だぜ。」

 フルート「ディーザストの手伝いもあってこっちも

 終わった。あとの四人は最近働きづめだったから

 たまには早く帰ってゆっくり休みながら

 ペペロンチーノでも作って食べてれば

 いいんだが......。」

 ピピッピピッピピッピピッ。

 フルート「なんだ?電話か?はい、もしもし?」

 ジュノー「大変ですフルートさん!!

 アパッキオさんが!!僕のスタンド能力使っても

 治らないんです!!」

 フルート「アパッキォオオオオオオオオ!!

 またかあいつはぁあああ!!この前は

 『ハイエロハントグリーン』引いたかと思ったら自分の

 体内に引っ掛かりまくって自分の内臓や

 脳の血管引きちぎっちゃうわ

 回想

 アパッキオ「あれ?引っ掛かったやつ引っ張ったら

 何かがちぎれて目の前が真っ暗に......。」

 フルート「アパッキォオオオオオオオオ!!」

 

 『イエローテンパランス』引いたかと思ったら自分の肉

 もしゃもしゃ食べちゃうわ

 回想

 アパッキオ「自分の肉を食わせてパワーアップ!!」

 フルート「馬鹿やろぉおおおおおおおおお!!」

 

 『クリーム』引いたかと思ったら地面掘り進み過ぎて

 時間切れで出られなくなるわ

 

 回想

 アパッキオ「よし、地中に隠れればどこから来るか

 わかるまい......あ、時間切れ......おおおおおおおお!!

 出られねぇええええええ!!」

 フルート「あああああもうしらねええええええええ!!」

 

 模擬戦10戦闘中7回不戦敗....ルーレット使わなきゃ

 格闘能力のセンスだけで十分戦えるのに余計なこと

 ばっかりしやがってこんやたああああああ!!」

 ディーザスト「同情するぜフルート......。」

 フルート「ジョルノ......どうしてあんなやつを

 スタンド使いにしようと思ったのか

 聞かせてくれないか?」

 ジョルノ「いやあ......アバッキオと同じ人相で

 全然違うギャップまみれの性格が面白くて

 スタンド能力使えるようにしたら...

 こうなっちゃってさ......((;^∀^))。」

 ディーザスト「ボスゥウウウウウウウ!!(゚Д゚#)」

 フルート「頭に来た!!後始末手伝えジョルノ!!」

 ジョルノ「わかった、わかったからちょっと待って!!」

 フルート「ボストシテオマエガセキニンヲトレェエ!!」

 フルートに肩引っ張られて行くジョルノ。

 ミスタ「まーたアパッキオか......。」

 フーゴ「せめてフルートみたいにアバッキオと魂の形が

 類似したやつを選べなかったものだろうか......」

 ミスタ「よし、仕事も大体かたしたし、

 ついていくぜ。」

 フーゴ「お、おう。」

 

 テンピィ「ボス!!フルート!!こっちですこっち!!

 ジュノーがさっきから治してるんだけど

 目を覚まさないし動かないし治らないんだ!!

 もうかれこれ10分は経ってる!!」

 フルート「何だって?アパッキオの

 『マイケル・ジャクソン』の能力持続時間は3分

 どうして持続時間超過してスタンドが

 解除されてない?」

 ミスタ「こっ......これは......どういうことだよこれ!?」

 『!!!!!!!!!!!』

 アパッキオの全身が透明で昏睡状態に陥り

 隣には透明な布で出来た中身のない巫女のスタンドが

 漂っていた。

 

 

 

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