情華=友利奈緒
梨弓=ゆりっぺ
セーラム=立華 奏
アメリカ・ワシントンDC
対スタンド対策株式会社
『スターダスト・ウォール』
浄雅崎 情華「さーて今日も仕事仕事、
誘拐犯何人検挙できますかねえ?探索課の増員で
効率上がっているので先に敵情報を知れるのは
強みですね。さて今日は何件解決できますかねえ?」
株式会社『スターダスト・ウォール』
アメリカ『ワシントンDC』とイギリスの『ロンドン』
に本社を置く対スタンド対策警備会社である。
アメリカとイギリスではここ数年で誘拐事件が
毎日4桁という凄まじい数で増加しており
その解決の専門をメインに行い
さらには警察で対象不可能な一級スタンド犯罪者の
討伐に乗り出すのもこの会社の特徴である。
那珂村 梨弓「まったく...こんなにも多くの人々が
被害に遭っているのを考えるとどうすれば根底的に
終わらせることができるのか悩むわね.....。」
情華「ここが暇になってお仕事が無くなってこそ
平和って言える日が来るといいですね。
もっとも、謀略で潰されるっていうのはまっぴら
ごめんですけどね。このアメリカじゃあ司法でも
会社を潰そうとしてくるから対策をいくら練っても
足りないということはない。
対策不足で満足してるのは日本の無能政治
ぐらいでしょうに。」
梨弓「自分の国ぐらいもうちょっと大事に
考えなさいよ。」
情華「パスポートもないのに間違えてアメリカに
来てしまったアホは何処のどいつでしょうか?」
梨弓「ま、まあ....あのときは物心も整理
出来てなかったし.....。」
弟たちを殺した犯人を憎悪する物心はあったろうに
と、思ったが心の傷を抉る事は言えないので。
情華「それでよく日本に帰りませんでしたね.....
そこは誉めてあげるべきか...呆れるべきか.....。」
梨弓「もう!!これでも両親に仕送りはしてるんだから
人をアホ扱いしないの!!」
情華「アホ扱いはしてません。真っ直ぐすぎて
扱いに悩むだけです。」
悩ましい表情をして言う情華。
梨弓「もーーーー!!私は子供じゃない!!
それって結局アホ扱いみたいなもんじゃない!!」
セーラム・スタン・フラワー
「ちょっといいかしら二人とも。」
情華・梨弓「あっチーフ?」
セーラム「二人ともまだ依頼は選択してないわね?
時間空いてる?」
情華「はい、これから選ぶ所です。」
梨弓「そんなに.....おしゃべり長かったですか?」
セーラム「いいえ、むしろ早急に依頼選ばれてたら
こっちの話が通らないからこっちにしては好都合よ。」
情華「話とは?」
セーラム「とあるH級凶悪スタンド使いを
倒す協力をお願いしようと思ってね
そいつは裏で多くの誘拐捜査していたFBIを
原因不明の裂傷で惨殺している
クレイド・アンパー・ヘルシュートっていう男。」
『スターダスト・ウォール』では
討伐するスタンド使いのランクがある
危険度
無害....例トニオトラサルディー
C級.....戦闘慣れしていないゴロツキ
隙を突けば一般人でも倒せる
例 オインゴ・ボインゴ・小林玉美・アレッシー
B級.....やや戦闘慣れ一般人での対処が困難
例 ラバーソール・イギー・ホルマジオ
A級.....かなりの強敵複数の警官すら殺傷できる
例 ポルナレフ・ンドゥール・シーラE
K級.....ケミカルタイプと呼ばれ感覚的に
攻撃をしてくる、物理法則と呼べない強い法則性を
持っている
例.....ビットリオ・カタルディ
アンジェリカ・アッタナシオ
ウラディミール・コカキ
H級.....ヘル級一歩対応を一歩間違えたら即死
しかねないタイプ
ギアッチョ・リゾット・クリーム・吉良吉影
D級.....通称DIO級 空間制圧級とも呼ばれ
空間を制圧するボスクラスの戦闘力を誇る
DIO・ディアボロ
セーラム「こいつは私が相手にしても非常に危険な
ポリスキラーで殺す.....いいや倒すのに貴方達の
力が必要なの。」
情華「あ、本音でいいっす。」
セーラム「わかったわ一緒にぶっ殺して。」
梨弓「ほんわかした声でなんてことを!?」
セーラム「無理もないわ、彼の犯行で善良な
アメリカの家族が5組も皆殺しになっている
妻も子供も含めて皆殺しになっている以上.....
どうすべきかわかるわね?」
梨弓「酌量の余地は無い悪党って事ですね?」
セーラム「やつを倒すには情華と梨弓の力が必要。
協力して頂ける?」
海岸付近に大型車両に乗って移動する3人
梨弓「移動がタンクローリーってカッコ悪く
無いですか?」
セーラム「いいえ、燃料は多いにこしたことは
無いでしょう?特に貴方は。あいつは射程内に
捉えられたら即致命傷、おまけに射程は1km。
かすっただけで毒が回って致命傷になりかねない。」
梨弓「何それ怖い!!」
セーラム「アウトレンジで上空から監視をお願い。
無論地上1500メートルから。」
梨弓「了解です。」
情華「それでは哨戒行ってきます。」
奴はこの住所にいる。
離れた人気の無い潰れた酒屋。
情華のスタンド『シータ・サファイア』
第二形態『イージスモード』
自分の体の表面にICチップと回路が出現し
胸と肩と背中に喫茶店のコースターのような
三次元レーダーが展開される。
スタンドの反応やスタンド使いの反応
地形を『イージス艦』のレーダーのように
探知できる。
三次元なら射程は5km。
こいつの攻撃は届かないが油断はできない。
店に接近して反応が一つ。
「誰かこっちに来たのか?」
監視カメラを見てスタンドを構えるそいつ
ごつい髭の生えた白人のスタンド使い
「ほお、珍しいなこんな誰も来ないのにわざわざ
来るのはポリス.....ん?いいや日系ポリスって
アメリカにそうそういたか?あの見るからに貧弱そう
だが何しに来たんだ?」
情華は立ち止まって連絡を入れる。
携帯で電話を入れる。
情華「ぽーん。」
「は?あいつ気の抜けた声で何を言って。」
情華「そのままでいいっすよ。中央で。」
「仲間を突入でもさせる気か?」
梨弓「了解。」
建物の上になんか落っこちる音がした。
カン。
『パーーーーーーーーーーーン!!』
上空には『インファイト・ルビー』の能力で
タンクローリーから製造したCH-64E(軍用ヘリ)から
投下された爆弾。
軍用ヘリの中にはセーラムと梨弓が乗っている。
無論バーは吹き飛んだ。
その時瓦礫がいくつも飛んできた。
これは爆発で発生したものではなく
敵が投げてきたもの。
情華はステップを踏んで全て避ける。
焼けた建物から声がした。
というかもう瓦礫しか残らないぐらい爆発で
吹っ飛んでいた。
「俺一人ぶっ殺すのに空軍でも雇ったのか.....
正気か.....はぁ!?」
そこには無傷の殺人鬼
クレイド・アンパー・ヘルシュートがそこにいた。
焦る表情もなく薄笑いを浮かべていた。
情華「そのわりには無傷っすね。やはりチーフが
警戒する訳です。」
クレイド「俺はこれでも米国陸軍だろうが虐殺できる
だけの実力がある。てめえのような命知らずの
アマガキに負けるほど落ちぶれちゃいねーんだよ!!
まずはあの邪魔なヘリからカタをつけてやる!!
『キリングフィート!!』」
掌からノコギリのような歯を持った1kmもの長い
赤い鞭を展開して空中で何度も振るう。
梨弓「奴の攻撃射程は1km.....2kmあれば余裕で
.....!?」
バキバキバキバキ!?
軍用ヘリにいくつも切り込みが入りプロペラが
破損して飛行能力が失われて墜落していく。
バキッ!!ギャン!!ジャン!!
ヘリに何かが命中する金属音が聞こえる。
梨弓「馬鹿な!?真空波!?」
セーラム「やつはあの鞭で竜巻を起こして真空波を
起こして飛行機を.....射程を伸ばして.....!!」
どこかへ墜落していく軍用ヘリ
情華「ひさしぶりにいい運動ができそうですね。」
クレイド「俺の『キリングフィート』は
誰であろうと確実に殺す.....たとえ何処へ
逃げようとな.....。」
地面から鞭が透過して情華に襲い来る。
ベルトチェーンソーを思わせる凶悪なベルト鞭は
ぐるぐると襲い掛かる。
情華はスタンドの『イージスモード』で
敵の挙動計算をして高速で動くベルト鞭を
シャッシャッとかわしていく。
情華(近接戦闘を挑むと逃げ場が無くなる.....
かといって拳銃だとさっきのベルトムチで
爆風を防いだように防御される。
あのベルトムチは実体化と透過を使い分ける
遠距離の奇襲に向いた凶悪なスタンド!!)
クレイド「おい、射程ギリギリなら追い付かねえって
内心見下してんだろ?だがこの『キリングフィート』は
よぉ!!」
空中でレールのように『キリングフィート』を展開して
ベルトムチで自らを宙に飛ばして
ジェットコースターのように両足で滑り出しスピードを
出して情華を追う。
情華「くっ!!こいつ応用力が高い!!」
新体操選手さえびっくりの動きでくるくる回避していく
情華。
だが相手の射程の中に入り込めば入り込むほど
回避が困難になり、赤いノコギリムチの応用範囲が
広がってしまう。
クレイド「がっはっはっはっはっは!!今までの
獲物の中で飛びきり活きがいいぞぉ!!
今まで殺した連中はウサギみたいに逃げ回る前に
このスタンドに追い付かれてみんな死じまうから
面白くなくってよぉ退屈していたぜぇ!!
おらおらおらおらぁ!!逃げろ逃げろ!!パワーだって
いっちょまえにあるんだぜぇこのムチはよぉ!!」
情華(速い!!こいつは.....強敵!!この長距離では
銃は愚か波紋さえも通用しない!!)
クレイド「ほらほらほらほら!!瓦礫も刃も
飛んでくるんだぜ!!」
『シータ・サファイア』の『イージス』で
瓦礫もスタンドもスタンド使いも地中に隠れている
スタンド全てを三次元で全てスキャンし演算し
最適の回避回答解を割り出して回避していく。
瓦礫さえも全て足場にして、砕かれても三次元に
演算し直してホイホイかわして行く。
だがこいつの刃はピンポイントで瓦礫の裏から
刃の鞭が透過したりしなかったりして襲ってくるため
『シータ・サファイア』の早期警戒能力が無ければ
とっくに終わっている。
死角になっている部分さえも全てスキャンと演算で
回避の最善最短コースを割り出して回避しつくす。
クレイド「やべえやつだな.....近接戦闘を挑むのは
危険なやつだ.....だけど遊びがいがあるぜ
こいつぁよぉ!!」
ノコギリのムチの挙動がどんどん回避が
難しくなっていく。
情華の防弾スーツの所々に傷が入っていく。
情華(くっ!!一方的アウトレンジは実に不快ですね!!)
クレイド「お遊びは終わりだ!!行けぇ!!」
ついに回避の限界に来て体が真っ二つに
切られそうになる情華。
その時
情華「ぐはぁ!!」
なんと情華の展開した青い人型のスタンド
『シータ・サファイア第三形態バトルモード』
が情華を蹴飛ばして刃を回避させて瞬時に引っ込んで
消える。
クレイド「なにぃ!?」
回避しきれないタイミングでの攻撃を
『バトルモード』を蹴っ飛ばしたり殴られたりしながら
何度も何度も無理矢理回避しつくす。
『シータ・サファイア・第三形態バトルモード』
戦闘少女に変貌して成長を遂げた
情華のスタンド。
青い人形のペプシマンガールを思わせる容貌と
顔なし状態ののっぺらぼう
機動隊みたいな鎧も纏っている
一見すると近接パワー型のスタンドだが.....。
破壊力B スピードA(演算・攻撃速度) 射程B
持続力A 精密動作性A 成長性A
クレイド「ぶははははは!!おもしれえ!!おもしれえぞ
こいつは!!そこまで俺のベルトの刃に命中したく
ねえってか!!マゾヒストもびぃっくりだぜぇ!!」
シュッシュッシュッシュッとかわす情華に余裕の笑みを浮かべる
シリアルキラー。
巻き付けようよすれば『シータ・サファイア』
を踏み台にして瞬時に脱出する。
クレイド「だがなぁ自由自在なのはベルト
だけじゃなくてよお.....。」
回避した先でノコベルトの刃が氷の氷柱のように
直角に曲がって情華を追尾してきた。
情華「!!!」
クレイド「毒つきの刃も自由自在なんだぜぇ!!
一度皮膚にかすろうもんなら細胞を破壊する
スズメバチのような毒が体に回ってマジ激痛
だってよぉ!!命に関わるレベルでなあ!!」
ドコォォ!!
情華「くぉぉおおおおお!!」
背中を思いっきり自分のスタンドに蹴らせて
刃の回避を強行して自分のスタンドにぶん投げられて
一気に回避する情華。
クレイド「すげえ!!あれを回避するってよぉ!!
犬がフリスビー5つ全てをキャッチしたぐれえ
驚いたぜえ!!いつまでも.....ん?」
別方向から液体金属の楕円の塊が凄まじい
スピードで迫ってくる。
セーラム・スタン・フラワーのスタンド
『オリハルコン・シンフォニー』だ。
時速300km/hという速度で迫ってくる危ない
液体金属。
クレイド「この移動速度.....やべえな始末しねえと!!」
赤いノコベルトがセーラムに迫る。
セーラムは楕円球場の液体金属の中で
アーチェリーに加速増幅器具のついた
金属を構えてまっすぐクレイドに向ける。
ブゥゥン!!ブゥゥン!!ブゥゥン!!ブゥゥン!!ブゥゥン!!ブゥゥン!!ブゥゥン!!
流動金属で造ったアーチェリーから発射された流動弾
対物ライフル級の破壊力はあるであろうその
弾丸が楕円形の中央に空いた穴から7連射される。
楕円形が水鉄砲を吐くように発射する攻撃をクレイドは
クレイド『キリングフィートォォオオ!!』
その弾丸にノコベルトを内部中央まで入れて実体化
させて
パチン!!パチン!!パチン!!パチン!!パチン!!と全てを
遠距離の時点で破裂させて弾く。
クレイド「やべえなお前.....だが!!これはどぉぉだぁ!?」
セーラムが内部にいる『オリハルコン・シンフォニー』
の液体金属の防御を透過、突破して切り込んでくる。
セーラム「対策は取ってある。」
内部を二重構造にして一重目で透過された感覚を
知って二重目の内部を回転させて自分本体を回避させる
という二段構えでずいずいかわしていく。
クレイド「俺を二対一で倒そうってか!?甘いんだよ!!」
地面を割って壁にして二人を一気に追い返し
距離を広げさらにノコベルトで追尾して追いかける
せっかく縮めた間合いが一気に広がっていく。
やつに攻撃が届かないまま.....。
回避に没頭するしかない二人。
スタンド『キリングフィート』は文字通り『強敵』
暗殺のみならず近接戦闘や真っ正面からの
戦闘でも十分すぎるほど強い。
情華「くっ.....私だけでも.....。」
セーラム「私だけでも駄目....梨弓....期待してるわ。」
クレイド「いずれ体力切れで二人ともアウトだ!!
楽しかったぜぇ死ねえ!!」
ごぉぉぉぉ!!
その時上空の音に気がつくクレイド。
上空から巨大なジェットボードに乗って
那珂村 梨弓が迫る。
那珂村 梨弓「あの程度の損傷で墜落したと思った?
残念修理して上昇してましたー☆
あんな程度『インファイト・ルビー』で機械を再構築
すれば簡単に治るのよ!!」
クレイド「残念だがてめえがミサイル飛ばそうが
機銃を放とうが俺に傷一つ負わせることはできねえ!!
突っ込んでこようが刻んでバラバラにしてやる!!」
梨弓「じゃあやってみなさいよ!!
バラバラにできるもんならね!!」
梨弓がジェットボードで急降下して加速をつけて
スタンド能力を『解除した』。
ジェットボードから足を離して浮き上がる。
クレイド「.....!!?」
クレイドは自分の直情に来たジェットボードを
破壊しようとして驚愕する。
ジェットボードから元に戻った物体の正体は.....
梨弓「タンクローリーだごらぁああああ!!」
クレイド「なにぃぃぃ!?」
クレイド(なんだと!?中には大量の液体燃料が!!
破壊したら爆発は勿論の事液体燃料が広範囲に
ぶっかかり逃げられない!!くっ!!)
クレイド「回避する!!俺をはね飛ばせ
『キリングフィート』!!」
ジャンプ台のように自分を安全範囲へ逃がすクレイド
クレイド「ぶははははは!!スタンドの俊敏性を
生かして逃げる!!それも選択肢よぉ!!」
セーラム「キーーィッック。」
ふわっ。
スパァアアアアン!!
セーラム・スタン・フラワーは蹴飛ばした。
自分をクレイドのいる場所から行く手を
邪魔していた地面の壁を
『オリハルコン・シンフォニー』を纏わせて
翼を展開し軽く旋回して
パワーを強化した自分の足で蹴った壁が.....
タンクローリーをクレイドの方向へ
ぶっ飛ばして破壊する。
バッッキャアアアアン!!
クレイド「なぁにぃいいいいい!?」
『パァアアアアアアアアアン!!』
爆風と液体燃料がクレイドにぶっかかる。
クレイド「残念!!卵の殻みたいに展開して防御
してやる!!」
自分を『キリングフィート』で護って防御する
クレイド。
クレイド「ぶっはっはっはっはっはっは!!
誰も俺を止められない!!全員皆殺しだ!!
ムカつくやつも女子供俺の安全脅かす警官も
これからも楽しいからぶっ殺すそれがおれだぁ!!」
爆風を『キリングフィート』が吹き飛ばそうとする。
その時。
クレイド「へ?」
パァァァアアアアアアアン!!
『キリングフィート』の隙間から爆風が入り込む。
『もう一度爆発したのだ。』
一回目で防御して爆風ごと吹き飛ばそうとして
振るおうとした瞬間
『キリングフィート』の開けた隙間からもう一度
『爆発したのだ』
クレイド「くぁあああああああ!!もう一度.....爆発!?
馬鹿な!?何が起こって.....!?」
セーラム「『ハイドロプレーン現象』
一度目のタンクローリーの爆発時に私の
『オリハルコン・シンフォニー』で貴方の周囲を
包んで密室での燃焼酸素喪失を再現し
その空間は酸素を求めて内部の気圧が下がり
そこに穴を開けて酸素を一気に補充してあげると
爆発するわけです。」
クレイド「わぁあああああああ!!ぐるるる!!
貴様きしゃま貴様きしゃしゃしゃまぁああああ!!」
クレイドの体が炎上する。
セーラム「化学の勉強不足ね。それが貴方の敗因」
セーラムが一気に飛行して引くとクレイドの真ん前から
情華が迫る。
拳銃を撃ちながら接近する。
パァンパァンパァンパァン!!
クレイド「舐めんなよガキィ!!」
銃弾をキンキンと『キリングフィート』で弾いて
今度は回避できないようにノコベルトで
大きな壁を造って迫る。
クレイド「ここまで接近するということはよお!!
こいつの至近距離での『キリングフィート』の使用
できるベルトの量は最高量!!回避なんてできねえぜ!!」
情華「じゃあ本体をずらします。」
クレイド「!?」
後ろの地面の中から飛び出て現れた青い
ペプシマンガールのような人型のスタンド
『シータ・サファイア』が
ズパァァン!!
思いっきり右顔面をぶん殴った。
吹き飛ばされるクレイド。
クレイド(なにぃぃ!?まだあいつとの距離は
300mは空いてるぞ!?どういうことだ!?
あいつは近接パワー型じゃねえのか!?)
すると情華に迫っていた壁が右に思いっきり反れて
情華は左から思いっきり走って突破する。
情華「私の『シータ・サファイアバトルモード』は
射程10kmまで『自立行動』できるんですよ。
その古いバーの古い地下インフラを発見したので
チーフにお前の目隠しをしていただいた隙をついて
別行動させていただきました。
どうやら上に気が行ってて地下への警戒が
手薄になっていたようですね。
そのスタンドで警戒できるにも関わらず。
まあ『シータ・サファイア』が食らっちゃったら
もろダメージ自分に来ちゃいますけど。」
クレイド(こいつぅ!!)
情華「じゃあ『シータ・サファイア』。
私からじゃあ距離が遠いので.....
やっちゃってください。」
シータ・サファイア「YES!!HEYHEYHEYHEY
HEYHEYHEYHEYHEYHEYHEYHEYHEY!!
HEEEEEEEEEY!!」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ!!
機械声を立ててクレイドをラッシュでぶん殴っていく
『シータ・サファイア』
クレイド「ぎぃやぁあああああ!!」
吹き飛ぶクレイド。
情華「『シータ・サファイア』、そこは『オラオラ』
でしょう?」
『シータ・サファイア』はちらっとクレイドを見ると
足を振り上げてクレイドを踏みまくる。
シータ・サファイア「ORAORAORAORAORAORA
ORAORAORAORAORAORA!!」
ヽ( ・・)ノ┌┛┌┛┌┛┌┛┌┛┌┛┌┛┌┛
クレイド「ひぃややあああああああ!!」
グギッバキッ!!
最後にクレイドの『キリングフィート』を
持っていた手をへし折る『シータ・サファイア』
情華「たいへんよくできました。さてと止めを.....。」
クレイド「くぉぉぉおおおおおお!!」
クレイドは『キリングフィート』を両足で掴むと
那珂村 梨弓の心臓にノコベルトを透過させて
突き刺す。
情華「しまっ.....!!」
クレイド「ぶっはっはっはっは!!俺はプロの殺人鬼
だぜぇ!!あいつがスタンドで盾にしようにも
無意味なんだよお!!俺の『キリングフィート』の
殺害新記録は更新しなくちゃならねえ!!死ねよ!!
おんなぁああああああああ!!」
梨弓「大丈夫。」
梨弓は軽く
恐れず
心配させず
にっこりと笑うと心臓中央で半分実体化しかけた
『キリングフィート』を『インファイト・ルビー』
で弾いて体外へ排出する。
その時間0.1秒以内の戦い。
クレイド「完全に実体化して効果を発揮する前に
出しやがっただと!?しかぁし!!『キリングフィート』
後ろから首をかっ切れ!!防御しても無駄だ!!」
もう一度彼女を殺しに『キリングフィード』が
強襲する。
だが、近接パワー型の『インファイト・ルビー』が
腕で防いでそのベルトノコは透過しなかった。
容易く防御できた。
そしてスタンドの手に絡まって止まった。
クレイド「なんだと!?」
梨弓「私のスタンド『インファイト・ルビー』は
触ったものをなんでも機械に変えるスタンド。
もっとも生身の人間は機械にできないけど
スタンドは機械にできるのよ...そう...こんな風に。」
梨弓は指を鳴らすと機械化してベルトノコから
モーターチェーンに変貌した『キリングフィート』
が元の持ち主のクレイドの身体中にに巻き付いて
キリキリと締め上げる。
グルグルグルグルフル!!
クレイド「なんだと!?『キリングフィード』!!
言う事を聞け!!」
キリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリキリ
ゴキゴキゴキゴキホキゴキゴキ!!
クレイド「ぎぃやああああああああああああ!!」
肉に、骨に、チェーンが磨り潰すように圧力を
全身にゆっくりかけていく。
梨弓「苦しかったでしょうね.....平和に
過ごしたかった.....家族や子供達.....貴方に
人生を奪われた人たちに向かって.....。」
梨弓は握りこぶしから血を流して奥歯を強く噛んで言う
梨弓「懺悔しろ.....そして.....
地獄に落ちろ。」
クレイド「あっ.....あぁあああああああああ!!」
グッッシャアアアアアアアアア!!
断末魔の叫びを上げて四散するクレイドの身体。
情華「ほっ.....。」
終わった。
強敵のスタンドシリアルキラーを倒した。
梨弓「ごめーん心配かけた?」
情華「ふう.....やれやれ梨弓.....あんたって人は。」
情華は目を反らした。
梨弓の右目に浮かぶ小さな滴を見てらんなかったのだ。
セーラム「ごめんなさい.....一歩間違えたら.....。」
梨弓「いいえ、チーフ。これが私が選んだ道です
過去の私を救うための.....儚い偽善みたいなもんです
でも私はここに来て良かったと思います
泣いてる人の数を少しでも減らせるなら。」
情華(やれやれ.....だからあなたは真っ直ぐすぎて
扱いに困るんですよ.....那珂村 梨弓。)
シリアルキラー
クレイド・アンパー・ヘルシュート 死亡
その後破壊したタンクローリーは
セーラム・スタン・フラワーが全負担して
二人は少量の報酬を貰い明日も戦う。
すこしでもこの国の影で涙を減らすために。
クレイド・アンパー・ヘルシュート
『キリングフィード』
破壊力A スピードA 射程A 持続力A
精密動作性A 成長性E
ステータス上弱点がほぼほぼ無い強敵
赤いベルトノコのスタンド
射程は1kmあらゆる遮蔽物をすり抜けたり破壊したり
できる。透過して物体の中央で実体化させれば
強度関係無しで断絶できる。
刃にはスズメバチと同レベルの毒が塗ってある。