見習い軍師は夢を見る   作:サキナデッタ

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※キャラの口調とかに違和感を感じてしまったらごめんなさい。これでも蒼炎・暁・#FE・無双以外はクリアしたことはあるのです(´・ω・`)


アスク王国で

 

 クライネと一緒に広間に着くとそこにはもうたくさんの英雄さん達が集まってました。初めはどのように接すればいいのか分からずにいましたが、今では__

 

 

「おはよ、カタリナ」

 

「レオンさん、おはようございます」

 

「昨日は訓練、遅くまで付き合わせて悪かったね」

 

「いえ! 私なんかでお役に立てたのなら…」

 

「そっ、昨日はついアツくなってやり過ぎた気がしたけど、何ともないんならよかった。また相手頼んでもいい?」

 

「はい。よろこんで」

 

「それじゃ今日もお互い頑張ろ」

 

「ありがとうございます…あっ、レオンさん!」

 

「何?」

 

「法衣が裏返ってます」

 

「ええっ!?」

 

「またカムイさんに注意されてしまいますよ」

 

「わわっ…本当だ! …教えてくれてありがと。それじゃあ」

 

「はい。ではまた」

 

 

 

「カタリナさん!」

 

「あっ、ルフレさん。おはようございます」

 

「おはようございます。今日はちょっといつもより来るのが遅かったですね」

 

「昨日の夜遅くまで読み物をしていたので」

 

「それって前に私から借りた?」

 

「はい。あの戦術書、内容だけでも凄くタメになるんですけど、それ以上にルフレさんが書き加えているメモが素晴らしくて…とっても勉強になります」

 

「フフッ、真正面からこうお礼を言われると照れますね。

 でもあんまり遅くまで起きてるのはダメですよ…私もたまに読書に夢中になって朝まで読みふけっちゃったりしますけど」

 

「そうなんですね」

 

「お蔭でリズさんのいたずらも見抜けられず服の中にカエルを入れられて…不覚をとりました」

 

「そ、そうだったんですね……」

 

「なので今度は私がリズさんをぎゃふんと言わせる策を考えている最中なんです」

 

「が、頑張ってください……」

 

 こんな感じにルフレさんとお話をしていると、ローローを探しに行っていたクライネが私に呼びかけてきました。

 

「アイネ―!早くこっちに来なさい!!」

 

「はーい! ルフレさん、そろそろ失礼します」

 

「お互いに今日も一日頑張りましょうね」

 

 

__今ではこうして様々な英雄さんと仲良くなって、毎日がとっても楽しいです。

 

 

 

 

「それで? ローロー、アンタは今日どうするつもりなの」

 

「オレ? オレはいつもの場所で訓練」

 

「あぁ…あの隊長のところね」

 

「アイツ、オレと一緒。オレみたいにたくさんの"兄弟"いる」

 

「アンナ隊長は兄弟じゃなくて姉妹ですよ。ローロー」

 

「そうだった。ウキキ」

 

「で、アイネはどうするつもり?」

 

「えっと…書庫に行ってみようと思います」

 

「書庫ぉ? そんなところに行って何するつもり?」

 

「ちょっと調べたいことがありまして」

 

「ふーん」

 

「クライネは?」

 

「別に…その辺をテキトーにブラついてるわ」

 

「ウキキ、クライネ嘘つき。クライネいつもアイツのトコで訓練してる」

 

「なっ!?」

 

「アイツ?」

 

「ちょっ…ローロー余計なこと言うんじゃないわよ!!」

 

「クライネ、誰と訓練してるんですか?」

 

「ア、アンタには関係のないことよ! アタシもう行くから!」

 

「あっ、クライネ…行っちゃいましたね」

 

「クライネ嘘つき、素直じゃない」

 

「結局誰のことを話していたんですか?」

 

「んー秘密。言ったらクライネ怒る」

 

「分かりました。あまり深く聞かない方が良さそうですね」

 

「ウキキ、またなーアイネ」

 

「はい。また後で」

 

 ローローと別れを告げて私は先程クライネ達に話した通り、書庫へと向かうことにしました。

 今朝の夢に出てきたあの人のことを調べるために……

 

 

 

 

「うーん、といったものの書庫って一体どこにあるんでしょう…?

 前にアルフォンス王子が召喚士様とそんな話をしていたのを聞いたのですが……」

 

 ここのお城の見回りなら何回かしたことがあったけれども、迷子になってしまいました。

 どうしましょう…他の英雄さんに聞いてみましょうか…?

 

「そういえば……」

 

 あの人もよく道に迷ってましたっけ。

 確か行軍任務で森の中を歩いていた時に道に迷って、そして私が山賊達が暴れている場所に誘導して……

 

 昔あった出来事を思い出していると、突然目の前が真っ暗になった。

 後ろから誰かに目を覆われているみたいです。

 

「だーれだッ?」

 

 少しだけ焦りましたが、直後に聞こえてきた声でその不安はなくなりました。

 アリティア軍にいた時にも似たようなことがありましたが、この場所で私にこんなことを仕掛けてくる人は一人しかいません。

 

「シャロンさん…です」

 

「ふふっ! 正解でーす」

 

「やっぱりシャロンさんでしたね」

 

「えへへ、おはようございます! カタリナさん」

 

「おはようございます。今日も元気そうですね」

 

「当然です。私はやる気と元気だけは一番ですから!

 それでカタリナさん、こんなところで何をしていたんですか?」

 

「実は…書庫を探していたんです」

 

「なるほどなるほど、それだったら私が案内しますよ」

 

「本当ですか!」

 

「はい! 昔からお兄様に付き合ってよく行きましたから」

 

「そうだったんですね」

 

「ちなみに書庫にどんな用事があるんですか?」

 

「それは……」

 

「ふんふん」

 

「ある英雄についての文献を調べたかったんです」

 

 

 

 シャロンさんと初めて出会ったのは少し前、私達がエンブラ帝国のヴェロニカ皇女との契約によって召喚士様の暗殺を企てていた時のことでした。そこで私は…………

 

 





※クライネが訓練しに行っている場所は召喚士"エクラ"のところです。詳しくはこの話では語りませんが、自分の中ではそういう設定にしています(・∀・)
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