デュランダルの3つ目の状態。この状態になると、流斗がデュランダルに付与した効果が広範囲に及ぶようになる。特に他のモードど同時に使用することで、広範囲に効果及ぼさせることが出来る。
流斗「なるほど、それは大変だったね。」
話によると実乃梨と聖は学園内を3ヶ月もの間、逃げ回りながら、食料と水を確保し、なんとか生き残れていたものの、その食料がついに底を尽き、1週間前から水のみで飢えを凌いでいたらしい。
実乃梨「そして、食堂に群れていたザンビたちが急に静かになって、そこから何か話し声がすると思って、聖と咄嗟に駆け込んだの。」
流斗はなるほどと頷きながら、実乃梨の話を聞いていた。
流斗「事情はわかった。とりあえず話の続きは食事のあとだね。」
流斗はそう言うと、調理室に入って行った。
調理室に入ると、かなりの量の食材がそこにはあった。
流斗「これはここを拠点の一つにして、正解だったな。それにしてもここは温度管理が徹底されてるな。食材が全く傷んでいない。」
流斗は一時期、フランスでシェフの勉強をしていたこともあり、食材の傷み具合などにとても詳しい。
流斗「うわ、これは神戸牛じゃないか。さすがはお嬢様学校。」
食材の豪華さに驚かされながらも、流斗は手際よく、調理を始めた。
まずは魔法で精製した水で手を洗い、コンロに火をつけ、フライパンをその上に置き、油を少量入れ、広げて行った。
次に神戸牛の肉を薄くスライスして行き、にんじん、白菜、玉ねぎを食べやすい大きさに切っていく。
十分な量を切り終えたら、流斗はそれら全てをフライパンに入れ、慣れた手つきで炒めていく。
流斗「いやー作りすぎたかな?でも、人数多いし大丈夫だろう。」
それが炒め終わったら、あとは大きめの皿に盛り付け、神戸牛入りの簡単な野菜炒めが完成した。
流斗「よし、出来上がり!」
流斗は出来た料理を持って、調理室を出た。
楓「あ、もう出来たの?」
流斗「うん、簡単な野菜炒めにしてみた。」
凛「美味しそう!!」
恵美「ホントですね。すごい美味しそうです!」
実乃梨「やっとまともなご飯を食べれる!」
瀬奈「これは本当に美味しそうだな!」
亜須未「これはシェフ顔負けクラスだね。」
鈴音「す、すごいです·····」
詩織「ちょっと女の子としては悔しいですね。」
楓たちは各々、流斗の手料理を褒めながら、その野菜炒めにありついて行った。
それからしばらくして流斗の野菜炒めを食べ終わり、少し休憩を取っていた。
その休憩中、流斗はザンビの成れの果て、カミビトの対処法についてと100年前の生き埋めにされた女の呪いをどう消滅させるか、考えていた。
流斗(やはり、残美村に行くしかないのか?すべての事件の始まりの場所に。だったら、あの手記の持ち主、守口さんを助けるしかない。)
一度は楓を手に掛け、呪いを封印するための糧としようとした男。
だが、残美村の場所が分からない以上、守口を助け、その場所を聞くしかない。
さらに流斗はまだ楓たちには話していないことがある。
それはこのザンビ化現象による事件はフリージア学園だけに留まらず、他に2ヶ所で起きているという事実だ。
流斗はまだこの事を楓たちに話せずいた。