しばらくすると、呪いから解放した3人が目を覚ました。
この3人もフリージア学園の制服を着ている女の子だ。
女の子「うーん、あれ?こ、ここは?」
女の子「う、うぅ、あれ?どこ?」
女の子「うぅぅぅぅ、あれ?なんで私こんな所に?」
亜須未「あ、3人とも目が覚めた?」
女の子「亜須未?え?私、どうして?」
流斗「良かった。呪いも完全に消えてるみたいだ。」
女の子「あのーあなたは?」
流斗はそう聞かれて、3人の女の子に自己紹介をする。
流斗「オレは神村流斗。とある理由でここフリージア学園に来るように言われて来たんだ。年齢は17歳。だいたいみんなと一緒だよ。」
流斗が自己紹介すると、3人も自己紹介を返して来た。
優衣「私は金村優衣。よろしく。」
麗奈「私は五十嵐麗奈です。よろしく。」
穂花「私は花村穂花です。あの、よろしくお願いします。」
3人の自己紹介が終わると、流斗は今のフリージア学園の状況とこれまでの経緯、そして自分がここの理由と守口の残した手記について、説明した。
優衣「そ、そんな!!」
穂花「そんなことになってたなんて·····」
麗奈「にわかには信じ難いけど。」
亜須未「でも、この人が今、解決するために一生懸命に動いてくれている。ザンビに人たちを元に戻してくれているの。優衣たちもこの人が元に戻してくれたんだよ?」
3人は亜須未のその言葉を聞いて、少しではあるが、流斗の事を信じようと心を開いてくれた。
優衣「わかった。神村さんの事、信じます。」
穂花「私も。謝らなければいけない友達がいるので。」
麗奈「私も信じる!」
流斗「ありがとう、信じてくれて。みんなの事は絶対にオレが助ける。」
そう言って流斗は気合いを入れ直し、行動を開始する。
だが、その前に優衣が一つ頼みを聞いてきた。
優衣「あの、行動を開始する前に、ちょっとだけ悩みを聞いてもらえませんか?」
流斗「うん、いいよ。」
優衣「実は私。イジメグループのリーダーなんです。でも、本当はそんな事したくなくて。嫌なことがあるとつい、ある子をイジメてしまうんです。」
流斗「なるほど。俗に言うスクールカーストの上位っていう訳だね。」
優衣「はい、そうです。」
優衣の悩みを聞かされ、神妙な顔で流斗はこう言葉を掛けた。
流斗「実はオレ、いじめられる側だったんだけど、イジメてくる相手の心境も考えたことがあるんだ。なんでこんな事すんだよ!ってね。」
優衣「はい。」
流斗「そして一つわかったことがあるんだ。ソイツは本当は他のみんな仲間外れにされたくない。一人になりたくないって思ってたんだってことがね。」
優衣「はい、なんとなくわかります。私も仲間外れにされるのは嫌です。」
流斗「でも、罪の意識はあるんでしょ?だったら心を込めて謝ればいいよ。たとえあっちが許してくれなくてもね。許す許さないの前に、謝る事が大事。許してくれなければ、謝り続けるしかないんだよ。」
流斗の言葉を聞いて、優衣は涙を浮かべながら、頷いていた。
亜須未「神村さん、そろそろ行動開始しようか。」
亜須未に諭され、流斗は行動を開始した。