多目的ホールを出た流斗はまず、亜須未に案内してもらった、連絡通路を目指した。
流斗「やはり、カミビトの気配がする。どうにかしてヤツを止めなければな。」
カミビトの気配を探りながら、流斗は連絡通路を目指し歩いて行く。
その時、流斗の持つスマホが鳴り響く。
プルルルッ!プルルルッ!
流斗「なんだ?」
流斗はとりあえず、電話に出ることにした。
流斗「もしもし?」
?「もしもし!神村くん!?」
流斗「あ、岩村さんですか?何かあったんですか?」
電話の主は流斗が働いてる教会の上司の岩村真二という男性だった。
岩村「実はかなり大変なことが起きたんだよ。」
流斗「え?一体何が起きたんですか?」
岩村「とある収容施設が空爆された。」
岩村から聞かされた内容は想像を絶する物だった。
流斗「その施設ってまさか!」
岩村「ああ、君も話を聞いた事があるだろう?女性医師が人体実験をしている噂の施設だ。」
流斗「またなんでそんな事が!?」
流斗は衝撃の出来事に驚愕しながらも、そう聞き返した。
岩村「理由はわからない。だが、国の存亡に関わる恐ろしいモノがあるという理由でその施設が空爆されたんだ。」
流斗「まさか、その施設の集団失踪事件との何か関係が?」
岩村「おそらくはな。」
次に岩村はフリージア学園の調査の進行状況を訊いてきた。
岩村「そう言えば、フリージア学園の調査の方はどうだ?何かわかったのか?」
流斗はその事を聞かれ、フリージア学園の調査のわかった事をすべて、報告した。
岩村「そんな事になっていたのか·····」
岩村は流斗の報告を聞いて、言葉を失っていた。
流斗「岩村さんはザンビについて、何か知っているんですか?」
岩村「噂程度にはね。ある村で女性が生きながらに埋められたという話は聞いた事はあったが、まさか、それが本当にあったとは思わなくてな。」
流斗「そうだったんですね。」
岩村「神村くんも、くれぐれも気を付けて調査に当たってくれ。」
流斗「はい、わかりました。」
岩村「頼んだぞ。」
そこで電話は切れたのだった。
流斗「さて、行動再開と行きますか。」
流斗はそう言って、再び歩き出した。
それからしばらく歩き、先程の連絡通路に辿り着いた。
するとそこには、3人の女の子らしき人物が座り込んでいた。
流斗(警戒しながら、声を掛けて見るか)
流斗はその3人に警戒しながら、声を掛けてみることにした。
流斗「そこの3人組。そんな所でどうしたの?」
流斗が声を掛けると、泣きながらこちらに走って来たんだ。