ザンビ〜生と死の狭間を彷徨う者達への鎮魂歌〜   作:ルコル

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第19話

女の子「助けてください!!!!」

 

 

女の子「ザンビが!!!!ザンビが!!!!」

 

 

女の子「お願いします!!なんでもしますから!!」

 

 

流斗「とりあえず、落ち着いて!!」

 

 

流斗はなんとかその3人を落ち着かせると、話を聞いてみる事にした。

 

 

その3人はフリージア学園の制服着ていて、ここの生徒だということがすぐにわかった。

 

 

流斗「もしかして追いかけられたりした??」

 

 

女の子「は、はい。」

 

 

女の子「でも、途中でザンビが何かに阻まれたみたいで。」

 

 

女の子「そこから、追いかけて来れなくなったみたいなんです。」

 

 

流斗はその話を聞いて、おそらく結界に直接触れたんだろうと予測した。

 

 

流斗「そのザンビはまだそこにいる?」

 

 

女の子「多分いると思います。でもなんだか、他のザンビと少し違うようで。」

 

 

流斗「どんな風に。」

 

 

女の子「よく分からないんですけど、普通のザンビとはまた違うモノのような気がします。」

 

 

流斗はそのモノに対して、それが何なのか確信した。

 

 

流斗「カミビトか。」

 

 

流斗はその3人にこれまでの経緯と自分が何者でなぜここに来たのか、すべて話した。

 

 

その時にその3人は、名前を教えてくれた。

 

 

身長が高くスラッとした女の子は、木内加奈

 

 

どこか、ハーフのような顔立ちの女の子は、本多恭子

 

 

ほんわかとした口調と、とても優しそうな印象の女の子は、関あずさ

 

 

その3人は優衣と仲良しのグループらしい。

 

 

流斗「その金村さんなら、今、多目的ホールにいるよ。無事を知らせてあげれば安心すると思う。」

 

 

加奈「本当ですか!?」

 

 

あずさ「ありがとうございました。」

 

 

恭子「これで少しは落ち着けます。」

 

 

3人はそう言って、多目的ホールに走って行った。

 

 

流斗「さて、カミビトよ。ようやく会えたな。」

 

 

カミビト「キシャァァァァァ!!!!」

 

 

流斗は今にも、結界の膜を突き破ろうとするカミビトと対峙した。

 

 

だが、やはり浄化の力を受け、こちら入って来ることが出来ない。

 

 

流斗「光よ、来たれ!我求めるは邪なる者を断罪する十字架!!【セイント・クロス】!!」

 

 

すかさず、流斗は拘束魔法を発動した。

 

 

魔法を受けたカミビトは、イエス・キリストが処刑される時の様な聖なる十字架に磔にされた。

 

 

流斗「聖槍【ロンギヌス】シエルモード!!」

 

 

カミビト「ガァァァァァァ!?!?」

 

 

流斗「悪いがしばらく大人しくしててもらうぞ!!」

 

 

流斗はそう言って、手にした聖なる槍をカミビトに向けて投げ放った。

 

 

ズシャァァァァ!!

 

 

カミビト「ギャアアアアアア!!!!!!!!」

 

 

そのカミビトは槍に腹を貫かれ、断末魔の声をあげた。

 

 

その腹から鮮血が飛び散り、地面を赤く染め上げた。

 

 

そこでカミビトは動き止めて、大人しくなった。

 

 

流斗「大人しくはなったか。だが、これで死んだわけでじゃないからな。異空間にでも閉じ込めて置くか。」

 

 

流斗「【ディメンション・ルーム】!!」

 

 

流斗はそこで空間魔法を発動させ、カミビトを異空間の中に閉じ込めた。

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