流斗「そんな事になっているなんて·····」
守口はそこで気になっている事を話して来た。
守口「そもそもなぜ、フリージア学園の生徒達がが残美村なんか来たのか。その理由がわからない。」
楓「それについては少し心当たりというか仮説があります。」
守口「なんだそれは?」
楓はそう訊かれると、残美村に行った理由の一つの仮説を話した。
楓の立てた仮説は、自分達の担任が残美村出身で、そこに祀られている100年前のあの女性の怨念を封じるための生け贄に捧げようと連れて行った。
というものであると、守口に話した。
守口「確かに、それだったら、君達が残美村に来た理由がわかるな。」
流斗「なるほどね。」
二人はそう言って、楓の立てた仮説に納得した。
そこで流斗のスマホが鳴る。
プルルルッ!プルルルッ!
流斗「はい、もしもし!」
?「もしもし!流斗か!?父さんだ!」
電話の主は父親だった。
流斗「父さん!?ど、どうしたの!?」
父「実はな、教会の上層部からある村の破壊命令が下された。」
流斗「ある村の破壊命令?なんでまたそんな急に?」
父「理由は詳しくは分からない。だが、その村ではカルト宗教的な、信仰があるらしいんだ。」
流斗はその話を聞いて、まさかと思っていたが、父の次の言葉を待った。
父「そのある村の破壊命令の内容だが、残美村という村の完全破壊という内容だ。」
流斗「え!?」
父のその命令の内容を聞いて、流斗は愕然としていた。
父「それをお前にやって欲しいと上層部は言ってる。どうだ?引き受けてくれるか?」
その内容を聞いて、流斗は言葉を失っていたが、楓と守口はやってくれと目で訴えて来た。
守口「やってくれ。」
楓「神村さんの手でもう二度とこんな事を起こらないように、終わらせて!」
流斗は二人のその言葉にに決心が着いた。
流斗「わかった。」
父「すまないな。こんな事をやらせてしまって。本当ならオレが行くべきなんだが、立場上オレは簡単に動けない。」
流斗「わかってるよ。」
父「あと、村人についてだが、今は全員行方不明という情報が入っている。だがもし、見つけたら、殺さず、そのまま拘束して、教会の者に引き渡してくれ。上層部いわく、あくまで村の破壊だけに集中して無駄な殺生はしないでくれとの事だ。」
流斗はその言葉が聞けて、安心していた。
村人達に関しては殺さず、教会に拘束されることになった。
流斗「わかった。」
父「それじゃ、くれぐれも気をつけてな。あと、同時に三ヵ所で起きている集団失踪事件についても引き続き調査頼む。」
流斗「わかってるよ。」
父「ではな。」
そこで電話が切れたのだった。