車から降りた流斗とシスター・エリーゼはついに100年前に生き埋めにされたと言われている女性と対面することになった。
女性「タスケテクレヤ·····タスケテクレヤ·····」
流斗「シスター・エリーゼ。拘束魔法をお願いします。」
エリーゼ「わかりました。」
流斗の指示に従い、シスター・エリーゼは拘束魔法を唱える。
エリーゼ「【セイント・クロス】!!!」
魔法が発動されると聖なる十字架から現れ、その女性はその十字架に磔にされた。
女性「ガァァァ!!!ガァァァ!!!!グキャア!!!」
その瞬間、その女性は拘束を振りほどこうと暴れだした。
流斗「クッ!大人しくしろ!今さら怨念を振り撒いたところで何の意味もないんだぞ!!」
流斗は女性に対し、そう叫びながら、聖槍【ロンギヌス】を構える。
流斗「聖槍【ロンギヌス】シエルモード!!」
流斗はロンギヌスを封印特化状態にすると、そのまま女性に投げ付けた。
投げ付けたロンギヌスはそのまま女性の腹部を貫いた。
ズシャァァ
女性「ギャァァァァァァァ!!!!!!!!!」
女性は腹部から鮮血を噴き出しながら、断末魔の如く、叫び声を上げた。
流斗はすかさず、空間魔法を唱える。
流斗「彼の者を閉じ込めよ!【ディメンションルーム】!!!」
魔法が発動され、女性は異空間へと閉じ込められた。
エリーゼ「さすがですね。流斗。」
流斗「いえ、まだまだです。ですが、ありがとうございます。」
どうにか女性を封印することに成功した流斗とシスター・エリーゼは守口の車まで戻り、その事を伝えた。
守口「二人とも無事で何よりだ。」
楓「良かった無事で。」
流斗「女性の封印には成功しました。ですが、まだ安心は出来ません。」
エリーゼ「そろそろ集合場所に集まる時間です。急ぎましょう。」
シスター・エリーゼがそう言うと、二人を車に乗せて、守口は再び車を走らせた。
その後は何事も無く無事に集合場所にたどり着くことが出来た。
集合場所にはすでに何人かの教会関係者が来ていた。
エリーゼ「皆さん、早いですね。」
シスター・エリーゼはそう言って、教会関係者に話し掛けた。
すると、一人の教会関係者の男性がこちらに気付いて駆け寄って来た。
男性「シスター・エリーゼ、どうもお疲れ様です。」
エリーゼ「お疲れ様です。元村さん。」
その男性はなんと、流斗の直属の上司である元村真二だった。
流斗「え、元村さん!?」
真二「神村くん、お疲れ。しかし大変な事になったな。」
流斗「お疲れ様です。はい、本当に·····というか元村さんまでこの村に駆り出されてたんですね。」
真二「全く上層部も無茶を言うよ。」
真二はそう言いながら、さらに話を続ける。
真二「そう言えば、フリージア学園の女子生徒が一人、教会に保護されてきたぞ。なんでも空爆されたというあの施設から逃げ出して来たそうだ。」
流斗「え!?そうなんですか!?」
真二「ああ、彼女によるとあの施設の管理者に誘拐されたらしい。」
流斗「ああ、例の女医師にですか?」
真二「そうだ。しかもそこでもフリージア学園と同じようにザンビが現れたらしい。」
流斗「やっぱりそうですか。」
真二の話を聞き、自分の予想は当たっていたとそこで流斗は確認した。