イザナミ「ではどうか、よろしくお願いします。ちなみに、カミビトと呼ばれているモノもその刀があれば、元に戻せますので、もし遭遇したら活用してください。」
イザナミはそう言って、神刀【カグツチ】を流斗に渡すと淡い光を放ち、その場から消え去った。
真二「まさかイザナミ様が現れるとはな。」
流斗「ええ、でもこれで、すべてを終わらせられます。」
守口「そうだな。」
楓「うん、ようやくだね。」
エリーゼ「それでは、行きましょうか。」
シスター・エリーゼがそう言うと、流斗達一行は、奥へと進んで行った。
そこから数分程奥へと進んで行くと、ようやく女性が生き埋めにされた言われる現場に到着した。
流斗「ここですね。」
真二「ああ、ここだな。」
楓「見て、中央に木桶がある。」
楓が指を指す先には、流斗がフリージア学園のボイラー室で見た、人が一人入れるくらいの大きさの木桶があった。
その時、どこからともなく、女性の声が聞こえてきた。
?「イキテオラレルカ·····シンデオラレルカ·····」
?「ノロエ·····ノロエェェ!!ノロイコロシテクレルゥゥゥ!!!!」
流斗はその声を聴き、あの時一時的に封印した100年前の女性が封印を破り、出て来ようとしてるのがわかった。
流斗「やっぱり、あの封印だけじゃ持たなかったか!!」
楓「まさか、もう出てきたの!?」
流斗「ああ、どうやらお出ましのようだよ。」
流斗がそう言うと、木桶から女性が這い出てきた。
流斗「もみじさん·····今、あなたを救います!!!!」
流斗がそう言うが、その女性、もみじは容赦なく襲い掛かって来る。
もみじ「グォォォォ!!!!」
流斗はそれに合わせて、神刀【カグツチ】を鞘から引き抜き、刀身に力を込めた。
ボォォォッ!!
すると、刀身は紅い炎に包まれた。
流斗「これがカグツチの浄化の炎·····」
もみじ「ガァァァァァァァァァ!!!!」
流斗「ハァァァァッ!!」
流斗はそのままもみじに斬り掛かった。
だが、寸でのところで、かわされてしまった。
流斗「コイツ、今までのザンビと違う!!」
守口「気を付けろ!そいつは今までのザンビの始まりとなった存在だ!!おそらく、知能を持っている。」
守口はそう流斗に教えるが、流斗の攻撃はことごとく避けられて行ってしまう。
真二「しかたない。シスター・エリーゼと一緒にオレも加勢する!シスター・エリーゼ、お願い出来ますか?」
エリーゼ「ええ、もちろんです。」
流斗「すいません、お願いします!」
そこでシスター・エリーゼと真二が流斗の加勢に入った。
だがそこで予想外のことに、二人は巻き込まれてしまう。
辺りの林から、ザンビらしき雄叫びが聞こえてきたのだ。
二人がその声の方へ向くと、ザンビ·····いや、カミビトの群れが這い出てきたのだ。
守口「何!?カミビトの群れだと!?」
楓「嘘、なんで!?」
カミビトの群れは容赦なく、楓たちとその二人に襲い掛かって来た。