エリーゼ「クッ!【エンシェントアーク・ブレイヴ】!!」
すかさずシスター・エリーゼは、結界魔法を発動させ、カミビトの侵攻を押し留めた。
真二「雷よ来たれ!我求めるは稲妻の鎖!!【サンダーバインド】!!」
真二もシスター・エリーゼに合わせ、雷属性の拘束魔法を発動させ、カミビト達の動きを止めた。
流斗「大丈夫ですか!?」
流斗はもみじの攻撃を凌ぎながら、そう聞くが二人は余裕そうな表情で頷いた。
エリーゼ「当たり前です。私はあなたの魔法の師匠ですよ?遅れをとるはずがありません。」
真二「私だってキミの上司だぞ?まだまだ部下に負ける訳には行かないさ。」
二人はそう言いながら、不敵な笑みを浮かべる。
流斗もその二人の表情を見ると、安堵したような表情を浮かべ、再びもみじと対峙した。
流斗「しかたない。少し本気を出そう。」
エリーゼ「ええ、どうやらそうするしかないようですね。」
真二「やむを得ないか。神村くん、魔力制御の指輪を一つ外すんだ。」
流斗は真二の指示に従い、魔力制御の指輪を外した。
ゴォォォッ!!!!
もみじ「!?」
カミビト「ガァァァ!?」
指輪が外され魔力が少し解放されると、もみじとカミビト達は、流斗から溢れ出る魔力に怯え出した。
流斗「行くぞ!!」
これまでを動きと変わって、流斗は俊敏な動きでもみじとカミビト達を翻弄して行く。
もみじ「ガァァァァァァ!!!!」
カミビト「グォォォォァァァ!!!!」
同時にもみじとカミビト達も、流斗にさらに襲い掛かった。
流斗「遅い·····」
流斗「光臨御影流、壱ノ型【竜頭蛇尾】」
だが、魔力が一部解放された流斗は、目にも止まらぬ速さで、カミビト達を一刀両断して行った。
カミビト達「ギャァァァァァァァ!!!!!」
カミビト達は、そのまま呪いを浄化され、その場に倒れ伏した。
もみじ「ガァァァ!?」
流斗「さて、次はもみじさんの番です。いい加減に呪いを振りまくのはやめてもらう!!!!」
その時、流斗に彼女からの訴える声が頭の中に流れ込んで来た。
流斗「!?」
流斗はその声に耳を傾けた。
もみじ(お願いじゃ、私を止めてはくれんか?)
もみじ(もうこれ以上苦しみたこうはない。早くあの世へ送ってくれ。)
その声は楓にも届いていた。
楓「この声は、もみじさんの声?」
守口「どうした?」
楓「あのもみじさんが頭の中に訴えて来ているんです。私を止めてくれって。」
守口「そうか。彼女ももう十分苦しんだ。そろそろ解放してやろう、神村くん。」
守口のその言葉を聞き、流斗は精一杯、神刀【カグツチ】に力を込めた。